JPH0127351B2 - - Google Patents

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JPH0127351B2
JPH0127351B2 JP60215235A JP21523585A JPH0127351B2 JP H0127351 B2 JPH0127351 B2 JP H0127351B2 JP 60215235 A JP60215235 A JP 60215235A JP 21523585 A JP21523585 A JP 21523585A JP H0127351 B2 JPH0127351 B2 JP H0127351B2
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casing
pressure
gas
temperature
zeolite
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Ai Chaaneu Deimitaa
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Publication of JPH0127351B2 publication Critical patent/JPH0127351B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分子篩ゼオライトの収着能力が、温
度変化と共に大幅に変化することを利用すること
によつて、太陽エネルギーや発電所の廃熱の如き
低等級の熱を利用するためのシステムに関する。
特に本発明のシステムは、絶対温度の小さな変化
を比較的大きなガス圧力変化に変換するシステム
に関し、このガス圧力変化は機械的または電気的
エネルギーまたは冷蔵における冷却作用を生ずる
ために利用される。
太陽エネルギーを熱および冷却目的に利用する
のを妨げる主な困難事の1つは、地球上の大陽エ
ネルギーの密度が低い(平方メートル当り1.5キ
ロワツトより小)ことである。太陽エネルギーコ
レクタで得られる温度差は小さく、また日光集中
装置を用いた場合でも200−300℃より高温を得る
ためには複雑な太陽追従技法を必要とする。かよ
うに、小さな温度差例えば30−100℃の温度差に
てエネルギーを効果的に変換する方法を開発する
必要がある。ここに、ゼオライトの特異な収着特
性が、特に家庭での冷却および空気調整の必要性
を満足させるための、斯くの如きシステムの設計
を可能とすることが見出された。その様なシステ
ムの出力は、太陽負荷が増すにつれて増加し、従
つて自動冷却の高度の必要性は、その様なシステ
ムのより一層高い出力によつて満たされる。本発
明の主目的は太陽エネルギーによる冷却および建
物の空気調整のための代替的な方法を提供するこ
とであるが、そのシステムはまた、発電所や他の
熱汚染源からの廃熱を操作し斯くして汚染を減少
させそして廃熱を有用なエネルギーに変換し得る
大規模システムを開発するためにも利用できる。
太陽エネルギーにより得られ得る小さな温度差
のために、通常のガス膨脹を利用するシステムの
カルノー効率が必然的に非常に低いことは、当業
者が理解していることである。この理由のため、
殆どの太陽エネルギー冷蔵システムは、液体への
ガスの溶解度が温度と共に変化することに基づく
旧式で充分に試用された吸収冷蔵サイクルに集中
している。このプロセスは熱的に賦活されるか
ら、小さな絶対温度変化に対して大きなガス圧力
変化を可能とする様な温度依存性は指数的であ
る。このプロセスは、初期のガス冷蔵器に用いら
れたアンモニア−水以外のシステムの工業的使用
によつて新しい勢いを得た。例えばニユーヨーク
市のケネデイ−エアポートでは、作動流体として
臭化リチウムと水を用いた空気調整システムが備
えられている。
固体収着剤を用いる収着冷却系としては、例え
ば実公昭33−19972号に、シリカゲル等の吸着剤
を充填した一対の吸着筒を電熱装置により交互に
加熱する装置が開示されている。その他の従来作
動させることに成功した固体収着式冷凍系では、
熱源は通常ガス炎またはスチームにより供給され
る。これらのすべての系において熱源は約300〓
(約150℃)であつた。これに対し、平板式コレク
タからの太陽熱は、殆んど190〓(88℃)を超え
ることはなく、そして該コレクタの熱捕集効率は
120ないし140〓(50ないし60℃)という比較的低
い温度での方がずつと高い。この比較的低い温度
