JPH01293821A - 洗濯機兼用風呂 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は洗濯機と風呂を一体とした洗濯機兼用風呂に関
するものでおる。

（従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
特にワンルームマンション、ビジネスホテル又は団地等
の集合住宅においては省スペースの観点から種々の家具
や調度品等のコンパクト化及び兼用化がなされている。

ところが浴室は住宅に必要不可欠なものとなっているに
もかがわらず十分なコンパクト化は進んでおらす、また
同様に洗濯機に関しても広い設置スペースが必要であり
、これらは省スペース化の１つのネックになっていた。

さらに浴室と洗濯機には給水、排水が原則的にはそれぞ
れ別個に必要であり、このための上水道、下水道の配管
も各別に必要であった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明はこれに鑑み種々検討した結果、洗濯機の洗濯機
能を風呂の浴槽に持たせることにより洗濯機と浴槽とを
一体にした洗濯機兼用風呂を開発したものでおる。

即ち本発明は風呂の浴槽内の底部に駆動力により回動す
る洗濯用撹拌羽根を着脱自在に取付けたことを特徴とす
るものであり、このとき湯沸し器の燃焼ガスでタービン
を回して駆動力を得るのは効果的である。

また他の本発明は浴槽内の湯を浴槽外へ循環させて加熱
する風呂において、湯の循環経路に循環用タービンを取
り付けたことを特徴とするものであり、湯沸し器の燃焼
ガスで循環用タービンを回転することもてきる。

〔作　用〕

このように洗濯機と風呂の浴槽とを一体にすることによ
り住宅の大きな省スペースが実現でき、さらに洗濯及び
風呂に用いる上下水道管も兼用できるので水まわりの集
中化が図れる利点もある。また風呂の残り湯を従来のよ
うに洗濯機に移し換えをしなくともそのまま利用できる
ので洗濯時の湯温か高く、洗濯物の汚れも落ち易い。

また、洗濯用撹拌羽根は着脱式であるがらＪｌ！呂とし
て浴槽を使う際は取りはずし、浴槽の底部の該羽根用の
駆動軸等はめくら蓋等で覆ってあけば入浴の邪魔になる
ものではない。

そして洗濯時には上記洗濯用撹拌羽根を浴槽の底部に取
付け、この駆動力としては風呂用のガス又は石油等を燃
料とする湯沸し器の燃焼ガスによりタービンを回転させ
、この回転力を用いれば大きな省エネルギーにもなる。

なあ、この撹拌羽根の駆動力としては通常のモーターを
用いることもできる。

また湯を浴槽外へ循環させて加熱するタイプの風呂にお
いては、その循環経路に湯の高速循環用タービンを設け
、該タービンをモーター又は湯沸し器の燃焼ガスで回転
する上記と同様のタービンで回転することにより洗濯時
には風呂の残り湯等の循環水流を高速のジェット噴流に
して洗濯を行ない、一方入浴時には同様に風呂の湯をジ
ェット噴流として体に当てればマツサージとしての作用
を果すものであり、噴流の強さ等を調節する機能を具備
させておけば健康マツサージ機としても用いることがで
き利用範囲の極めて大きいものである。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について説明する。

実施例（１） 第１図に示すように浴槽（１）の底部に洗濯時に撹拌羽
根（２）が取付けられるように回転駆動軸（３）を、浴
槽（１）の底面に設けた凹部（４）内に突出して設けた
。この凹部（４）は入浴時には蓋を被せるので駆動軸（
３）は底面に突出せず安全である。

また駆動軸（３）は浴槽（１）に隣接した場所に別置の
湯沸し器の燃焼排ガス（ａ）を導いて、このガスにより
回転するタービン（５）に直結した回転力伝達機構によ
り回転するので洗濯時には撹拌羽根（２）が回転して浴
槽（１）を洗濯槽として用いることができた。

実施例（２） 第２図に示すように浴槽（１）の湯を外部に循環して加
熱づる循環経路（６）のある風呂に対しては、該循環経
路（６）に循環用タービン（７）を設け、モーター（８
）により回転して浴槽（１）内を循環する高速流である
ジェット噴流を作り、洗濯時にはこの流れをそのまま洗
濯に用い、入浴１時にはこのジェット噴流にて体にマツ
サージを施す構成とした。このような構成にすれば入浴
効果を一層高めることができる。

〔発明の効果〕

このように本発明によれば風呂の浴槽と洗濯機とを一体
にてきるので住宅等の省スペースが図られ、かつ水まわ
りの配管も集中化できるので材料や工数も少なくて済み
、またジェット噴流を用いれば健康マッザージ機付とし
ても使用でき、実用上顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれ本発明の一実施例を承り側
断面図でおる。 １・・・・・・・・浴槽 ２・・・・・・・・洗濯用撹拌羽根 ３・・・・・・・・駆動軸 ４・・・・・・・・凹部 ５・・・・・・・・タービン ６・・・・・・・・循環経路 ７・・・・・・・・循環用ターボン ８・・・・・・・・モーター ａ・・・・・・・・燃焼排ガス

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）風呂の浴槽内の底部に駆動力により回動する洗濯
   用撹拌羽根を着脱自在に取付けたことを特徴とする洗濯
   機兼用風呂。
2. （２）湯沸し器の燃焼ガスでタービンを回転して駆動力
   を得る請求項（１）記載の洗濯機兼用風呂。
3. （３）浴槽内の湯を浴槽外へ循環させて加熱する風呂に
   おいて、湯の循環経路に循環用タービンを取付けたこと
   を特徴とする洗濯機兼用風呂。
4. （４）湯沸し器の燃焼ガスで循環用タービンを回転する
   請求項（３）記載の洗濯機兼用風呂。