JPH01287437A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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JPH01287437A
JPH01287437A JP11769088A JP11769088A JPH01287437A JP H01287437 A JPH01287437 A JP H01287437A JP 11769088 A JP11769088 A JP 11769088A JP 11769088 A JP11769088 A JP 11769088A JP H01287437 A JPH01287437 A JP H01287437A
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Yukihiro Katou
之啓 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高い圧力の検出が可能な半導体圧力センサに関
する。
[従来の技術] 半導体歪み素子を使用する圧力センサとして特公昭51
−49420号公報記載のものが知られている。この半
導体圧力センサは 半導体歪み素子が形成された感圧性
fil!躾と、感圧性FIi躾をその周縁部で支持する
円筒状の支持体とからなる。この半導体圧力センサは、
感圧性隔膜の両主面に作用する圧力の差により発生する
感圧性隔膜のたわみを、半導体歪み素子の抵抗変化とし
て検出するものである。
また、銅やニッケルなどの金属抵抗層を起歪板上に蒸着
などで形成した圧力センサもある。この圧力センサも同
じく、起歪板の両主面に作用する圧力の差により発生す
る起歪板のたわみを、金属抵抗層の抵抗変化として検出
するものである。
[1明が解決しようとする課題] ところが前記した従来の圧力センサでは、感圧性隔膜や
支持体が差圧を受けるので、差圧が大きいと感圧性隔膜
や支持体がたわみによりamする可能性があった。また
、感圧性隔膜は感度増加のために薄く形成する必要があ
り、その破墳を防止するために、感圧性隔膜の両主面の
圧力差を大きくしないようにづる必要があった。
前記した金属抵抗層を起歪板上に形成した圧力センサも
また、圧力差による起歪板のたわみを利用しているので
、圧力差を大きくできないという問題があった。
また前記した差圧検出型の半導体圧力センサでは、2種
類の被測定圧力の差を検出する場合には好都合であるが
、ただ一種類の被測定圧力の絶対圧を検出する場合には
、基準圧力のガスを密関した鰭準圧力室を設ける必要が
あり、特に被測定圧力が高い場合には構造が複雑となる
問題があった。
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであって、高い
Eカを測定できるようにした半導体圧力センサを提供す
ることを目的とする。
[vR題を解決するための手段] 本発明の半導体圧力センサは、圧縮変形を受けるブロッ
ク状の受圧体と、前記受「体の一部表面に一体的に形成
され前記受圧体と圧縮弾性率の異なる物質で作られた感
圧薄板と、前記感圧薄板に形成された半導体歪み素子と
をそなえることを特徴とする。
[作用] 本発明の半導体圧力センサにおいて、受圧体および感圧
薄板は流体の被測定圧力を受けてそれぞれ圧縮変形する
。そして感圧薄板はそれと接する受圧体の圧縮変形Φに
応じた圧縮変形を受1ノる。
半導体歪み素子は感圧薄板の圧縮方向の変形に応じてそ
の抵抗率を変化させ、電圧の印加により被測定圧力を電
気的に出力する。
なお本発明の半導体圧力センサ(おいて、前記したよう
に、感圧薄板はそれ自身が受ける被測定圧りにより圧縮
変形する。しかしながらこの場合でも感圧薄板は受圧体
の表面に一体的に形成されかつ受圧体よりも薄いので、
感圧薄板の各部はそれぞれ接する受圧体の各部の圧縮変
形層に応じた圧縮変形を受ける。
特に、受圧体の圧縮弾性率を感圧薄板の圧縮弾性率より
も小さく設定した場合には、感圧薄板の圧縮変形盪はそ
れ自身のみで受圧して圧縮変形する場合よりも大きくな
り、半導体歪み素子は高感度となる。
また、受圧体の圧縮弾性率と感圧薄板の圧縮弾性率とを
異なるように設定しかつ受圧体の周縁部及び中央部に近
接してそれぞれ半導体歪み素子を形成した場合には、受
圧体の周縁部に近接する半導体歪み素子は、受圧体の中
央部に近接する半導体歪み素子と比較して、異なる大き
さの圧縮応力を受ける。その結果、各半導体歪み素子は
異なる抵抗率となる。このため複数の半導体歪み素子を
用いてブリッジ回路を形成する場合には、好都合である
。なお、受圧体の圧縮応力に基因する圧縮歪は受圧体を
構成する材料の結晶方向によっても異なる。結晶方向に
基づく圧縮歪の差異を利用してブリッジ回路を構成する
複数の素子を設けることもできる。
[実施例1 実fA例1 本発明の半導体圧力センサの一実施例断面図を第1図に
