JPH01301927A - ガスタービン - Google Patents

ガスタービン

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JPH01301927A
JPH01301927A JP13408388A JP13408388A JPH01301927A JP H01301927 A JPH01301927 A JP H01301927A JP 13408388 A JP13408388 A JP 13408388A JP 13408388 A JP13408388 A JP 13408388A JP H01301927 A JPH01301927 A JP H01301927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
gas turbine
rolling bearing
cleaning
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP13408388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Goto
勉 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガスタービンに係り、特に冷間始動性の改善
を図ったガスタービンに関する。
(従来の技術) ガスタービンは燃焼室内で燃料を燃焼させ、その高温ガ
スを直接羽根車(あるいはタービン)に作用させ、これ
によって車軸を回転するようにした一種の回転式原動機
であり、例えば自動車用ガスタービンの利点としては軽
量高出力、排気清浄、低騒音、冷却水不要等があげられ
る。このようなガスタービンは高速回転するため、特に
その潤滑対策が重要である。
従来のこの種のガスタービンとしては、例えばGTS 
J  1983  、TOKYOI GTC(Inte
rna −tional Gas Turbine C
ongress)−90に記載のものがある。このガス
タービンを第2〜5図に基づいて説明する。第2図はガ
スタービンの全体的構成を示すブロック図であり、同図
において、実線は燃料や水系統等を示し、破線は電気的
な制御系統を示す。ガスタービン1の駆動軸2は2つの
ころがり軸受3で回転自在に支持され、駆動軸2の一端
側には増速ギヤ4と一体で圧縮機5が連結され、他端側
にはタービン6が同軸上に連結される。
空気の流れとしては、外気7は熱交換器8に入り、予熱
された後圧縮機5で圧縮され、燃焼器9内で高圧燃焼ガ
スとなり、タービン6を駆動した後、排気10として熱
交換器8を経て大気へ放出される。
燃料は燃料タンク11内に貯蔵され、燃料ポンプ12に
より電磁弁13を介して燃焼器9に圧送され、空気ポン
プ14より送られる空気15と一緒に噴射弁16から燃
焼器9内に噴射され、始動時は点火栓17により着火し
、以後運転中は自動的に連続燃焼をする。また、オイル
はオイルタンク18からオイルポンプ19で吸上げられ
てころがり軸受3に供給され、潤滑後オイルタンク18
に戻る。
冷却水は高負荷運転時にウォータポンプ20により圧送
され、ころがり軸受3をウォータギヤラリ21により冷
却した後、ラジェータ22を経てウォータポンプ20に
戻る経路で循環し、ラジェータ22は電動ファン23か
らの外気の噴きつけによって冷却される。
一方、圧縮機5の回転力は増速ギヤ4を介して発電機2
4に伝達され、発電機24は交流起電力を発生し、これ
はインバータ25により直流に交換されてバッテリ26
に供給される。また、増速ギヤ4にはスタータモータ2
7が連結可能であり、スタータモータ27は始動時に駆
動力を付与する。上記パーツのうち電気系統のものは全
てコントローラ28からの指令で作動し、コントローラ
28はバッテリ26を電源としている。
次に、圧縮機5およびタービン6周辺の機械的構造を第
3図に基づき説明する。同図において、オイルポンプ1
9より圧送されたオイルは流路31を経てジェットノズ
ル32から噴射し、ころがり軸受3を潤滑した後矢印C
で示すような経路でオイルタンク18に戻る。なお、3
3はシール用の0リングであり、34は盲栓である。冷
却水は第4図にA−A矢視断面を示すような流入側の環
