JPH01299131A - 平らな包装単位体の収納繰り出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、平らな包装単位体の収納繰り出し装置に係り
、特に単一の平たい包装された単位体を手動又は電動の
いずれでも繰り出すのに使用できる繰り出し装置に関す
る。

（従来技術） 包装された粘着包帯は、典型的には金属又はボール紙製
のパッケージ容器又は缶に詰められて販売されている。

各粘着包帯は無菌状態を維持するために独立的に包装さ
れている。それら包帯の一つを使うためには、使用者は
缶を開け、そして中から単一の包帯を引き抜くか、或は
、内容物のいくつか又は全部を取り出した後、その中か
ら所望の包帯を選択し、残りの包帯を容器に戻すかしな
ければならない。

小さな子供のいる家庭の状況で粘着包帯の効率的な繰り
出しの必要性が大きいけれども、とりわけ臨床設備とし
ての必要性が顕著である。医者の診療室、救急室及び医
学研究室で粘着包帯はしばしば使用され、特に、診断上
の検査のため血を出した時にできる小さな傷を覆うため
に使用される。

（発明の構成、作用及び効果） 本発明の実施例に係る繰り出し装置は、簡単で効率的で
魅力的な、包装された個々の粘着包帯を繰り出す手段を
提供する。この手段は、粘着包帯に似た形状の長く平た
い製品単位体の繰り出しにも使用可能である。好適な実
施例に係る繰り出し装置では、駆動ユニットベース及び
該ベースに結合された取り替え又は再充填可能な製品カ
ートリッジが含まれている。

包帯は、カートリッジの中の収納室に積層され、重り又
は他の付勢手段で所定位置に位置決めされている。包帯
は、中央に配設され長手方向に一直線を成す溝のある収
納室の床上に積層されている。

好適な実施例では、出口は製品カートリッジの一端の底
部に配設されている。この出口には、−度に一つの包帯
だけが繰り出されるのを確実にするため、１つの包帯を
除く全ての包帯を制止するための制止フラップが配設さ
れている。

繰り出し装置は、駆動ユニットベースにカートリッジを
挿入することにより組み立てられる。駆動ユニットベー
スは、軸が水平方向に一直線とされ且つ収納室の床の溝
に垂直を成しているローラ又は車輪を有し、該ローラに
取り付けられた突起又は柔軟なフィンガが、ローラが回
転した時に溝を通してカートリッジ内の最下層の包帯に
摩擦的に係合するようになっている。この状態で、最下
層の包帯は溝の端の制止フラップに抗して移動され、繰
り出し装置の出口の外に押し出される。

代わりの実施例では、ローラは一つの簡単なりランク装
置により手動で、又はモータの駆動により電動で駆動さ
れる。

カートリッジは再充填することもできるし、取り替える
こともでき、更に異なるサイズの包帯に適応するため、
挿入可能な内筒を具備することもできる。

（発明の目的） 本発明の主な目的は、包装された粘着包帯用及び長くて
平たい似たような形状をした製品の収納及び繰り出し用
の、簡単で、魅力的で、機能的な繰り出し装置を提供す
ることにある。

本発明の他の目的は、長くて平たい似たような形状をし
た製品の収納及び繰り出し用のそのような繰り出し装置
を提供することにある。

本発明の更に他の目的は、各々が包装された粘着包帯の
収納及び繰り出し用の、手動又は電動のいずれでも駆動
できるそのような繰り出し装置を提供することにある。

本発明の更に他の目的は、コンパクトで収納し易いその
ような繰り出し装置を提供することにある。

（実施例） 第１図を参照すると、本発明の実施例に係る包帯繰り出
し装置が参照符号ｌＯによって全体的に示されている。

この実施例では、装置は製品カートリッジが結合された
駆動ユニットベース１２を有する。第１図は好適実施例
の全体斜視図であり、カートリッジ１４内に収納された
包装された粘着包帯１６の一つを繰り出すのに使用され
ている繰り出し装置を示している。ベース１２内に透視
的に描かれたものはローラ１８である。該ローラは軸２
０の手段によってベース１２に回転自在に取り付けられ
ている。軸２０はベース■２に固定された軸受け２２を
有している。軸２０を支持するためにベース１２の両側
壁に軸受は穴２４が配設されている。ローラ１８が軸２
０に固定され、ベース１２の両側壁のほぼ中間に位置決
めされている。ベース１２の側壁を貫通して延長してい
る部分はクランク２６になっている。これら部品の配置
は第５図を参照することにより容易によく分かる。

ローラ１８の形状はほぼ円筒状である。但し該円筒面は
ローラの軸に平行な平面に沿って一部切り欠かれており
、これによってローラ１８の表面に平坦面２８が形成さ
れている。

面２８においてローラ１８に固定されているのは延長さ
れた係留部である。本実施例で示すように、係留部３０
は弾性的でやや剛性のある、例えばプラスチックやばね
鋼のような材料で作られている。係留部３０に連結され
ているのは柔軟性のあるフィンガ３２である。該フィン
ガ３２は本実施例に示すように適度に弾力性のある、天
然又は合成ゴムのような材料で作られている。

