JPH01291729A - 茶園等の凍霜害防止法 - Google Patents

茶園等の凍霜害防止法

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JPH01291729A
JPH01291729A JP12346288A JP12346288A JPH01291729A JP H01291729 A JPH01291729 A JP H01291729A JP 12346288 A JP12346288 A JP 12346288A JP 12346288 A JP12346288 A JP 12346288A JP H01291729 A JPH01291729 A JP H01291729A
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tea
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tea field
intermittent
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Ikuo Kuroiwa
黒岩 郁夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野」 本発明は、)として茶園のa!霜害防止法に関するか、
他の農作物全般に匂ってfす用し得るものである。
[従来の技術] 茶園における防霜対策として、散水を行って一時的に茶
菓を氷結させることにより霜による被害を回避するL段
は既に間知である。
[3?!明が解決しようとする課題] 茶園内に多数のスプリンクラ−を配設し、これによって
一定峙間内に均一した散水を行って茶菓を氷結するよう
にした方法にあっては、−斉散水が原則であり、このた
めに相当量の用水の確保を必須とするが、茶園は通常で
は台地或は山間地等の比較的水に乏しい地域に分布して
おり、従って前述のかんがい用水の供給が困難であった
従って、散水り段としては間歇的に行うことが漬水に有
効とされてきたが、この場合には、少くとも2分以内に
間歇噴射を行わないとスプリンクラ−ノズル部分か凍結
して目詰りを生ずることとなり、更に送水の間断によっ
てウォーターハンマーが発生する一方、茶園においては
地面に高低差があるのが普通であるから、散水停止の場
合、低地にあるスプリンクラ−から水が洩れて高地側の
配水管内に空気溜りを生じ、これがウォーターハンマー
効果を促進すると同時に、溜った空気を排出する分だけ
高地側に散水漏れを生じ、散水を不均一にするという問
題点があった。
[課題を解決するための手段] 上述のような問題点を解決するために本発明においては
、茶園の面積を概略2分して各茶園に夫々適宜数のスプ
リンクラ−を配設すると共にこれら二つの茶園に分岐連
通ずる二系統の配水管を設け、夫々の配水管の開閉を行
わせるバルブを同時に且つ互に正反対の開閉動作を行う
ように連繁せしめて、バルブ相互の内部圧力を相殺して
極力ウォーターハンマーを防止すると共に、茶園に交尾
に2分間以内の散水を行わせ、更に一定圧力開放バルブ
作用を前記開閉バルブに連携させることによって配水管
内の空気溜りを回避し、前述のような問題点を排除して
常に適正円滑なる散水を行って茶葉の霜害を防l−する
ようにしたものである。
以下実施例について詳述する。
[実施例] 実験例(1)昭和53年度における実験場所 鹿児島県
頴娃町飯伏茶園 圃場 茶園 面[50a  標高 35m施設 20L
2 片ノズルスプリンクラーロ径  φ 2 、41層 水圧 2.8Kg/c量2 水量 6.2 /璽in 散水径 22m 配と間隔 110mX12 散水強度 3.1■s/hr 茶株面最低温度   −4,50 風速 0.1m/sec   水温 18  C散水時
間 7時間lO分 この結果、葉面ば氷結してツララが下がったが、解氷が
行われるに従って防霜効果があることが解った。
実施例(2) 茶園1.5haに対して、散水量が0.5ha相当分し
かないので、第1図示のように0.5ha毎に三方して
A区、B区、0区と分け、A区とB区とに交互に間Fl
rM水を行うようにした。
即ち 茶株面最低温度   −40 風速 0.1m/see   水温 18  C散水時
間 9時間10分 (PMIO:50〜AM8:00) この間、1分40秒間隔にタイマーをセットした電動バ
タフライ弁による間歇Ml!J″t’A区とB区とを交
