JPH0127178Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127178Y2 JPH0127178Y2 JP20105982U JP20105982U JPH0127178Y2 JP H0127178 Y2 JPH0127178 Y2 JP H0127178Y2 JP 20105982 U JP20105982 U JP 20105982U JP 20105982 U JP20105982 U JP 20105982U JP H0127178 Y2 JPH0127178 Y2 JP H0127178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- arms
- arm
- screw
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 9
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 6
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 考案の技術分野
本考案は磁気デイスク装置において第1図に示
すような、積層アーム構造を採つた磁気ヘツドア
クチユエータの締め付け構造に関するものであ
る。
すような、積層アーム構造を採つた磁気ヘツドア
クチユエータの締め付け構造に関するものであ
る。
b 従来技術と問題点
第1図は、積層アーム構造を採つた磁気ヘツド
アクチユエータの部分斜視図を示し、1はねじ、
2はナツト、3はアームをそれぞれ示す。又、第
2図は、その磁気ヘツドアクチユエータの積層締
め付け部の一部断面図を示したものである。
アクチユエータの部分斜視図を示し、1はねじ、
2はナツト、3はアームをそれぞれ示す。又、第
2図は、その磁気ヘツドアクチユエータの積層締
め付け部の一部断面図を示したものである。
第2図に示すような複数のアーム3を重ね、各
アームを貫通する孔をねじ1とナツト2を用いて
締め付けた締め付け構造のねじ1には鉄系の素材
が使用されていた。一方アームの素材には、アル
ミニウム、マグネシウム等が使用されていた。と
ころで、鉄系の素材と、アルミニウム、マグネシ
ウム等の素材とでは、それらの線膨張係数が異な
る。(鉄:17×10-6/℃,Al:24×10-6/℃,
Mg:26×10-6/℃)そのため、このような磁気
ヘツドアクチユエータの周囲の温度変化によつて
は、ねじ1と、アーム3の膨張が大きく異なり、
積層の締め付け力が大きく変化することがある。
そしてその変化によりアームが変形してしまうこ
ともある。そこで、このような温度変化による積
層の締め付け力の大きな変化を防止するために、
アーム3の締め付け部材を、アーム3と同素材、
又は、アーム3の素材と線膨張係数の近い素材で
構成することが考える。ところで、アーム3に使
用されている素材(アルミニウム、マグネシウム
等)は引つ張り力に対する耐力が低い。そのため
1のようなネジをアルミニウム、マグネシウム等
で構成しようとすると、ネジ1の径が小さいため
に、締め付け力に耐えられないことがある。そこ
で、ネジ1の径を大きくすると、ネジ1の頭、及
びナツト2が非常に大きくなつてしまい実用的で
ない。
アームを貫通する孔をねじ1とナツト2を用いて
締め付けた締め付け構造のねじ1には鉄系の素材
が使用されていた。一方アームの素材には、アル
ミニウム、マグネシウム等が使用されていた。と
ころで、鉄系の素材と、アルミニウム、マグネシ
ウム等の素材とでは、それらの線膨張係数が異な
る。(鉄:17×10-6/℃,Al:24×10-6/℃,
Mg:26×10-6/℃)そのため、このような磁気
ヘツドアクチユエータの周囲の温度変化によつて
は、ねじ1と、アーム3の膨張が大きく異なり、
積層の締め付け力が大きく変化することがある。
そしてその変化によりアームが変形してしまうこ
ともある。そこで、このような温度変化による積
層の締め付け力の大きな変化を防止するために、
アーム3の締め付け部材を、アーム3と同素材、
又は、アーム3の素材と線膨張係数の近い素材で
構成することが考える。ところで、アーム3に使
用されている素材(アルミニウム、マグネシウム
等)は引つ張り力に対する耐力が低い。そのため
1のようなネジをアルミニウム、マグネシウム等
で構成しようとすると、ネジ1の径が小さいため
に、締め付け力に耐えられないことがある。そこ
で、ネジ1の径を大きくすると、ネジ1の頭、及
びナツト2が非常に大きくなつてしまい実用的で
ない。
c 考案の目的
そこで、本考案では、温度による締め付け力の
変化を防止するためにアルミニウム、マグネシウ
ム等を素材とし、かつ、アームの締め付けに耐え
られるような締め付け構造を提案するものであ
る。
変化を防止するためにアルミニウム、マグネシウ
ム等を素材とし、かつ、アームの締め付けに耐え
られるような締め付け構造を提案するものであ
る。
d 考案の構成
そのため本考案では、複数のアームを積み重ね
て構成された磁気ヘツドアクチユエータの、その
複数のアームの締め付け構造において、前記複数
のアームの夫々にあけられた孔に貫通され、前記
アームの素材と線膨張係数が近い素材で構成さ
れ、しかも、片端、又は、両端にめねじの切られ
た軸と締め付けねじとを有し、前記孔に貫通され
