JPH01277734A - 流体サンプル搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地下のウェル（油井）や貯蔵タンク、樽、貯水
槽等から採取された液体サンプルをベーラ（くみ出し）
又はブラダ−（袋）ポンプ等により密封びんに運び、実
験室での成分分析をより精度よく可能ならしめる装置に
関する。

〔従来の技術〕 これまで異物や有害物質が分析されるような水の様な液
体サンプルは油井や貯水槽の中にベーラとして知られた
空のベッセルを降下させ、充満された際それを水面から
引き上げることにより得られてきた。容器の対向端部に
ある隔壁キャップとポールチェック弁との間でサンプル
を密封する装置は米国特許第４．６２５．５７４号に開
示されている。

また米国特許第２．０５９．９９９号に示される液体採
取装置はその中に収納された液体サンプルを密封するた
めに上下弁シールを備えている。

さらにサンプルの一邪を分析器に引き込み搬送するため
に皮下ニードルによって穴明けされた弾性隔壁により封
止される端部を有するガス採取装置が米国特許第３．８
８６．８００号に開示されている。

〔発明の解決しようとする課題〕

しかしながら本願発明の装置は、流体サンプルが直ちに
大きな源より小容量の１個又はそれ以上の密封びんに送
られる密封閉止装置を提供するという点で異なる。即ち
、密封びんは元の流体サンプル中の含有物や成分が逃げ
ないようにし、１つ又はそれ以上の実験室により種々の
異物をより効果的にかつ精度良（分析試験することを可
能にする。

〔課題を解決するための手段〕

不活性の無害な材料から成る流体サンプル搬送装置は、
流体導入通路を設けた本体を有し、この通路は本体の一
端にある入口端より本体底側にある出口端まで延びてい
る。比較的長く、鋭い先端を持つ中空入口ニードルの上
方入口端は導入通路の出口端に固定接続され本体の底側
の下、所定距離に亘って延びる。

本体に対し可動設置される封止弁は流体導入通路を介し
た流体流れを択一的に制止、或いは可能にする手段とな
る。第２の排出口、又は排出通路は本体を介して接続さ
れた入口端より比較的短かく鋭い先端を持つ中空排出ニ
ードルの出口端まで延び、このニードルは底側より延び
大きな導入ニードルに近接して隔置される。

本体の上側には、流体導入通路の入口端部分を従来のベ
ーラの出口端か、搬送流体源に接続された従来のブラダ
−ポンプ等から延びる圧縮タイプの管継手のいずれか一
方に密封接続する手段が設けられる。

他の実施例においては流体導入通路に入る流体を遮断し
たり、或いは大きなニードルを介してびんの中に流れを
変えるかフィルタ装置に接続されたもう１つのフィルタ
入口通路や、圧縮管継手へと流れを変える三方弁が設け
られる。

全ての実施例に亘り搬送装置がそうである必要はないが
、本体の底側より延びかつそれに固定されるガイド手段
を備えることが好ましい。このガイド手段は、密封され
たぴんとびんの上方端に位置する自己再封止可能な弾力
のあるダイアフラム壁とを摩擦によってガイドするため
のものであって、開弁じて流体をびんに搬送するに先立
ち穴を大小ニードルと本体底側、双方に密封係合させる
ものである。しかるに流体は入り、びんの底側近くの大
きなニードルの鋭かった先端より出て、上方の空気又は
ガスは、その先端が弾力のある隔壁より僅か下方に位置
する短かいニードルを介して排出され、流体上の空気又
はガスはびんが充満されるまでには排出通路より外へと
出て、最終的には弁が閉じられびんが装置から取り外さ
れることとなる。

〔実施例〕

第１図に関し、流体搬送装置は本体１２を有し、本体は
所定の軸方向厚さと径寸法を持つ拡張された底部分１４
を有し、この部分は比較的平坦な底面又は側部１４ａよ
り上面１４ｂへと上方に延びる。

