JPH01284082A - フレーム間ベクトル量子化器 - Google Patents
フレーム間ベクトル量子化器Info
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- JPH01284082A JPH01284082A JP63112602A JP11260288A JPH01284082A JP H01284082 A JPH01284082 A JP H01284082A JP 63112602 A JP63112602 A JP 63112602A JP 11260288 A JP11260288 A JP 11260288A JP H01284082 A JPH01284082 A JP H01284082A
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- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims abstract description 93
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 claims description 46
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 43
- 238000010606 normalization Methods 0.000 claims description 18
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、フレーム間差分信号をベクトル量子化する
ことによって動画像信号をデータ圧縮するフレーム間ベ
クトル量子化器に関するものである。
ことによって動画像信号をデータ圧縮するフレーム間ベ
クトル量子化器に関するものである。
第8図は、例えば村上能「ベクトル量子化方式フレーム
間符号化シミュレーション」 (昭和58年度電子通信
学会全国大会予稿1175)等に記載されているフレー
ム間ベクトル量子化器を示すブロック図である。
間符号化シミュレーション」 (昭和58年度電子通信
学会全国大会予稿1175)等に記載されているフレー
ム間ベクトル量子化器を示すブロック図である。
図において、1は入力画像信号系列、55はフレーム間
予測信号、9は入力画像信号系列1とフレーム間予測信
号55との減算を行う減算器、56は減算器9から出力
されるフレーム間差分信号、57はこのフレーム間差分
信号56が入力されるベクトル量子化符号化部、58は
このベクトル量子化符号化部57から出力される符号化
データ。
予測信号、9は入力画像信号系列1とフレーム間予測信
号55との減算を行う減算器、56は減算器9から出力
されるフレーム間差分信号、57はこのフレーム間差分
信号56が入力されるベクトル量子化符号化部、58は
このベクトル量子化符号化部57から出力される符号化
データ。
59は符号化データ58が入力されるベクトル量子化復
号化部、60はベクトル量子化復号化部59から出力さ
れるフレーム間復号差分信号、16はこのフレーム間復
号差分信号60と前記フレーム間予測信号55とを加算
する加算器、61は加算器16から出力される復号画像
信号系列、62は復号画像信号系列61にフレーム遅延
を与えて前記フレーム間予測信号55を形成する第3の
フレームメモリ、19は前記符号化データが入力される
可変長符号化部、20はこの可変長符号化部19に接続
されて速度平滑化を行うバッファ、12はこのバッファ
20より前記ベクトル量子化符号化部57送られて、ブ
ロック識別に用いられる閾値、23はバッファ20に接
続された回線インタフェース(以下回線I/Fという)
、24は回線■/F23から出力される送信信号である
。
号化部、60はベクトル量子化復号化部59から出力さ
れるフレーム間復号差分信号、16はこのフレーム間復
号差分信号60と前記フレーム間予測信号55とを加算
する加算器、61は加算器16から出力される復号画像
信号系列、62は復号画像信号系列61にフレーム遅延
を与えて前記フレーム間予測信号55を形成する第3の
フレームメモリ、19は前記符号化データが入力される
可変長符号化部、20はこの可変長符号化部19に接続
されて速度平滑化を行うバッファ、12はこのバッファ
20より前記ベクトル量子化符号化部57送られて、ブ
ロック識別に用いられる閾値、23はバッファ20に接
続された回線インタフェース(以下回線I/Fという)
、24は回線■/F23から出力される送信信号である
。
また、第9図は前記ベクトル量子化符号化部57の構成
例を示すブロック図である。図において、63は減算器
9からのフレーム間差分信号56が入力される平均値分
離正規化部、37はこの平均値分離正規化部63より出
力される正規化ベクトル、51は正規化出力ベクトルを
記憶している固定コードブック、30は固定コードブッ
クより出力される前記正規化出力ベクトル、64はこの
出力ベクトル30が入力され、前記正規化ベクトル37
との歪を求める歪演算部、65は前記歪演算部64で求
められた歪、66は前記の歪65から最小のものを検出
する最小歪検出部、32はこの最小歪検出部66より出
力される最小歪を与える出力ベクトルのインデックス、
67は前記平均値分離正規化部63で分離された平均値
及び振幅。
例を示すブロック図である。図において、63は減算器
9からのフレーム間差分信号56が入力される平均値分
離正規化部、37はこの平均値分離正規化部63より出
力される正規化ベクトル、51は正規化出力ベクトルを
記憶している固定コードブック、30は固定コードブッ
クより出力される前記正規化出力ベクトル、64はこの
出力ベクトル30が入力され、前記正規化ベクトル37
との歪を求める歪演算部、65は前記歪演算部64で求
められた歪、66は前記の歪65から最小のものを検出
する最小歪検出部、32はこの最小歪検出部66より出
力される最小歪を与える出力ベクトルのインデックス、
67は前記平均値分離正規化部63で分離された平均値
及び振幅。
39はこの平均値及び振幅と、前記バッファ2゜からの
閾値12が入力されるブロック識別部、40はブロック
識別部39の出力するブロック識別情報であり、このベ
クトル量子化符号化部57から出力される前記符号化デ
ータ58は、このブロック識別情報40.前記最小歪を
与える出力ベクトルのインデックス32、及び、前記平
均値分離正規化部63で分離された平均値及び振幅67
とで構成されている。
閾値12が入力されるブロック識別部、40はブロック
識別部39の出力するブロック識別情報であり、このベ
クトル量子化符号化部57から出力される前記符号化デ
ータ58は、このブロック識別情報40.前記最小歪を
与える出力ベクトルのインデックス32、及び、前記平
均値分離正規化部63で分離された平均値及び振幅67
とで構成されている。
次に動作について説明する。入力画像信号系列1は、減
算器9によって、フレーム間予測信号55を減算され、
フレーム間差分信号56に変換される。フレーム間差分
信号56は、原信号に比べてパワーが小さくなっている
ため、符号化誤差の小さい符号化が可能な信号である。
算器9によって、フレーム間予測信号55を減算され、
フレーム間差分信号56に変換される。フレーム間差分
信号56は、原信号に比べてパワーが小さくなっている
ため、符号化誤差の小さい符号化が可能な信号である。
このフレーム間差分信号56をベクトル量子化符号化部
57において符号化する。(符号化方式については後述
する)このとき、バッファ20からの閾値12をパラメ
ータとして用いる。前記ベクトル量子化符号化部57に
おいて符号化された符号化データ58をベクトル量子化
復号化部59において復号し、フレーム間復号差分信号
60を得る。加算器16において、このフレーム間復号
差分信号60を前記フレーム間予測信号55と加算して
復号画像信号系列61を得る。この復号画像信号系列6
1を第3のフレームメモリ62に一旦蓄え、フレーム遅
延を与えてフレーム間予測信号55を形成する。
57において符号化する。(符号化方式については後述
する)このとき、バッファ20からの閾値12をパラメ
ータとして用いる。前記ベクトル量子化符号化部57に
おいて符号化された符号化データ58をベクトル量子化
復号化部59において復号し、フレーム間復号差分信号
60を得る。加算器16において、このフレーム間復号
差分信号60を前記フレーム間予測信号55と加算して
復号画像信号系列61を得る。この復号画像信号系列6
1を第3のフレームメモリ62に一旦蓄え、フレーム遅
延を与えてフレーム間予測信号55を形成する。
一方、前記ベクトル量子化符号化部57より出力される
符号化データ58は、可変長符号化部19にも入力され
て可変長符号化され、さらにバッファ20に一時蓄積さ
