JPH01282904A - アンテナ用誘電体レンズ - Google Patents
アンテナ用誘電体レンズInfo
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- JPH01282904A JPH01282904A JP11181388A JP11181388A JPH01282904A JP H01282904 A JPH01282904 A JP H01282904A JP 11181388 A JP11181388 A JP 11181388A JP 11181388 A JP11181388 A JP 11181388A JP H01282904 A JPH01282904 A JP H01282904A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、誘電体レンズ、特に、アンテナ用として適し
た誘電体レンズに関する。
た誘電体レンズに関する。
[従来の技術および課m]
従来の誘電体レンズとしては、テフロン製のものが既に
知られている。テフロンなどの誘電体を光学系の凸レン
ズのように成形すると、マイクロ波を集束させることが
できる。
知られている。テフロンなどの誘電体を光学系の凸レン
ズのように成形すると、マイクロ波を集束させることが
できる。
しかしながら、テフロン等の樹脂を用いた誘電体レンズ
ではその樹脂の比誘電率が小さく、マイクロ波の十分な
集束を得るためには、レンズ厚みを大きくしなければな
らないという問題がある。
ではその樹脂の比誘電率が小さく、マイクロ波の十分な
集束を得るためには、レンズ厚みを大きくしなければな
らないという問題がある。
そこで、誘電体レンズの材質にセラミックスを用い、比
誘電率を高めることが考えられる。しかし、その場合に
は、セラミックスの比重が大きいため、誘電体レンズが
重くなってしまうという問題がある。また、大型のもの
を焼成しようとするとクラックが入りやすい等の欠点も
生じる。
誘電率を高めることが考えられる。しかし、その場合に
は、セラミックスの比重が大きいため、誘電体レンズが
重くなってしまうという問題がある。また、大型のもの
を焼成しようとするとクラックが入りやすい等の欠点も
生じる。
さらに、従来の誘電体レンズでは、レンズ面での反射を
少なくする方法として、誘電体レンズ本体の誘電率の平
方根の値となる誘電率を有する材料を約λ/4の厚さで
コーティングする方法が用いられている。その場合に、
前記誘電体層中に空気の泡などを混入することにより、
誘電率を所望値になるよう調整している。しかし、この
従来の構成では、誘電率の調整が容易でなく、正確な調
整が行なえないという問題がある。
少なくする方法として、誘電体レンズ本体の誘電率の平
方根の値となる誘電率を有する材料を約λ/4の厚さで
コーティングする方法が用いられている。その場合に、
前記誘電体層中に空気の泡などを混入することにより、
誘電率を所望値になるよう調整している。しかし、この
従来の構成では、誘電率の調整が容易でなく、正確な調
整が行なえないという問題がある。
本発明の第1の目的は、高い誘電率が得られ、誘電率の
調整が容易に行なえ、しかも軽量であるアンテナ用誘電
体レンズを提供することにある。
調整が容易に行なえ、しかも軽量であるアンテナ用誘電
体レンズを提供することにある。
本発明の第2の目的は、前記第1の目的を達成し得るア
ンテナ用誘電体レンズにおいて、誘電率の調整が容易か
つ正確に行なえる整合用誘電体層が形成されたアンテナ
用誘電体レンズを提供することにある。
ンテナ用誘電体レンズにおいて、誘電率の調整が容易か
つ正確に行なえる整合用誘電体層が形成されたアンテナ
用誘電体レンズを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
第1の発明に係るアンテナ用誘電体レンズは、焼成され
た粉状のセラミックスを、10〜90容量%で樹脂に混
合した混合物からなるアンテナ用誘電体レンズである。
た粉状のセラミックスを、10〜90容量%で樹脂に混
合した混合物からなるアンテナ用誘電体レンズである。
第2の発明に係るアンテナ用誘電体レンズは、第1の発
明に係るレンズの表面部に、焼成された粉状のセラミッ
クスと樹脂とを混合した混合物からなる、レンズ面での
電波の反射を少なくするための整合用誘電体層が形成さ
れている。
明に係るレンズの表面部に、焼成された粉状のセラミッ
