JPH01281474A - コロナ放電器並びにこの放電器を用いたプロセスユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は構造が間車なグリッド電極を備えたコロナ放電
器並びにこのコロナ放電器を用いたプロセスユニットに
関する。

（従来技術） 近年帯電制御を行う目的からグリッド電極を使用したス
コロトロン方式のコロナ放電器が用いられている。この
ような方式のコロナ放電器においては、グリッド電極の
取付は並びに該電極に電圧を印加するための端子等、従
来のシールドケースとコロナ放電用ワイヤ等からなるコ
ロトロ／に比して、部品点数が必然的に多（なる。

そのため、コストアップや製造のための時間が長くなる
と言うような未だ改善されるべき問題点も残されている
。

一方、複写機やレーザープリンター等の画像形成装置が
パーソナルユーズにまで拡大される傾向も存り、このよ
うな画像形成装置においてはメンテナンスの問題から所
謂プロセスユニットが使用される１頃向に有る。この場
合、プロセスユニントは一般に寿命が東た時には使い捨
てるように設計されているので、このプロセスユニント
に使用するコロナ帯電器においてもコスト等はおおきな
問題と成って来ている。

（月的） 従−）で、本発明は、部品点数が少な（製造においても
節単に行なえるスコロトロン方式のコロナ放電器を提供
することを主たる目的とする。

（構成） 本発明は第一に、コロナｌ！ｉ、電用ワイヤ並びにグリ
ッド電極を備えたコロナ帯電器において、上記グリッド
電極はその一部が電圧印加用の端子部として機能するよ
う薄板状の部材で一体に形成されていることを構造上の
特ｉｆｆとしたコロナ放電器である。

また、第二の発明においては、像担持体と、咳像担持体
上に像を形成するためのプロセス手段を筺体に具備し画
像形成装置に対しご着脱自在なプロセスユニントにおい
て、 ｍＷ体にはプロセス手段の一つとしてコロナ放電器２具
備し、該コロナ放電器の開口部にはΔ根状の部材で−・
体に形成されその一部が電圧印加用の端子部として上記
筺体の外部に突出するようグリッド電極が設けられてい
ることを構造上の特徴としたフ゛ロセスユニントである
。

（作用） 本発明においては、グリッド電極が薄板状の部材で形成
されており、その一部が突出して端子部となるよう一体
状に成形されたものであるので、端子を新たに設けるこ
とも、ハング付けやその他の方法で端子に接続するとご
うことが一切必要の無いスコロトロンとすることができ
る。

（実施例） 以下第１及び第２図を参照して第１の発明のコロナ放電
器の一具体例を説明する。なお、本発明はこの具体例に
よって限定されるものでは無く、技術思想を同一にする
限り種々の態様が存在するものである。

第１図はコロナ放電器を電極端子側から見た一部切欠き
斜視図であり、第２図はグリンドの取付を説明するため
の分解耕み立て図である。

全体として２で示すスコロトロンは、断面が略コ字状の
シールドケース４と、このシールドケース４の長手方向
両端部に設けられたエンドブロック６ａ、６ｂ、シール
ドケース４の内側であって２つのエンドブロンクロａ、
６ｂ間に張架されたコロナ放電用ワイヤ８及びシールド
ケース４の図中上方部に存する開口１０に設けられたグ
リッド電極１２とから構成されている。

シールドケース４の図中下面側には画像形成装置本体（
図示せず）に取付けるための取付はガイド１３が設けら
れており、このガイド１３を介して画像形成装置本体に
接地される。

コロナ放電用ワイヤ８は例えばタングステン線で構成さ
れ、シールドケース４との間に例えば６ＫＶ程度の電圧
を印加することで放電を行うように構成されている。エ
ンドブロンクロａ、６ｂに張架されたコロナ放電用ワイ
ヤ８の一端は図示しない画像形成装置内に設けられた電
源部から電気の供給を受けるためのエンドブロック６ａ
に設けられた端子１４に接続されている７ 本発明のコロナ放電器２は、グリッド電極１２がもうけ
られたスコロトロンであり、このグリッド電極１２に大
きな特徴を有している。即ち、グリッド電極１２は例え
ばステンレス等の導電性の薄板状部材の中央部において
斜め方向に夛数のスリット１５が設けられるように一体
に形成されたものであり、またこのグリッド電極１２は
図に示されたような図中左下部に突出部１６を有するよ
うな形状となっている。

かかるグリッド電極１２は第２図に示した様な態様でシ
ールドケース４に取付られている。具体的には、樹脂等
の絶縁性部材で成形された枠状部材１８を介してシール
ドケース４に取付られる。

即ち、枠状部材１８のシールドケース４と接続する側（
図中Ｆ方側）にはシールドケース４の開口部端縁２０と
係合させるための溝部２２が形成されている。そして、
この溝部２２を用いて枠状部材１８をシールドケース４
に係合させる。この場合、シールドケース４の保合部は
少し切欠き部１７が設けられている。これはう／−ルド
ケース４に枠状部材１８を係合させた状態でグリッド電
極１２の突出部１６がエンドブロック６ａと路間−の高
さとなるようにするためである。