カートリッジ１４は、該カートリッジ１４の表面の水平
軌道３４を駆動ユニットベース１２の対応する谷溝３６
に摺動自在に係合させることによりベース１２に結合さ
れる。部品の組立を完全にするために、軌道３４上に突
出した突出部３Ｂが溝３６の受は口４０に係合している
。ローラ１８の切り欠きは、面２８が第３図に示すよう
に最上部の水平位置にあるときカートリッジがローラ１
８を通過して摺動するための隙間を形成する。

本実施例に示す如く、カートリッジ１４は内部に収納室
４４が形成されたハウジング４２を有する。カートリッ
ジ１４は又、長い溝４８が形成された水平な床４６を有
する。溝４８は収納室４４の両側壁にほぼ平行に、かつ
上記両側壁のほぼ中央に形成されている。溝４８は、本
実施例では収納室４４０両端部の中央点から収納室４４
の前端部まで延びており、そこで溝はカートリッジ１４
の前面５２に形成された出口５０位置に開口して終わっ
ている。

柔軟性のあるカバーフラップ５４（これは適当な弾性材
料でできている）は、出口５０の上方の面５２に対しそ
の上端縁に沿った部分が固定されている。

各々包装された粘着包帯の積層状体５６は、その最下層
の包帯１６を床４６上に置き且つ溝４８に露出した状態
で、カートリッジの収納室４４内で床４６上に積層され
ている。包帯の規則正しい積層状態を維持するために、
付勢重り５８が積層状体５６の上端に置いた状態で収納
室４４の内部に配設されている。代わりの実施例では、
この積層配列を維持するため、包帯の積層状体５６に対
して下方向に作用するばねのような他の適当な付勢手段
を使用できることが期待される。

ローラ１８、フィンガの係留部３０及びフィンガ３２は
溝４８と一直線に並んでいるので、クランク２６が時計
方向に回転されると、第３図及び第４図に示す如くフィ
ンガ３２が溝４８を通して最下層の包帯１６に摩擦的に
係合する。ローラ１８が完全に一回転すると、包帯１６
はカバーフラップ５４を外側へ曲げながら出口５０を通
して押し進められ、第４図及び第１図に示す如く繰り出
し装置の外に押し出される。弾性的なカバー７ラツプ５
４は、フィンガ３２によって唯−摩擦的に係合される最
下層の包帯１６以外の全ての包帯を制止する働きをする
。

フィンガ１６は柔軟性のある細長い弾性部材として示さ
れているが、該部材の代わりの実施例として、溝４８を
通して最下層の包帯１６に摩擦的に係合するための突起
を有する一体構造のカムを含む実施例が、同様の効果を
発揮する状態で使用可能なことが期待されている。

本発明の代わりの実施例が分解図で第６図に示されてい
る。この図面に示す如く、本発明の代わりの実施例は参
照符号６０によって全体的に示されている。繰り出し装
置６０はモータ付きの駆動ユニットベース６２を有する
。該ベースは前述の実施例と同様にカートリッジ６４に
係合可能である。内筒６６はカートリッジ６４の外筒６
８の中に摺動自在に嵌合される。内筒６６は、各々包装
された粘着包帯又は同様の形状をした製品単位の様々な
サイズに適応するため様々な大きさにできる。付勢重り
７０は内筒６６内に嵌合するため最適な大きさにされて
いる。前述の如（、付勢重りは、重力又は他の適当な付
勢手段によってカートリッジ収納室内で包帯の積層配列
を維持するのに使用される。

駆動ユニットベース６２は、ベース６２内に取り付けら
れた電動モータ７２を有する。ローラ７４は駆動プーリ
７６、駆動ベルト７８及び駆動プーリ８０（該プーリは
ローラ７４に固定され、ローラと共に回転可能である）
を介してモータ７２によって駆動される。ビン８２がロ
ーラ７４の片側側面に固定され、ローラ７４の軸と平行
状態を成して外側方向に突出している。スイッチ８４が
ローラ７４に対し作動する近接位置でベース７２に取り
付けられ、且つ突出したビン８０の移動軌跡に合致させ
られている。

モータ７２への電源が、モータ７２と接続されたスイッ
チ８４を含む回路（図示せず）を通して供給される。モ
ータ７２に電気が供給されると、ローラ７４が正確に一
回転だけ回転される。これにより、スイッチ８４がビン
に蹴られて電気回路が開成される前に一つの包装された
包帯が押し出され、その後モータへの電気が遮断される
。

