JPH0127517Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127517Y2 JPH0127517Y2 JP13431683U JP13431683U JPH0127517Y2 JP H0127517 Y2 JPH0127517 Y2 JP H0127517Y2 JP 13431683 U JP13431683 U JP 13431683U JP 13431683 U JP13431683 U JP 13431683U JP H0127517 Y2 JPH0127517 Y2 JP H0127517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- nozzle
- ring
- blade tip
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案はリング付きノズルプロペラに関し、詳
しくは、円筒形のノズルの後部で回転するプロペ
ラの改良に関する。そして、主として、ノズルと
プロペラ翼端間に流入する異物によるプロペラ破
損を防止する分野で利用されるものである。
しくは、円筒形のノズルの後部で回転するプロペ
ラの改良に関する。そして、主として、ノズルと
プロペラ翼端間に流入する異物によるプロペラ破
損を防止する分野で利用されるものである。
(b) 従来技術
第1図は従来のノズルプロペラの装着状態図
で、原動機1により駆動されるプロペラ2が、船
体3に支承されたノズル4内で回転するものであ
る。これは、プロペラ2が円筒形のノズル4内に
あるので、プロペラの推進効率が、プロペラ単体
の場合に比べて向上する利点がある。その結果、
大きい推力を比較的小さい径のプロペラで得るこ
とができるので、船舶の推進のみならず、主とし
て、作業船に装備される旋回スラスタなどに採用
されていることが多い。
で、原動機1により駆動されるプロペラ2が、船
体3に支承されたノズル4内で回転するものであ
る。これは、プロペラ2が円筒形のノズル4内に
あるので、プロペラの推進効率が、プロペラ単体
の場合に比べて向上する利点がある。その結果、
大きい推力を比較的小さい径のプロペラで得るこ
とができるので、船舶の推進のみならず、主とし
て、作業船に装備される旋回スラスタなどに採用
されていることが多い。
この旋回スラスタを装備した作業船の運航は、
概して、港内またはその近傍が多く、そこに浮遊
する木片がしばしばノズルプロペラに流入する。
その流木がプロペラ面を円滑に通過する場合には
問題ないが、図示するように、プロペラ2の翼端
2Aとノズル4の内面4Aの隙間5に木片6が流
入すると、翼端2Aやノズル4を損傷させるだけ
でなく、プロペラ2の回転が阻害されて原動機が
過負荷状態となつたりする事態が生じる。また、
プロペラの挙動によつてはキヤビテーシヨンが生
じ、ノズルの内面が抉り取られることもあり、船
体がドツク入りするたびにノズルを補修しなけれ
ばならない欠点がある。
概して、港内またはその近傍が多く、そこに浮遊
する木片がしばしばノズルプロペラに流入する。
その流木がプロペラ面を円滑に通過する場合には
問題ないが、図示するように、プロペラ2の翼端
2Aとノズル4の内面4Aの隙間5に木片6が流
入すると、翼端2Aやノズル4を損傷させるだけ
でなく、プロペラ2の回転が阻害されて原動機が
過負荷状態となつたりする事態が生じる。また、
プロペラの挙動によつてはキヤビテーシヨンが生
じ、ノズルの内面が抉り取られることもあり、船
体がドツク入りするたびにノズルを補修しなけれ
ばならない欠点がある。
このような欠点を少しでも解決しようとしたも
のに、第2図に示すようなノズルプロペラがあ
る。すなわち、プロペラ2がノズル7の後に配置
されていて、木片6の噛み込みをやや回避できる
ようになつている。しかし、ノズルプロペラの利
点である推進効率の低下は免れ得ないし、上述の
欠点の解消も十分であるとは言えない。
のに、第2図に示すようなノズルプロペラがあ
る。すなわち、プロペラ2がノズル7の後に配置
されていて、木片6の噛み込みをやや回避できる
ようになつている。しかし、ノズルプロペラの利
点である推進効率の低下は免れ得ないし、上述の
欠点の解消も十分であるとは言えない。
(c) 考案の目的
本考案は上述した欠点を解消するためになされ
たもので、流木のプロペラ翼端とノズルとの間に
おける噛み込みを回避すると共に、ノズル本体を
キヤビテーシヨンエロージヨンから保護し、か
つ、原動機の円滑な運転を維持することができる
リング付きノズルプロペラを提供することを目的
とする。
たもので、流木のプロペラ翼端とノズルとの間に
おける噛み込みを回避すると共に、ノズル本体を
キヤビテーシヨンエロージヨンから保護し、か
つ、原動機の円滑な運転を維持することができる
リング付きノズルプロペラを提供することを目的
とする。
(d) 考案の構成
本考案の構成を第3図を参照して説明すると、
船体に支承された円筒形のノズル11が付設され
ているノズルプロペラであつて、プロペラ12の
翼端12Aがリング13で外囲されていると共
に、そのリング13をノズル11の後端でプロペ
ラ12と共に回転させ、リング13とノズル11
とが流線形状に配置されたリング付きノズルプロ
ペラである。
船体に支承された円筒形のノズル11が付設され
ているノズルプロペラであつて、プロペラ12の
翼端12Aがリング13で外囲されていると共
に、そのリング13をノズル11の後端でプロペ
ラ12と共に回転させ、リング13とノズル11
とが流線形状に配置されたリング付きノズルプロ
ペラである。
(e) 実施例
以下、本考案をその実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第3図は本考案のリング付きノズルプロペラ1
0の実施例を示す全体概略図で、図中、11は船