範囲のため、および特に熱源として太陽エネルギ
ーから得られる熱が少ないために、商業的に有望
な冷却系は未だ生まれていない。例えば臭化リチ
ウム系を太陽エネルギー用に変形したものは、80
〓(27℃)の水冷式凝結器を必要とする極めて小
容量且低効率のものに終つている。凝縮器温度が
120〓(50℃)に上昇−これは空冷式凝縮器では
必然である−した場合、平板式コレクタから無理
なく得られる140ないし160〓(60ないし70℃)の
駆動温度では該系を作動させるには不充分であ
る。また、後に詳述するように、シリカゲル、活
性アルミナ、活性炭といつた収着剤の収着挙動は
温度に依存する他に圧力に強く依存し、その吸着
等温線は直線的でしかも互に平行でない。このよ
うな吸着剤では加熱脱着時に温度と圧力が相拮抗
して作用するのでより多くの加熱を必要とする等
の理由から、得られる温度差及び熱量の小さい太
陽エネルギーのような低等級熱を利用する場合に
は実質的な効率を有する冷却系は得られない。従
つて、このような系は、いずれも商業的重要性を
獲得していない。
太陽エネルギーを従来の収着系に適用すること
の主要な困難性は、包含される物理的プロセスが
溶解または表面収着であり、単純なアレニウス式
に従つて指数的に熱的に賦活されることであると
考えられる。その結果、その小さな温度差から得
られる圧力差は実用不可能な程小さく、殆んどの
用途に役立たない。
ここに、固体収着剤として分子篩ゼオライトを
使用することにより、太陽エネルギーのような低
等級熱源を利用して実質的な高効率のシステムを
得ることができることが見出された。
分子篩ゼオライトは、温度および圧力に関し2
〜4乗の指数で表わされる独特の非直線的収着特
性を有する一群の合成または天然鉱物材料であ
る。ゼオライトは、小さな温度変化を、実際に冷
却サイクルに利用または機械的エネルギーに変換
し得る非常に大きな圧力変化に変換することを特
異的に可能とする。ゼオライトは、固体材料を使
用しそして固体材料内の拡散を利用することによ
つて、可動部品を用いず従つて長い寿命と信頼性
を可能とする高変換効率の太陽利用冷蔵システム
を供給するような独特な設計のために役立つ。
後に詳述するように、分子篩ゼオライトの収着
挙動は、前記シリカゲル等の収着剤と著しく異な
つて圧力にあまり依存せず、強く温度依存性であ
る。即ち分子篩ゼオライトは非常に低い圧力で早
くも飽和する。その後は圧力が増加しても吸着量
はあまり変化せず、従つて吸着等温線は傾斜が小
さく殆んど水平であり、そして互に平行である。
このため分子篩ゼオライトは低い圧力範囲におけ
る収着能力がシリカゲル等の他の収着剤に比べて
かなり大きく、そしてその加熱脱着は圧力により
殆んど影響を受けない。これは低等級熱源から得
られる小さな温度変化を実際に冷却サイクルに利
用または機械的エネルギーに変換し得る大きな圧
力変化に変換することを可能とする。
ゼオライトは後述するような特異な収着挙動の
故に室温で大量(40重量%まで)の極性ガス、即
ち双極子または四極子モーメントを有するガス例
えばH2O、NH3、H2S、N2、CO2等並びにフル
オロ−、クロロ−およびハイドロカーボン、を収
着する。その収着特性の高度な非直線性の故に、
ゼオライトは平板式太陽コレクタにより容易に到
達する温度に加熱された時、大量の該極性ガスを
脱着する。例えば、ガスを収着したゼオライトを
充満した容器を室温から200〓(93℃)に加熱し
た場合、50対1ないし1000対1の圧力差が得られ
る。
実際に、室温で平衡化し、0.05psiaの分圧を有
する水蒸気が、120〓(50℃)では1.5psiaの圧力
を有するであろう。更に、この温度は、若干の水
蒸気を脱着させて120〓に保たれた凝縮器中で凝
縮させるに充分である。ゼオライトの温度を140
〓(60℃)に上昇させることにより、10重量%ま
での水蒸気をゼオライトから脱着させ得る。
また、室温で1気圧(15psia)で窒素ガスと平
衡化したゼオライトを160〓(70℃)に加熱した
時、窒素ガスを脱着して容器内圧力は15000psia
に増大し、該圧力で多量の窒素ガスを脱着し得
る。NH3、CO2、フルオロ−およびクロロカーボ
ンの場合も、ゼオライトを室温から200〓(93℃)
に加熱した時、容器内の圧力は50ないし1000倍に
増加し、そしてその高圧下で、平均して10重量%
のガスを脱着する。
これに対し、シリカゲル、活性アルミナおよび
活性炭のような他の固体収着剤の場合、同一条件
下で該ガスの収着量はゼオライトの場合よりかな