クスと樹脂とを混合した混合物からなる、レンズ面での
電波の反射を少なくするための整合用誘電体層が形成さ
れている。
[作用]
第1の発明に係るアンテナ用誘電体レンズでは、セラミ
ックスを使用していることから、高い誘電率を得ること
ができるようになり、レンズの厚みを薄くすることが可
能となる。また、セラミックスと樹脂とを混合した混合
物からなるため、セラミックスのみからなる前記改良例
に比べて、軽量の誘電体レンズを得ることができる。し
かも、セラミックスと樹脂との混合比率を種々に設定す
ることによって、所望の誘電率を有する誘電体レンズが
容易に得られる。
ックスを使用していることから、高い誘電率を得ること
ができるようになり、レンズの厚みを薄くすることが可
能となる。また、セラミックスと樹脂とを混合した混合
物からなるため、セラミックスのみからなる前記改良例
に比べて、軽量の誘電体レンズを得ることができる。し
かも、セラミックスと樹脂との混合比率を種々に設定す
ることによって、所望の誘電率を有する誘電体レンズが
容易に得られる。
第2の発明に係るアンテナ用誘電体レンズでは、整合用
誘電体層がセラミックスと樹脂との混合物からなるため
、その混合比率を任意に設定することにより、前記誘電
体層の誘電率を容易かつ正確に設定することができる。
誘電体層がセラミックスと樹脂との混合物からなるため
、その混合比率を任意に設定することにより、前記誘電
体層の誘電率を容易かつ正確に設定することができる。
[実施例]
第1図は、本発明に係るアンテナ用誘電体レンズの一実
施例の縦断面図である。第1図において、誘電体レンズ
本体1は、光学系の凸レンズに類似した形状に成形され
ている。そして、誘電体レンズ本体1の表面には、レン
ズ面での電波の反射を少なくするための整合用誘電体層
2が形成されている。
施例の縦断面図である。第1図において、誘電体レンズ
本体1は、光学系の凸レンズに類似した形状に成形され
ている。そして、誘電体レンズ本体1の表面には、レン
ズ面での電波の反射を少なくするための整合用誘電体層
2が形成されている。
なお、レンズ本体1および整合用誘電体層2は、焼成さ
れた粉状のセラミックスと樹脂とを混合した混合物から
構成されている。そして、整合用誘電体層2の誘電率は
、レンズ本体1の誘電率の平方根に概ね一致するように
設定されている。また、レンズ本体1および整合用誘電
体層2は樹脂を含んでいるため、射出成形などの方法を
用いて複雑な形状のものや大型のものが形成可能である
。
れた粉状のセラミックスと樹脂とを混合した混合物から
構成されている。そして、整合用誘電体層2の誘電率は
、レンズ本体1の誘電率の平方根に概ね一致するように
設定されている。また、レンズ本体1および整合用誘電
体層2は樹脂を含んでいるため、射出成形などの方法を
用いて複雑な形状のものや大型のものが形成可能である
。
使用する材料としては、次のようなセラミックスと樹脂
の混合物が考えられる。セラミックスとしては、たとえ
ば、5rTIO,、CaTi0゜やBaO−Nd20.
−Ti02系などが使用され得る。また、樹脂としては
、テフロン、ポリスチレン、ポリエチレン、メチレンペ
ンテンポリマー、ポリアセトン、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチ
レンやエポキシ樹脂などが使用され得る。なお、CaT
i0.の比誘電率εrは概ね180.5rTie、の比
誘電率ε「は概ね260、BaO−Nd20.−Ti0
2系の比誘電率εrは概ね90である。また、テフロン
の比誘電率εrは概ね2.2、ポリスチレンの比誘電率
ε「は概ね2゜6、エポキシ樹脂の比誘電率ε「は概ね
4.5である。これらのセラミックスと樹脂とを種々の
混合比でそれぞれ組合わせて得られた比誘電率εrを第
2図に示す。第2図において、■は5rTtO1とテフ
ロンとの混合物、■は5rTiO,とエポキシ樹脂との
混合物、■は5rTiO,とポリスチレンとの混合物、
■はCaTi0.とテフロンとの混合物、■はCaTi
O3とエポキシ樹脂との混合物、■はCaTi0.とポ
リスチレンとの混合物、■はBaO−Nd20.−Ti
02とテフロンとの混合物、■はBaO−Nd20゜−
T i 02とエポキシ樹脂との混合物、■はBaO−
Nd203−Ti 02とポリスチレンとの混合物にお
ける体積比−比誘電率の関係を示している。
の混合物が考えられる。セラミックスとしては、たとえ
ば、5rTIO,、CaTi0゜やBaO−Nd20.