た前記軸のめねじにその締め付けねじをねじ込ん
で、前記複数のアームを同時に締め付けたことを
特徴とする。
て構成された磁気ヘツドアクチユエータの、その
複数のアームの締め付け構造において、前記複数
のアームの夫々にあけられた孔に貫通され、前記
アームの素材と線膨張係数が近い素材で構成さ
れ、しかも、片端、又は、両端にめねじの切られ
た軸と締め付けねじとを有し、前記孔に貫通され
た前記軸のめねじにその締め付けねじをねじ込ん
で、前記複数のアームを同時に締め付けたことを
特徴とする。
e 考案の実施例
第3図は、本考案の一実施例である締め付け構
造を示し、4は軸、5は締め付けねじ、6は座
金、7はめねじ、8はアームをそれぞれ示す。
造を示し、4は軸、5は締め付けねじ、6は座
金、7はめねじ、8はアームをそれぞれ示す。
重ねられたアーム8を貫通する孔に軸4を通
す。ここで、軸4にはアルミニウム等の素材を使
用する。そして、軸4に切られためねじ7に締め
付けねじ5を座金6をかませてねじ込む。すると
複数のアーム8は同時に締め付けられる。ここ
で、ねじ5にアルミニウム等の素材を用いると引
つ張り力に対する耐力が低くななつてしまう。そ
こで、ねじ5には鋼材を用いる。ねじ5の長さは
短いために、線膨張係数の違いはあまり問題とな
らない。
す。ここで、軸4にはアルミニウム等の素材を使
用する。そして、軸4に切られためねじ7に締め
付けねじ5を座金6をかませてねじ込む。すると
複数のアーム8は同時に締め付けられる。ここ
で、ねじ5にアルミニウム等の素材を用いると引
つ張り力に対する耐力が低くななつてしまう。そ
こで、ねじ5には鋼材を用いる。ねじ5の長さは
短いために、線膨張係数の違いはあまり問題とな
らない。
本実施例においては、めねじを軸の片端に切つ
た例を示したが、めねじを軸の両端に切り、ねじ
によりアームの両側より締め付けてもよい。
た例を示したが、めねじを軸の両端に切り、ねじ
によりアームの両側より締め付けてもよい。
f 考案の効果
本考案によれば、アルミニウム等の素材を用
い、ねじが大きくなることもなく、温度による締
め付け力の変化を防止することができる締め付け
構造が得られる。
い、ねじが大きくなることもなく、温度による締
め付け力の変化を防止することができる締め付け
構造が得られる。
第1図は積層アーム構造を彩つた磁気ヘツドア
クチユエータの部分斜視図を示し、1はねじ、2
はナツト、3はアームをそれぞれ示す。又、第2
図は、その磁気ヘツドアクチユエータの積層締め
付け構造を示したものである。第3図は本考案の
一実施例である締め付け部の一部断面図を示し、
4は軸、5は締め付けねじ、6は座金、7はめね
じ、8はアームをそれぞれ示す。
クチユエータの部分斜視図を示し、1はねじ、2
はナツト、3はアームをそれぞれ示す。又、第2
図は、その磁気ヘツドアクチユエータの積層締め
付け構造を示したものである。第3図は本考案の
一実施例である締め付け部の一部断面図を示し、
4は軸、5は締め付けねじ、6は座金、7はめね
じ、8はアームをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 複数のアームを積み重ねて構成された磁気ヘド
アクチユエータのその複数のアームの、締め付け
構造において、前記複数のアームの夫々にあけら
れた孔に貫通され、前記アームの素材と線膨張係
数が近い素材で構成され、しかも、片端、又は、
両端にめねじの切られた軸と、締め付けねじとを
有し、前記孔に貫通された前記軸のめねじにその
締め付けねじをねじ込んで、前記複数のアームを
同時に締め付けたことを特徴とする磁気ヘツド・
アクチユエタの締め付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20105982U JPS59173163U (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20105982U JPS59173163U (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59173163U JPS59173163U (ja) | 1984-11-19 |
JPH0127178Y2 true JPH0127178Y2 (ja) | 1989-08-14 |
Family
ID=30426567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20105982U Granted JPS59173163U (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 磁気ヘツドアクチユエ−タの締め付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59173163U (ja) |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP20105982U patent/JPS59173163U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59173163U (ja) | 1984-11-19 |
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