中央弁収納部又はハウジング１６は、底部分１４の面１
４ｂから従来の流（液）体ベーラ装置Ｂの下方出口端に
係合する中央上方ストッパ面１６ａまで上方に延びる。

本体１２の上方管部分１８は、面１６ａから上方端面１
８ａまで上方に延びベーラＢの出口端部分の内方出口ボ
アに挿入され密封係合する。細長く外側に溝を持つドレ
ンピン２０は上方部分１８の拡張された中央内部流体導
入通路又はボア２２の中に滑動可能に挿入される。

ドレンピン２０はその上方端に向けてチェック弁ＣＶに
接触してこれをベーラＢの弁座ＶＳより持ち上げるべく
充分な長さを以って上方に延び、流体Ｆの流れがピン２
０の細長い溝又は通路に沿って流れ、導入通路２２を経
て二方ロータリ弁２４近傍の通路２２の縮小部分へと流
れることを可能にする。

ロータリ弁２４は本体の部分１６内で回転可能に据え付
けられ、この部分１６を通って軸方向に延び気密状にこ
の部分１６と係合する。弾力のある０−リング２６は弁
２４が本体１２に対し密に摩擦係合するように保持する
。弁２４は、回転することにより通路２２と一致した時
、流体が本体１２の底部分１４の中に延びる流体通路２
２の他の下方縮小部分を介して流れることを可能ならし
める。通路２２に接続された底側部１４ａより下ガに延
びるのは、第４図に示すような穴明けされかつ流体Ｆで
充満されるべき従来サイズのびん又はベッセルＶの内部
深さより若干小さな所定長さを持ち、比較的長く鋭い先
端を持つ中空ニードル３０である。

この中空ニードル３０の上方入口端は流体通路２２と一
致するように底部分１４に固定される。

この結果、装置はベーラＢから長いニードル３０の鋭く
突き出た下方ノンコアリング出口端を経て本体１２近く
のガラスびんの中へと向かう流体流れのための完全密封
閉止システムを提供することになる。

第２の比較的短かい鋭い先端を持つ中空出口又は排出口
ニードル３２もまた本体１２の部分Ｉ４に固定され、そ
の底面１４ａ下に短かい距離を以って下方に延びる。こ
の短かいチューブ状のガス出口ニードル３２の上方出口
端は排出チューブ３６に接続される。本体１２の下方部
分１４の一側部に向けこれを通過して延びる。

チューブ状排出ニードル３２の長さは、その下方の入口
端がびんの隔壁を貫通して流（液）体上のガスを排出す
るのに充分な程、比較的短かい距離を以って隔壁下方に
突出し、ガラスびんを液体で完全充満するように決めら
れる。

好ましくは、装置１０には底側部１４ａに固定されこれ
よりニードル３０の先端を越えた端部にかけて下方に延
びる４本のガイドレール、又はチューブ３８から成るガ
イド手段が設けられる。ガイド手段は代表的な４０ｍ１
２ガラスびんと摩凛係合しながらこれを保持・整合し、
ガイドするようになっており、このびんは装置１０に対
し脱着する際、ニードル３０及び３２双方と密に係合し
たり、また係合解除される上キャップにより保持される
再封止可能な隔膜を備える。

ベーラＢに収納されていたサンプル流体Ｆでびんを満た
すために、弁２４を閉じた状態で装置１０の上方部分１
８がベーラＢの出口端ボアの中に挿入される。面１６ａ
に着座した際、ドレンピン２０はポールチェック弁ＣＶ
をその弁座ＶＳから持ち上げ、流体が導入通路２２から
閉じた弁２４まで流れるようにする。

