JPH0127178Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0127178Y2
JPH0127178Y2 JP20105982U JP20105982U JPH0127178Y2 JP H0127178 Y2 JPH0127178 Y2 JP H0127178Y2 JP 20105982 U JP20105982 U JP 20105982U JP 20105982 U JP20105982 U JP 20105982U JP H0127178 Y2 JPH0127178 Y2 JP H0127178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tightening
arms
arm
screw
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20105982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59173163U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20105982U priority Critical patent/JPS59173163U/ja
Publication of JPS59173163U publication Critical patent/JPS59173163U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0127178Y2 publication Critical patent/JPH0127178Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の技術分野 本考案は磁気デイスク装置において第1図に示
すような、積層アーム構造を採つた磁気ヘツドア
クチユエータの締め付け構造に関するものであ
る。
b 従来技術と問題点 第1図は、積層アーム構造を採つた磁気ヘツド
アクチユエータの部分斜視図を示し、1はねじ、
2はナツト、3はアームをそれぞれ示す。又、第
2図は、その磁気ヘツドアクチユエータの積層締
め付け部の一部断面図を示したものである。
第2図に示すような複数のアーム3を重ね、各
アームを貫通する孔をねじ1とナツト2を用いて
締め付けた締め付け構造のねじ1には鉄系の素材
が使用されていた。一方アームの素材には、アル
ミニウム、マグネシウム等が使用されていた。と
ころで、鉄系の素材と、アルミニウム、マグネシ
ウム等の素材とでは、それらの線膨張係数が異な
る。(鉄:17×10-6/℃,Al:24×10-6/℃,
Mg:26×10-6/℃)そのため、このような磁気
ヘツドアクチユエータの周囲の温度変化によつて
は、ねじ1と、アーム3の膨張が大きく異なり、
積層の締め付け力が大きく変化することがある。
そしてその変化によりアームが変形してしまうこ
ともある。そこで、このような温度変化による積
層の締め付け力の大きな変化を防止するために、
アーム3の締め付け部材を、アーム3と同素材、
又は、アーム3の素材と線膨張係数の近い素材で
構成することが考える。ところで、アーム3に使
用されている素材(アルミニウム、マグネシウム
等)は引つ張り力に対する耐力が低い。そのため
1のようなネジをアルミニウム、マグネシウム等
で構成しようとすると、ネジ1の径が小さいため
に、締め付け力に耐えられないことがある。そこ
で、ネジ1の径を大きくすると、ネジ1の頭、及
びナツト2が非常に大きくなつてしまい実用的で
ない。
c 考案の目的 そこで、本考案では、温度による締め付け力の
変化を防止するためにアルミニウム、マグネシウ
ム等を素材とし、かつ、アームの締め付けに耐え
られるような締め付け構造を提案するものであ
る。
d 考案の構成 そのため本考案では、複数のアームを積み重ね
て構成された磁気ヘツドアクチユエータの、その
複数のアームの締め付け構造において、前記複数
のアームの夫々にあけられた孔に貫通され、前記
アームの素材と線膨張係数が近い素材で構成さ
れ、しかも、片端、又は、両端にめねじの切られ
た軸と締め付けねじとを有し、前記孔に貫通され
た前記軸のめねじにその締め付けねじをねじ込ん
で、前記複数のアームを同時に締め付けたことを
特徴とする。
e 考案の実施例 第3図は、本考案の一実施例である締め付け構
造を示し、4は軸、5は締め付けねじ、6は座
金、7はめねじ、8はアームをそれぞれ示す。
重ねられたアーム8を貫通する孔に軸4を通
す。ここで、軸4にはアルミニウム等の素材を使
用する。そして、軸4に切られためねじ7に締め
付けねじ5を座金6をかませてねじ込む。すると
複数のアーム8は同時に締め付けられる。ここ
で、ねじ5にアルミニウム等の素材を用いると引
つ張り力に対する耐力が低くななつてしまう。そ
こで、ねじ5には鋼材を用いる。ねじ5の長さは
短いために、線膨張係数の違いはあまり問題とな
らない。
本実施例においては、めねじを軸の片端に切つ
た例を示したが、めねじを軸の両端に切り、ねじ
によりアームの両側より締め付けてもよい。
f 考案の効果 本考案によれば、アルミニウム等の素材を用
い、ねじが大きくなることもなく、温度による締
め付け力の変化を防止することができる締め付け
構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は積層アーム構造を彩つた磁気ヘツドア
クチユエータの部分斜視図を示し、1はねじ、2
はナツト、3はアームをそれぞれ示す。又、第2
図は、その磁気ヘツドアクチユエータの積層締め
付け構造を示したものである。第3図は本考案の
一実施例である締め付け部の一部断面図を示し、
4は軸、5は締め付けねじ、6は座金、7はめね
じ、8はアームをそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のアームを積み重ねて構成された磁気ヘド
    アクチユエータのその複数のアームの、締め付け
    構造において、前記複数のアームの夫々にあけら
    れた孔に貫通され、前記アームの素材と線膨張係
    数が近い素材で構成され、しかも、片端、又は、
    両端にめねじの切られた軸と、締め付けねじとを
    有し、前記孔に貫通された前記軸のめねじにその
    締め付けねじをねじ込んで、前記複数のアームを
    同時に締め付けたことを特徴とする磁気ヘツド・
    アクチユエタの締め付け構造。
JP20105982U 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造 Granted JPS59173163U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20105982U JPS59173163U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20105982U JPS59173163U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59173163U JPS59173163U (ja) 1984-11-19
JPH0127178Y2 true JPH0127178Y2 (ja) 1989-08-14

Family

ID=30426567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20105982U Granted JPS59173163U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59173163U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59173163U (ja) 1984-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0127178Y2 (ja)
JPS6034562U (ja) パイプクランプ
JPS6011344Y2 (ja) フランジ継手部の電気絶縁装置
JPH0530064Y2 (ja)
JPS6126702Y2 (ja)
JPH0534327Y2 (ja)
JPS6143923Y2 (ja)
JPS6034510A (ja) 締結方法及び締結具
JPS6024920U (ja) ロツクナツトの回り止め装置
JPH0741982Y2 (ja) ワイヤハーネス用クランプ
JPH0526220A (ja) 高力ボルト
JPS6084816U (ja) ワツシヤ
JPH01144843U (ja)
SU597870A1 (ru) Стопорное устройство
JPH06290964A (ja) 鉄心締付構造
JPS60107611U (ja) ボルト熱放散具
JPS599407Y2 (ja) 磁気ヘッド
JPS6342168Y2 (ja)
JPS59147910U (ja) 高温用ボルトの回わり止め装置
JPH02117413U (ja)
JPH022442U (ja)
JPH083323B2 (ja) 通信ケーブルの外被把持部
JPS6084810U (ja) 高温用ボルト
JPS59132346U (ja) 固定子巻線端部支持装置
JPS611370U (ja) ボルト締付装置