JPH0127085Y2 - - Google Patents

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JPH0127085Y2
JPH0127085Y2 JP16881778U JP16881778U JPH0127085Y2 JP H0127085 Y2 JPH0127085 Y2 JP H0127085Y2 JP 16881778 U JP16881778 U JP 16881778U JP 16881778 U JP16881778 U JP 16881778U JP H0127085 Y2 JPH0127085 Y2 JP H0127085Y2
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electrode
side electrode
voltage side
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chip
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、静電容量にて粉体中あるいは粒体中
の水分量を測定する電極に関するものである。
砂等の粉体中または粒体中の含有水分率を知る
には各種の方法があるが、その一つに静電容量の
変化量を測定し、水分率を換算して知るもので、
この方法は高圧側電極とアース側電極とを設け、
両電極間に介在する被測定物の静電容量を測定す
る方法である。かかる方法で使用される電極して
は、被測定物への挿入が容易であり、また被測定
物と電極表面との接触状態が安定しやすく、かつ
漂遊容量の影響が少ないことが必要である。
上記の諸点を考慮して、第1図イ,ロに示すよ
うな水分計の電極の1例が既に提案されている
(実開昭52−99507号)。すなわち、1本の棒状の
高圧側電極10と該高圧側電極10の周囲に3本
の棒状のアース側電極2とがそれぞれ平行に絶縁
物3に取付たものである。なお、4はアース側電
極固定金具である。
しかしながら、上記の水分計の電極は粉体等の
測定物に挿入する先端はコーンである例えば円錐
状になつているが、測定回数が多くなり、高圧側
電極が摩耗し、その長さが短くなると正確な静電
容量値の測定ができなくなる欠点があつた。
本考案は、上述の欠点をなくすために、高圧側
電極の摩耗を防止し、測定誤差の発生を防止する
ようにしたもので、その特徴は既に提案されてい
る水分計電極の中央部にある高圧側電極の先端に
アース側チツプを設けたことにある。
本考案の係る水分計の電極の実施例を第2図及
び第3図に基づいて説明する。
第2図イ,ロにおいて、絶縁物3に固定され中
央部にある筒状の例えば円筒状の高圧側電極1の
先端にはコーンである例えば円錐の先端を有し高
圧側電極1と同断面形状であつて、絶縁物3′を
介してアース側チツプ2′が高圧側電極1の先端
に取付けられ、アース側チツプ2′から高圧側電
極1の内部を絶縁状態で導体が導かれるされてい
るとともに、高圧側電極1の周囲には3本のアー
ス側電極2が絶縁物3に配設固定されている。こ
こで、アース側電極2、絶縁物3、アース側電極
固定金具4は第1図を変わるところがない。
ここで、高圧側電極の先端にアース側チツプを
設けるのは次の理由による。すなわち、高圧側電
極の先端にアース側チツプがない場合には長期間
使用していると、摩耗して先端が短くなり、高圧
側電極の長さに比例して検出能力が変化すること
になるので、その度補正をしなければならない。
しかし、本願考案は高圧側電極の先端にアース
側チツプ2′を設けており、少なくとも1本の高
圧側電極1の周囲に配置したアース側電極2とと
もにいわばアースの境界を形成するもので、この
範囲の粉体又は粒体の水分を測定するものであ
り、先端のアース電極チツプ2′は例え摩耗して
も消滅しない限り、アース境界を形成する電極と
して作用し、正確な静電容量を測定することがで
きる。
従つて、先端のアース電極チツプ2′が摩耗し
ても高圧側電極1の長さが変わらないので、検出
能力の変化は実用上変化はなく、補正の必要は全
くない。また、高圧側電極の先端に設けたアース
側チツプ2′とその周りの複数本アース側電極2
とによつて囲まれた範囲の粉体または粒体の容量
を決定するので、先端にアース側チツプ2′のな
いものに比べて水分量が正確になると云つた効果
を奏するものである。
なお、アース側電極2も摩耗するが、当初から
高圧側電極1より長くしてあり、かつ、高圧側電
極1とアース側チツプ2′との絶縁間隔は一定で
あるので、アース側電極の摩耗によつて検出能力
が変化することはない。そして、従来のものに比
べて約1.2倍の感度を有する電極とすることがで
きる効果はきわめて大きい。
第3図イ,ロは高圧側電極1を中央部分に3本
設けたもので、それ以外の構造は第2図イ,ロに
示すものと同じである。
本考案の電極の水分測定回数と先端の摩耗量と
の関係は第4図に示すとおりであるが、先端が摩
耗して行つても検出能力の変化がほとんど見られ
なかつたので、本考案の実用的効果の大きいこと
が云える。
以上述べたように、本考案の利点は高圧側電極
の先端にアース側チツプを設けているので、高圧
側電極の摩耗がなくなり、長期にわたつて正確な
静電容量値の測定が可能であるばかりでなく、高
圧側電極及びその先端のアース側チツプとまわり
のアース側電極により静電容量を検出する電極を
形成するため、すでに提案されている電極と同一
形状(但し高圧側電極のみ長くなる)で高感度に
することができるものであるので、その実用的効
果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は既出願の電極の実施例で、イは断面
図、ロは平面図、第2図は高圧側電極が1本の場
合の実施例で、イは断面図、ロはその平面図、第
3図は高圧側電極が3本の場合の複数本の実施例
でイは断面図、ロはその平面図、第4図は本考案
の電極の測定に於ける回数と先端の摩耗との関係
を示している。 図中使用する番号は、1は高圧側電極、2はア
ース側電極、2′はアース側チツプ、3,3′は絶
縁物、4はアース側電極固定金具を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 静電容量にて粉体または粒体中の水分量を測定
    する電極において、少なくとも1本の棒状の高圧
    側電極と、該高圧側電極の周囲に複数本の棒状の
    アース側電極とがそれぞれ平行に絶縁物に取付け
    られ、かつ、筒状の該高圧側電極の先端に絶縁物
    を介して該高圧側電極の断面と同じ断面を有し先
    端がコーンであるアース側チツプが取付られると
    共にアース側チツプから該高圧側電極の筒状の内
    部に導体が導かれるようにしてなることを特徴と
    する水分計の電極。
JP16881778U 1978-12-07 1978-12-07 Expired JPH0127085Y2 (ja)

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JP16881778U JPH0127085Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07

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JP16881778U JPH0127085Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07

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Publication Number Publication Date
JPS5584569U JPS5584569U (ja) 1980-06-11
JPH0127085Y2 true JPH0127085Y2 (ja) 1989-08-14

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