示し、その模式平面図を第2図、その出力特性を第3図
に示す。
本実施例の半導体圧力センサは、円柱状の受圧体1と、
受圧体1の端面11に陽極接合された円板状の感圧薄板
2と、感圧薄板2の表面21に形成されブリッジ回路を
構成している481の半導体歪み素子31,32,33
,34 (第2図参@)とからなる。
受圧体1は、圧縮弾性率が6400 ko/ clであ
り、直径が2111高さ(1>が21のパイレックス(
商品名)興のガラス円柱で構成されている。
感圧薄板2は、直径が21L厚ざが220μm、不純物
濃度が約1015原子/cs3、圧縮弾性率が1300
0kO/cs2であるN型単結晶シリコンであり、表面
21は(110)面となっている。
半導体歪み素子31〜34は、第2図に示すように、感
圧薄板2の表面21に形成されたP型拡散領域よりなる
抵抗線で構成され、約4μmの幅と約1μmの深さと約
101”原子/cm3の不純物濃度をもつ。これら半導
体歪み素子31〜34はそれぞれ約1にΩの抵抗値をも
つ。半導体歪み素子31は、第2図に示すように、その
両端にP型コンタクト領域41.42をもち、同様に半
導体歪み素子32はP型コンタクト領域43.44を、
半導体歪み素子33はP型コンタクト領域45.46を
、半導体歪み素子34はP型コンタクト領域47.48
をもつ。これらP型コンタクト領域41〜48はそれぞ
れ約10’O原子/co+3の不純物濃度をもち、それ
ぞれボンディングワイヤ(図示せず)により、受圧体収
納用の開放容器(図示せず)の出力端子(図示せず)に
電気的に接続されている。
また、前記ボンディングワイヤの接続により、半導体歪
み素子33と半導体歪み素子34とを対向する辺とし半
導体歪み素子31と半導体歪み素子32とを対向する辺
とするブリジ回路が構成されている。
また、感圧薄板2の表面21には2!!化シリコン膜の
表面保11!(図示せず)が形成されている。
この半導体圧力センサを圧力流体中に配置して出力特性
を調べた。但し、前記ブリッジ回路には、3.7mAの
定電流を供給した。その結果、この半導体圧力センサは
第3図に示すように、1000 kor / 012の
印加圧力で約9mVの出力電圧を発生した。
以下、この半導体圧力センナの作動説明を補足する。
この半導体圧力センサを圧力Pの流体中に配置すると、
受圧体1にi極接合される感圧薄板2の表面22はより
小さな圧縮弾性率をもつ受圧体1の縮みの影響により、
追加の圧縮力を受け、感圧薄板2の他の表面21よりも
余計に縮む。その結果、感圧薄板2の表面21の周縁部
にかかる表面21と平行なX方向の圧縮力は圧力Pより
も小さくなり、感圧薄板2の表面21の中央部21bに
かかるX方向の圧縮ノ】は圧力Pよりも大きくなる。
被測定流体の圧力が1000 kaf /catである
ときに、感IE薄板2の表面21の各部に発生ずるX方
向の圧縮応力の分布を第4図に示す。この圧縮応力分布
は有限要素(+= E M )法により計算したもので
あり、感圧薄板2の中心からX方向への距離を横軸に、
発生するX方向の圧縮応力を縦軸に示す。
感IF薄板2の表面21の中央部21bでは、第4図に
示すように、被測定圧力(1000kor/cm” )
よりも大きな約1200にり【/C1の圧縮応力発生し
、感圧薄板2の表面21の周縁部21aでは被測定圧力
(1000kof /cgu )よりも小さな約800
kof/cmzの圧縮応力が発生している。
以上説明したように本実施例の半導体圧力センサは、受
圧体1及び感圧薄板2に結果的に圧縮力だけが加えられ
、引っ張り力が加えられないので、たとえ被測定圧力が
高くても破壊されにくい利点をもつ。
また、受圧体1が感圧薄板2より小さいヤング率をもつ
ので、感圧薄板2の中央部21bに形成された半導体歪
み素子31.32に、被測定圧力よりも大きな圧縮力を
加えることができる。
・また、受圧体1の縮みにより感圧薄板2の外端部21
cが受圧体1の方向に反る影響により、感圧薄板2の表
面21の周縁部21aに形成された半導体歪み素子33
.34に、被測定圧力よりも小さな圧縮力を加えること
ができる。
また、本実施例の半導体圧力センサは、感圧薄板2の周
縁部21aと中央部21bとの圧縮応力の差をブリッジ
回路により検出しているので、温度補償や抵抗値のばら
つき補償が可能となり高感度化を図ることができる。
なお本実施例において、受圧体1及び感圧薄板2の形状
は各種変更可能である。感圧薄板2.2aとして、単結
晶シリコンの代わりに多結晶シリコンなどを使用するこ
とができる。受圧体1として、パイレックス(商品名)
以外の材料を使用することができる。
実施例2 本発明の他の実施例の半導体圧力センサを第5図の模式
平面図に示す。
この半導体圧力センサは、直径が2m(^さが2ats
のパイレックス(商品名)製のガラス円柱で構成された
受圧体(図示せず)と、受圧体に陽極接合された感圧薄
板2とからなり、感圧薄板2がその中央部にただ11!