状のウォータギヤラリ35aに本例では一方向から流入
し、周方向に複数設けられた冷却通路36を通った後、
再び流出側のウォータギヤラリ35bに集合し、第5図
にB−B矢視断面図を示すような排出通路37を通って
ラジェータ22に向かう。なお、38はシール用の0リ
ングである。39は予圧スプリングであり、予圧スプリ
ング39は回転中ころがり軸受3に対し常に一定値以上
のスラスト荷重を付与する。
空気はエアクリーナ40から導入され、図中矢印で示す
ように環状の空気通路41を経て圧縮機5で圧縮されて
燃焼器9に供給される。その他の主要部品としては、オ
イルのリングシール42、タービンスクロール43等が
ある。
再び、第2図に戻って作動を説明する。始動時にコント
ローラ28に設置されたスタートスイッチを押すと、ス
タータモータ27が起動し、回転上昇を始める。このと
き同時にオイルポンプ19、空気ポンプ14および燃料
ポンプ12も作動を開始するが、電磁弁13は閉じてい
るので、燃料は燃焼器9に入ることはなく、燃料ポンプ
12内で循環している。
その後、回転が所定回転数に到達すると、電磁弁13が
開き同時に点火栓17が火花を出して着火する。
着火以降燃焼エネルギによりタービン6が仕事を開始す
るため、回転がさらに上昇し、自立してアイドル状態に
なる。この間、スタータモータ27は適切な時期にその
電源がOFFとなる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のガスタービンにあって
は、軸受部の摩擦損失馬力を低減する方策が施されてい
ない構造となっていたため、例えば冬期や山間部等での
冷間始動時にはオイル粘度が増加していることから、ス
タータモータの駆動馬力に対し軸受の損失馬力が大きな
比率を占め、着火させる回転数まで到達するのに許容し
がたい時間を要する、あるいは着火させる回転数まで到
達せずスタートが不可能になるという問題点があった。
(発明の目的) そこで本発明は、始動時にはころがり軸受に付着した潤
滑オイルを洗浄することにより、軸受損失を低減して、
冷間時間等に速やかでかつ確実な始動を達成することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明によるガスタービンは上記目的達成のため、主軸
が軸受で回転自在に支持され、該主軸の一端側に圧縮機
、他端側にタービンが連結され、制御手段の出力に基づ
いて前記軸受を粘性流体で潤滑、冷却し、始動時は始動
手段により主軸に駆動力を付与するガスタービンにおい
て、前記軸受に所定の洗浄液を噴射する洗浄手段を設け
、前記制御手段は、始動時に前記軸受に付着した粘性流
体を洗浄するように洗浄手段の作動を制御するようにし
ている。
(作用) 本発明では、軸受に所定の洗浄液を噴射する洗浄手段が
設けられ、始動時には洗浄手段により軸受に付着した粘
性流体(潤滑オイル)が洗浄される。
したがって、冷間始動時においても、軸受損失馬力が小
さく押さえられ、良好で速やかなスタートが可能になる
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るガスタービンの一実施例を示す図
であり、特に機械的構造の要部断面図である。本実施例
の説明にあたり、従来例と同一構成部分には同一番号を
付し、重複説明を避ける。
まず、構成を説明する。第1図において、ころがり軸受
3に流路31およびジェットノズル32を通してオイル
が噴出する構造は従来例と同様であるが、本実施例では
この他に始動時にころがり軸受3に洗浄液である燃料(
ガソリン)を噴射する洗浄手段50が設けられている。
すなわち、軸受ブロック51には洗浄通路52が形成さ
れており、洗浄通路52は噴射板53に形成された洗浄
通路54に連通している。なお、洗浄通路54は噴射板
53の内部に環状に形成され、その環状の所定部分には
複数の噴射孔55が外方に向って開口し、ころがり軸受
3を臨んでいる。軸受ブロック51の外の洗浄通路52
の配管も同一番号で表わされており、洗浄通路52はそ
の途中に電磁弁56、燃料ポンプ57が設けられ、燃料
タンク58に連通している。また、軸受ブロック51に
は蒸発通路59が形成されており、蒸発通路59はころ
がり軸受3近傍の空間、特に噴射穴55の周辺空間に開