れて速度平滑化処理を施された後、回線1/F23を経
て、送信信号24として送出される。また、バッファ2
0では、可変長符号化されたデータの蓄積量に比例した
閾値12を出力して前記ベクトル量子化符号化部57に
与え、情報発生量を制御する。
符号化データ58は、可変長符号化部19にも入力され
て可変長符号化され、さらにバッファ20に一時蓄積さ
れて速度平滑化処理を施された後、回線1/F23を経
て、送信信号24として送出される。また、バッファ2
0では、可変長符号化されたデータの蓄積量に比例した
閾値12を出力して前記ベクトル量子化符号化部57に
与え、情報発生量を制御する。
次に、前記ベクトル量子化符号化部57における符号化
と情報量の制御について説明する。ベクトル量子化すべ
き入力信号は、前記フレーム間差分信号56である。こ
のフレーム間差分信号5Gは平均値分離正規化部63に
おいてブロック(ベクトル)化され、平均値分離正規化
処理を受けて正規化ベクトル37として出力される。ブ
ロック化された入力信号をS =[Sty Sit ”
’t sK]とすると、平均値分離正規化処理は例えば
次のように記述される。
と情報量の制御について説明する。ベクトル量子化すべ
き入力信号は、前記フレーム間差分信号56である。こ
のフレーム間差分信号5Gは平均値分離正規化部63に
おいてブロック(ベクトル)化され、平均値分離正規化
処理を受けて正規化ベクトル37として出力される。ブ
ロック化された入力信号をS =[Sty Sit ”
’t sK]とすると、平均値分離正規化処理は例えば
次のように記述される。
平均値分離正規化: x1= (s+−m)/g上記の
ようにして得られた正規化ベクトル囚=[Xl、 x、
、・・・+XKlは、平均値及び振幅というスカラ量を
分離することによって、平均値正規化前のベクトル−5
−に比べて確率分布が均一化され、次に述べるベクトル
量子化の効率を向上させる効果がある。正規化ベクトル
37と固定フードブック51から読出した正規化出力ベ
クトル3゜との歪を歪演算部64において求める。最小
歪検出部66では、前記固定コードブック51に記憶さ
れている正規化出力ベクトル30と入力される正規化ベ
クトル37との歪65の内、最も小さいものを検出し、
最小歪を与える出力ベクトルのインデックス32を出力
する。この過程がベクトル量子化である。式で記述する
と、次のようになる。
ようにして得られた正規化ベクトル囚=[Xl、 x、
、・・・+XKlは、平均値及び振幅というスカラ量を
分離することによって、平均値正規化前のベクトル−5
−に比べて確率分布が均一化され、次に述べるベクトル
量子化の効率を向上させる効果がある。正規化ベクトル
37と固定フードブック51から読出した正規化出力ベ
クトル3゜との歪を歪演算部64において求める。最小
歪検出部66では、前記固定コードブック51に記憶さ
れている正規化出力ベクトル30と入力される正規化ベ
クトル37との歪65の内、最も小さいものを検出し、
最小歪を与える出力ベクトルのインデックス32を出力
する。この過程がベクトル量子化である。式で記述する
と、次のようになる。
歪:D=d(五、y +) =ΣlX+ y ++1
(ただし、J−1= [yl 1+ yl 21・・・
、ylklは正規化出力ベクトル Y= czt+ !29 ”’l z+ 1 ”“y
N]がコードブック内容) ベクトル量子化:Q(入)=L。
(ただし、J−1= [yl 1+ yl 21・・・
、ylklは正規化出力ベクトル Y= czt+ !29 ”’l z+ 1 ”“y
N]がコードブック内容) ベクトル量子化:Q(入)=L。
ただし、d (xt z+) <d (xt zm)
forum〜iこのとき、符号化処理は入からiへの写
像であり、iからLlへの写像(固定コードブック51
読み出し)が復号処理となる。iはインデックス32に
対応する。一方、平均値と振幅67は、ブロック識別部
39において、rjJ値12と共に、ブロック識別のた
めに用いられる。ブロック識別は、閾値12をThとす
ると、例えば次のように表される。
forum〜iこのとき、符号化処理は入からiへの写
像であり、iからLlへの写像(固定コードブック51
読み出し)が復号処理となる。iはインデックス32に
対応する。一方、平均値と振幅67は、ブロック識別部
39において、rjJ値12と共に、ブロック識別のた
めに用いられる。ブロック識別は、閾値12をThとす
ると、例えば次のように表される。
1ml≦Thかつg≦Th・・・・・・・・・無効ブロ
ック1ml>Thまたはg > T h・・・・・・有
効ブロック無効ブロックについては、該ブロックのフレ
ーム間差分信号をOとして扱う。したがって、この時、
平均値と振幅67、インデックス32は符号化データ5
8として伝送する必要がない。ベクトル量子化符号化部
57から出力される符号化データ58は、平均値と振幅
67、ブロック識別信号40とインデックス32から成
るが、無効ブロックの場合はブロック識別信号40のみ
が意味を持つことになるため、閾値12によって情報発
生量の制御が可能である。
ック1ml>Thまたはg > T h・・・・・・有
効ブロック無効ブロックについては、該ブロックのフレ
ーム間差分信号をOとして扱う。したがって、この時、
平均値と振幅67、インデックス32は符号化データ5
8として伝送する必要がない。ベクトル量子化符号化部
57から出力される符号化データ58は、平均値と振幅
67、ブロック識別信号40とインデックス32から成
るが、無効ブロックの場合はブロック識別信号40のみ
が意味を持つことになるため、閾値12によって情報発
生量の制御が可能である。
従来のフレーム間ベクトル量子化器は以上のように構成
されているので、空間周波数の低い視覚的に敏感な入力
画像信号系列と、空間周波数の高い視覚的に鈍感な入力
画像信号系列とを、区別することなく符号化しなければ
ならず、視覚特性を考慮に入れた効果的な符号化が回連
という問題点があった。
されているので、空間周波数の低い視覚的に敏感な入力
画像信号系列と、空間周波数の高い視覚的に鈍感な入力
画像信号系列とを、区別することなく符号化しなければ
ならず、視覚特性を考慮に入れた効果的な符号化が回連
という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、視覚特性を考慮した効果的な符号化ができる
と共に、符号化再生画像の主観品質の高いフレーム間ベ
クトル量子化器を得ることを目的とする。
たもので、視覚特性を考慮した効果的な符号化ができる
と共に、符号化再生画像の主観品質の高いフレーム間ベ
クトル量子化器を得ることを目的とする。
この発明に係るフレーム間ベクトル量子化器は、入力画
像信号系列を帯域分割するための帯域分割部と、周波数
帯域別入力画像信号系列を記憶するフレームメモリと、
所定の周波数帯域入力画像信号系列の特性に応じて符号
化/復号化処理を行うダイナミックベクトル量子化符号
化部およびダイナミックベクトル量子化復号化部と、入
力画像信号系列の空間周波数の高低に基づいて符号化処
理の精度を切替えるための制御信号を生成する符号化制
御部を備えたものである。
像信号系列を帯域分割するための帯域分割部と、周波数
帯域別入力画像信号系列を記憶するフレームメモリと、
所定の周波数帯域入力画像信号系列の特性に応じて符号
化/復号化処理を行うダイナミックベクトル量子化符号
化部およびダイナミックベクトル量子化復号化部と、入
力画像信号系列の空間周波数の高低に基づいて符号化処
理の精度を切替えるための制御信号を生成する符号化制
御部を備えたものである。
この発明におけるフレーム間ベクトル量子化器は、帯域
分割部によって生成した複数の周波数帯域別入力画像信
号系列をフレームメモリに記憶し、該フレームメモリか
ら前記周波数帯域別入力画像信号系列を時分割でダイナ
ミックベクトル量子化符号化部に送り、ダイナミックベ
クトル量子化符号化部は符号化制御部より与えられる制
御信号に基づいて、入力画像信号系列の空間周波数に応
じた精度の符号化処理を実行する。
分割部によって生成した複数の周波数帯域別入力画像信
号系列をフレームメモリに記憶し、該フレームメモリか
ら前記周波数帯域別入力画像信号系列を時分割でダイナ
ミックベクトル量子化符号化部に送り、ダイナミックベ
クトル量子化符号化部は符号化制御部より与えられる制
御信号に基づいて、入力画像信号系列の空間周波数に応
じた精度の符号化処理を実行する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、この発明の一実施例によるフレーム間ベクトル量
子化器の送信部の構成を示すブロック図である。図にお
いて、1は入力画像信号系列、2は複数の帯域通過フィ
ルタで構成され、入力画像信号系列1の帯域を分割する
