JPH0127981Y2 - - Google Patents

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JPH0127981Y2
JPH0127981Y2 JP1984024033U JP2403384U JPH0127981Y2 JP H0127981 Y2 JPH0127981 Y2 JP H0127981Y2 JP 1984024033 U JP1984024033 U JP 1984024033U JP 2403384 U JP2403384 U JP 2403384U JP H0127981 Y2 JPH0127981 Y2 JP H0127981Y2
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JP
Japan
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core metal
coating layer
rim core
steering wheel
annular
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JP1984024033U
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JPS60135264U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、自動車などのステアリングホイール
に関するものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
円環状のリム芯金を軟質合成樹脂製の被覆層で
被覆したステアリングホイールにおいて、リム芯
金に被覆層を強固に固定してリム芯金の周囲で被
覆層が回るのを防止する構造として、実公昭51−
45075号公報に示されたもの及び実開昭48−22322
号公報に示されたものが知られている。
前者は、多数の回り止め突条を形成した芯金の
外周面に沿わせて適当間隔で設けた当金板を突条
の外面に固着したものであるが、芯金に多数の突
条を形成する加工及び芯金に複数の当金板を適当
間隔で固着する作業が面倒で、しかも、芯金は棒
状で重いという問題があつた。
また、後者には、2条の環状体を同一平面上で
同軸的に配置し相互間を適宜数の係架片で結合し
た芯金、断面円形の環状体に直接に多数の貫通孔
を穿孔した芯金あるいは環状体の周囲に多数の突
起を突設した芯金が示されているが、2条の環状
体を多数の係架片で結合する作業、環状体に多数
の貫通孔を直接に穿孔する作業及び環状体に多数
の突起の突設する加工はいずれも面倒で、高価と
なり、しかも、いずれも重量が重いという問題が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上述したような点に鑑みなされたも
ので、軟質合成樹脂製の被覆層で被覆されるリム
芯金の構造を改良して、被覆層の回り止めを容易
かつ安価に行なえるようにするとともに、あわせ
て軽量化を計ろうとするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、円環状のリム芯金を軟質合成樹脂製
の被覆層で被覆したステアリングホイールにおい
て、上記リム芯金は、円環状中空パイプの外周の
長さ方向に沿つて、複数の貫通孔を有する平板状
の当接板を当接固定して成ることを特徴とするも
のである。
〔考案の実施例〕
本考案のステアリングホイールを、図面に示す
一実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図はステアリングホイールの芯金1を示
し、この芯金1は、円環状のリム芯金2の中央に
金属ボス3を配設し、このリム芯金2と金属ボス
3とを複数のスポーク芯金4を介して熔接により
連結したものである。
上記リム芯金2は、第2図にも示すように、円
環状に形成した金属製の断面円形の中空パイプ5
の外周に、このパイプ5の長さ方向に沿つて、平
板状の金属製あるいは合成樹脂製の当接板6を、
その一端部から順次当接させ、スポツト熔接や接
着剤で固定して囲繞した構造で、上記当接板6に
は多数の貫通孔7が事前に穿設されている。
そうして、第2図に示すように、上記リム芯金
2の外周に軟質塩化ビニル樹脂のような軟質合成
樹脂製の被覆層8を射出成形などによつて形成す
ると、被覆層8の樹脂がパイプ5と当接板6の間
の凹所9及び各貫通孔7に充填され、凹所9の樹
脂と当接板6外側の樹脂とが各貫通孔7の樹脂を
介して一体に連結されるので、被覆層8がリム芯
金2に強固に固定され、被覆層8がリム芯金2の
周囲で回ることがない。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、円環状中空
パイプの外周の長さ方向に沿つて、複数の貫通孔
を有する当接板を当接固定したものをリム芯金に
用いたので、リム芯金に被覆した被覆層の軟質合
成樹脂が当接板の各貫通孔にも充填され、この各
貫通孔の樹脂によつて当接板の外側の樹脂と当接
板の内側の樹脂が一体に連結し、これによつて、
被覆層の樹脂がリム芯金の周囲を囲むだけでな
く、各貫通孔を介して当接板の一部を独立的に囲
むので、被覆層がリム芯金に強固に固定されて被
覆層がリム芯金の周囲で回ることがなく、しか
も、製造に際して、中空パイプ自体には特別の加
工を行う必要はなく、一般的なパイプ材を円環状
に形成するだけでよく、そして、当接板は平板状
であるため、中空パイプに対する固定が容易にで
き、このため、製造が容易で安価にでき、その
上、中空パイプを用いているので、軽量化ができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のステアリングホイールの一実施例
を示し、第1図はステアリングホイールの芯金の
斜視図、第2図はステアリングホイールのリム部
の断面図である。 2……リム芯金、5……中空パイプ、6……当
接板、7……貫通孔、8……被覆層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円環状のリム芯金を軟質合成樹脂製の被覆層で
    被覆したステアリングホイールにおいて、 上記リム芯金は、円環状中空パイプの外周の長
    さ方向に沿つて、複数の貫通孔を有する平板状の
    当接板を当接固定して成ることを特徴とするステ
    アリングホイール。
JP2403384U 1984-02-21 1984-02-21 ステアリングホイ−ル Granted JPS60135264U (ja)

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JP2403384U JPS60135264U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 ステアリングホイ−ル

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JPS60135264U JPS60135264U (ja) 1985-09-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595471B2 (ja) * 1979-05-11 1984-02-04 株式会社クボタ 歩行型移動農機の操縦ハンドル取付構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595471U (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 日本発条株式会社 ステアリングホイ−ル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595471B2 (ja) * 1979-05-11 1984-02-04 株式会社クボタ 歩行型移動農機の操縦ハンドル取付構造

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Publication number Publication date
JPS60135264U (ja) 1985-09-09

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