り少なく、そして160ないし200〓(70ないし93
℃)の範囲に加熱した時の脱着量も小さい。従つ
て得られる圧力も比較的小さく、また高圧下での
ガス脱着量も無視しうる程に少ない。上記のよう
な低温および高圧では、液体−ガス吸収系もこれ
らの固体収着剤の場合と同様の欠点を有し、たと
え作動するとしても効率的には作動しないことが
見出されている。これは、100ないし120〓(38な
いし50℃)の空冷凝縮器で140ないし160〓(60な
いし70℃)で駆動させた時に確かめられている。
分子篩ゼオライトに収着されるガス量は次式 a=ap2θ2+apoθo {式中apはガスの収着限界値であり、θo=exp
〔(RTln(Ps/P)/Eonであり、nは2−5の整
数である} で示される。ここでRは普遍的ガス定数であり、
Psは限界飽和圧力であり、Pは実際の圧力であ
り、Eoは活性化エネルギーであり、これはモル
当り数キロカロリー程度である。この点に関して
はM.DubinとV.Astakhov、“Description of
Adsorption Equilibria of Vapors on Zeolites
Over Wide Ranges of Temperature and
Pressure”、Second International Conference
on Molecular Sieve Zeolites、Sept.8−11、
1970、Worcester Polytechnic Institute、
Worcester、Massachusetts、pp.155−166を参照
されたい。
前記から、分子篩ゼオライトにおけるガス収着
の温度依存性は少なくとも温度の平方について指
数的でありそして温度の5乗に対して指数的であ
る程に高まることもある。(例えばアセチレンと
ゼオライトNaA)。
本発明の目的は、分子篩ゼオライトを利用して
小さな温度差で合理的に大きな圧力差を生ずるこ
とによつて、太陽エネルギーまたは他の、低い出
力濃度を有し従つて比較的小さな加熱効果を生ず
る様な種類のエネルギーを用いることである。こ
のことは、分子篩ゼオライト内に存在する如き或
種の材料へのガス収着および脱着が、極めて強く
温度に依存する(前記の如く温度の5乗まで指数
的)ので達成され得る。大きな圧力差は、その様
な材料を用いた太陽エネルギー冷却システムの建
造に用いられる。2つの異なる方法がここに開示
され、その1つは分子篩に一定の温度を用いる方
法であり、他の1つは温度勾配を発生させる方法
である。
極めて強い温度依存性に起因して、25−100℃
の温度変化は一定圧力にて99.9%より多くのガス
を脱着し得る。代りに、一定容積において、同じ
温度変化は4オーダーの大きさの圧力増加をもた
らす。
太陽エネルギーを用いる2つの方法がここに開
示され、その第1は収着剤材料製のパネルで建物
の屋根を建造しそして周囲温度にてパネルに作動
ガスを飽和させる方法である。パネルが太陽の熱
によつて加熱される時に、パネルはガスを脱着
し、圧力が増加し次いで起こるガス膨脹によつて
所望冷却効果が生ずる。ガスは次に好ましくは収
着材料を備えた別個の容器に集められ、そして夜
間に屋根パネルが放熱によつて冷却される時に、
パネルは作動ガスを再充填され飽和されることが
できて、次の日中の新しいサイクルの用意ができ
る。
工業用ゼオライトの収着能力は、材料100ポン
ド当りガス約20−40ポンド程度である。モル当り
4−10キロカロリーの活性化エネルギーの既存値
を用いると、収着材料100ポンド当りの理論冷却
能力は10000−20000BTUである。かように代表
的な家の既存屋根面積がほど良く効果的な冷却シ
ステムのために充分であることが認識されるであ
ろう。
屋根パネルは、分子篩ゼオライト材料を押圧し
焼結して適切な形にし、そして耐圧容器内にそれ
を密封することによつて製造できる。本明細書に
は2つのタイプの容器が開示される。その1つ
は、好ましくは太陽エネルギーの吸収を増すため
に例えばカーボンブラツクで一方の表面を暗色化
された分子篩ゼオライトパネルによつて太陽エネ
ルギーが直接吸収される様なガラスカバー付のも
のであり、他の容器は、暗色化金属だけで建造さ
れそして、分子篩の全ての側を取囲む周知のはち
の巣構造に類似した構造によつて、吸収エネルギ
ーが内部の収着剤材料に伝えられる様なものであ
る。この後者の構造は分子篩材料の間接的な加熱
を利用するものであるが、この構造においてはよ
り一層高い作動圧力が可能であり、従つてより一
層高い操作効率が可能である。
