JPH01288255A - 補装手袋 - Google Patents

補装手袋

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JPH01288255A
JPH01288255A JP11798688A JP11798688A JPH01288255A JP H01288255 A JPH01288255 A JP H01288255A JP 11798688 A JP11798688 A JP 11798688A JP 11798688 A JP11798688 A JP 11798688A JP H01288255 A JPH01288255 A JP H01288255A
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JP
Japan
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finger
glove
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bone
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JP11798688A
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Ikuko Nakada
中田 育子
Kiyomi Nakajima
中島 清見
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Wacoal Corp
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Wacoal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として脳梗塞などの脳障害によって手に
屈曲趨性が生じている人や、腕の撓骨神経損傷によって
手関節の伸展障害が生じている人が、可能な範囲におい
て普通に近い状態で日常生活を営んでゆくことができる
ようにするために手に着用する補装用具に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
この種の従来の用具としては、プラスチックや金属等の
硬質材料を用いて必要とする形状に成型した剛体物を装
着することにより、その成型物で手指を強制的に通常の
状態に固定保持するようにしたもの、例えば第4図に示
すように、前腕部から手背部にかけて当てかわれ固定さ
れた支持部材21に、親指を除く各相をそれぞ紐22で
吊り上げて伸展状態に保持させ、親指を調節部材23で
通常の状態に矯正するようにした器具的構成のもの、或
いは板ばねを指に沿わせて装着し、その板ばねの弾発力
によって手指を伸展させるようにしたものなどがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、成型物で手指を強制的に通常の状態に固
定保持するようにした補装具は、着用した時に手指を無
理なく矯正して保持できる゛利点がある反面、硬質材料
からなる成型物を装着するものであるため、手指の動き
が極めて制限される。また、第4図に示すような補装器
具は、手指の直線的な動きは可能であるが、円運動のよ
うな動きには支障がある。しかも、それらの補装具はい
ずれも、重量が比較的大きく、全体として嵩張ったもの
となって外観的にも違和感を感じさせる。このため、日
常生活において常時着用しておくのには難点がある。ま
た。
板ばねを指に沿わせて装着するようにした補装具は1強
い矯正力が得られるが、装着感がそれほど良好とは言え
ない。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、手指を通常の状態に無理なく矯正して固定
保持でき、人間の正常な手指の動きに近い動作ができる
ようにして常時着用した場合にも余り不便を感じること
がなく、着用時の外観においても違和感が少なくて、装
着感も比較的良好である補装用具を提供することを技術
的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記した課題を達成するための技術的手段
として、補装手袋を、布、皮革等の柔軟性素材により、
各指毎に分岐させかつそれぞれの指先被覆部分が切除さ
れた5本の指挿通部を有する手袋形態に形成してなる手
袋本体と、この手袋本体の手背部被覆側に、着用した際
に各相の伸筋に沿うよう手首被覆部分から前記各指挿通
部の先端に至る部位に縫い込まれた骨部材と、これら各
骨部材における、着用した際の各相のそれぞれの関節に
対応する部位に当てがわれた緩衝部材と、手掌被覆部分
から手首被覆部分にかけて切開された両側部分を着脱自
在に係止する係止手段とから構成したことを要旨とする
〔作  用〕
上記構成の補装手袋は、一般的な手袋と同様に、手の各
相を手袋本体のそれぞれ対応する指挿通部に挿通させる
動作により手指に着用した後に、係止部材を係止させて
装着する。そして。
この補装手袋は1手袋本体が柔軟性素材で形成されてい
るので、嵩張ることがなく、日常生活において何ら不便
を感じることなく常用でき、外観的にも一般的な手袋と
同形態であって違和感が少なく、装着感も比較的良好で
ある。そして、この補装手袋を着用した際には、各相の
それぞれの伸筋に沿って手首部から各相の先端部に至る
部位に骨部材が配設されているため、この骨部材の弾発
復元力により各相が通常の状態に無理なく矯正されると
ともに、各骨部材が有する弾性により人間の正常な手指
の動きに近い動作を行ない得る。また、各骨部材には、
指の全ての関節に対応する部位に緩衝部材が添えられて
いるので、皮膚損傷が生じる心配はない。
〔実施例〕
以下、この発明の好適な実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図はこの発明の1実施例である補装手袋の外観図で
あり、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は補装
手袋を着用した状態の斜視図である。これらの図におい
て1手袋本体1は、布または軟質皮革等の柔軟性素材に
より形成されており、親指、人差指、中指、薬指及び小
指の各挿通部2.3.4,5.6がそれぞれ分岐し、か
つ指先被覆部分を切除した形状に形成されている。そし
て、手掌部の中央が切開され、手掌部の切開された部分
にファスナー7が取り付けられ、手首部8の外周面に面
状ファスナーからなる係合部材9が縫着されている。そ
して、手首部8の切り開かれた一方には、締付は帯10