次いで第４図に示すようなびんがガイドレール又はチュ
ーブ３８間で挿入され、びんが本体１２の底面１４ａに
接するまで押し上げられることで人・出口ニードル３０
及び３２がびんの隔壁を貫通して密に係合する。弁２４
が次に開けられ、流体Ｆが通路２２を含んだ完全に密封
閉止されたシステムを通りびん底近くに位置するニード
ル３０の下端より流れ出る。流（液）体Ｆは、その上に
あるガス又は空気を押し出口ニードル３２、通路３４、
チューブ３６の外に排出しつつびんを充満し始める。流
体Ｆがチューブ３６より出た時、弁２４は閉じられ、充
満したびんが直ちに取り外されるとニードルは引き出さ
れ、隔壁はそれ自身を再封止し、その中に分析用流体サ
ンプルを密封することになる。

第２〜第５図に示す本発明の別実施例においては、流体
サンプル搬送装置４０は閉じられたシステムに直に取り
付けるために貯水槽や地下の油井や流（液）体源よりサ
ンプル流体を引き抜くブラダ−ポンプに対し延びる導管
が設けられる。

搬送装置４０は拡張した下方底部分４４を有し、この部
分４４は、底側部又は面４４ａから上方面４４ｂまで上
方に延びている。上方部分４６は上方面４４ｂから内ね
じ入口端ボア又は通路４８を設けた上方入口端部分４６
ａまで延び、この通路４８は従来のブラダ−ポンプ、或
いは他の流体サンプルコンテナに気密接続可能な圧縮管
継手組立体５０に密に接続される。

流体導入通路５２は本体４２の中を入口ボア４８より下
方部分４４の底側部４４ａまで延びる。

通路５２に合わせて底部分４４に接続・固定される入口
端部分を備える、比較的長く鋭い端部を持つ中空ニード
ル６０は、びんＶの上方隔壁Ｓを通って下方に延び、本
体４２の底側部４４ａにびんが接する時、第４図に示す
ような従来びんＶの底部近くまで下方出口端部分が下方
に延びる。

比較的短かく先端が尖かった第２中空流体出口又は排出
ニードル６２は底部分４４に固定され、これより隔壁Ｓ
を通りダイアフラム壁又は膜Ｓに近い下側に位置する入
口端まで延びる。短かい排出ニードル６２の上方出口端
は底部分４４の一側部へと延びかつ排出チューブ６６に
連結される出口通路６４に接続される。前述したのと同
様なびんＶが、本体４０に取り付は保持され、本体４０
は隔壁Ｓに最初に貫通する長い流体導入ニードル６０よ
りも比較的長い、隔置されたガイド手段又はガイドロッ
ド６８によりガイドされ、びんはニードル６０及び６２
と気密状に係脱する。

びんＶを充満するためにはガイドロッド６８間にびんＶ
を置き、それを底側部４４ａまで係合するように押し上
げることが必要であり、そのことにより双方のニードル
６０及び６２が隔壁Ｓを穴明け、密に係合することにな
る。次いでチューブ５０と流体源との間で接続されるポ
ンプが始動され、この結果流体は通路５２を含む密封閉
止システムを通り導入ニードル６０より出てびんの中に
入る。

上昇する流体上のガス又は流体はびんＶより排出ニード
ル６２、通路６４、及び排出チューブ６６を経て排出さ
れる。びんが満たされ、液体が排出チューブ６６よりこ
ぼれ始めたならばポンプは遮断され満たされたびんは取
り外される。その時、隔壁はそれ自体、再び封止し、こ
れにより分析以前において流体の成分が漏出することが
防止される。

第３図に示すさらなる実施例において、流体搬送装置７
０は下方又は底部分７４を設けた本体７２を有し、部分
７４は底側部又は面７４ａから拡張された上方弁収納部
分又はハウジング７６まで上方に延び、ハウジング７６
は下面７６ａより上面又は頂面７６ｂの対向面取り部分
まで上方に延びている。