枠状部材１８のグリッド電極１２と接続する側（図中上
方部）には例えば４つの突部２４が設けられている。そ
して、この突部２４をグリ・ンド電極１２に設けられた
穴部２６に挿入し、この突部２４を例えば融着等の手段
にでその先端部を潰し、グリッド電ＪＭ１２を枠状部材
１８に固定させる。

一方、エンドブ１コツクロａにはグリッド電極１２に一
体状に形成された突出部（端子部）１６に対応させて溝
状の四部１９が形成されており、グリッド電極１２をシ
ールドケース４に装着時には一ト記突出部１６がこの凹
部１９に丁度一致するような構成と成っている。またこ
の四部１９の図中左側端部には、グリッド電極１２の突
出部１６の自由ｉ２７がブラブラしないようにこの自由
端２０を保持するための孔部２８を設けることが好まし
い。そして、グリッド電極１２の突出部１６の弾性を利
用してこの孔部２８に突出部１６の自由端２７を挿入す
ることで精度良く位置規制させてグリッド電極１２をシ
ールド）ｆ−ス４に取付ることが可能となる。

以上コロナ放電器についての一実施例を説明したが、次
にこの思想をプロセスユニットに応用した具体例につい
て説明する。

第３図はプロセスユニットの断面形状並びにこのプロセ
スユニットと画像形成装置との位置関係示す図であり、
第４図はプロセスユニットの構成を示す分解組み立て図
、第５図はプロセスユニットの筺体内側に取付られたコ
ロナ放電器の構成をを説明するだめの断面図であり、第
６図は筺体に取付けられたＮＯす放電器の電極部分の構
成を説明するための部分斜視図である。

第３図を参照して、全体として３０で示すレーザープリ
ンターは、２点鎖線で簡略に図示しているプリンター本
体３２とこの本体３２に着脱自在に装着されるプロセス
ユニット３４とから構成されている。この第３図に示す
プリンター３０における本体３２の構成並びにプロセス
ユニット３４の装着及び離脱の方式については、本出願
人の出願に係る昭和６２年特許願第２９０７４０号（出
願日：昭和６２年１１月３０日１発明の名称：画像形成
装置）の明細書及び図面に詳細に説明されているレーザ
ービームプリンターと実質上同一でよく、それゆえにこ
れらの説明については上記出願に委ね、本明細書におい
ては省略する。

次に第４図を参照してプロセスユニット３゛４について
説明する。なおこのプロセスユニット３４は本出願人の
本出願に係る同日付は特許出願（発明の名称二画像生成
機）に詳細に説明されているプロセスユニットと実質上
同一のプロセスユニットであるので、本出願においては
簡略して説明し、詳細な説明については上記同日付は出
願の明細書の開示に委ねる。

本発明におけるプロラスユニット３４は別個に形成乃至
組み立てられた４個の構成要素即ち像担持体としての感
光体ドラム３６と該感光体上に転写後残留した現像剤を
除去するためのクリーニング手段３８とを備えた第１の
構成要素４０と現像手段４２と現像剤を貯蔵した現像剤
貯蔵手段４４とを備えた第２の構成要素４６とこれら第
１及び第２の構成要素４Ｌ４６を内部に保持するための
筺体４７としての第３の構成要素４８及び第１の構成要
素における感光体ドラム３６を保護し画像形成装置とし
てのレーザービームプリンター本体３２に装着時取り外
すカバ一部材としての第４の構成要素４９とから成って
いる。

係る本発明のプロセスユニット３４における大きな特徴
は、これら構成要素の内筺体４７としての第３の構成要
素４８にコロナ放電器を取付け、このコロナ放電器にお
ける電極部を一体成形により簡単な構成に改良した点に
ある。

かかる改良点について第３図、第５図並びに第６図を参
照して説明する。

まず第３図と第５図を参照して、プロセスユニット３４
の筺体４７は樹脂材料により一体に成形されたものであ
り、第３図に示されたような断面形状を有している。こ
の形状において、図中５０゜５２（詳細は第５］）で示
された部分がコロナ放電器の一部を形成する壁部材であ
り、５４がコロナ放電用ワ・イヤ５６（詳細は第５図）
を張架するための１．す部材となっている。プロセスユ
ニット３４の筺体４７の側壁面５８．６０と上記壁部材
５０．５２で囲まれた空間の底面には導電性金属板で構
成されたシールド部材６２が設けられている。