が設けられ、この締付は帯10の下面には上記係合部材
9に係着する面状ファスナーからなる係止部材11が縫
い着けられている。
また、手袋本体1内部には、手首部8からそれぞれ着用
した際に各相の伸筋に沿う方向であって、各指挿通部2
.3.4.5.6のほぼ先端部に至るように配列して、
骨部材12が押え布l3.14で固定されている。骨部
材12として、この実施例では弾発復元力の優れた鋼線
を示してあり、第2図から明らかなように、骨部材12
を2枚の帯片15間に挟着することによって妄動しない
ようにしている。この骨部材12としては。
形状記憶合金や形状記憶プラスチック、或いは硬質プラ
スチック、鋼片などを用いることができる。形状を帯状
としておけば、上記帯片15は特に挟着する必要はない
さらに、各骨部材12には、第1図に示すように、各相
の3種の関節を含む部分において、第2図に示すように
緩衝部材16が当てがわれ、かつ手袋本体1に縫着され
たポケット部17に挿入されて骨部材12から抜脱しな
いよう保持されている。この緩衝部材16としては、ゲ
ル状のシリコンパッドを用いるのが好ましいが、−殻内
なりッション材を用いてもよい。
この補装手袋の着脱動作について説明する。
まず、手首部8の締付は帯10の係合部材9への係着を
解除して、手首部8の開口部分を拡いた状態で手を挿入
し、各指挿通部2〜6にそれぞれ対応する指を挿通させ
て手に装着する1次に。
締付は帯10を引っ張って、締付は帯loの係止部材1
1を係合部材9に係着させ、手袋本体1を固定する。ま
た、補装手袋を取り外す場合には、上記と逆の手順で行
なえばよい。
この補装手袋を脳障害などによって屈曲痙性が生じてい
る者が、第3図に示したように着用した状態においては
、各骨部材12の弾発復元力により各相に保形作用が生
じ、その屈曲痙性が成る程度矯正されて1手指が普通に
近い状態に固定保持されるとともに、骨部材12の弾性
により、人間の正常な手の動きに近い動作を行なうこと
ができる。また、骨部材12における各相の3種の関節
に対応する部位に緩衝部材16が当てがわれているため
、皮膚を傷めたりすることがない。
この発明の構成は上記した通りであるが、この発明の範
囲は上記説明並びに図面の内容によって限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形例をも包
含し得る0例えば、骨部材12を手首部にさらに延ばせ
は1手首の矯正をも行なえる。係止手段は、面状ファス
ナーの他、ワンタッチで係止できるようなものであれば
よく、ホックや鈎形止め具等であってもよい、また、フ
ァスナーに代えて上記の係止手段を用いてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成されかつ作用するので、以
下のような効果を奏する。すなわち、この発明の補装手
袋は、常時着用した場合にも従来の補装用具に比べてそ
れほど気にならず。
着用時の外観においても違和感が少ないため、脳障害や
撓骨神経損傷などによって屈曲痙性や手関節の伸展障害
が生じている人が、余り抵抗を感じることなく日常的に
使用し得るものである。また、この発明の補装手袋を着
用すると。
屈曲痙性を効果的に矯正して手指をそれほど無理なく普
通の状態に固定保持することができるとともに、人間の
正常な手指の動きに近い動作を行なうことができ、しか
も皮膚を損傷させたりすることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示す補装手袋の外観図、
第2図は第1図のA−A線断面図、第3図はこの補装手
袋を着用した状態の斜視図。 第4図は従来の補装用具を着用した状態の斜視図である
。 1・・・手袋本体、   2〜6・・・指挿通部、8・
・・手首部、    9・・・係合部材。 11・・・係止部材、   12・・・骨部材。 16・・・緩衝部材。 第1 図 第2図 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.布、皮革等の柔軟性素材により、各指毎に分岐させ
    かつそれぞれの指先被覆部分が切除された5本の指挿通
    部を有する手袋形態に形成してなる手袋本体と、この手
    袋本体の手背部被覆側に、着用した際に各指の伸筋に沿
    うよう手首被覆部分から前記各指挿通部の先端に至る部
    位に縫い込まれた骨部材と、これら各骨部材における、
    着用した際の各指のそれぞれの関節に対応する部位に当
    てがわれた緩衝部材と、手掌被覆部分から手首被覆部分
    にかけて切開された両側部分を着脱自在に係止する係止
    手段とからなる補装手袋。
JP11798688A 1988-05-14 1988-05-14 補装手袋 Expired - Fee Related JPH0728884B2 (ja)

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JP11798688A JPH0728884B2 (ja) 1988-05-14 1988-05-14 補装手袋

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JP11798688A JPH0728884B2 (ja) 1988-05-14 1988-05-14 補装手袋

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JPH01288255A true JPH01288255A (ja) 1989-11-20
JPH0728884B2 JPH0728884B2 (ja) 1995-04-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993012739A1 (en) * 1991-12-24 1993-07-08 Second Skin Pty. Ltd. Dynamic postural stability splint

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1993012739A1 (en) * 1991-12-24 1993-07-08 Second Skin Pty. Ltd. Dynamic postural stability splint

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JPH0728884B2 (ja) 1995-04-05

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