帯域分割部、3は前記帯域分割部2により空間周波数帯
域別に分割された周波数帯域別入力画像信号系列、4は
前記周波数帯域別入力画像信号系列3を記憶する第1の
フレームメモリ、5はデータ読出し信号、6は第1のフ
レームメモリ4から出力される周波数帯域識別信号、7
は前記データ読出し信号5の入力によって前記第1のフ
レームメモリより読出される所定の周波数帯域入力画像
信号系列、8は所定の周波数帯域フレーム間予測信号、
9は前記所定の周波数帯域入力画像信号系列7とこの所
定の周波数帯域フレーム間予測信号8との減算を行う減
算器、10は減算器9から出力される所定の周波数帯域
フレーム間差分信号、11はこの所定の周波数帯域フレ
ーム間差分信号が入力されるダイナミックベクトル量子
化符号化部、12はダイナミックベクトル量子化符号化
部11に入力される閾値、13はダイナミックベクトル
量子化符号化部11より出力される所定の周波数帯域符
号化データ、14はこの所定の周波数帯域符号化データ
13が入力されるダイナミックベクトル量子化復号化部
、15はダイナミックベクトル量子化復号化部14から
出力される所定の周波数帯域フレーム間復号差分信号、
16はこの所定の周波数帯域フレーム間復号差分信号1
5と前記所定の周波数帯域フレーム間予測信号8とを加
算する加算器、17は加算器16が出力する所定の周波
数帯域復号画像信号系列、18は前記データ読出し信号
5が入力され、前記所定の周波数帯域復号画像信号系列
17にフレーム遅延を与えて前記所定の周波数帯域フレ
ーム間予測信号8を生成する第2のフレームメモリ、1
9は前記所定の周波数帯域符号化データ13が入力され
る可変長符号化部、20はこの可変長符号化部19に接
続された速度平滑化のためのバッファ、21はバッファ
20より出力される情報発生量データ、22はこの情報
発生量データ21及び第1のフレームメモリ4からの周
波数帯域識別信号が入力され、ダイナミックベクトル量
子化符号化部11へ閾値12を出力し、第1及び第2の
フレームメモリ4,18にデータ読出信号5を出力する
符号化制御部、23はバッファ20に接続された回線I
/F、24は回線工/F23より出力される送信信号で
ある。
図は、この発明の一実施例によるフレーム間ベクトル量
子化器の送信部の構成を示すブロック図である。図にお
いて、1は入力画像信号系列、2は複数の帯域通過フィ
ルタで構成され、入力画像信号系列1の帯域を分割する
帯域分割部、3は前記帯域分割部2により空間周波数帯
域別に分割された周波数帯域別入力画像信号系列、4は
前記周波数帯域別入力画像信号系列3を記憶する第1の
フレームメモリ、5はデータ読出し信号、6は第1のフ
レームメモリ4から出力される周波数帯域識別信号、7
は前記データ読出し信号5の入力によって前記第1のフ
レームメモリより読出される所定の周波数帯域入力画像
信号系列、8は所定の周波数帯域フレーム間予測信号、
9は前記所定の周波数帯域入力画像信号系列7とこの所
定の周波数帯域フレーム間予測信号8との減算を行う減
算器、10は減算器9から出力される所定の周波数帯域
フレーム間差分信号、11はこの所定の周波数帯域フレ
ーム間差分信号が入力されるダイナミックベクトル量子
化符号化部、12はダイナミックベクトル量子化符号化
部11に入力される閾値、13はダイナミックベクトル
量子化符号化部11より出力される所定の周波数帯域符
号化データ、14はこの所定の周波数帯域符号化データ
13が入力されるダイナミックベクトル量子化復号化部
、15はダイナミックベクトル量子化復号化部14から
出力される所定の周波数帯域フレーム間復号差分信号、
16はこの所定の周波数帯域フレーム間復号差分信号1
5と前記所定の周波数帯域フレーム間予測信号8とを加
算する加算器、17は加算器16が出力する所定の周波
数帯域復号画像信号系列、18は前記データ読出し信号
5が入力され、前記所定の周波数帯域復号画像信号系列
17にフレーム遅延を与えて前記所定の周波数帯域フレ
ーム間予測信号8を生成する第2のフレームメモリ、1
9は前記所定の周波数帯域符号化データ13が入力され
る可変長符号化部、20はこの可変長符号化部19に接
続された速度平滑化のためのバッファ、21はバッファ
20より出力される情報発生量データ、22はこの情報
発生量データ21及び第1のフレームメモリ4からの周
波数帯域識別信号が入力され、ダイナミックベクトル量
子化符号化部11へ閾値12を出力し、第1及び第2の
フレームメモリ4,18にデータ読出信号5を出力する
符号化制御部、23はバッファ20に接続された回線I
/F、24は回線工/F23より出力される送信信号で
ある。
第2図は、帯域分割部2の構成例を示すブロック図であ
り、同一の入力画像信号系列1が入力されるM個の帯域
通過フィルタによって構成されている。
り、同一の入力画像信号系列1が入力されるM個の帯域
通過フィルタによって構成されている。
第3図は、ダイナミックベクトル量子化符号化部11の
構成例を示すブロック図である。図において、25は前
記減算器9からの所定の周波数帯域フレーム間差分信号
1oに基づいて前記周波数帯域識別信号6を生成する第
1のブロックカウンタ、26は前記所定の周波数帯域フ
レーム間差分信号10とこの周波数帯域識別信号6が入
力される平均値分離部、27は平均値分離部26が出力
する平均値分離入力ベクトル、28は同じく平均値分離
部26が出力する平均値符号化データ、29は正規化出
力ベクトルを記憶して、周波数帯域識別信号6が入力さ
れるコードブック、30はコードブック29が出力する
正規化出力ベクトル、31はこの正規化出力ベクトル3
0、前記平均値分離入力ベクトル27、前記周波数帯域
識別信号6、及び前記符号化制御部22からの歪閾値7
2が入力される内積ベクトル量子化符号化部、32は内
積ベクトル量子化符号化部31の出力する正規化出力ベ
クトルのインデックス、33は内積ベクトル量子化符号
化部31より出力された振幅符号化データ、34は周波
数帯域識別信号6が入力され、前記正規化出力ベクトル
30が割当てられずに内積ベクトル量子化符号化部31
を通過した平均値分離入力ベクトル27に対するスカラ
量子化符号化部、35はスカラ景子化符号化部34より
出力される平均値分離ベクトル符号化データ、36は前
記内積ベクトル量子化符号化部31を通過した平均値分
離ベクトル27が入力される正規化部、37はこの正規
化部36より前記コードブロック29へ出力される正規
化ベクトル、38は内積ベクトル量子化符号化部31か
らのインデックス32とスカラ量子化符号化部34から
の平均値分離ベクトル符号化データ35を内積ベクトル
量子化符号化部31からの振幅符号化データ33に基づ
いて選択するための第1のセレクタ、39はその振幅符
号化データ33、平均値分離部26からの平均値符号化
データ28、及び前記符号化制御部22からの閾値12
が入力されるブロック識別部、40はブロック識別部3
9が出力するブロック識別信号であり、このダイナミッ
クベクトル量子化符号化部11から出力される所定の周
波数帯域符号化データ13は、このブロック識別信号4
0.平均値符号化データ28、振幅符号化データ33、
及び第1のセレクタ38の出力によって構成されている
。
構成例を示すブロック図である。図において、25は前
記減算器9からの所定の周波数帯域フレーム間差分信号
1oに基づいて前記周波数帯域識別信号6を生成する第
1のブロックカウンタ、26は前記所定の周波数帯域フ
レーム間差分信号10とこの周波数帯域識別信号6が入
力される平均値分離部、27は平均値分離部26が出力
する平均値分離入力ベクトル、28は同じく平均値分離
部26が出力する平均値符号化データ、29は正規化出
力ベクトルを記憶して、周波数帯域識別信号6が入力さ
れるコードブック、30はコードブック29が出力する
正規化出力ベクトル、31はこの正規化出力ベクトル3
0、前記平均値分離入力ベクトル27、前記周波数帯域
識別信号6、及び前記符号化制御部22からの歪閾値7
2が入力される内積ベクトル量子化符号化部、32は内
積ベクトル量子化符号化部31の出力する正規化出力ベ
クトルのインデックス、33は内積ベクトル量子化符号
化部31より出力された振幅符号化データ、34は周波
数帯域識別信号6が入力され、前記正規化出力ベクトル
30が割当てられずに内積ベクトル量子化符号化部31
を通過した平均値分離入力ベクトル27に対するスカラ
量子化符号化部、35はスカラ景子化符号化部34より
出力される平均値分離ベクトル符号化データ、36は前
記内積ベクトル量子化符号化部31を通過した平均値分
離ベクトル27が入力される正規化部、37はこの正規
化部36より前記コードブロック29へ出力される正規
化ベクトル、38は内積ベクトル量子化符号化部31か
らのインデックス32とスカラ量子化符号化部34から
の平均値分離ベクトル符号化データ35を内積ベクトル