頂面７６ｂの一面取り部分には内ねじ流体導入ボア又は
通路７８が設けられ、これには従来のブラダ−ポンプ（
図示せず）に対し伸縮可能な圧縮酸めチューブ組立体８
０が接続されるようになっており、ポンプは油井タンク
や他の容器等に含まれる源に接続され流（液）体を圧送
する。流体導入ボア７８は図では閉じているロータリ弁
８４に向かって、延びそれを越えて延びる流体導入通路
８２と連通する。流体導入通路８２の縮小部分は本体７
２の中、弁８４より下方部分７４の底面７４ａまで下方
に延び、下方部分７４に固定されかつそれより延びる比
較的長い尖かった先端を持つ中空流体導入ニードル９０
の上方入口端部分に接続される。比較的短かく尖かった
先端の中空流体排出ニードル９２もまた底部分７４に固
定され、面７４ａから所定距離をおいて位置するととも
に長いニードル９０より隔置される入口端に向は底部分
７４より下方に延びる。出口通路９４は短かい流体排出
ニードル９２を、出口通路９４の内ねじ出口端部分の中
にねじ込まれた圧縮管継手組立体９６に連結する。

ガイドロッド又はレール９８から成るガイド手段は下方
部分７４より延び、びんＶｌ及びその上の隔壁を取り付
は支持し、かつガイドする手段を提供し、隔壁はニード
ル及び本体７２と密に係脱する。

上方部分７６の面取り側７６ａの反対の面取り部にはフ
ィルタ入口ポート又は通路１００があり、通路１００は
弁８４から内ねじ出口端部分まで延び、この部分には圧
縮管継手組立体１０２が密に接続され、組立体１０２は
同様の圧縮管継手により従来の流（液）体フィルタＦＤ
に密に接続される。尚、図示した弁８４の位置において
は弁８４を越えた流体流れが阻止されている。しかしな
がら弁８４の時計廻り方向の回転は弁の第１通路８４ａ
を通路８２に整合せしめ、流体を長いニードル及び充満
されるべきびんＶに導く。流体をろ過するためには弁８
４を反時計廻り方向に回転し、弁の第２通路８４ｂが導
入通路８２と一致し、通路８４ａがフィルタ入口通路１
００と一致するようにする。このように流（液）体の流
れは選択的に変えられ、びんＶ又はフィルタ装置ＦＤの
いずれか一方に向けられる。

びんＶを満たすための装置７００作用は先に述べた搬送
装置のそれと同じである。すなわち、びんが先と同様に
挿入、位置決めされ、ブラダ−ポンプを始動するのに先
立って弁８４が開弁又は閉弁され、びんの中に流体を圧
送し、びんが満たされた時弁８４を閉じるか、ブラダ−
ポンプを停止するかして密封されたびんＶを取り外す。

流体をフィルタＦＤに向ける際には弁８４を回動しポン
プを始動するか、或いは最初にポンプを始動した後、弁
８４を回転し流れをフィルタＦＤに向けるようにする。

皮下ニードル３０．３２．６０．６２．９０及び９２や
、ガイドロッド３８．６８及び９８、そしてロータリ弁
２４及び８４を保持する〇−ローリング２６を除き、前
述した搬送装置１０．４０及び７０の他の部品は、適当
な無害の不活性プラスチック、セラミック、金属材料等
、すなわち例えば、ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）　、ポリ
エチレン、ガラス、アルミナ、ステンレス鋼等により形
成しても良いがポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ
）や弗素化エチレンプロピレンポリマー（ＦＩＥＴＰ）
のような１００％無垢なフルオロカーボン材から形成さ
れることが好ましい。

ガイドロッドを他の適当なフルオロカーボン材、又は無
害なプラスチック材で形成しても良いが、３１６ステン
レス鋼で形成することが好ましく、それらはノンコアリ
ングで鋭く尖かった端部を持つ。