口し、その端部には電磁弁60が設けられ、大気に開口
している。なお、61はシール用の0リングである。上
記洗浄通路52、噴射板53、電磁弁56、燃料ポンプ
57、燃料タンク58、蒸発通路59および電磁弁60
は全体として洗浄手段5oを構成する。
一方、軸受ブロック51外における流路31の配管も同
一番号で表わされており、流路31はその途中に電磁弁
62およびオイルポンプ19が介挿され、オイルタンク
18に接続されている。また、オイルタンク18の内部
の燃料の温度は熱電対63により検出されており、熱電
対63はコントローラ64に接続される。コントローラ
64は制御手段に相当し、従来例と同一の機能の他、熱
電対63の出力に基づいて電磁弁56.60.620作
動を制御する。
次に、作用を説明する。
冷間始動時においてコントローラ64のスタートスイッ
チをONにすると、オイルタンク18内のオイル温度が
低いときはこの状態が熱電対63によって検出され、コ
ントローラ64からの制御信号により電磁弁62は閉、
電磁弁56は一定時間開の後、閉となる。このとき、電
磁弁6oは開であり、蒸発通路59は大気解放となって
いる。以上の掻作により、燃料タンク58の燃料が燃料
ポンプ57により圧送された後、洗浄通路52.54を
通り噴射穴55からころがり軸受3に向けて噴射し、こ
ろがり軸受3に付着した潤滑オイルを洗い落とす。した
がって、軸受損失が極めて小さくなり、着火可能な回転
数まで速やかにガスタービンの回転数を上昇させること
ができ、良好で速やかなスタートが可能になる。
なお、始動時に潤滑オイルを洗い落とすために使用され
た燃料は蒸発通路59を通り外気へと蒸発する。運転が
開始され、暫くしてオイルタンク18内のオイル温度が
所定値以上に上昇すると、電磁弁62が開となり、ジェ
ットノズル32からオイルがころがり軸受3に供給され
る。一方、電磁弁6oはある一定時間の後、再び閉とな
る。
なお、上記実施例では洗浄液として燃料を用いているが
、これに限らず、例えば揮発性を有するものであれば他
の液体でもよい。
(効果) 本発明によれば、始動時には軸受に付着した潤滑オイル
を洗浄しているので、冷間始動時においても軸受損失馬
力を小さく押さえてガスタービンを速やかに回転上昇さ
せることができ、良好で速やかなスタートが可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガスタービンの一実施例を示す要
部構成図、第2〜5図は従来のガスタービンを示す図で
あり、第2図はその全体ブロック構成図、第3図はその
要部の構造を示す断面図、第4図は第3図のA−A矢視
断面図、第5図は第3図のB−B矢視断面図である。 2・・・・・・駆動軸、 3・・・・・・ころがり軸受、 5・・・・・・圧縮機、 6・・・・・・タービン、 50・・・・・・洗浄手段、 52.54・・・・・・洗浄通路、 53・・・・・・噴射板、 55・・・・・・噴射穴、 56.60.62・・・・・・電磁弁、59・・・・・
・蒸発通路、 63・・・・・・熱電対、 64・・・・・・コントローラ(制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主軸が軸受で回転自在に支持され、該主軸の一端側に圧
    縮機、他端側にタービンが連結され、制御手段の出力に
    基づいて前記軸受を粘性流体で潤滑、冷却し、始動時は
    始動手段により主軸に駆動力を付与するガスタービンに
    おいて、前記軸受に所定の洗浄液を噴射する洗浄手段を
    設け、前記制御手段は、始動時に前記軸受に付着した粘
    性流体を洗浄するように洗浄手段の作動を制御すること
    を特徴とするガスタービン。
JP13408388A 1988-05-30 1988-05-30 ガスタービン Pending JPH01301927A (ja)

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JP13408388A JPH01301927A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 ガスタービン

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