−Ti02系などが使用され得る。また、樹脂としては
、テフロン、ポリスチレン、ポリエチレン、メチレンペ
ンテンポリマー、ポリアセトン、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチ
レンやエポキシ樹脂などが使用され得る。なお、CaT
i0.の比誘電率εrは概ね180.5rTie、の比
誘電率ε「は概ね260、BaO−Nd20.−Ti0
2系の比誘電率εrは概ね90である。また、テフロン
の比誘電率εrは概ね2.2、ポリスチレンの比誘電率
ε「は概ね2゜6、エポキシ樹脂の比誘電率ε「は概ね
4.5である。これらのセラミックスと樹脂とを種々の
混合比でそれぞれ組合わせて得られた比誘電率εrを第
2図に示す。第2図において、■は5rTtO1とテフ
ロンとの混合物、■は5rTiO,とエポキシ樹脂との
混合物、■は5rTiO,とポリスチレンとの混合物、
■はCaTi0.とテフロンとの混合物、■はCaTi
O3とエポキシ樹脂との混合物、■はCaTi0.とポ
リスチレンとの混合物、■はBaO−Nd20.−Ti
02とテフロンとの混合物、■はBaO−Nd20゜−
T i 02とエポキシ樹脂との混合物、■はBaO−
Nd203−Ti 02とポリスチレンとの混合物にお
ける体積比−比誘電率の関係を示している。
第2図で明らかなように、セラミックスと樹脂との混合
比を変えることによって、広い範囲にわたり誘電率を任
意に設定することができることがわかる。したがって、
これらのセラミックスおよび樹脂の混合物は、誘電体レ
ンズ本体1のみならず整合用誘電体層2用として有用で
あることがわかる。
比を変えることによって、広い範囲にわたり誘電率を任
意に設定することができることがわかる。したがって、
これらのセラミックスおよび樹脂の混合物は、誘電体レ
ンズ本体1のみならず整合用誘電体層2用として有用で
あることがわかる。
次に、CaTi0.(比重−3,9g/cm3)とエポ
キシ樹脂(比重−1,2g/cm3)とを混合して得ら
れた混合物を用いた誘電体レンズの比誘電率の変化と、
比重の変化とを第3図に示す。
キシ樹脂(比重−1,2g/cm3)とを混合して得ら
れた混合物を用いた誘電体レンズの比誘電率の変化と、
比重の変化とを第3図に示す。
第3図から明らかなように、本発明に係る混合物からな
る誘電体レンズでは、100%セラミックスを用いた誘
電体レンズよりも軽量化できることがわかる。たとえば
、比誘電率が39となるように混合した混合物を用いて
150.0mmのレンズを形成した場合には、そのレン
ズ重量は208gとなった。これに対し、比誘電率が3
9のセラミックスを100%使用して同一の形状のもの
を形成したときのレンズの重量は388gであっ、た。
る誘電体レンズでは、100%セラミックスを用いた誘
電体レンズよりも軽量化できることがわかる。たとえば
、比誘電率が39となるように混合した混合物を用いて
150.0mmのレンズを形成した場合には、そのレン
ズ重量は208gとなった。これに対し、比誘電率が3
9のセラミックスを100%使用して同一の形状のもの
を形成したときのレンズの重量は388gであっ、た。
次に、誘電体レンズ1に適合する誘電率を有する整合用
誘電体層2を形成する場合には、たとえば次のように行
なう。誘電体レンズ1用材料としてCaTiOsとエポ
キシ樹脂とを体積比で67:33となるように混合し、
得られた混合物によって誘電体レンズ1を形成した。そ
して、整合用誘電体層2用材料としてCaTi0.とエ
ポキシ樹脂とを体積比で23777の割合で混合し、得
られた混合物を用いる。この場合には、第3図からも明
らかなように、誘電体レンズ1の比誘電率εrの平方根
の値に整合層2の比誘電率εrが概ね一致することにな
る。これにより、誘電体レンズ1に適合した整合用誘電
体層2が容易に得られる。
誘電体層2を形成する場合には、たとえば次のように行
なう。誘電体レンズ1用材料としてCaTiOsとエポ
キシ樹脂とを体積比で67:33となるように混合し、
得られた混合物によって誘電体レンズ1を形成した。そ
して、整合用誘電体層2用材料としてCaTi0.とエ
ポキシ樹脂とを体積比で23777の割合で混合し、得
られた混合物を用いる。この場合には、第3図からも明
らかなように、誘電体レンズ1の比誘電率εrの平方根
の値に整合層2の比誘電率εrが概ね一致することにな