互に散水した。この際、空中に飛散した水滴は落下する
までの間に空気との熱交換により付近の気温を高め、ま
た、葉面に付着した水滴は氷結して熱エネルギーを放出
することにより、霜害を完全に防11−することかでき
た。
史にこの実施例ては、第2図示のように・散水量A、B
に隣接する高位に位置する0区も霜害を受けることがな
かった。このことは、熱交換により温められた湿り空気
の対流作用で上昇気流か発生し、高位にある0区におい
ても気温をL昇せしめたものと考えられ、結果として1
.5haの面積の防霜効果を得たものである。
[作用] L述の実施例においてA区及びB区に分岐した配水管に
は、互いに逆に作用する開閉バルブを予めタイマーをセ
ットしておき、同時に作動させるものであり、これによ
って第3図示のように一方の弁閉動作aの閉成によって
流量は次第に小さく制限されるが、他方の弁開動作すに
よってfi槍が次第に大きく開放されるため、Cの合成
流量となり、略75%の最低流量が確保されることとな
った。
従って、二系統の配水管と同時作動の開閉バルフ(電動
バタフライ弁)をイずするように構成すれば、容易にウ
ォーターハンマーを防止することがCきる。
更に低所における浅水を防止するには、各開閉バルブを
一定圧力下においては常に閉弁するように構成すればよ
く、第4図はその一実施例を示したものて、木は矢標の
如く導入口lより進入し、弁座2の中心孔を閉塞する弁
体3をスプリング4に抗して押し上げるようにしてあり
、5はピストンで、ロット6を介して弁体3と連動する
ようにしてあり、摘み7のJlによりスプリング4の弾
力を加減して弁体3の閉鎖圧力をJ節するものであり、
流体圧力が閉鎖圧力よりも大きくなれば目動的に木が流
れるようにしである。
従って、低所における配水管内の水洩れによる圧力低下
に対応して自動的に給水が行われて、空気溜りを防止し
、前述の一系統配水管の開閉バルブと相俟って円滑な間
断散水を実施することか可能になったものである。
[発明の効果] ボj述の実験の外、池数の実験によって連続散水に対す
る間断散水の木節減硬は50%となり、コス1−の低ド
は;1目すべさものがあり、従来の間断散水に伴って生
ずるスプリンクラ−の氷結を少くとも2分以内の間断動
作に制御することによって防止すると共に1間断によっ
て生ずるつオーターハンマーを2系統の配管と同時に開
閉するバルブ作用によって回避する一方。
定圧開放バルブによって配管内の空気溜りの発生な防I
L: l、て円滑な間断散水の実施を可f戯にしだもの
て、その利用効果はきわめて顕著である。
また、上述の実施例は茶園につし1て述べた力1他の凡
ゆる農作物に対しても同様に霜害を防1卜するためには
イl効であり、茶園に限定されなし)ことは云うまても
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法による茶園の区分割の一実施例を示
す平面1A、第2図は同条園の縦断面図、第31gは電
動バタフライバルブ流を特性図、第4図は定圧開放バル
ブの−・例を示す一部切欠正面図である。 a〜ブf閉動作曲線   b〜弁開動作曲線C〜合成流
量曲線 昭和63年5月20日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)茶園の面積を二分して各々の茶園内に適宜の間隔
    を置いて多数のスプリンクラーを配設すると共に前記茶
    園に分岐送水する二系統の配水管を設け、該配水管を開
    閉するバルブの作動を同時に且つ互に正反対に開閉せし
    めて前記二分した茶園に交互に間断散水を行わせるよう
    にした茶園等の凍霜害防止法。
  2. (2)前記間断散水強度は、単位時間当り略1.5mm
    程度である請求項(1)記載の茶園等の凍霜害防止法。
  3. (3)前記間断散水の間断時間は、少なくとも2分以内
    である請求項(2)記載の茶園等の凍霜害防止法。
  4. (4)前記配水管を開閉するバルブは、定圧開放式バル
    ブである請求項(3)記載の茶園等の凍霜害防止法。
JP12346288A 1988-05-20 1988-05-20 茶園等の凍霜害防止法 Granted JPH01291729A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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