JPH01277549A - 磁気共鳴イメージング装置用電波シールド構造 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置用電波シールド構造Info
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- JPH01277549A JPH01277549A JP63108456A JP10845688A JPH01277549A JP H01277549 A JPH01277549 A JP H01277549A JP 63108456 A JP63108456 A JP 63108456A JP 10845688 A JP10845688 A JP 10845688A JP H01277549 A JPH01277549 A JP H01277549A
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Landscapes
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、磁気共鳴現象を利用して生体の任意の断層像
を得るようにした磁気共鳴イメージング装置（以下ＭＲ
Ｉ装置という）に関し、特に、外部からの妨害電波を除
去するシールド構造の改良に関する。
を得るようにした磁気共鳴イメージング装置（以下ＭＲ
Ｉ装置という）に関し、特に、外部からの妨害電波を除
去するシールド構造の改良に関する。
（従来の技術）
周知のように、ＭＲＩ装置は、静磁場中に配置された生
体に対し、励起用高周波磁場を印加することによって誘
発される微弱な核磁気共鳴信号（以下ＮＭＲ信号という
）を検出し、これを画像再構成処理することにより例え
ばＣＲＴ上に断層像を画像表示するものであるが、この
ＮＭＲ信号の周波数ωは、ω−γ１」（γは撮影対象核
種に固有な磁気回転化、Ｈは装置の作る静磁場強度）の
関係で与えられ、一般に６〜８５ＭＨｚの値をとる。こ
の周波数帯域は、併用される周辺の電気機器から発生す
る電波（ノイズ）のそれと重なるため、これらの電波は
妨害電波として除去されねばならないが、従来はこれを
ＭＲＩ装置の撮影郡全体をシールド壁で構成された別室
内に隔離することによって外部電波を遮蔽して対処して
いた。
体に対し、励起用高周波磁場を印加することによって誘
発される微弱な核磁気共鳴信号（以下ＮＭＲ信号という
）を検出し、これを画像再構成処理することにより例え
ばＣＲＴ上に断層像を画像表示するものであるが、この
ＮＭＲ信号の周波数ωは、ω−γ１」（γは撮影対象核
種に固有な磁気回転化、Ｈは装置の作る静磁場強度）の
関係で与えられ、一般に６〜８５ＭＨｚの値をとる。こ
の周波数帯域は、併用される周辺の電気機器から発生す
る電波（ノイズ）のそれと重なるため、これらの電波は
妨害電波として除去されねばならないが、従来はこれを
ＭＲＩ装置の撮影郡全体をシールド壁で構成された別室
内に隔離することによって外部電波を遮蔽して対処して
いた。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、前述した従来の方法では、画質向上の観点から
強磁場が要求されるため主磁石部の小型化が困難な事等
の事情に因り、シールド構造の大型化は避けられず、製
造コストの増大や設置スペースの拡大等経済性の上で問
題があった。
強磁場が要求されるため主磁石部の小型化が困難な事等
の事情に因り、シールド構造の大型化は避けられず、製
造コストの増大や設置スペースの拡大等経済性の上で問
題があった。
本発明は、係る課題に鑑みてなされたもので、シールド
効果の低下を招くことなくシールド構造を小型化するこ
とを目的としている。
効果の低下を招くことなくシールド構造を小型化するこ
とを目的としている。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
本発明は上記事情を改善するため、空芯主磁石の外周部
を良導電材で被覆すると共に、撮影空間たる空芯主磁石
の空洞内に隣接する被検体配置空間を内包する電波シー
ルド容器を設け、前記良導電材の開口部と前記電波シー
ルド容器を電気的に接続することによって電波シールド
構造を成す構成とした。
を良導電材で被覆すると共に、撮影空間たる空芯主磁石
の空洞内に隣接する被検体配置空間を内包する電波シー
ルド容器を設け、前記良導電材の開口部と前記電波シー
ルド容器を電気的に接続することによって電波シールド
構造を成す構成とした。
（作用）
本発明を適用したＭＲＩ装置では、シールド構造は上記
の構成により撮影部本体と同規模となり、シールド効果
を低下させることなくシールド構造の小型化が達成され
る。
の構成により撮影部本体と同規模となり、シールド効果
を低下させることなくシールド構造の小型化が達成され
る。
（実施例）
第１図は、本発明を適用したＭＲＩ装置の撮影部の概略
断面図である。
断面図である。
この一実施例においては、シールド構造はシールド１．
シールド２及び主磁石たる空芯超電導磁石３によって構
成され、この空芯超電導磁石３の外周部は良導電材によ
って構成される（第１図斜線部）。この良導電材の開口
部は、空芯超電導磁石３の開口部（フランジ部。第２図
斜線部参照）と一致するが、この部分は、被検体を設置
する寝台等付属部位を内包するシールド１およびシール