前記のことから、本発明の主な目的は、分子篩
ゼオライトの収着能力の大きな変化を利用するこ
とによつて、太陽熱または発電所等の廃熱の如き
低等級の熱を利用するためのシステムを供給し、
これによつて、温度変化を用いてこのシステムが
小さな絶対温度変化を大きなガス圧力変化に変換
して、冷蔵または他のエネルギー使用のために次
いで利用し得る様にすることである。
本発明のもう1つの目的は、前記のシステムを
提供して、収着材料のサイクル加熱を生ぜしめ、
斯くして相対的圧力下に高温収着剤から低温収着
剤へガスを流して所望エネルギーを生ずる様にす
ることである。
本発明のもう1つの目的は、圧力差を生ずる温
度勾配を収着材料に生ぜしめ、ガスが外側集成装
置を経て収着材料の高温側から低温側へ流れ、こ
の外側集成装置内でエネルギーが使われ、そして
ガスは低温側から高温側へ材料内を流れ、斯くし
てある圧力差にて連続的ガス流を生ぜしめ、従つ
て相対的に一方の側だけが加熱される収着剤材料
中の圧送効果により生ずるエネルギーを連続的に
生ずる様にすることである。
他の目的、適応性および可能性は、添付図参照
下に次の記載から明らかであろう。
第1−4図について説明するが、金属または他
の伝熱性材料で構成される容器10ははちの巣構
造を有することが好ましく、このはちの巣構造は
ゼオライト11または他の適切な収着剤材料で満
たされる。容器10の表面12は黒ずませられ
て、実際的な程に多い太陽エネルギーを吸収でき
る様にされる。容器10にはガス出口14とガス
入口15が備えられていることがわかるであろ
う。家の屋根または太陽によつて照らされる他の
表面の上に設置され得る、第1図に示される如き
多数のパネルの代表的なものの断面図が第2図に
示されることが理解されるべきである。個々のパ
ネル10は組合わされてモジユール16になり、
モジユール16にはガス出口14が一緒に連結さ
れてモジユールの出口14aとなり、同様にガス
入口15が一緒に連結されてモジユールのガス入
口15aを形成する。各モジユール16は逆止め
弁17と接続され、弁17は圧力制御されてモジ
ユール16内の圧力が、選択された値に増した時
に開くようにされる。出口14aは適切なマニホ
ルドを経て第1導管またはライン20に通じ、こ
の第1導管20は、フアン22により冷却される
凝縮器21の取入口に連通する。第2導管または
線路24は、凝縮器21の出口からガスエキスパ
ンダークーラー部材25の入口と連通し、このエ
キスパンダークーラー部材25は膨脹弁26を中
に有する。クーラー部材25を建物の空気調整装
置に接続してこれに冷却作用を与え得ることは当
業者によつて理解されるであろう。クーラー部材
25から第3ラインまたは導管27が出ており、
この第3ラインは、逆止め弁30を経て幽閉空間
に流体を運ぶ作用をする。この幽閉空間はコール
ドモジユール16であつてよく、これは第3図で
は16aで示される。その代りに、貯蔵容器16
aは空のガス容器であつてよく、そして所望なら
ばゼオライト材料が充填され、款くしてその他の
点で必要な容積を最小にする様にされてよい。
モジユール16が加熱された時に、ゼオライト
材料11中のガスは脱着されて容器10中の圧力
が増す。逆止め弁17によつて設定された上限値
を越えた時、弁17が開きそしてガスは第1ライ
ン20の出口14aを経て凝縮器21に流れてい
く。この凝縮器21は図示の如くにフアン22で
冷却されてよく水冷されてもよい。作動ガスは凝
縮器21内で冷却され、ここでガスは液体流体に
変換され次に第2ライン24を経てクーラー部材
25に運ばれ得る。ここでガスは膨脹し(または
液体流体が蒸発してガスとなり)、一方同時にク
ーラー部材25を冷却する。前記の如く、冷却効
果はこの地点で慣用方法によつて空気調整または
冷凍等のために好ましく用いられる。次にガスは
第3ライン27と逆止め弁30を通過して貯蔵空
間16aに入る。前記の如く、貯蔵帯域16a
は、特定期間に太陽の直接光線にさらされないこ
との他はモジユール16と等しいモジユールであ
り得る。
モジユール16中のゼオライトが貯蔵空間16
a中のガスまたはゼオライトよりも温かい限り、
ガスがモジユール16から凝縮器21とクーラー
部材25を経て貯蔵帯域16aに流れることは理
解されるであろう。モジユール16が例えば家の
陰になつた側にあり、または他の何らかの手段に
よつて陰におおわれまたは太陽が沈んで夜になつ
た時などに、モジユール16がもはや熱せられな
くなつた時に次の操作サイクルが起こる。その様