lの半導体歪み素子3を形成されている他は実施例1の
センサと同じである。
この半導体歪み素子3の両端部にはP型コンタクト領域
4.4が形成されている。
この半導体歪み素子3の圧力−抵抗特性を第6図に示す
。半導体歪み素子3は、被測定圧力がO(即ち、大気圧
)である場合に約9200の抵抗値をもち、被測定圧力
が1000 kOf /c1である場合に約8200の
抵抗値をもつ。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の半導体圧力センサは、圧縮
変形を受けるブロック状の受圧体と受圧体の表面に一体
的に形成され半導体歪み素子をもつ感圧薄板とから構成
されているので、以下の効果を奏することができる。
(a)被測定圧力が高圧であっても、受圧体及び感圧@
根は結果的に圧縮力だけを受番ノるので、たとえば50
0 kOf / clffi以上といった高圧測定に使
用しても損傷の恐れが少ない。
(b)一種類の被測定圧力の絶対圧を検出する場合に、
基準圧力室を設ける必要がなく、構造が簡単である。
(C)従来の半導体圧力センサに比べてダイヤフラム部
の形成を省略できるので、製造工程を簡単にできる。
(d)受圧体のヤング率を感圧薄板のヤング率よりも小
さく設定した場合には、感圧薄板の圧縮変形量はそれ自
身のみで受圧して圧縮変形する場合よりも大きくなり、
半導体歪み素子の感度を高くすることができる。
(l受圧体のヤング率と感圧薄板のヤング率とを異なる
ように設定しかつ受圧体の周縁部及び中央部に近接して
それぞれ半導体歪み素子を形成した場合には、受圧体の
周縁部に近接する半導体歪み素子は受圧体の中火部に近
接する半導体歪み素子と異なる大きさの圧縮力を受けて
異なる抵抗率となるので、ブリッジ回路を構成すること
ができ、その結果として、温度変化による出力電圧変化
を低減し、かつ製造工程及びウェハーに起因する各半導
体圧力センサ間の特性のばらつきを低減し、高い出力感
度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体圧力センサの一実施例を示す断
面図、第2図は第1図の半導体圧力センサの模式平面図
、第3図はこの半導体圧力センサの出力特性図、第4図
は感圧薄板2の圧縮応力のX方向の分布を表す圧力分布
図である。第5図は本発明の半導体圧力センサの他の実
施例を示す模式平面図である。第61j4は第5図の半
導体歪み素子の圧力−抵抗特性図である。 1・・・受圧体 2・・・感圧薄板 31〜34・・・半導体歪み素子 特許出願人   日本電装株式会社 代理人    弁理士 大川 宏 第1図 1・・・受圧体 2・・偲迂薄版 31、田、諷・・・半導体歪み素子 X朋回ガ1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮変形を受けるブロック状の受圧体と、前記受
    圧体の一部表面に一体的に形成され前記受圧体と圧縮弾
    性率の異なる物質で作られた感圧薄板と、前記感圧薄板
    に形成された半導体歪み素子とをそなえることを特徴と
    する半導体圧力センサ。
JP63117690A 1988-05-13 1988-05-13 半導体圧力センサ Expired - Lifetime JP2611330B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS496942A (ja) * 1972-05-08 1974-01-22
JPS5149420A (en) * 1974-10-25 1976-04-28 Hitachi Ltd Sairisutamootano seigyosochi
JPS6312178A (ja) * 1986-07-03 1988-01-19 Nippon Soken Inc 圧力検出器

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