量子化符号化部31からの振幅符号化データ33に基づ
いて選択するための第1のセレクタ、39はその振幅符
号化データ33、平均値分離部26からの平均値符号化
データ28、及び前記符号化制御部22からの閾値12
が入力されるブロック識別部、40はブロック識別部3
9が出力するブロック識別信号であり、このダイナミッ
クベクトル量子化符号化部11から出力される所定の周
波数帯域符号化データ13は、このブロック識別信号4
0.平均値符号化データ28、振幅符号化データ33、
及び第1のセレクタ38の出力によって構成されている
。
第4図は、前記ダイナミックベクトル量子化復号化部1
4の構成例を示すブロック図である。図において、41
は所定の周波数帯域符号化データ13中のブロック識別
信号40が入力されて周波数帯域識別信号6を出力する
第2のブロックカウンタ、42は周波数帯域識別信号6
と所定の周波数帯域符号化データ13中の平均値符号化
データ28が入力される平均値復号化器、43は周波数
帯域識別信号6と所定の周波数帯域符号化データ13中
の振幅符号化データ33が入力される振幅復号化器、4
7はこの振幅復号化器43から出力される振幅復号化デ
ータ、46は振幅復号化データ47の正負により、所定
の周波数帯域符号化データの一部として第1のセレクタ
38より送られてくる信号を振り分ける第2のセレクタ
、32は第2のセレクタ46で振り分けられた前記正規
化出力ベクトルのインデックス、35は同じく第2のセ
レクタ46で振り分けられた前記平均値分離ベクトル符
号化データ、29はダイナミックベクトル量子化符号化
部11内のそれと同様のコードブック、30はそのコー
ドブック29が出力する正規化出力ベクトル、44はこ
の正規化出力ベクトル30と、前記第2のセレクタ46
からのインデックス32が入力されるインデックス復号
化器、70はこのインデックス復号化器44の出力と前
記振幅復号化データ47とを乗算する乗算器、45は前
記第2のセレクタ46からの平均値分離ベクトル符号化
データ35と前記周波数帯域識別信号6が入力されるス
カラ量子化復号化部、71はこのスカラ量子化復号化部
45の出力と乗算器70の出力の一方と、前記平均値復
号化器42の出力とを加算する加算器、49はゼロ信号
発生部、50はこのゼロ信号発生部49より出力される
ゼロ信号、48は所定の周波数帯域符号化データ13中
のブロック識別信号40に基づいて、前記加算器71の
出力とこのゼロ信号50の選択を行う第3のセレクタ、
15はこの第3のセレクタ51より出力される所定の周
波数帯域フレーム間復号差分信号である。
4の構成例を示すブロック図である。図において、41
は所定の周波数帯域符号化データ13中のブロック識別
信号40が入力されて周波数帯域識別信号6を出力する
第2のブロックカウンタ、42は周波数帯域識別信号6
と所定の周波数帯域符号化データ13中の平均値符号化
データ28が入力される平均値復号化器、43は周波数
帯域識別信号6と所定の周波数帯域符号化データ13中
の振幅符号化データ33が入力される振幅復号化器、4
7はこの振幅復号化器43から出力される振幅復号化デ
ータ、46は振幅復号化データ47の正負により、所定
の周波数帯域符号化データの一部として第1のセレクタ
38より送られてくる信号を振り分ける第2のセレクタ
、32は第2のセレクタ46で振り分けられた前記正規
化出力ベクトルのインデックス、35は同じく第2のセ
レクタ46で振り分けられた前記平均値分離ベクトル符
号化データ、29はダイナミックベクトル量子化符号化
部11内のそれと同様のコードブック、30はそのコー
ドブック29が出力する正規化出力ベクトル、44はこ
の正規化出力ベクトル30と、前記第2のセレクタ46
からのインデックス32が入力されるインデックス復号
化器、70はこのインデックス復号化器44の出力と前
記振幅復号化データ47とを乗算する乗算器、45は前
記第2のセレクタ46からの平均値分離ベクトル符号化
データ35と前記周波数帯域識別信号6が入力されるス
カラ量子化復号化部、71はこのスカラ量子化復号化部
45の出力と乗算器70の出力の一方と、前記平均値復
号化器42の出力とを加算する加算器、49はゼロ信号
発生部、50はこのゼロ信号発生部49より出力される
ゼロ信号、48は所定の周波数帯域符号化データ13中
のブロック識別信号40に基づいて、前記加算器71の
出力とこのゼロ信号50の選択を行う第3のセレクタ、
15はこの第3のセレクタ51より出力される所定の周
波数帯域フレーム間復号差分信号である。
第5図は、前記コードブック29の構成例を示すブロッ
ク図である。図において、51は複数の固定コードブッ
ク、52は複数のダイナミックコードブック、53は前
記周波数帯域識別信号6によって前記ダイナミックコー
ドブック52の選択を行う第4のセレクタ、54は前記
固定コードブック51とダイナミックコードブック52
の選択を行う第5のセレクタである。
ク図である。図において、51は複数の固定コードブッ
ク、52は複数のダイナミックコードブック、53は前
記周波数帯域識別信号6によって前記ダイナミックコー
ドブック52の選択を行う第4のセレクタ、54は前記
固定コードブック51とダイナミックコードブック52
の選択を行う第5のセレクタである。
第6図は、前記符号化制御部22の構成例を示すブロッ
ク図である1図において、68は前記情報発生量データ
21に基づきデータ読出し開始指示のための前記データ
読出し信号5を出力するデータ読出し制御部、69は前
記第1のフレームメモリ4より与えられた周波数帯域識
別信号6と前記情報発生量データ21に基づきブロック
識別閾値71を決定するブロック識別閾値テーブル、7
0は前記周波数帯域識別信号6と前記情報発生量データ
21に基づき歪閾値72を決定する歪閾値テーブルであ
り、この符号化制御部22から出力される閾値12はこ
のブロック識別閾値71及び歪閾値72によって構成さ
れている6 次に動作について説明する。入力画像信号系列1は、後
に詳しく説明する帯域分割部2により、空間周波数帯域
別に分割された複数の周波数帯域別入力画像信号系列3
に変換される。個々の周波数帯域別入力画像信号系列3
は第1のフレームメモリ4に記憶され、符号化制御部2
2より与えられるデータ読出し信号5に従って、該第1
のフレームメモリ4から、所定の周波数帯域入力画像信
号系列7が、所定の順序で時分割で読出される。
ク図である1図において、68は前記情報発生量データ
21に基づきデータ読出し開始指示のための前記データ
読出し信号5を出力するデータ読出し制御部、69は前
記第1のフレームメモリ4より与えられた周波数帯域識
別信号6と前記情報発生量データ21に基づきブロック
識別閾値71を決定するブロック識別閾値テーブル、7
0は前記周波数帯域識別信号6と前記情報発生量データ
21に基づき歪閾値72を決定する歪閾値テーブルであ
り、この符号化制御部22から出力される閾値12はこ
のブロック識別閾値71及び歪閾値72によって構成さ
れている6 次に動作について説明する。入力画像信号系列1は、後
に詳しく説明する帯域分割部2により、空間周波数帯域
別に分割された複数の周波数帯域別入力画像信号系列3
に変換される。個々の周波数帯域別入力画像信号系列3
は第1のフレームメモリ4に記憶され、符号化制御部2
2より与えられるデータ読出し信号5に従って、該第1
のフレームメモリ4から、所定の周波数帯域入力画像信
号系列7が、所定の順序で時分割で読出される。
前記第1のフレームメモリ4は同時に、周波数帯域識別
信号6を出力する。第1のフレームメモリ4から読出さ
れた前記所定の周波数帯域入力画像信号系列7は、減算
器9に送られて、第2のフレームメモリ18からの当該
所定の周波数帯域入力画像信号系列7に対応した所定の
周波数帯域フレーム間予測信号8が減算され、所定の周
波数帯域フレーム間差分信号10に変換される。この所
定の周波数帯域フレーム間差分信号10は、前記所定の
周波数帯域入力画像信号系列7に比べてパワーが小さく
なっているため、符号化誤差の小さい符号化が可能であ
る。ダイナミックベクトル量子化符号化部11では、後
に詳しく説明するように所定の順序で入力されてきた前
記所定の周波数帯域フレーム間差分信号1oを、空間周
波数の高低に従って、適応的に量子化特性を切替えて符
号化を行う。すなわち、人間の視覚特性を考慮して、空
間周波数の高い所定の周波数帯域フレーム間差分信号1
0に対しては精度の低い符号化を行い、空間周波数の低
い所定の周波数帯域フレーム間差分信号10に対しては
精度の高い符号化を行う。
信号6を出力する。第1のフレームメモリ4から読出さ
れた前記所定の周波数帯域入力画像信号系列7は、減算
器9に送られて、第2のフレームメモリ18からの当該
所定の周波数帯域入力画像信号系列7に対応した所定の
周波数帯域フレーム間予測信号8が減算され、所定の周