０−リング２６を中性又は合成ゴムや他の弾性プラスチ
ック材のような適当に弾力のあるエラストマー材で形成
しても良い。

第４図に代表的に示すびんＶは上述した搬送装置１０．
４０及び７０の夫々と組み合わせて用いることができる
。びんＶは好ましくは中空又はチューブ状の円筒形４０
ｍｊｌ’の所定径のガラスびんであり、一体の底から首
まで上方に延びかつ開口する上端部分には外ねじが設け
られる。びんＶの頂部はその開口端層りに比較的小さな
環状頂面を有し、開口端には適当な弾力を持ち自己封止
性の無害なエラストマー材から成る隔壁が係合され、こ
の壁はその頂面を以ってニードル通し用中央穴を備えた
内ねじキャップＣにより密に係合される。

すなわち本発明の密封型搬送装置は採取装置より収集び
んまでのサンプル搬送の間、地下水の揮撥物質サンプル
に伴って発生する可能性を減じる。

サンプル搬送中、サンプルは酸性、揮発、沈殿、及び過
度の撹拌を被るるかも知れない。これらの反覆過程の結
果、酸性還元性やｐＨ（ペーハ）の変化をもたらしサン
プル分析結果に影響を及ぼす化学変態を引き起こす。サ
ンプルはまた、収集びんを充満する間に空気で運ばれる
異物の侵入や気泡の混入によりゆがめられることになる
。これらサンプル偏倚のいくつかは特に興味対象となる
異物が微量濃縮状態にある時、重大となり得る。

これらの不具合に対処するべ（本発明のサンプル搬送装
置は流体採取ベーラポンプ及び／又はポンプ入口と、収
集びん又はフィルタ装置との間の密閉採取システムを完
全なものにするべく設計された。

装置がポンプと共に使用される時、排出量は充満の際の
サンプル撹拌を最小限にするべく１分光たり少なくとも
８０ｍｆまで減じられるべきである。

サンプルを引くため４０−のびんは４本のステンレス鋼
ガイド柱の中に位置決めされ、両ニードルが隔壁を貫通
するまで柱に沿って押し込まれる。

ポンプの排出ライン、又はベーラ端部からの液体は次い
で長いニードルを介してびんの中に入り、びん中の気体
と置換する。短かい排出ニードルの短かく尖かった端部
にある導入穴は隔壁の内面でかつびん内部に位置決めさ
れ、気体が装置本体に接続された排出チューブを介して
びんから送り出されるのを可能にする。排出チューブか
ら液体が観察された時、びんは４本のガイド柱に沿って
ニードルから素早く引き抜かれる。

本発明の装置は空気によって運ばれる異物がサンプリン
グの際、収集びんに入るのを防ぐと共に、適切な作動の
際びんから目に見える気泡を排除する。装置には全てポ
リテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）にゆだねられた
ブラダ−ポンプと排出チューブを使用し、トリクロルエ
チレン（ＴＣＢ）が混合された公知の油井よりサンプル
を採取する試験が課せられた。標準の３．５鮒のシリコ
ンゴムとポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦ［Ｅ）壁
が６．０　ｍ＋ｎ厚の１つのものに置き換えられ、びん
がニードルと装置から引き抜かれた際の穴あき壁からの
トリクロルエチレン（ＴＣＰ）の損失を減少せしめられ
た。

地水学上、同一セッテングされた２つの５０フイート（
約１５ｍ）油井が試験用として選択された。

各油井の最後の５フイート　（約１５ｍ）にはついたて
がかけられポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）の
ブラダ−ポンプがついたての中央につり下げられた。１
つの油井にはついたてがかけられ一覧表４０番のポリ塩
化ビニル（ＰＶＣ）で閉じられ、他の油井は一覧表６０
番のポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）で構成さ
れた。

双方の油井には以前に現地試験された特定量の水が注入
された。注入後、１０の連続したサンプルが各油井より
採取され、また同一排出ラインに接続された本発明の搬
送装置と、ブラダ−ポンプとにより直接びんを充満した
。各４０ｄびんを充満する間の経過時間は約１分であっ
た。