る。これにより、誘電体レンズ1に適合した整合用誘電
体層2が容易に得られる。
また、誘電体レンズ1の比誘電率を20とし、空気の比
誘電率を1とした場合に、整合用誘電体層2の誘電率の
変化と垂直入射の場合の反射損との関係は第4図のよう
になった。第4図は、誘電体レンズ1の誘電率の平方根
に対する整合用誘電体層2の誘電率の割合と垂直入射の
場合の反射損との関係を示している。なお、横軸は、誘
電体面の比誘電率の平方根で規格化した整合用誘電体層
の比誘電率である。第4図から明らかなように、整合用
誘電体層2の誘電率の誤差を理想的値から±10%以内
に抑えれば、反射損は0.5dB以下に抑えることがで
きることがわかる。
誘電率を1とした場合に、整合用誘電体層2の誘電率の
変化と垂直入射の場合の反射損との関係は第4図のよう
になった。第4図は、誘電体レンズ1の誘電率の平方根
に対する整合用誘電体層2の誘電率の割合と垂直入射の
場合の反射損との関係を示している。なお、横軸は、誘
電体面の比誘電率の平方根で規格化した整合用誘電体層
の比誘電率である。第4図から明らかなように、整合用
誘電体層2の誘電率の誤差を理想的値から±10%以内
に抑えれば、反射損は0.5dB以下に抑えることがで
きることがわかる。
次に、本発明に係るアンテナ用誘電体レンズのアンテナ
利得の特性について説明する。
利得の特性について説明する。
まず、CaTi0.とエポキシ樹脂とを混合した混合物
を用いて、比誘電率ε「が概ね20.0である誘電体レ
ンズを形成した。そして、第5図に示すような実験装置
を用いて誘電体レンズのアンテナ利得を測定した。第5
図において、3は本発明の実施例に係る誘電体レンズを
用いたアンテナ、4は比較のための標準ゲインホーン、
5は受信電力を測定するためのスペクトラムアナライザ
、6は送信用のアンテナ、7は発振装置である。第5図
の装置を用いて、バッチアンテナを一次放射器とした誘
電体レンズアンテナ3の利得の絶対値を、標準ゲインホ
ーン4と比較することによって得た。
を用いて、比誘電率ε「が概ね20.0である誘電体レ
ンズを形成した。そして、第5図に示すような実験装置
を用いて誘電体レンズのアンテナ利得を測定した。第5
図において、3は本発明の実施例に係る誘電体レンズを
用いたアンテナ、4は比較のための標準ゲインホーン、
5は受信電力を測定するためのスペクトラムアナライザ
、6は送信用のアンテナ、7は発振装置である。第5図
の装置を用いて、バッチアンテナを一次放射器とした誘
電体レンズアンテナ3の利得の絶対値を、標準ゲインホ
ーン4と比較することによって得た。
得られた結果を第1表に示す。
第 1 表
また、本発明の実施例に係る誘電体レンズを用いたアン
テナの周波数−利得特性を第6図に示す。
テナの周波数−利得特性を第6図に示す。
第6図において、Aは整合用誘電体層を有する誘電体レ
ンズを用いたアンテナの特性である。Bは、整合用誘電
体層を有さない誘電体レンズを用いたアンテナの特性で
ある。なお、Cは従来のバッチアンテナ単体の特性を示
している。第6図がら明らかなように、従来のバッチア
ンテナに比べて本発明に係るアンテナによれば大きな利
得が得られる。また、整合用誘電体層を有さないアンテ
ナに比べて、整合用誘電体層を設けた場合のアンテナに
よれば、より高い利得が得られるようになる。
ンズを用いたアンテナの特性である。Bは、整合用誘電
体層を有さない誘電体レンズを用いたアンテナの特性で
ある。なお、Cは従来のバッチアンテナ単体の特性を示
している。第6図がら明らかなように、従来のバッチア
ンテナに比べて本発明に係るアンテナによれば大きな利
得が得られる。また、整合用誘電体層を有さないアンテ
ナに比べて、整合用誘電体層を設けた場合のアンテナに
よれば、より高い利得が得られるようになる。
次に、本発明に係る誘電体レンズを衛星放送受信用アン
テナに適用した場合の一例を第7図に示す。第7図は、
衛星放送受信システムの概略を示している。第7図にお
いて、誘電体レンズ10により集められた放送電波の高
周波信号は、−次放射器11と、BSコンバータ12の
LNA回路13とを通じて第1の混合回路14に与えら
れる。
テナに適用した場合の一例を第7図に示す。第7図は、
衛星放送受信システムの概略を示している。第7図にお
いて、誘電体レンズ10により集められた放送電波の高
周波信号は、−次放射器11と、BSコンバータ12の
