JPH01285136A

JPH01285136A - 冬眠魚類の捕獲法

Info

Publication number: JPH01285136A
Application number: JP25818988A
Authority: JP
Inventors: Shigeyoshi Tomita; 富田　茂良
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-10-12
Filing date: 1988-10-12
Publication date: 1989-11-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】し産業上の利用分野］本発明は、捕獲した活魚を水中で保管する保管鼎に関す
る。

［従来技術と問題点］活魚を水中で保管する手段としては、大仕掛けなものと
して生ｎがあり、簡便なものとしてはびくがある。

前者は、海または川の一部を利用して構成するとか、船
舶に構成するとか、大水槽を利用するとかじなければな
らず、大量の活魚を生かしたまま保管しえる便利さを有
するものの、大仕掛けのため一般的でない。後者は、携
行できて簡便なので、−船釣であるものの、多聞の活魚
を入れることができない。

本発明は、このような事情に鑑みてなしたもので、携行
できて筒便でありながら、多聞の活魚を入れることがで
き、就中、川底に沈めておくことにより、捕獲した冬眠
魚類を入れるのに至便な活魚用保管器の提供を目的とす
る。

［問題点解決のための手段］上記目的を達成するために本発明がなした手段は室枠に
魚網を張設して構成した取込室の取込口に開閏塁を設け
ると共に、該取込室の一側を開口して魚網からなる放電
室の開口端部を取付け、その放電室の開閉自在な閉塞端
部に重錘を取付けたということである。

［作　用］川底に沈めた取込室のｒｍｒ２蓋を開けて活魚を取込め
ば、該開閉器が自動的に閉まる。そして、取送室に取込
まれた活魚を放電室に放すことが可能である。また、重
錘によって流されることなく川底に沈めておくことが可
能になる。

［実施例］取込室（１）は、径が１．５Ｃ１１位の鉄筋を溶接して
室枠（１ａ）を構成し、その室枠に魚網（１ｂ）を張設
して構成する。取込室（１）の室枠（１ａ）は、側面山
形の口枠、平面四角形の底枠１口枠及び底枠の角部を接
ぐ柱枠で構成し、口枠で囲まれ１＝開日部を取込口（１
Ｃ）となし、その取込口に開閉蓋（２）を取付ける。取
込室（１）は、周面全面に魚網を張設せず、−側のみ開
口せしめて放電室（３）を取付けるようにする。開閉蓋
（２）は、蓋板（２０１）の裏面に浮子（２０２）を取
付けて構成し、−側を取込口（１Ｃ）の−側口粋に継着
し、川底に沈めたとき、浮子（２０２）の浮力、水流圧
などで自動的に閉まるように構成する。放電室（３）は
、魚網（１ｂ）で長く構成すると共に、一方の開口端部
を取込室（１）の−側聞口部に取付け、他方の開口端部
を閉塞して構成する。放電室（３）を取込室（１）に取
付ける手段は、放電室（３）の−方の開口端部を取込室
（１）の−側聞口部に紐（５）で結び一１他方の開口端
部の閉塞手段も紐（５）で結んで閉塞端部とし、その閉
塞端部に重錘（４）を紐（５）で連結し、取込室（１）
、放電室（３）をいずれも川底に沈めておけるように構
成する。取込室（１）、放電室（３）を川底に沈めると
きは、重錘（４）を最上流側（第３図。

第４図で左側）とし、以下順次に下流側へ向って放電室
（３）、取込室（１）を配置すると共に、開閉蓋（２）
の浮子配設側面に上流から下流へ向う水流圧がかかるよ
うに配置して、該開閉蓋が水流圧、浮子（２０２）の浮
力などによって自動的に閉まるように配置する。

次に、冬眠魚類を捕獲するときの捕獲器（６）を第４図
で説明すると、黒布で円錐形に構成した目隠布（６０１
）の開口端部を、握柄（６０２）に突設した口枠（６０
３）に取付けて構成し、目隠布（６０１１で冬眠魚類の
目を隠して捕獲するようにする。捕獲器（６）の目隠布
（６０１）の閉塞端部は、黒布をゴム紐（６０４）で結
束して構成する。捕獲器（６）は、直径８３．１０ｃｒ
ａ、　１２Ｊ位の３種類を用意し、良さは２０〜３０Ｃ
１１位にする。

冬眠魚類としては、鯉、ぼらなどが代表魚であるが、こ
れらに限らず、冬眠中の魚類は動かないので、捕獲器（
６）の目隠布（６０１）を頭に被せて目を隠せば、簡単
に捕獲するこてができる。しかして、ぼらは、冬眠する
一方で、夏季は素早く動き回る魚であるが、夏季にあっ
ては、夜中に水中照明器具で照明すると、目がくらんで
動けなくなるので、捕獲器（６）で筒中に捕獲しえる。

捕獲した冬眠魚類を取込室（１）に取込むときは、第５
図示のように捕獲器（６）の握柄（６０２）と捕獲魚の
尾付近を握り、捕獲器（６）を取込室（１）内に差入れ
るようにしながら、開閉蓋（２）を押開け、捕獲魚を放
電室（３）に向って放し、すぐに捕獲器（６）を取込室
（１）から引抜く。

すると、上流から下流に向う水流圧、浮子（２０２）の
浮力などによって開開Ｍ（２）が自動的に閉まり、強制
的に押さない限り開くことがなく、捕獲魚が逃げる心配
がない。

図中、符号（７）は、取込室（１）に連結したブイであ
る。

［発明の効果］本発明は、叙上のように構成したので、川底に沈めた取
込室の開閉蓋を活魚を取込めば、該開閉蓋が自動的に閉
まり、捕獲魚が逃げる心配が減少する。そして、取込室
に放電室を設けであるので、取込室に取込んだ捕獲魚を
放電室に放すことが可能になり、多ｈ１の捕獲魚を放す
ことができる。また、重錘によって流される心配なく川
底に沈め得るから、捕獲した冬眠魚類をわざわざ高く川
面まで持上げることなく入れることができ、冬眠魚類の
保管に好適な保管器となし得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明保管器の正面図、第２図は平面図、第３
図は川底に沈めた使用態様を示す正面図、第４図は捕獲
魚を入れるときの使用態様を示す正面図、第５図（ａ）
は捕獲器の正面図、第５図（ｂ）はその側面図である。図中〈１）・・・取込室（１ａ）・・・室　枠（１ｂ）・・・魚　網（２）・・・開閉蓋（３）・・・故意室

Claims

【特許請求の範囲】

室枠に魚網を張設して構成した取込室の取込口に開閉器
を設けると共に、該取込室の一側を開口して魚網からな
る放電室の開口端部を取付け、その放電室の開閉自在な
閉塞端部に重錘を取付けた活魚用保管器。