な場合にはモジユール16はその後に放熱によつ
て冷却され、容器10の内部に低圧を生ぜしめ
る。その様な場合には、いくつかの変化が起こり
得る。例えば日中が暑く夜間が冷たいさばくの天
候においては、貯蔵空間16aは埋められまたは
他の工合に断熱されてよく、そして第3図に示さ
れる如くに逆止め弁32を有する導管またはライ
ン31を経て入口15aとモジユール16に直接
接続され得る。しかし夕方も温かい場合には、夜
間に空気調整することが望まれることがあり、こ
の場合には第4図に示される配列がより一層望ま
しい。かように第4図はガス貯蔵空間16aから
今や冷却されたモジユール16へ戻るサイクルを
示すことは認識されるであろう。
貯蔵空間16aは、弁17と同様の逆止め圧力
調整弁34を含む第4ラインまたは導管35に通
じ、この弁34は予め定められた圧力差にてガス
を貯蔵空間16aから通す様に設定される。導管
35は、凝縮器21と同一のまたは異なるもので
あつてもよい凝縮器21aに連通する。凝縮器2
1aからの出口は第5ラインまたは導管36とな
り、この第5ライン36はクーラー部材25aの
膨脹弁26aに通ずる。このクーラー部材25a
はクーラー部材25と同一であることができ、こ
の場合には当業者により考えられる様に、モジユ
ール16と貯蔵空間16a内の圧力との間の相対
圧力によつて制御される、モジユール16に通ず
る第2導管を有する逆止め弁30を備えるべきで
ある。これに関連して第6ラインまたは導管37
がクーラー部材26aの出口とモジユール16の
入口15とを接続することがわかるであろう。ラ
イン37には逆止め弁40が備えられる。図示さ
れる如く、凝縮器21aとクーラー部材25aが
各々凝縮器21とクーラー部材25と同じである
場合に好ましく制御される単一弁内に弁40と弁
30を組込み得る。凝縮器21aは凝縮器21と
同様に、フアン、冷却水、または他の適切な手段
によつて冷却され得る。
モジユール16が冷却されそしてその中のガス
状流体が貯蔵空間16aよりも低い圧力にあるサ
イクルにおいては、適切な圧力差が増して弁34
が開き、ガス状流体が凝縮器21a内に流れその
中で冷却される。次に作動流体はガスまたは液体
としてクーラー部材25a内に流れ、ここで膨脹
弁26aによつて膨脹せしめられ、そして冷却し
て、建物の空気調整または冷却システムのために
または冷蔵等のために用いられ得る様になる。最
後にモジユール16には次のサイクルのために作
動ガスが再充填される。
1つのサイクルは日中に起こり他のサイクルは
夕方に起こり、またはモジユールが建物の異なる
側に置かれる場合には1つのサイクルは朝に起こ
りそして次のサイクルは午後と夕方に起こり得る
ことは理解されるであろう。後者の場合には、ガ
スが建物または屋根の東側の高温モジユール16
から建物または屋根の西側の低温モジユール16
へ流れ、次に後者の低温モジユールが加熱された
時に流れが貯蔵空間へ向かい、そして最後に夕方
または夜には、建物の屋根の東側の第1モジユー
ルにもどる様な工合に、サイクルを配列し得る。
代りに、モジユール16のための熱は、太陽に
よる加熱によらずに動力装置、焼却器または他の
熱汚染源の廃熱から熱交換器を経て供給され得
る。膨脹ガスのエネルギーはまた、往復機関また
はタービンや発電機を用いた慣用的手段によつて
該エネルギーを機械的または電気的エネルギーに
交換するために使用され得る。その様な場合に
は、モジユール16と貯蔵空間16aのサイクル
加熱冷却の発明は、源からゼオライト材料のため
の熱交換器への廃熱を適切に弁調節することによ
つて達成され得る。
前記の方法は、圧縮機または他の可動部品を用
いずに圧送効果を達成し得るという、日中−夜間
の太陽エネルギーのサイクル特性を利用したもの
である。分子篩ゼオライトは、弁を含めてあらゆ
る可動部分を全く用いずに、太陽エネルギー以外
のエネルギー源を必要とすることなく、吸着冷凍
システムを実際に満足に作動させ得る唯一の固体
吸着剤である。これは分子篩ゼオライトの低い圧
力範囲における異常に大きな収着能力による。即
ち、分子篩ゼオライトは例えば0.05psiという低
い圧力(この圧力における水の沸点は約−7℃)
において約20重量%の水蒸気を吸着し得る。他の
固体吸着剤では4重量%未満である。日中ゼオラ
イトパネルが太陽エネルギーにより加熱された
時、ゼオライトの脱着によりシステム内圧力は
0.5psiまたはそれ以上に上昇し、脱着された水蒸
気は80゜〜102〓の凝縮器温度で凝縮され得る。他
の固体吸着剤では脱着される水蒸気も非常に少な