ド２と電気的に接続され、撮影の行われる空芯超電導磁
石３の空洞内を外部電波から遮蔽する。空芯超電導磁石
３の空洞内にはＭＲ１撮影に必要な傾斜磁場発生用コイ
ル４、ＮＭＲ信号送受信用プローブ５等が配置される。
シールド２及び主磁石たる空芯超電導磁石３によって構
成され、この空芯超電導磁石３の外周部は良導電材によ
って構成される（第１図斜線部）。この良導電材の開口
部は、空芯超電導磁石３の開口部（フランジ部。第２図
斜線部参照）と一致するが、この部分は、被検体を設置
する寝台等付属部位を内包するシールド１およびシール
ド２と電気的に接続され、撮影の行われる空芯超電導磁
石３の空洞内を外部電波から遮蔽する。空芯超電導磁石
３の空洞内にはＭＲ１撮影に必要な傾斜磁場発生用コイ
ル４、ＮＭＲ信号送受信用プローブ５等が配置される。
シールド１内には被検体を設置する寝台及びその架台が
配置され、被検体出入用のドアが設けられる。シールド
２内には傾斜磁場発生用コイル４やＮＭＲ信号送受信用
プローブ５等の撮影装置へ外部から電気線が導かれるが
、これらからのノイズはフィルター６によって除去され
る。
配置され、被検体出入用のドアが設けられる。シールド
２内には傾斜磁場発生用コイル４やＮＭＲ信号送受信用
プローブ５等の撮影装置へ外部から電気線が導かれるが
、これらからのノイズはフィルター６によって除去され
る。
この一実施例では、人体全身の撮影を想定しシールド１
及びシールド２を設けであるが、被検体が空芯超電導磁
石３の空洞内に収納できる規模の場合、シールド２を削
除し、シールド２ ｆｌｌｌの開口部をシールド材によ
って開鎖することも可能である。
及びシールド２を設けであるが、被検体が空芯超電導磁
石３の空洞内に収納できる規模の場合、シールド２を削
除し、シールド２ ｆｌｌｌの開口部をシールド材によ
って開鎖することも可能である。
なお、シールド１及びシールド２には通気性や採光度等
を考慮に入れて良導電材を選択し使用する。
を考慮に入れて良導電材を選択し使用する。
このように、本発明の一実施例を適用したＭＲ■装置に
おいては、シールド効果を低下させることなくシールド
構造の小型化が達成され、製造コストの削減、設２スペ
ースの縮小等経済性の優れたものとなる。また、空芯超
電導磁石３への冷却剤供給用の配管等はシールド補選外
部となり、シールド空を設ける従来の方法の場合必要な
、これら配管設備によって導入される妨害電波の除去等
不要となる。さらに、空芯超電導磁石３自身に磁気シー
ルド構造を備える方法は既に知られており、これを本発
明と併用することにより、ＭＲＩ装置の撮影部はこれ自
身で完全にシールドされた事となり、従来の様な隔離式
の撮影室の設置は不要となる。
おいては、シールド効果を低下させることなくシールド
構造の小型化が達成され、製造コストの削減、設２スペ
ースの縮小等経済性の優れたものとなる。また、空芯超
電導磁石３への冷却剤供給用の配管等はシールド補選外
部となり、シールド空を設ける従来の方法の場合必要な
、これら配管設備によって導入される妨害電波の除去等
不要となる。さらに、空芯超電導磁石３自身に磁気シー
ルド構造を備える方法は既に知られており、これを本発
明と併用することにより、ＭＲＩ装置の撮影部はこれ自
身で完全にシールドされた事となり、従来の様な隔離式
の撮影室の設置は不要となる。
なお、第１図中７は電気線、８は寝台、９は冷却剤供給
口を表す。
口を表す。
［発明の効果］
以上説明したように、本発明を適用したＭＲＩ装置では
、空芯主磁石の外周部を良導電材で被覆すると共に、撮
影空間たる空芯主磁石の空洞内に隣接する被検体配置空
間を内包する電波シールド容器を設け、前記良導電材の
開口部と前記電波シールド容器を′電気的に接続するこ
とでシールド構造を構成した結果、シールド効果の低下
を沼くことなくシールド構造の小型化が達成され、製造
コストや設置スペースに関して経済性が向上される。
、空芯主磁石の外周部を良導電材で被覆すると共に、撮
影空間たる空芯主磁石の空洞内に隣接する被検体配置空
間を内包する電波シールド容器を設け、前記良導電材の
開口部と前記電波シールド容器を′電気的に接続するこ
とでシールド構造を構成した結果、シールド効果の低下
を沼くことなくシールド構造の小型化が達成され、製造
コストや設置スペースに関して経済性が向上される。
第１図は本発明が適用されたＭＲＩ装置の概略断面図、
第２図は空芯超電導磁石のフランジ部を示す斜視図であ
る。 １・・・シールド１ ２・・・シールド２３・・・空
芯超電導磁石（主磁石） ４・・・傾斜磁場発生用コイル ５・・・ＮＭＲ信号送受信用プローブ ６・・・フィルター ７・・・電気線 ８・・・寝台９・・・冷却材
供給口
第２図は空芯超電導磁石のフランジ部を示す斜視図であ
る。 １・・・シールド１ ２・・・シールド２３・・・空
芯超電導磁石（主磁石） ４・・・傾斜磁場発生用コイル ５・・・ＮＭＲ信号送受信用プローブ ６・・・フィルター ７・・・電気線 ８・・・寝台９・・・冷却材
供給口
Claims (2)
- （１）磁気共鳴現象による核磁気共鳴信号を基に生体の
任意の断層像を画像表示する磁気共鳴イメージング装置
において、前記核磁気共鳴信号に影響を及ぼす外部電波
を遮蔽する電波シールド構造であって、静磁場発生用の
空芯主磁石の外周部を良導電材で被覆すると共に、撮影
空間たる空芯主磁石の空洞内に隣接する被検体配置空間
を内包する電波シールド容器を設け、前記良導電材の開