体に支承された円筒形のノズル、12はそのノズ
ル11の後端で回転するプロペラである。このプ
ロペラ12には、その翼端12Aを外囲するよう
にリング13が固定され、このリング13とノズ
ル11とはほぼ連続的に、すなわち、ノズル11
の内面11Aとリング13の内面13A、および
ノズル11の外面11Bとリング13の外面13
Bとが、ほぼ連続的な滑らかな流線状となるよう
配置されている。そして、リング13の断面形状
は、図示したように平板状であつても良いが、第
4図に示すように翼型にしておいても良い。後者
の場合には、リング13の前端に突起13aを設
け、ノズル11の後端に突起13aが嵌入する凹
陥溝11aを形成しておくと、ノズル11外の流
れがその隙間14より流入することが無くなり、
ノズル11ならびに、リング13に作用する流体
抵抗を低減することができる。さらに、プロペラ
12とリング13を一体化するに当り、第5図に
示すように、翼端12Aに翼端片15を固設して
おき、これにリング13をボルト16などで締結
する構造にしておくと、リング13をプロペラ1
2から容易に取り外しが可能となる。
0の実施例を示す全体概略図で、図中、11は船
体に支承された円筒形のノズル、12はそのノズ
ル11の後端で回転するプロペラである。このプ
ロペラ12には、その翼端12Aを外囲するよう
にリング13が固定され、このリング13とノズ
ル11とはほぼ連続的に、すなわち、ノズル11
の内面11Aとリング13の内面13A、および
ノズル11の外面11Bとリング13の外面13
Bとが、ほぼ連続的な滑らかな流線状となるよう
配置されている。そして、リング13の断面形状
は、図示したように平板状であつても良いが、第
4図に示すように翼型にしておいても良い。後者
の場合には、リング13の前端に突起13aを設
け、ノズル11の後端に突起13aが嵌入する凹
陥溝11aを形成しておくと、ノズル11外の流
れがその隙間14より流入することが無くなり、
ノズル11ならびに、リング13に作用する流体
抵抗を低減することができる。さらに、プロペラ
12とリング13を一体化するに当り、第5図に
示すように、翼端12Aに翼端片15を固設して
おき、これにリング13をボルト16などで締結
する構造にしておくと、リング13をプロペラ1
2から容易に取り外しが可能となる。
このような構成の実施例によれば、次のように
してリング付きノズルプロペラ10を作動させる
ことができる。
してリング付きノズルプロペラ10を作動させる
ことができる。
まず、第3図および第4図に示すように、プロ
ペラ12の軸12aが駆動されると、プロペラ1
2がリング13と一体で回転するが、ノズル11
とリング13は別体であり、かつ、隙間14が確
保されているので、リング13の回転は何らの支
障なく行なわれる。いま、プロペラ12に木片6
が図示するように流入してきたとしても、プロペ
ラ12に至つた木片6は、リング13が翼端12
Aに固着されているだけで、翼端12Aとノズル
11の間に噛み込むといつたことは起こらない。
また、第3図に示すように隙間14が有る場合に
は、プロペラ12の面内の静圧がノズル11およ
びリング13外のそれよりも低いので、若干のリ
ング13内への流入流れが生じ、木片6の隙間1
4方向への移動が阻止される。一方、第4図の場
合には、そのような流れが生じないが、突起13
aにより木片6の噛み込む隙間14が大きく残置
されていることがないので、何れにしても、木片
6がほぼ流線形を形成しているノズル11の内面
11Aとリング13の内面13Aに沿う水流に乗
つてプロペラ12を通過する。その結果、流木が
プロペラ12の回転を阻害するといつたことは回
避される。また、リング13を第5図に示すよう
に取り外し自在にしておくと、リング13のプロ
ペラ12への組み付け作業が容易になると共に、
キヤビテーシヨンが発生してもノズル11への影
響は少なく、その損傷度合の大きくなるリング1
3のみを交換すれば良いことになる。
ペラ12の軸12aが駆動されると、プロペラ1
2がリング13と一体で回転するが、ノズル11
とリング13は別体であり、かつ、隙間14が確
保されているので、リング13の回転は何らの支
障なく行なわれる。いま、プロペラ12に木片6
が図示するように流入してきたとしても、プロペ
ラ12に至つた木片6は、リング13が翼端12
Aに固着されているだけで、翼端12Aとノズル
11の間に噛み込むといつたことは起こらない。
また、第3図に示すように隙間14が有る場合に
は、プロペラ12の面内の静圧がノズル11およ
びリング13外のそれよりも低いので、若干のリ
ング13内への流入流れが生じ、木片6の隙間1
4方向への移動が阻止される。一方、第4図の場
合には、そのような流れが生じないが、突起13
aにより木片6の噛み込む隙間14が大きく残置
されていることがないので、何れにしても、木片
6がほぼ流線形を形成しているノズル11の内面
11Aとリング13の内面13Aに沿う水流に乗
つてプロペラ12を通過する。その結果、流木が
プロペラ12の回転を阻害するといつたことは回
避される。また、リング13を第5図に示すよう
に取り外し自在にしておくと、リング13のプロ
ペラ12への組み付け作業が容易になると共に、
キヤビテーシヨンが発生してもノズル11への影
響は少なく、その損傷度合の大きくなるリング1
3のみを交換すれば良いことになる。
なお、本考案は、港湾で使用される旋回スラス
タや作業船の推進装置のみならず、外洋を航行す
るための推進機として採用することができるのは
言うまでもない。
タや作業船の推進装置のみならず、外洋を航行す
るための推進機として採用することができるのは
言うまでもない。
(f) 考案の効果
本考案は以上の実施例の説明から判るように、
プロペラ翼端にそれと共に回転するリングを、ノ
ズルの後端に連続するように設けたので、プロペ