い。夜間に前記パネル内のゼオライトが再び吸着
して圧力が下ると、他方の容器(ゼオライトを含
まない)に貯留された凝縮水は、0.07psiで27〓
で一部が蒸発し始め、残部は蒸発熱のために、結
氷するに至ることは理解されるであろう(水の蒸
発熱は約1000BTU/ポンドであり、一方水の融
解熱は僅か約145BTU/ポンドである)。
前記第1−4図の方法は長い無保全寿命の可能
性を有する。しかしこの方法は、丸一日できるだ
け多くの統合日光負荷を得て従つて殆どの時間の
あいだその最大能力にて作動する様に設計されな
ければならず、また熱が最大である日に代替的冷
却法によつて強化されるべきである。
全システムのサイズとコストを減ずる結果を生
ずる様な、最大能力を得る問題を解決する第2の
方法を次に記載する。この方法は、1つの収着剤
材料に熱勾配を適用した時にその結果として実質
的に圧送作用が得られるという情況に基づく。こ
のことは、熱的に賦活される拡散係数を有する材
料について知られているが、分子篩材料の場合に
は事情は実質的に異なる。
分子篩ゼオライトは、大きなまたは小さな分割
された窓によつて結合された(分子という意味で
の)大きなキヤビテイの形の結晶内細孔のある結
晶構造を有する。この理由から、ガス分子の動き
は、キヤビテイの内側と、第2エネルギー遮断壁
へ、熱的に賦活されて「粘着」してキヤビテイ間
の窓を通して拡散することからなる。この第2の
プロセスは、分子篩の篩分け作用を果たし、これ
によつて窓のサイズよりも小さい分子寸法を有す
るガスが篩を通過し、一方窓よりも大きな分子サ
イズを有するガスが通過しない様になる。さら
に、大きな電気双極子モーメントを有する分子は
通常キヤビテイに「粘着」し(例えば水)、これ
と対照的にその様なモーメントを有しない原子や
分子(例えば貴ガス)はキヤビテイに粘着せずそ
の動きは窓のサイズに対する相対的サイズによつ
て制御されるだけである。この理由から、分子篩
を通るガスの動きはわずかに拡散に似ているだけ
でありそしてかなり複雑である。
ゼオライト、リンデ(Linde)タイプ4Aを用い
た試みにおいては、カオリン(Kaolin)結合剤
と共にパネルが焼結された。このようなパネルの
片方の側を約100℃に加熱すると、種々の異なる
作動ガスを用いて圧送作用が観察された。その様
なガスとしてはCO2、フレオン−11(CCl3F)、フ
レオン−12(CCl2F2)、フレオン−21(CHCl2F)、
フレオン−22(CHClF2)、水蒸気、NH3、SO2
N2およびO2が挙げられる。
本発明の具体例においては、ガラスで覆われた
容器41が用いられ、そして容器を別個の圧力容
器に分離するための、第1の方法に匹敵する様な
デバイダとしてパネル44が用いられ、ここにお
いてゼオライトは圧力遮壁を形成せず、そしてか
ように容器10の入口および出口部分は実際には
常時ほぼ同じ圧力にあるようにされる。
第5−7図において、透明カバー42を有する
金属容器41が焼結ゼオライトデバイダ44を含
むことに注意すべきである。ゼオライト44の、
太陽に面する側45は適切な手段により例えばカ
ーボンブラツクで暗色にされる。容器41は2等
分された後方の半分46は低圧低温ガスを含み、
前方のケーシング47は高圧高温の作動ガスを含
む。
太陽または他の源からの熱によつてゼオライト
41の側45が加熱される時に、この熱によつて
温度勾配ΔTが生ぜしめられ、この温度勾配は第
6図の参照番号50で示される。前記のゼオライ
ト遮壁44の内側分子圧送作用は、容器41の後
方の半分46と前方ケーシング47との間に圧力
差を生ぜしめる。この圧力差は次にこのシステム
の所望エネルギー消費を生ずるために用いられ
る。
第5図に示されるモジユール51において、個
個のパネル41は、第5図の上部に示される如く
に直列に接続された出口52と入口54を有し、
これによつてより一層高い圧力を得るようにさ
れ、または第5図の下方に示される如くにこの出
口と入口は並列に接続されてより一層大の流速を
得るようにされ、または直列並列接続が組合わせ
て用いられる。
第7図に示される如く、モジユール51の出口
52は逆止め弁56を経て第1導管55に接続さ
れ、この導管55は、フアン60または他の適切
な冷却手段によつて冷却され得る凝縮器57に通
ずる。作動ガスは凝縮器57の出口から導管59
を通り逆止め弁61を経てクーラー部材62に運
ばれる。クーラー部材62において、ガスは膨脹
弁64によつて膨脹せしめられ、これによつてガ