波数帯域フレーム間差分信号10に変換される。この所
定の周波数帯域フレーム間差分信号10は、前記所定の
周波数帯域入力画像信号系列7に比べてパワーが小さく
なっているため、符号化誤差の小さい符号化が可能であ
る。ダイナミックベクトル量子化符号化部11では、後
に詳しく説明するように所定の順序で入力されてきた前
記所定の周波数帯域フレーム間差分信号1oを、空間周
波数の高低に従って、適応的に量子化特性を切替えて符
号化を行う。すなわち、人間の視覚特性を考慮して、空
間周波数の高い所定の周波数帯域フレーム間差分信号1
0に対しては精度の低い符号化を行い、空間周波数の低
い所定の周波数帯域フレーム間差分信号10に対しては
精度の高い符号化を行う。
また、前記ダイナミックベクトル量子化符号化部11で
は、符号化制御部22から与えられる閾値12により、
有効ブロック無効ブロックの判定及びベクトル量子化と
スカラ量子化の選択を行っている。前記ダイナミックベ
クトル量子化符号化部11で符号化された所定の周波数
帯域符号化データ13は、ダイナミックベクトル量子化
復号化部14において復号化され、所定の周波数帯域フ
レーム間復号差分信号15に変換される。加算器16は
、前記第2のフレームメモリ18の出力する所定の周波
数帯域フレーム間予測信号8と前記所定の周波数帯域フ
レーム間復号差分信号15とを加算して所定の周波数帯
域復号画像信号系列17を得る。該所定の周波数帯域復
号画像信号系列17は第2のフレームメモリ18に一時
的に蓄えられてフレーム遅延が与えられ、前記符号化制
御部22からのデータ読出し信号5従って読出され、所
定の周波数帯域フレーム間予測信号8として出力される
。一方、前記所定の周波数帯域符号化データ13は、可
変長符号化部19において可変長符号化され、バッファ
20に一時蓄積され、速度平滑処理を施された後に、回
線I/F23を経て、送信信号24として送出される。
は、符号化制御部22から与えられる閾値12により、
有効ブロック無効ブロックの判定及びベクトル量子化と
スカラ量子化の選択を行っている。前記ダイナミックベ
クトル量子化符号化部11で符号化された所定の周波数
帯域符号化データ13は、ダイナミックベクトル量子化
復号化部14において復号化され、所定の周波数帯域フ
レーム間復号差分信号15に変換される。加算器16は
、前記第2のフレームメモリ18の出力する所定の周波
数帯域フレーム間予測信号8と前記所定の周波数帯域フ
レーム間復号差分信号15とを加算して所定の周波数帯
域復号画像信号系列17を得る。該所定の周波数帯域復
号画像信号系列17は第2のフレームメモリ18に一時
的に蓄えられてフレーム遅延が与えられ、前記符号化制
御部22からのデータ読出し信号5従って読出され、所
定の周波数帯域フレーム間予測信号8として出力される
。一方、前記所定の周波数帯域符号化データ13は、可
変長符号化部19において可変長符号化され、バッファ
20に一時蓄積され、速度平滑処理を施された後に、回
線I/F23を経て、送信信号24として送出される。
また、バッファ20では、可変長符号化されたデータの
蓄積量から得られた情報発生量データ21を符号化制御
部22へ与える。符号化制御部22では、この情報発生
量データ21と前記周波数帯域識別信号6に従って、デ
ータ読出し信号、及びブロック識別閾値71と歪閾値7
2から構成される閾値12を生成し、データ読出し信号
5を前記第1のフレームメモリ4および第2のフレーム
メモリ18へ閾値12を前記ダイナミックベクトル量子
化符号化部11に与え、情報発生量を制御する。
蓄積量から得られた情報発生量データ21を符号化制御
部22へ与える。符号化制御部22では、この情報発生
量データ21と前記周波数帯域識別信号6に従って、デ
ータ読出し信号、及びブロック識別閾値71と歪閾値7
2から構成される閾値12を生成し、データ読出し信号
5を前記第1のフレームメモリ4および第2のフレーム
メモリ18へ閾値12を前記ダイナミックベクトル量子
化符号化部11に与え、情報発生量を制御する。
次に、第2図に沿って、前記帯域分割部2の動作につい
て説明する。図に示すように、帯域分割部2はそれぞれ
通過帯域を異にする#1〜#MのM個の帯域通過フィル
タで構成されていて、入力画像信号系列1はこれらの帯
域通過フィルタに並列に入力される。従って、各帯域通
過フィルタからは、それぞれ異る所定の空間周波数帯域
を有するM種類の画像信号系列が得られ、周波数帯域別
入力画像信号系列3として出力される。
て説明する。図に示すように、帯域分割部2はそれぞれ
通過帯域を異にする#1〜#MのM個の帯域通過フィル
タで構成されていて、入力画像信号系列1はこれらの帯
域通過フィルタに並列に入力される。従って、各帯域通
過フィルタからは、それぞれ異る所定の空間周波数帯域
を有するM種類の画像信号系列が得られ、周波数帯域別
入力画像信号系列3として出力される。
第3図に沿って、前記ダイナミックベクトル量子化符号
化部11の動作について説明する。所定の周波数帯域フ
レーム間差分信号10は、平均値分離部26においてベ
クトル化され、平均値が分離されて平均値分離入力ベク
トル27として出力される一方1分離された平均値は周
波数帯域識別信号6に基づいて量子化特性を切替えて量
子化された後、平均値符号化データ28として別途出力
される。また、第1のブロックカウンタ25では、定ま
った順序で入力される前記所定の周波数帯域フ)−人間
差分信号10をブロック単位でカウントすることにより
前記周波数帯域識別信号6を生成して出力する。内積ベ
クトル量子化符号化部31では、前記平均値分離入力ベ
クトル27とコードブック29に記憶されている正規化
出力ベクトル30との内積の内、最大内積を与える前記
正規化出力ベクトル30を検出し、そのインデックスi
32を第1のセレクタ38に出力する。振幅gは最大内
積値と等しいので、前記インデックスi32と同時に検
出されることになる。前記平均値分離入力ベクトル27
をZ” [Ztt Za+ ”’+ZK]、最大内積を
与える前記正規化出力ベクトル30を11とすると、以
上の内積ベクトル量子化処理は例えば次のように記述さ
れる。
化部11の動作について説明する。所定の周波数帯域フ
レーム間差分信号10は、平均値分離部26においてベ
クトル化され、平均値が分離されて平均値分離入力ベク
トル27として出力される一方1分離された平均値は周
波数帯域識別信号6に基づいて量子化特性を切替えて量
子化された後、平均値符号化データ28として別途出力
される。また、第1のブロックカウンタ25では、定ま
った順序で入力される前記所定の周波数帯域フ)−人間
差分信号10をブロック単位でカウントすることにより
前記周波数帯域識別信号6を生成して出力する。内積ベ
クトル量子化符号化部31では、前記平均値分離入力ベ
クトル27とコードブック29に記憶されている正規化
出力ベクトル30との内積の内、最大内積を与える前記
正規化出力ベクトル30を検出し、そのインデックスi
32を第1のセレクタ38に出力する。振幅gは最大内
積値と等しいので、前記インデックスi32と同時に検
出されることになる。前記平均値分離入力ベクトル27
をZ” [Ztt Za+ ”’+ZK]、最大内積を
与える前記正規化出力ベクトル30を11とすると、以
上の内積ベクトル量子化処理は例えば次のように記述さ
れる。
最大内積:Pmax=lZl jIyt Icosθ=
IZlcosO振 幅:g=Pmax 平均値分離出力ベクトル:g”、Ll 入出力ベクトル間の歪:D=d(ム+g’Li)=J1
212−1g−yt l” =1121’″−1g12 上式により求められる振幅gは、周波数帯域識別信号6
に基づき量子化特性を空間周波数帯域に対応して切替え
ることにより量子化され、前記内積ベクトル量子化符号
化部31より振幅符号化データ33として出力される。
IZlcosO振 幅:g=Pmax 平均値分離出力ベクトル:g”、Ll 入出力ベクトル間の歪:D=d(ム+g’Li)=J1
212−1g−yt l” =1121’″−1g12 上式により求められる振幅gは、周波数帯域識別信号6
に基づき量子化特性を空間周波数帯域に対応して切替え
ることにより量子化され、前記内積ベクトル量子化符号
化部31より振幅符号化データ33として出力される。
ただし、入出力ベクトル間の歪りが前記゛符号化制御部
22より入力された歪閾値72より大きい場合には、前
記振幅符号化データ33は符号が反転されて出力され、
また、前記第1のセレクタ38へのインデックス32は
出力されず、代わりにスカラ量子化符号化部34゜およ
成正規化部36へ平均値分離部26からの平均値分離入
力ベクトル27がそのまま出力される。
22より入力された歪閾値72より大きい場合には、前
記振幅符号化データ33は符号が反転されて出力され、
また、前記第1のセレクタ38へのインデックス32は