ラに木片が流入しても、プロペラ翼端とノズルと
の間に木片が噛み込むことが防止され、プロペラ
やノズルの損傷を回避または軽減でき、また、原
動機に悪影響を与えることはない。そして、リン
グは流体力学的にプロペラ翼端から出るテイツプ
ボルテツクスを抑制する機能を有するので、プロ
ペラの推進効率をより一層向上させることができ
る。その結果、リングはプロペラのキヤビテーシ
ヨンをも低減するので、それによるプロペラの損
傷をも抑制することができる。加えて、リングが
プロペラの曲げ剛性を高めるので、プロペラの耐
久性が向上する効果も発揮される。
プロペラ翼端にそれと共に回転するリングを、ノ
ズルの後端に連続するように設けたので、プロペ
ラに木片が流入しても、プロペラ翼端とノズルと
の間に木片が噛み込むことが防止され、プロペラ
やノズルの損傷を回避または軽減でき、また、原
動機に悪影響を与えることはない。そして、リン
グは流体力学的にプロペラ翼端から出るテイツプ
ボルテツクスを抑制する機能を有するので、プロ
ペラの推進効率をより一層向上させることができ
る。その結果、リングはプロペラのキヤビテーシ
ヨンをも低減するので、それによるプロペラの損
傷をも抑制することができる。加えて、リングが
プロペラの曲げ剛性を高めるので、プロペラの耐
久性が向上する効果も発揮される。
第1図は従来のノズルプロペラの装着状態図、
第2図は異なる従来例の断面図、第3図は本考案
のリング付きノズルプロペラの実施例を示す断面
図、第4図は異なる実施例の断面図、第5図はリ
ングのプロペラ翼端装着例である。 10……リング付きノズルプロペラ、11……
ノズル、11a……凹陥溝、12……プロペラ、
12A……翼端、13……リング、13a……突
起、15……翼端片、16……ボルト。
第2図は異なる従来例の断面図、第3図は本考案
のリング付きノズルプロペラの実施例を示す断面
図、第4図は異なる実施例の断面図、第5図はリ
ングのプロペラ翼端装着例である。 10……リング付きノズルプロペラ、11……
ノズル、11a……凹陥溝、12……プロペラ、
12A……翼端、13……リング、13a……突
起、15……翼端片、16……ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 船体に支承された円筒形のノズルが付設され
ているノズルプロペラにおいて、 プロペラの翼端をリングで外囲すると共に、
そのリングを、前記ノズルの後端でプロペラと
共に回転させ、 前記リングとノズルとを流線形状に配置した
ことを特徴とするリング付きノズルプロペラ。 (2) 前記リングは、プロペラ翼端に固設された翼
端片にボルト締結され、取り外し自在であるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載のリング付きノズルプロペラ。 (3) 前記リングは、その前端に突起が設けられ、
前記ノズルの後端に前記突起が嵌入する凹陥溝
が形成されていることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載のリング付きノズルプ
ロペラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13431683U JPS6044898U (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | リング付きノズルプロペラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13431683U JPS6044898U (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | リング付きノズルプロペラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044898U JPS6044898U (ja) | 1985-03-29 |
JPH0127517Y2 true JPH0127517Y2 (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=30302688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13431683U Granted JPS6044898U (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | リング付きノズルプロペラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044898U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024072A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Universal Shipbuilding Corp | 船尾ダクト及びそれを取り付けた船舶 |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP13431683U patent/JPS6044898U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024072A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Universal Shipbuilding Corp | 船尾ダクト及びそれを取り付けた船舶 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6044898U (ja) | 1985-03-29 |
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