次に第５図と第６図を参照して、このシールド部材６２
の回申前方側には突出部６４がプレス成形時において一
体に形成されており、この突出部６４をシールド部材６
２に電圧を印加するための電極部６３としての機能を行
わせるようになっている。具体的にはこの突出部６４を
筺体４７の側壁面６０に形成された開口６５より筺体４
７の外側に突出させて電極部６３としている。また、コ
Ｉ′：１す放電用ワイヤ５６はその一端部が例えば、バ
ネ等の手段でコロナ放電電圧印加用の電極として作用さ
せるための導電性金属板６６に接続されている。係る構
成のコロナ放電器へのグリッド電極６７の装着は壁部材
５０．５２の端縁６Ｂ、６９に載置するような形で行わ
れる。具体的には夫々の壁部材５０．５２の端縁６８，
６９に樹脂一体成形により設けられた突起７０と薄板状
のグリッド電極６７に形成された孔部７１とを用いて位
置規制がなされた状態で載置する。そして、載置された
後に前述した第一の発明にて説明した方法と同様の方法
にてこの突起７０を溶融しグリッド電極６７を筺体４７
の壁部材５０．５２に取付ける３さらに、このグリッド
電極６７には電圧印加用の端子として機能させるための
突出部７２が第一の発明と同様に形成されている。この
突出部７２はその弾力を利用して筺体４７の側壁面６０
に形成された開ロア４より筺体４７の外側に突出させて
端子として作用させる。この場合、この突出部７２は薄
板状の弾力の有る部材ゆえに、これ単独では端子として
の強度が不足している。したがって、本発明では厘体４
７にこの突出部７２を支持乃至は保持するための支持部
材７６を側壁面６０に形成している。そして、この支持
部材７６への突出部７２の支持形態は前述し７た第一の
発明と同様の方法にて突出部７２の自由端７８を支持部
材７６に形成した支持用孔部８０に挿入させることで容
易に且つ確実に突出部７２を支持部材７６に支持乃至は
保持させることがｉＪ能となる。

かくして筺体４７に形成されたコロナ放電器には、例え
ばコロナ放電用ワイヤ５６とシールド部材６２との間に
約６ＫＶの電圧を、またグリッド電極６７とシールド部
材６２との間に約６３０■の電圧を印加することで感光
体ドラム３６上に約６００Ｖ程度の静電荷を乗せること
ができた。

このように、プロセスユニット３４にコロナ放電器を形
成させる場合には、第１の構成要素４０に設けられた構
成とするよりも上述したように第、′３の構成要素４８
としての筺体４７に直接コロナ放電器を形成さゼるのが
よい。つまり筺体４７を樹脂成形させることでコロナ放
電器の枠組みを成形させることができ、しかもシールド
ケースを上述したような簡単な板状のシールド部材６２
として構成させることができるからである。さらにグリ
ッド電極６７の取付けについても、筺体４７に組みつけ
る感光体ドラム３６と精度良く位置決めされた状態にて
ネジ等のとりつけ手段を使用することなく筺体４７の一
部として樹脂成形された突起７０を使用して、これを溶
融固着させて簡単に取付けが可能だからである。従って
、かかる構成を採用することで部品点数を少なくさせ且
つ精度の良いプロセスユニット３４を製造できるからで
ある。

（効果） 以上説明したように、本発明によれば単にグリッド電極
の取付けを行うことによりその一部をグリッド電圧印加
用の端子として機能させることが可能となる。従ってグ
リッド電極に対して従来使用されているような端子部材
を新たに設けることも、接続させることも一切不要とな
る。その結果ころな放電器やプロセスユニットの構成を
極めて簡単なものとすることが可能となるばかりか、製
造に当たっての時間や部品コストを低減させることが可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第一の発明の具体例のコロナ放電器を電極端子
側から見たｉ゛↓↓視図り、第２図はそのグリッドの取
付を説明するだめの分解組み立て図である。 また、　第３図は第２の発明の具体例のプロセスユニッ
トの断面形状並びにこのプロセスユニットと画像形成装
置との位置関係示す図であり、第４図はプロセスユニッ
トの構成を示す分解組み立て図、第５図はプロセスユニ
ットの筺体内側に取付られたコロナ放電器の構成をを説
明するための断面図であり、第６図は筺体に取付けられ
たコロナ放電器の′遇極部分の構成を説明するための部
分斜視図である。 図中引照数字は以下の内容をしめず。 ８．５６・・・・コロナ放電用ワイヤ １２．６７・・・グリッド電極 １６．７２・・・突出部 ４７・・・・・・筺体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コロナ放電用ワイヤ並びにグリッド電極を備えたコ
   ロナ帯電器において、 上記グリッド電極はその一部が電圧印加用の端子部とし
   て機能するよう薄板状の部材で一体に形成されているこ
   とを特徴とするコロナ放電器。 ２、像担持体と、該像担持体上に像を形成するためのプ
   ロセス手段を筺体に具備し画像形成装置に対して着脱自
   在なプロセスユニットにおいて、該筺体にはプロセス手
   段の一つとしてコロナ放電器を具備し、該コロナ放電器
   の開口部には薄板状の部材で一体に形成されその一部が
   電圧印加用の端子部として上記筺体の外部に突出するよ
   うグリッド電極が設けられていることを特徴とするプロ
   セスユニット。