直接採取された各流体サンプルに対しては充満後直ちに
びんの上に隔壁とキャップが置かれた。

直接サンプルと搬送装置収集サンプルのいずれにも気泡
は観察されなかった。全てのサンプルに対し分析室への
分配に至るまで同一の取り扱い、並びに保管がなされた
。

２つの油井に対しトリクロルエチレン（ＴＣＥ）　分析
結果は報告された０、５ｐｐｂの検出限界とｏ、ｔｐｐ
ｂの分析誤差に基づかれた。結果に関しては本発明のサ
ンプル搬送装置により収集されたサンプル濃度が直接採
取されたサンプル濃度より高い値を示した。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の流体ベーラ装置の出口端に挿入された際
チェック弁を弁座より持ち上げ流体導入を可能ならしめ
る本発明の流体壜送装置−実施例を示す、部分的断面を
含む正面図； 第２図は密なる圧縮管継手により、流体源に接続可能な
ブラダ−ポンプ（図示せず）に接続される弁なし流体搬
送装置の別実施例を示す正面図；第３図は流体搬送装置
のさらなる実施例を示す図であって、流体導入通路が流
体源に接続されたブラダ−ポンプに圧縮管継手により接
続され、第２流体導入通路がフィルタ装置に第２の圧縮
管継手により接続され、弁は長いニードルか、又はフィ
ルタ装置のいずれか一方に、択一的に流体流れを可能に
するか、又は阻止し、排出通路は圧縮管継手により接続
される正面図； 第４図はねじ込まれたキャップにより保持された弾力の
ある再封止可能なダイアフラム壁を有する密封びんの部
分的断面を示す図； 第５図は流体搬送中、びんを定位置に摩擦係合・保持す
る隔置されたガイド手段を示す第２図の装置の底面図。 １０・・・流体サンプル搬送装置、 １２・・・本体、　　　　１４ａ・・・底側部、１４ｂ
・・・上方面、 １８・・・上方チューブ状部分、 ２２・・・流体導入通路、３０・・・長い二−ドノペ３
２・・・短い二−ドノペ３８・・・ガイドロッド、Ｓ・
・・隔壁、　　　　　■・・・びん。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、底側部から本体上側部に近い上方部分にかけて上方
   に延びる底部分、該上方部分の入口端より底部分の出口
   端まで本体内を延びる流体導入通路、及び該導入通路の
   底側部にある出口端に近い入口端より本体の他方の側部
   の出口端にかけて本体内を延びる流体排出通路を有する
   本体と、上記底部分に固定される上方入口端を有した比
   較的長く鋭く尖がった先端の中空ニードルであって、所
   定距離に亘り底側部を越えた流体導入通路の出口端に接
   続されこれより中空ニードルの先端出口端まで延び、び
   んの上方端部が本体底側部近くに配された際、該上方端
   部にある自己封止可能な密封隔壁に穴をあけ満たされる
   べきびんの内側の底側部に近い地点においてびんの中に
   流体を運ぶニードルと、 上記底部分にある流体導入通路の入口端に接続され、底
   側部を越えて比較的短かい所定距離に亘って下方の鋭く
   尖がった入口端まで延び、上記自己封止可能な隔壁に穴
   をあけ隔壁下方短かい距離を以って延び搬送される流体
   の上にあってびんを満たしている別の流体を上記流体排
   出通路を介して排出せしめる比較的短かい鋭く尖がった
   先端を持つ流体排出中空ニードルと、 上記流体導入通路の入口端を流体サンプルを採取し搬送
   装置まで運ぶように形成された装置の出口端に接続し、
   本体上部分に設けられる接続手段と を有する流体サンプル搬送装置。 ２、さらに、上記底部分に固定され、底側部より長いニ
   ードルの出口端を越えた端部まで所定距離に亘って延び
   、密封されたびんと、上記長短中空ニードルと密に穴あ