出力されず、代わりにスカラ量子化符号化部34゜およ
成正規化部36へ平均値分離部26からの平均値分離入
力ベクトル27がそのまま出力される。
この平均値分離入力ベクトル27はスカラ量子化符号化
部34で、前記周波数帯域識別信号6に基づき量子化さ
れ、生成された平均値分離ベクトル符号化データ35は
第1のセレクタ38に出力される。また前記平均値分離
入力ベクトル27は、正規化部36で正規化され、正規
化ベクトル37が生成される。
部34で、前記周波数帯域識別信号6に基づき量子化さ
れ、生成された平均値分離ベクトル符号化データ35は
第1のセレクタ38に出力される。また前記平均値分離
入力ベクトル27は、正規化部36で正規化され、正規
化ベクトル37が生成される。
この正規化ベクトル37は、後に詳しく説明するように
、コードブック29に記憶されて前記正規化出力ベクト
ル30として用いられる。第1のセレクタ38では、前
記振幅符号化データ33の符号により、前記内積ベクト
ル量子化符号化部31からのインデックス32と前記ス
カラ量子化符号化部34からの平均値分離ベクトル符号
化データ35との選択を行う。ブロック識別部39では
、符号化制御部22より入力されたブロック識別閾値7
1と前記平均値符号化データ28および前記振幅符号化
データ33より、有効ブロック/無効ブロックの判定を
行い、ブロック識別信号40を生成する。ここで、無効
ブロックについては、平均値符号化データ28および振
幅符号化データ33、インデックス32あるいは平均値
分離ベクトル符号化データ35は伝送する必要がない。
、コードブック29に記憶されて前記正規化出力ベクト
ル30として用いられる。第1のセレクタ38では、前
記振幅符号化データ33の符号により、前記内積ベクト
ル量子化符号化部31からのインデックス32と前記ス
カラ量子化符号化部34からの平均値分離ベクトル符号
化データ35との選択を行う。ブロック識別部39では
、符号化制御部22より入力されたブロック識別閾値7
1と前記平均値符号化データ28および前記振幅符号化
データ33より、有効ブロック/無効ブロックの判定を
行い、ブロック識別信号40を生成する。ここで、無効
ブロックについては、平均値符号化データ28および振
幅符号化データ33、インデックス32あるいは平均値
分離ベクトル符号化データ35は伝送する必要がない。
第4図に沿って、前記ダイナミックベクトル量子化復号
化部14の動作について説明する。第2のブロックカウ
ンタ41は、ダイナミックベクトル量子化復号化部11
からのブロック識別信号40を用いてカウントを行い、
前記周波数帯域識別信号6を生成する。平均値復号化器
42、振幅復号化器43、インデックス復号化器44、
スカラ量子化復号化部45では前記周波数帯域識別信号
6を用いて復号化処理が行なわれる。第2のセレクタ4
6では、振幅復号化器43の出力する振幅復号化データ
47の正負に従い、ダイナミックベクトル量子化符号化
部11から送られてくる前記インデックス32と前記平
均値分離ベクトル符号化データ35の識別を行う。第3
のセレクタ48では、前記ブロック識別信号4oを基に
有効ブロンゝり/無効ブロックの識別を行い、無効ブロ
ックの場合は、ゼロ信号生成部49より出力されるゼロ
信号50を選択する。
化部14の動作について説明する。第2のブロックカウ
ンタ41は、ダイナミックベクトル量子化復号化部11
からのブロック識別信号40を用いてカウントを行い、
前記周波数帯域識別信号6を生成する。平均値復号化器
42、振幅復号化器43、インデックス復号化器44、
スカラ量子化復号化部45では前記周波数帯域識別信号
6を用いて復号化処理が行なわれる。第2のセレクタ4
6では、振幅復号化器43の出力する振幅復号化データ
47の正負に従い、ダイナミックベクトル量子化符号化
部11から送られてくる前記インデックス32と前記平
均値分離ベクトル符号化データ35の識別を行う。第3
のセレクタ48では、前記ブロック識別信号4oを基に
有効ブロンゝり/無効ブロックの識別を行い、無効ブロ
ックの場合は、ゼロ信号生成部49より出力されるゼロ
信号50を選択する。
第5図に沿って、前記コードブック29について説明す
る。コードブックは1′1〜−L工のL1個のの固定コ
ードブック51と′111〜IIL2の52個のダイナ
ミックコードブック52とで構成されている。
る。コードブックは1′1〜−L工のL1個のの固定コ
ードブック51と′111〜IIL2の52個のダイナ
ミックコードブック52とで構成されている。
前記正規化部からの正規化ベクトル37が入力されると
第4のセレクタ53では、前記周波数帯域識別信号6に
基づいて適当な前記ダイナミックコードブック52を選
択する。選択されたダイナミックコードブック52では
、そこに記憶されている使用頻度の低い正規化出力ベク
トル30の代わりに、この正規化ベクトル37を新たに
正規化出力ベクトル30として記憶することにより、コ
ードブックの最適化を行う。これら複数の固定コードブ
ロック51およびダイナミックコードブック52は、前
記周波数帯域識別信号6に従って作動する第5のセレク
タ54により選択され、ベクトル量子化のための出力ベ
クトル30を出力する。
第4のセレクタ53では、前記周波数帯域識別信号6に
基づいて適当な前記ダイナミックコードブック52を選
択する。選択されたダイナミックコードブック52では
、そこに記憶されている使用頻度の低い正規化出力ベク
トル30の代わりに、この正規化ベクトル37を新たに
正規化出力ベクトル30として記憶することにより、コ
ードブックの最適化を行う。これら複数の固定コードブ
ロック51およびダイナミックコードブック52は、前
記周波数帯域識別信号6に従って作動する第5のセレク
タ54により選択され、ベクトル量子化のための出力ベ
クトル30を出力する。
第6図に沿って、前記符号化制御部22の動作について
説明する。データ読出し制御部68では、前記情報発生
量データ21をカウントすることにより、前記第1のフ
レームメモリ4および第2のフレームメモリ18におけ
るデータ読出し開始指示のためのパルス信号を前記デー
タ読出し信号5として出力する。一方、ブロック識別閾
値テーブル69および歪閾値テーブル70では、空間周
波数帯域別に複数の閾値テーブルを持っており、前記周
波数帯域識別信号6によって所定の閾値テーブルを選択
し、該所定の閾値テーブルにより、第7図に示すように
、入力される前記情報発生量データ21の値に応じた閾
値として、ブロック識別閾値71、歪閾値72がそれぞ
れ出力される。
説明する。データ読出し制御部68では、前記情報発生
量データ21をカウントすることにより、前記第1のフ
レームメモリ4および第2のフレームメモリ18におけ
るデータ読出し開始指示のためのパルス信号を前記デー
タ読出し信号5として出力する。一方、ブロック識別閾
値テーブル69および歪閾値テーブル70では、空間周
波数帯域別に複数の閾値テーブルを持っており、前記周
波数帯域識別信号6によって所定の閾値テーブルを選択
し、該所定の閾値テーブルにより、第7図に示すように
、入力される前記情報発生量データ21の値に応じた閾
値として、ブロック識別閾値71、歪閾値72がそれぞ
れ出力される。
なお、上記実施例では、符号化制御部22から出力され
るデータ読出し信号5および閾値12をバッファ20の
蓄積量に基づいて決定するものを示したが、これらの出
力信号を、使用する回線のデータ速度あるいは入力画像
信号系列1のフォーマットに従って決定してもよい。
るデータ読出し信号5および閾値12をバッファ20の
蓄積量に基づいて決定するものを示したが、これらの出
力信号を、使用する回線のデータ速度あるいは入力画像
信号系列1のフォーマットに従って決定してもよい。
また、上記実施例では、ダイナミックベクトル量子化符
号化部11において、前記符号化制御部22より与えら
れた歪閾値グλを内積ベクトル量子化部31に入力する
場合について説明したが、この歪閾値72をスカラ量子
化符号化部34に取込み、スカシ。量子化特性を制御す
るようにしてもよ)1゜また、スカラ量子化部34にお
けるスカラ量子化器をベクトル量子化器で構成してもよ
い。
号化部11において、前記符号化制御部22より与えら
れた歪閾値グλを内積ベクトル量子化部31に入力する
場合について説明したが、この歪閾値72をスカラ量子
化符号化部34に取込み、スカシ。量子化特性を制御す
るようにしてもよ)1゜また、スカラ量子化部34にお
けるスカラ量子化器をベクトル量子化器で構成してもよ
い。
更に、ループ内のフレームメモリ内容を用いて出力する
動き補償の手法との併用においても同様の効果を奏する
。
動き補償の手法との併用においても同様の効果を奏する
。
以上のように、この発明によれば、入力画像信号系列を
空間周波数帯域別に分割された複数の周波数帯域別入力