口部と前記電波シールド容器を電気的に接続して構成す
ることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置用電波シ
ールド構造。 - （２）前記静磁場発生用の空芯主磁石は、超電導磁石と
することを特徴とする請求項１記載の磁気共鳴イメージ
ング装置用電波シールド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63108456A JPH01277549A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 磁気共鳴イメージング装置用電波シールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63108456A JPH01277549A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 磁気共鳴イメージング装置用電波シールド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277549A true JPH01277549A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14485232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63108456A Pending JPH01277549A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 磁気共鳴イメージング装置用電波シールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01277549A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012203450A1 (de) * | 2012-03-05 | 2013-09-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Magnetresonanzeinrichtung mit einer zylindrischen Patientenaufnahme und Patientenkapsel |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59222137A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-13 | 株式会社島津製作所 | Ｎｍｒ−ｃｔ装置 |
| JPS60260198A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-12-23 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 無線周波遮蔽室 |
| JPS61264288A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | 株式会社日立メディコ | 電磁波シ−ルド構成体 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108456A patent/JPH01277549A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59222137A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-13 | 株式会社島津製作所 | Ｎｍｒ−ｃｔ装置 |
| JPS60260198A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-12-23 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 無線周波遮蔽室 |
| JPS61264288A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | 株式会社日立メディコ | 電磁波シ−ルド構成体 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012203450A1 (de) * | 2012-03-05 | 2013-09-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Magnetresonanzeinrichtung mit einer zylindrischen Patientenaufnahme und Patientenkapsel |
| DE102012203450B4 (de) * | 2012-03-05 | 2015-03-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Magnetresonanzeinrichtung mit einer zylindrischen Patientenaufnahme und Patientenkapsel |
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