   き係脱する隔壁とを保持・ガイドするガイド手段を有す
   る請求項１に記載の流体サンプル搬送装置。 ３、上記ガイド手段は複数の細長いガイドロッドを有し
   、該ガイドロッドはロッド間に挿入されるびんの外面に
   摩擦係合してその周りに隔置される請求項２に記載の流
   体サンプル搬送装置。 ４、上記接続手段は、 流体導入通路に接続された内部流体入口ボアを有した部
   分であって、びんに搬送されるべき流体サンプルを含み
   かつチェック弁を有するベーラの出口端部分の出口ボア
   内周面と密に挿入係合されるチューブ状上方部分と、 上記内部流体入口ボアに挿入され上記チューブ状上方部
   分より上方に延びるピンであって、ベーラのチェック弁
   を弁座より持ち上げ、流体を長い中空ニードル本体を通
   ってびんの中へと流動せしめる細長いドレンピンと を有する請求項１に記載の流体サンプル搬送装置。 ５、さらに、上記本体の弁ボアの内面に密に係合して保
   持されかつ移動可能に据え付けられる弁であって、弁と
   共に可動でかつ本体内の流体通路と整合・不整合する通
   路を有し、以って該通路、中空ニードルを通ってびんの
   中へと向かう流体流れを択一的に発生又は阻止する弁を
   有する請求項４に記載の流体サンプル搬送装置。 ６、上記接続手段は、上記上方部分と、流体導入通路の
   入口端とにねじ接続される密封可能なチューブと継手の
   組立体を有する請求項１に記載の流体サンプル搬送装置
   。 ７、さらに、 本体の弁ボアの内面に密に係合してその中で可動に保持
   される弁であって、弁と共に可動で流体導入通路と整合
   又は不整合することにより長い中空ニードルを通ってび
   んへと向かう流体流れを択一的に発生又は阻止する第１
   通路と、弁と共に可動でかつ流体導入通路の入口端部分
   と流体フィルタへの接続を可能にする本体内流体フィル
   タ通路の入口端部分とに整合・不整合することにより流
   体導入通路の入口端に入る流体が所望位置への弁作動に
   より択一的に弁の第１通路を通り中空ニードルを介しび
   んの中へ、或いは弁の第２通路と流体フィルタ通路を通
   り流体フィルタへと流れるのを可能ならしめ、かつ弁に
   より弁を越えフィルタへと、また長い中空ニードルとび
   んへと向かう流れを阻止することを可能ならしめる第２
   通路と、を備えた弁を有する請求項６に記載の流体サン
   プル搬送装置。 ８、上記本体と接続手段は共に無垢のフルオロカーボン
   材から成る請求項１に記載の流体サンプル搬送装置。 ９、上記本体と接続手段は共にポリテトラフルオロエチ
   レンより成る請求項８に記載の流体サンプル搬送装置。 １０、上記長短の中空ニードルは共にステンレス鋼で形
   成される請求項８に記載の流体サンプル搬送装置。 １１、上記ガイドロッドはステンレス鋼より形成される
   請求項３に記載の流体サンプル搬送装置。 １２、さらに、 上記ガイド手段の間に挿入されてこの手段と摩擦係合し
   、長いニードルの先端に近接してそれより下方に位置す
   る底部から入口開口部周りの上方面を持つ上方端部分ま
   で上方に延びたチューブ体を有する流体収集びんと、 該びんの入口開口部の上に延びこの部分を遮閉すると共
   に長短ニードルと密に係合してその際短いニードル先端
   の上に位置する隔壁と、 中央開口部を備え、上記びんの上方入口端部分に締め付
   けられ、びんの上方面と密に係合状態にあるニードルに
   よって穴明けされた自己封止可能な上記隔壁を保持しか
   つ本体の底側部近くに位置してニードル周りに延びるキ
   ャップと を有する請求項１に記載の流体サンプル搬送装置。