LNA回路13とを通じて第1の混合回路14に与えら
れる。
この第1の混合回路14では、局部発振回路15から1
0GHz帯の局部発振信号が与えられる。
0GHz帯の局部発振信号が与えられる。
第1の混合回路14は局部発振信号に基づいて、高周波
信号の周波数を変換し、IGHz帯の中間周波数信号I
F、を出力する。信号IF、は、BSチューナ16のI
F増幅回路17で増幅された後、第2の混合回路18に
与えられる。第2の混合回路18には、第2の局部発振
回路19から別の局部発振信号が与えられている。第2
の混合回路18では、局部発振信号に基づいて再び周波
数変換を行ない、第2の中間周波数信号を作り、IFフ
ィルタ20に入力する。IFフィルタを通過した中間周
波数信号は、FM検波回路21に入力される。
信号の周波数を変換し、IGHz帯の中間周波数信号I
F、を出力する。信号IF、は、BSチューナ16のI
F増幅回路17で増幅された後、第2の混合回路18に
与えられる。第2の混合回路18には、第2の局部発振
回路19から別の局部発振信号が与えられている。第2
の混合回路18では、局部発振信号に基づいて再び周波
数変換を行ない、第2の中間周波数信号を作り、IFフ
ィルタ20に入力する。IFフィルタを通過した中間周
波数信号は、FM検波回路21に入力される。
本発明に係る誘電体レンズは、たとえば第7図のように
衛星放送受信用のアンテナ用として有効に利用すること
が可能である。
衛星放送受信用のアンテナ用として有効に利用すること
が可能である。
[発明の効果]
第1の発明によれば、セラミックスを用いたことから誘
電率が高くなり、レンズの厚みを薄くすることが可能と
なる。また、セラミックスと樹脂とを混合したことから
、100%セラミックスを用いた場合に比べて軽量化が
図れるとともに、レンズへの成型性がよくなる。さらに
、セラミックスと樹脂とを混合することから、誘電率の
調整が容易にかつ正確に行なえるようになる。したがっ
て、第1の発明によれば、誘電率の調整が容易かつ正確
にでき、しかも軽量かつ小型のアンテナ用レンズが得ら
れるようになる。
電率が高くなり、レンズの厚みを薄くすることが可能と
なる。また、セラミックスと樹脂とを混合したことから
、100%セラミックスを用いた場合に比べて軽量化が
図れるとともに、レンズへの成型性がよくなる。さらに
、セラミックスと樹脂とを混合することから、誘電率の
調整が容易にかつ正確に行なえるようになる。したがっ
て、第1の発明によれば、誘電率の調整が容易かつ正確
にでき、しかも軽量かつ小型のアンテナ用レンズが得ら
れるようになる。
第2の発明によれば、整合層としてセラミックスと樹脂
とを混合した混合物を用いたことから、レンズ本体の誘
電率に整合層の誘電率を容易かつ正確に適合させること
が可能となる。したがって、第2の発明によれば、より
優れたアンテナ利得特性を発揮することのできる誘電体
レンズを得ることができるようになる。
とを混合した混合物を用いたことから、レンズ本体の誘
電率に整合層の誘電率を容易かつ正確に適合させること
が可能となる。したがって、第2の発明によれば、より
優れたアンテナ利得特性を発揮することのできる誘電体
レンズを得ることができるようになる。
第1図は、本発明に係る誘電体レンズの縦断面図である
。第2図は、体積比と比誘電率との関係を示すグラフで
ある。第3図は、体積比と比誘電率および比重との関係
を示すグラフである。第4図は、誘電体面に整合用誘電
体層を約λ/4の厚みで形成したときの、反射損の特性
を示すグラフである。第5図は、アンテナ利得特性n1
定の際に使用したaP3定装蓋装置略図である。・第6
図は、周波数とアンテナ利得との関係を示すグラフであ
る。 第7図は、本発明に係る誘電体レンズを衛星放送受信用
アンテナとして利用した場合の概略囲路図である。 1は誘電体レンズ本体、2は整合用誘電体層である。
。第2図は、体積比と比誘電率との関係を示すグラフで
ある。第3図は、体積比と比誘電率および比重との関係
を示すグラフである。第4図は、誘電体面に整合用誘電
体層を約λ/4の厚みで形成したときの、反射損の特性
を示すグラフである。第5図は、アンテナ利得特性n1
定の際に使用したaP3定装蓋装置略図である。・第6
図は、周波数とアンテナ利得との関係を示すグラフであ
る。 第7図は、本発明に係る誘電体レンズを衛星放送受信用