以上、本発明の実施例につき示し及び／又は説明したが
、本発明の他の実施例もまた同様に期待される。使用さ
れた用語及び表現は、それ故実施例によって本発明を説
明するためにのみ用いらるのであって、本発明を制限す
るためには用いられない。前記実施例と異なるが、ここ
で説明された発明及び請求の範囲の思想及び範囲から逸
脱しない実施例が考えられる。゛それ故、本発明は請求
の範囲によってのみ限定される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る繰り出し装置の全体斜視
図、第２図は製品カートリッジをベースユニットから分
離して示す第１図の繰り出し装置の分解斜視図、第３図
は繰り出し装置の作動を示す第１図の３−３線に沿った
断面図、第４図は繰り出し装置の作動を示す第１図の４
−４線に沿った断面図、第５図は第４図の５−５線に沿
った断面図、第６図は繰り出し装置の代わりの実施例の
分解斜視図である。 １０・・・繰り出し装置 １２．６２・・・駆動ユニットベース １４．６４・・・カートリッジ、１８・・・ローラ１６
・・・包装された包帯、２６・・・クランク３２・・・
フィンガ、３４・・・軌道、３６・・・溝４４・・・収
納室、４６・・・床、４８・・・溝５０・・・出口、５
４・・・カバーフラップ５６・・・包帯の積層状体、６
６・・・内筒６８・・・外筒、７０・・・付勢重り ７２・・・電動モータ、８０・・・ピン８４・・・スイ
ッチ （外４名） １＝匡；６− 手続補正書（方式） １、事件の表示 平成１年特許願第４５６３号 ２、発明の名称 ・１人らな包装置ｌｊ位体の収納繰り出し装置３、補正
をする占゛ 事件との関係　　　ａｉ’ｌ出願人 住所 氏名　　ジジン番つォルター・ベーリンガ−４、代理人 住　所　　東京都千代田区大手町二丁１１２番１号新人
手町ビル　２０６区 ５、補正命令の日付　　１成１年　４月２５日　（発送
日）６、補正の対象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ベースと、 該ベース内に取り付けられた回転自在な係合手段と、 上記ベースに取り付けられ、平たい包装された単位体を
   収納するための収納室がその内部に形成されたカートリ
   ッジと、 上記収納室に配設され、上記係合手段と一直線になり得
   る長手方向の長い溝が形成された床と、上記床上に積層
   された複数の平たい包装された単位体を上記床に向かっ
   て付勢する手段と、上記ベースに結合され、上記係合手
   段を回転自在に駆動するための手段と、 上記収納室の床の一端に隣接して上記カートリッジに形
   成された出口とを有し、 上記係合手段の回転により該係合手段が上記溝を通して
   上記収納室内の複数の包装単位体の最下層の単位体に摩
   擦的に係合し、該包装単位体を上記出口に向かって該出
   口を通して押し進めるようにした、平らな包装単位体の
   収納繰り出し装置。 ２、上記出口に取り付けられた、平たい包装単位体が出
   るのを十分に制止する手段を有する請求項１に記載の装
   置。 ３、上記制止手段が上記カートリッジに取り付けられ上
   記出口を覆う弾性フラップを有し、上記出口を通して上
   記最下層の包装単位体が通過することにより上記弾性フ
   ラップが部分的に曲がるようにされた請求項２に記載の
   装置。 ４、上記溝が開放端部を有し、該開放端部が上記出口と
   ほぼ共通の広さである請求項１に記載の装置。 ５、上記付勢手段が上記複数の包装単位体の上に載せる
   ことができる重りを有する請求項１に記載の装置。 ６、上記係合手段が、上記溝を通して上記最下層の包装
   単位体に摩擦的に係合するための、上記ローラから延び
   た柔軟性のある従動部を持ったほぼ円筒状のローラを有
   する請求項１に記載の装置。 ７、上記従動部が、上記ローラに取り付けられた弾性的
   な延長した係留部に取り付けられている請求項６に記載
   の装置。 ８、上記弾性的な延長した係留部が、上記従動部に少な
   くとも上記ローラから離間した部分を維持するようにさ
   れている請求項７に記載の装置。 ９、上記駆動手段が、上記係合手段が取り付けられた軸
   から延びたクランクを有する請求項１に記載の装置。 １０、上記駆動手段が、上記係合手段と連動関係にある
   、上記ベースに取り付けられた電動モータを有する請求
   項１に記載の装置。 １１、上記電動モータへの電気を遮断するため、上記係
   合手段に作動的に結合された手段を有する請求項１０に
   記載の装置。 １２、上記遮断手段が、上記係合手段から突出したピン
   と、上記電動モータと電気的関係にあり且つ上記ピンと
   作動関係にあるスイッチとを有し、上記係合手段の回転
   により上記ピンが上記スイッチに移動し、これにより上
   記モータへの電気が遮断されるようにされた請求項１１
   に記載の装置。 １３、上記カートリッジが、長いハウジングと該ハウジ
   ングに結合可能な内筒とを有し、上記内筒が、平たい包
   装単位体の所定のサイズに適応するための内部的大きさ
   にされている請求項１に記載の装置。 １４、上記ローラが、その中心軸に平行に切り欠かれた
   ほぼ円筒である請求項６に記載の装置。