スは非常に低温となりそして空気調整、冷蔵等に
用いられ得る様になる。生ずる流体は次に集めら
れそして、帰り導管65に含まれる逆止め弁66
を経てモジユール51の低圧ガス入口54に戻さ
れる。
かように、前記の第5−7図の装置に示される
如く、高圧ケーシング47からの作動ガスは高圧
出口52から逆止め弁56および導管55を経て
凝縮器57に運ばれ、ここでガスはフアン60か
らの空気または冷却水または他の適切な手段によ
つて冷却される。冷却されたガス(液状であつて
よい)は凝縮器57からクーラー部材62に運ば
れ、ここで膨脹弁64による膨脹によつて冷却ま
たは冷蔵作用を生ずる。生ずる低圧ガスは次に逆
止め弁66を経て導管65を通り低圧ガス入口5
4を通つて容器41の低圧側の半分46に戻され
る。
各種のガスの場合に絶対圧力で示して次の圧力
差が実施可能であることが判明した。フレオン−
11、3/18psi;フレオン−12、26/107psi;フレオ
ン−21、5/51psi;フレオン−22、43/175psi;水
蒸気、0.1/1.0psi;SO2、12/66psi;CO2、332/1
043psi;NH3、35/170psi。
この最後に記載の具体例は、所定日数にわたつ
て同一容積のガスを幾度も再使用でき、そして太
陽熱負荷に正比例する冷却出力を有するという長
所を有する。かように、太陽熱負荷が大であれば
ある程、生ずる冷却作用は大である。
両方の方法共が、収着プロセスのはるかに強い
温度依存性の故に潜在的により一層高い効率を有
するという点で、慣用的な収着冷却システムより
優れた長所を有する。さらに、本発明のシステム
は固体パネル、圧力容器および導管、および作動
ガスだけからなる機械的可動部品は必要なく、か
ように高い信頼性および長い操作寿命を提供す
る。
以上、本発明の好ましい実施態様を述べたが、
本発明の精神および技術範囲内において種々の適
用および変更が可能であることは理解されるであ
ろう。
第8−12図は一般に大気圧以下の圧力におけ
る水蒸気を作動流体として用いた場合の、分子篩
ゼオライトの特異な収着挙動および他の固体収着
剤との比較を示すものである。
前記のように、分子篩ゼオライトを使用するこ
との大きな利点は、それが、すべての微細孔質収
着剤に共通の性質である毛管凝縮の他に、静電的
相互作用によつて極性分子を収着する能力を有す
ることになる。水、二酸化炭素のような双極子モ
ーメントの大きい分子、または窒素、酸素のよう
な四極子モーメントの大きい分子は、ゼオライト
のアルミナ−シリカ網状構造の陽および陰イオン
との静電的相互作用により、ゼオライト微細骨格
に結合する。これは、極性分子ガスのゼオライト
への収着に特徴的な、極めて非直線的な温度およ
び圧力依存性を生む。
第8図において直線1は0−100℃においてガ
スがいかに膨脹するかを示す(理想気体の式)。
曲線2は種々の圧力(mmHg)における水の沸点
を示す。これを片対数グラフで表わすと第9図の
線2のように直線となる。第9図は、一定量の水
を吸着した固体収着剤上の水蒸気圧と温度の関係
を示す。12重量%の水を有するシリカゲルの線
2′も本質的に直線である。しかし、20重量%の
水を有するゼオライトの線3は曲線であり、そし
て約4mmHgのところから線2及び2′よりも急勾
配になり始める。これはゼオライトが圧力に影響
される度合がかなり小さくそして温度に影響され
る度合がかなり大きく、従つて(4mmHg以上に
おける)ゼオライトの小さな温度上昇は、シリカ
ゲルの同じ温度上昇よりも、その“内部”分圧を
かなり大きく増大させ、そして従つてゼオライト
の脱着は、シリカゲルの場合に比べて該吸着剤の
外のシステム内の圧力によつてあまり抑制されな
いことを意味する。この点に関し、ゼオライト以
外のすべての吸着剤はシリカゲルと同様に反応す
る。
何故分子篩ゼオライトだけが低い圧力範囲にお
いて有効に作動し得るかは第10−12図からも
理解される。第10図はA型ゼオライトへの水蒸
気の吸着等温線である。水蒸気分圧5mmHg(これ
は水の沸騰温度約35〓に相当する)において、こ
のゼオライトは室温で20重量%以上の水を収着す
る。他方ゼオライトを200〓(93℃)に加熱する
と、それは収着量が約17重量%に減少するまで、
分圧に殆んど無関係に水蒸気を脱着する。
第11および第12図は、二種の活性炭への水
の室温収着等温線である。この温度における水の
飽和蒸気圧Ppは25mmHgである。従つて、水の沸
騰温度35〓において、P/Ppは5/25=0.2であ
る。第9および10図から、このような低い分圧