画像信号系列に変換し、入力画像信号系列の空間周波数
に応じて符合化処理の精度を切替えるように構成したの
で、人間の視覚特性にマツチした効果的な符合化を行う
ことができ、さらに、符合化再生画像の主観品質の向上
がはかれるなどの効果がある。
空間周波数帯域別に分割された複数の周波数帯域別入力
画像信号系列に変換し、入力画像信号系列の空間周波数
に応じて符合化処理の精度を切替えるように構成したの
で、人間の視覚特性にマツチした効果的な符合化を行う
ことができ、さらに、符合化再生画像の主観品質の向上
がはかれるなどの効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるフレーム間ベクトル
量子化器の構成を示すブロック図、第2図は第1図中の
帯域分割部の構成例を示すブロック図、第3図は第1図
中のダイナミックベクトル量子化符号化部の構成例を示
すブロック図、第4図は第1図中のダイナミックベクト
ル量子化復号化部の構成例を示すブロック図、第5図は
第1図中のコードブックの構成例を示すブロック図、第
6図は第1図中の符号化制御部の構成例を示すブロック
図、第7図は第6図中のブロック識別閾値テーブル及び
歪閾値テーブルにおいて入力される情報発生量と出力さ
れる閾値の関係を示す図、第8図は従来のフレーム間ベ
クトル量子化器の構成を示すブロック図、第9図は第8
図中のベクトル量子化符号化部の構成例を示すブロック
図である。 図中、1は入力画像信号系列、2は帯域分割部。 3は周波数帯域別入力画像信号系列、4は第1のフレー
ムメモリ、5はデータ読出し信号、6は周波数帯域識別
信号、7は所定の周波数帯域入力画像信号系列、8は所
定の周波数帯域フレーム間予測信号、9は減算器、10
は所定の周波数帯域フレーム間差分信号、11はダイナ
ミックベクトル量子化符号化部、12は閾値、13は所
定の周波数帯域符号化データ、14はダイナミックベク
トル量子化復号化部、15は所定の周波数帯域フレーム
間復号差分信号、16は加算器、17は所定の周波数帯
域復号画像信号系列、18は第2のフレームメモリ、1
9は可変長符号化部、20はバッファ、22は符号化制
御部、23は回線I/F、24は送信信号、25はブロ
ックカウンタ(第1のブロックカウンタ)、26は平均
値分離部、27は平均値分離入力ベクトル、28は平均
値符号化データ、29はコードブック、30は正規化出
力ベクトル、31は内積ベクトル量子化符号化部、32
はインデックス、33は振幅符号化データ、34はスカ
ラ量子化符号化部、35は平均値分離ベクトル符号化デ
ータ、36は正規化部、37は正規化ベクトル、38は
セレクタ(第1のセレクタ)、39はブロック識別部、
40はブロック識別信号、51は固定コードブック、5
2はダイナミックコードブック、68はデータ読出し制
御部、69はブロック識別閾値テーブル、70は歪閾値
テーブル、71はブロック識別閾値、72は歪閾値。 なお5図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 第2図 第 6 区 7/ フ゛ロック討闇yJ!J閣冒在 72、歪闘イ直 昭和 年 月 日
量子化器の構成を示すブロック図、第2図は第1図中の
帯域分割部の構成例を示すブロック図、第3図は第1図
中のダイナミックベクトル量子化符号化部の構成例を示
すブロック図、第4図は第1図中のダイナミックベクト
ル量子化復号化部の構成例を示すブロック図、第5図は
第1図中のコードブックの構成例を示すブロック図、第
6図は第1図中の符号化制御部の構成例を示すブロック
図、第7図は第6図中のブロック識別閾値テーブル及び
歪閾値テーブルにおいて入力される情報発生量と出力さ
れる閾値の関係を示す図、第8図は従来のフレーム間ベ
クトル量子化器の構成を示すブロック図、第9図は第8
図中のベクトル量子化符号化部の構成例を示すブロック
図である。 図中、1は入力画像信号系列、2は帯域分割部。 3は周波数帯域別入力画像信号系列、4は第1のフレー
ムメモリ、5はデータ読出し信号、6は周波数帯域識別
信号、7は所定の周波数帯域入力画像信号系列、8は所
定の周波数帯域フレーム間予測信号、9は減算器、10
は所定の周波数帯域フレーム間差分信号、11はダイナ
ミックベクトル量子化符号化部、12は閾値、13は所
定の周波数帯域符号化データ、14はダイナミックベク
トル量子化復号化部、15は所定の周波数帯域フレーム
間復号差分信号、16は加算器、17は所定の周波数帯
域復号画像信号系列、18は第2のフレームメモリ、1
9は可変長符号化部、20はバッファ、22は符号化制
御部、23は回線I/F、24は送信信号、25はブロ
ックカウンタ(第1のブロックカウンタ)、26は平均
値分離部、27は平均値分離入力ベクトル、28は平均
値符号化データ、29はコードブック、30は正規化出
力ベクトル、31は内積ベクトル量子化符号化部、32
はインデックス、33は振幅符号化データ、34はスカ
ラ量子化符号化部、35は平均値分離ベクトル符号化デ
ータ、36は正規化部、37は正規化ベクトル、38は
セレクタ(第1のセレクタ)、39はブロック識別部、
40はブロック識別信号、51は固定コードブック、5
2はダイナミックコードブック、68はデータ読出し制
御部、69はブロック識別閾値テーブル、70は歪閾値
テーブル、71はブロック識別閾値、72は歪閾値。 なお5図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 第2図 第 6 区 7/ フ゛ロック討闇yJ!J閣冒在 72、歪闘イ直 昭和 年 月 日
Claims (2)
- (1)入力画像信号系列を空間周波数帯域別に分割され
た複数の周波数帯域別入力画像信号系列に変換する帯域
分割部と、前記帯域分割部より出力された周波数帯域別
入力画像信号系列を1フレーム分記憶し、時分割で所定
の周波数帯域入力画像信号系列を1フレーム分出力する
第1のフレームメモリと、後述する加算器の出力する所
定の周波数帯域復号画像信号系列にフレーム遅延を与え
て所定の周波数帯域フレーム間予測信号生成する第2の
フレームメモリと、前記第1のフレームメモリから出力
された所定の周波数帯域入力画像信号系列から前記第2
のフレームメモリより出力された所定の周波数帯域フレ
ーム間予測信号を減算し、所定の周波数帯域フレーム間
差分信号を生成する減算器と、前記減算器の出力する所
定の周波数帯域フレーム間差分信号をその空間周波数の
高低に応じた精度によってダイナミックベクトル量子化
符号化し、所定の周波数帯域符号化データを生成するダ
イナミックベクトル量子化符号化部と、前記第1のフレ
ームメモリと第2のフレームメモリの書込み/読出しの
制御、および前記ダイナミックベクトル量子化符号化部
のベクトル量子化特性を制御する符号化制御部と、前記
ダイナミックベクトル量子化符号化部にて生成された所
定の周波数帯域符号化データを所定の周波数帯域フレー
ム間復号差分信号に変換するダイナミックベクトル量子
化復号化部と、前記ダイナミックベクトル量子化復号化
部からの所定の周波数帯域フレーム間復号差分信号と前
記第2のフレームメモリからの所定の周波数帯域フレー
ム間予測信号とを加算して所定の周波数帯域復号画像信
号系列を生成し、前記第2のフレームメモリへ入力する
加算器と、前記ダイナミックベクトル量子化符号化部の
出力する所定の周波数帯域符号化データを可変長符号化
する可変長符号化部と、前記可変長符号化部からの可変
長符号化されたデータを一時蓄えるバッファと、前記バ
ッファから出力された可変長符号化されたデータを送信
信号として送出する回線インタフェースとを備えたフレ
ーム間ベクトル量子化器。 - (2)前記ダイナミックベクトル量子化符号化部が、前
記所定の周波数帯域フレーム間差分信号をベクトル化し
て平均値を分離するとともに、前記平均値に対してスカ
ラ量子化符号化を行って、平均値分離入力ベクトルおよ
び平均値符号化データ出力する平均値分離部と、複数個
の平均“0”、大きさ“1”の正規化出力ベクトルを記
憶した固定コードブック、および前記平均値分離入力ベ
クトルを正規化した正規化ベクトルを正規化出力ベクト
ルとして記憶し、かつ、その記憶内容が随時更新される
ダイナミックコードブックを含むコードブックと、前記
平均値分離部より与えられた平均値分離入力ベクトルに
対して、前記コードブックの固定コードブックおよびダ
イナミックコードブックに記憶されている各正規化出力
ベクトルとの内積を計算して、“0”以上の最大内積を
与える前記正規化出力ベクトルを検出し、前記平均値分
離入力ベクトルの大きさと前記最大内積の大きさに基づ
いて求められた歪が前記符号化制御部から送られてきた
歪閾値よりも小さい場合、前記最大内積の値で定義され
る振幅符号化データ、および前記最大内積を与える前記
正規化出力ベクトルを識別するためのインデックスを出