アンテナとして利用した場合の概略囲路図である。 1は誘電体レンズ本体、2は整合用誘電体層である。
Claims (2)
- (1)焼成された粉状のセラミックスを、10〜90容
量%で樹脂に混合した混合物からなるアンテナ用誘電体
レンズ。 - (2)前記レンズの表面部に、焼成された粉状のセラミ
ックスと樹脂とを混合した混合物からなる、レンズ面で
の電波の反射を少なくするための整合用誘電体層が形成
されている請求項1記載のアンテナ用誘電体レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63111813A JPH073926B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | アンテナ用誘電体レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63111813A JPH073926B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | アンテナ用誘電体レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01282904A true JPH01282904A (ja) | 1989-11-14 |
JPH073926B2 JPH073926B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=14570803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63111813A Expired - Fee Related JPH073926B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | アンテナ用誘電体レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073926B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03179805A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体レンズアンテナ用複合材料 |
JPH05291820A (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-05 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ用誘電体レンズ |
US7301504B2 (en) | 2004-07-14 | 2007-11-27 | Ems Technologies, Inc. | Mechanical scanning feed assembly for a spherical lens antenna |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP63111813A patent/JPH073926B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03179805A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体レンズアンテナ用複合材料 |
JPH05291820A (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-05 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ用誘電体レンズ |
US7301504B2 (en) | 2004-07-14 | 2007-11-27 | Ems Technologies, Inc. | Mechanical scanning feed assembly for a spherical lens antenna |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073926B2 (ja) | 1995-01-18 |
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