においては、有意な量の水は収着されず(収着量
は2重量%に達しない)、従つて活性炭を用いる
システムはこのような圧力の水蒸気では作動しな
いであろうことが理解されよう。そのような低圧
の水蒸気を用いる実際的システムにおいて、活性
炭やシリカゲルのような収着剤はゼロまたは殆ん
どゼロの効率しか示さないが、ゼオライトは35な
いし40%もの全効率を与え、これは更に向上する
可能性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一群のパネルを示す透視
図、第2図は第1図のパネルの1つの断面図、第
3図は日中操作またはガス回路の高温側を示す系
統図、第4図は夜間操作またはシステムの低温側
の系統図、第5図は本発明の別の具体例の一群の
パネルを示す図、第6図は第5図のパネルの1つ
の断面図、第7図は後者の具体例による屋根パネ
ルを用いた回路の系統図、第8図は大気圧以下の
水の沸点を示すグラフ、第9図は一定量の水を含
む収着剤上の水蒸気圧と温度の関係を示すグラ
フ、第10図はA型ゼオライトへの水の吸着等温
図、第11図はBPL活性炭への水の室温での吸
着等温図、第12図はASCウエトレライト・カ
ーボンへの水の室温での吸着等温図である。 10……容器、11……ゼオライト、14……
ガス出口、15……ガス入口、16a……貯蔵帯
域、16,51……モジユール、17,30,3
2……逆止め弁、21,21a,57……凝縮
器、22,60……フアン、25,25a,62
……クーラー部材、26,26a……膨脹弁、4
1……金属容器、42……透明カバー、44……
焼結ゼオライトデバイダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス状流体圧送装置において、該装置が、周
    囲圧力と異なる圧力下にガス状流体を含むための
    ケーシングであつて固体分子篩ゼオライト材料に
    よつて実質的部分に画定される圧力ケーシング、
    該材料によつて収着される様に適合せしめられる
    流体であつて該ケーシングの中と該ケーシングの
    外部の該材料の他方の側とに存在するガス状流
    体、該ケーシング内に含まれる該分子篩材料と関
    連せしめられた熱適用手段を有し、該熱適用手段
    は該材料の厚さにわたつて温度勾配を生ずる機能
    を達成し、これによつて該ケーシングの内部を画
    定する該材料の温度が該ケーシングの外側の該材
    料の他方の側の該材料の温度よりも大であり、そ
    して該ケーシング内の該ガス状流体の相対圧力が
    該ケーシングの外側の該材料の他方の側の該ガス
    状流体の相対圧力よりも実質的に高く、該ガス状
    流体が該ケーシングの外側の該材料に収着されそ
    して該材料によつて該ケーシングに追い出される
    ことを特徴とする前記装置。 2 該ケーシングが、該ケーシングの内部から材
    料によつて離隔せしめられる容積を画定する容器
    内に含まれ、該低圧流体が該容積内に受取られ
    る、特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 該材料が焼結ゼオライトを含む、特許請求の
    範囲第1項記載の装置。 4 低等級熱利用システムにおいて、容器、該容
    器を2つの空間に分割する分子篩ゼオライトから
    なる固体収着剤材料、該材料によつて収着されそ
    して該材料への熱の適用によつて該空間の1つの
    中へ追い出される様に適合せしめられるガス状流
    体、該材料へ熱を適用するための低等級加熱手
    段、および追い出される該ガス状物質を受ける、
    該容器空間からの出口、および該出口に接続され
    そして該追い出されたガスによつて付勢されるエ
    ネルギー利用手段を有する前記システム。 5 該加熱手段が太陽エネルギーを含む、特許請
    求の範囲第4項記載のシステム。 6 該固体収着剤材料が、該容器を分割する圧力
    障壁を構成し、該加熱手段が該障壁の一方の側だ
    けの材料に直接適用される、特許請求の範囲第4
    項記載のシステム。 7 該エネルギー利用手段が往復機関を含む、特
    許請求の範囲第4項記載のシステム。 8 該エネルギー利用手段がタービンを含む、特
    許請求の範囲第4項記載のシステム。
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