力し、前記歪が前記歪閾値よりも大きい場合、前記振幅
符号化データの符号を反転して出力するとともに、前記
インデックスに代えて前記平均値分離部からの平均値分
離入力ベクトルをそのまま出力する内積ベクトル量子化
符号化部と、前記内積ベクトル量子化符号化部より与え
られた平均値分離入力ベクトルをサンプル毎にスカラ量
子化して平均値分離ベクトル符号化データを生成するス
カラ量子化符号化部と、前記振幅符号化データによって
前記インデックスと前記平均値分離ベクトル符号化デー
タとの選択を行うセレクタと、前記所定の周波数帯域フ
レーム間差分信号をブロック単位でカウントして周波数
帯域識別信号を生成するブロックカウンタと、前記符号
化制御部から送られてきたブロック識別閾値を用いて有
効ブロック/無効ブロックの判定を行ってブロック識別
信号を出力するブロック識別部と、前記内積ベクトル量
子化符号化部からの平均値分離入力ベクトルを正規化し
て正規化出力ベクトルを生成し、前記コードブック中の
ダイナミックコードブックへ出力する正規化部とで構成
され、前記所定の周波数帯域符号化データとして、前記
有効ブロックに対しては、前記ブロック識別信号、平均
値符号化データ、振幅符号化データ、および前記セレク
タで選択されたインデックスあるいは平均値分離ベクト
ル符号化データの一方を出力し、前記無効ブロックに対
しては、前記ブロック識別信号のみを出力することを特
徴とする請求項1記載のフレーム間ベクトル量子化器。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63112602A JPH0728407B2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | フレーム間ベクトル量子化器 |
CA000592194A CA1333420C (en) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | Vector quantizer |
US07/316,020 US5194950A (en) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | Vector quantizer |
KR1019890002319A KR910009092B1 (ko) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | 프레임간의 벡터 양자화 부호화 및 복호화 장치 |
EP95107770A EP0669767A3 (en) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Vector quantizer. |
EP19940107739 EP0615346A3 (en) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Vector quantizer. |
DE68929054T DE68929054D1 (de) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Vektor-Quantifizierer |
EP95107771A EP0669768B1 (en) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Vector quantizer |
EP89103456A EP0331094B1 (en) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Multimedia data transmission system |
EP95107769A EP0669766A3 (en) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Vector quantifier. |
DE68926864T DE68926864T2 (de) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Übertragungssystem für Multimediadaten |
US08/015,657 US5291286A (en) | 1988-02-29 | 1993-02-09 | Multimedia data transmission system |
CA000616916A CA1338224C (en) | 1988-02-29 | 1994-09-14 | Vector quantizer |
CA000616915A CA1338223C (en) | 1988-02-29 | 1994-09-14 | Vector quantizer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63112602A JPH0728407B2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | フレーム間ベクトル量子化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01284082A true JPH01284082A (ja) | 1989-11-15 |
JPH0728407B2 JPH0728407B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=14590838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63112602A Expired - Fee Related JPH0728407B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-05-11 | フレーム間ベクトル量子化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728407B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04222186A (ja) * | 1990-03-19 | 1992-08-12 | American Teleph & Telegr Co <Att> | ビデオ信号獲得方法とビデオフレーム受信装置 |
JPH04222187A (ja) * | 1990-03-19 | 1992-08-12 | American Teleph & Telegr Co <Att> | ビデオ信号発生方法とその受像機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60194686A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | ダイナミツク多段ベクトル量子化器 |
JPS6232785A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-12 | Fujitsu Ltd | 適応形ベクトル量子化方式 |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP63112602A patent/JPH0728407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60194686A (ja) * | 1984-03-15 | 1985-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | ダイナミツク多段ベクトル量子化器 |
JPS6232785A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-12 | Fujitsu Ltd | 適応形ベクトル量子化方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04222186A (ja) * | 1990-03-19 | 1992-08-12 | American Teleph & Telegr Co <Att> | ビデオ信号獲得方法とビデオフレーム受信装置 |
JPH04222187A (ja) * | 1990-03-19 | 1992-08-12 | American Teleph & Telegr Co <Att> | ビデオ信号発生方法とその受像機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0728407B2 (ja) | 1995-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |