JPH01263553A - 低温超音波顕微鏡 - Google Patents

低温超音波顕微鏡

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JPH01263553A
JPH01263553A JP63092201A JP9220188A JPH01263553A JP H01263553 A JPH01263553 A JP H01263553A JP 63092201 A JP63092201 A JP 63092201A JP 9220188 A JP9220188 A JP 9220188A JP H01263553 A JPH01263553 A JP H01263553A
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JP
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sample
rod
cryostat
sample rod
heat insulating
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JP63092201A
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English (en)
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Koichi Karaki
幸一 唐木
Masahiro Aoki
雅弘 青木
Mitsugi Sakai
酒井 貢
Yasuo Sasaki
靖夫 佐々木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C3/00Vessels not under pressure
    • F17C3/02Vessels not under pressure with provision for thermal insulation
    • F17C3/08Vessels not under pressure with provision for thermal insulation by vacuum spaces, e.g. Dewar flask
    • F17C3/085Cryostats

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波伝達媒体として液体チッソ。
液体アルゴン、液体ヘリウム等の低温液体を用いる低温
超音波顕微鏡に関する。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題]従来、観
察されるべき試料を超音波ビームで2次的に走査し、試
料からの反射波または透過波を受波して試料の超音波像
を作成する超音波顕微鏡が実用化されている。この超音
波顕微鏡では、試料からの一層正確な画像情報を得るた
め、試料像の分解能を一層高めることが強く要語されて
いる。
超音波顕微鏡の平面分解能は、超音波伝達媒体中の音波
の波長によって決定される。一方、伝lヱ媒体における
音波の音速C1周波数f及び波長λの間には、c=f・
λの関係がある。従って、分解能を高めるため、すなわ
ち、音波の波長を小さくJるには、音波の周波数fを大
きくJるか、または音速Cの小さい伝達媒体を用いるこ
とが考えられる。従来の超音波顕微鏡では、超音波化)
ヱ媒体として水が用いられているため、分解能を高める
には音波の周波数fを高める1法が用いられていた。し
かしながら、伝達媒体中における高波の吸収は、音波の
周波数fの2乗に比例づるl=め、実用上周波数を高く
するには限界がある。すなわら、十分なS/Nの画像を
1qるためには、試r4からのあるレベル以上の反射波
を受波する必要がある。従って、周波数を高くするにし
たがって音波が伝達媒体中を伝播する距離を短くし吸収
による減衰を少なくする必要がある。このことは、音響
レンズのワーキングデイスタンスを小さくすること、す
なわちg %lレンズの曲率半径を小さくすることを意
味づる。
現在実用化されている超音波顕微鏡では、周波数1.5
GHz 〜2.0GHzr分解能0.7〜0.5μmが
得られている。このレベルの分解能は、レンズ曲率半径
50μ〜30μmで、ワーキングデイスタンスが約30
μm〜10μmの通常の光学顕微鏡で観察する場合に相
当し、このレベル以上の分解能を実現覆るには、レンズ
のワーキングデイスタンスを一層小ざくする必要がある
しかしながら、レンズの加工上の粘度や装置の使用上困
同なものとなっている。
このように、伝達媒体として水を用いる超音波顕微鏡の
分解能は、光学顕微鏡の分解能と同等のレベルに達して
いるが、観察されるべき試料によっては例えば超LSI
素子やセラミック素子等の電子デバイスを観察覆る場合
、光学顕微鏡を上回る分解能が要求されており、−層高
分解能の超音波顕微鏡の開発が強く要請されている。
この目的を達成するため、水よりも音速Cが小ざい伝達
媒体や水よりも吸収の小ざい伝達媒体を用いる方法が考
えられる。このような伝達媒体として、液体チッソ、液
体アルゴン、液体ヘリウム等の低温液体がある。この低
温液体を伝達媒体として用いる超音波顕微鏡装置は、ザ
 ジャーナルオブ ザ アコースティック ソサイアテ
ィオブ アメリカ(The  Journal  of
the  Acoustic  5ocietyof 
 America)第67巻(1980年)第1629
〜1637ページに記載されている。
この既知の超音波顕微鏡装置では、断熱容各内の底部に
試料台を配置し、この試料台上に試料を装置し、一方、
試料の上方に音響レンズを配置して、試料を2次元的に
走査するように構成されている。
しかしながら、上述した既知の超音波顕微鏡装置は、分
解能を確認することを目的とした装置であるため、試料
の位置合わせが極めて困難になること、試料の交換作業
が面倒になること等の欠点がある。
これに対処するに、本出願人は、先に提出した特願昭6
2−211362号明細書において、試料を支持するサ
ンプルロッドを、スライドシール。
ゲートバルブを介して、液体チッソ等の低温液体を収容
した断熱容器に対して挿脱するようにした超音波顕微鏡
を提案している。
ところで、伝達媒体として液体チッソ等の低温液体を用
いる場合、この低調液体は、通常、大気圧下において、
沸騰状態にある。そして、この沸騰によって生じる泡の
ために、振動が発生し、画像がぶれるという問題点があ
る。この画像のぶれを止めるために、レンズを走査して
画像を取り込んでいる間、液体チッソ等の低温液体の沸
騰を停止させれば良い。そこで、この低温液体の沸騰を
停止させるために、走査中、断熱容器を密閉状態とし、
低温液体自身の沸騰によって内圧を上昇させ、沸騰を停
止することが考えられる。
しかしながら、この方法には、次のような欠点がある。
すなわち、サンプルロッドは、スライドシールによって
固定されている。前記スライドシールは、0リングとサ
ンプルロッドの摩擦のみで、サンプルロッドを固定して
いるため、剛性の高いものではない。従って、断熱容器
の内圧の上昇よってわずかではあるが、サンプルロッド
は押し上げられ、レンズとサンプルとの間の距離が変化
づる。すなわら、フォーカスがずれることになる。
これを避けるために、リークバルブを調節し、沸騰が停
止した侵の蒸発量を逃がして、走査中は圧力が一定とな
るようにすることが考えられる。
しかしながら、この方法では、低温液体の沸1L液体の
予、その他の要因によって、同一の状態を安定に再現す
ることが難しい。従って、低湿超音波顕微鏡に要求され
るサブミクロンオーダーのフォーカス調整を安定に行う
ことができない。
[発明の[1的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、試料
の位置合わせ及び交換が容易であり、しかも、安定した
焦点調部を行うことのできる低温超音波顕微鏡を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の低温超音波顕微鏡は、上部が間口し、II!1
8波伝達媒体である低温液体を収容づる断熱容器と、観
察すべき試料を支持し、前記開口を経て断熱容器に対し
て挿脱されるサンプルロッドと、前記断熱容器内に配置
され、試料に向けて超音波ビームを投射する音響レンズ
と、前記サンプルロッドの上端部を収納する上部空間と
、前記上部空間と前記断熱容器内とを連通可能な連通手
段とを備えたものである。
[作用] 本発明では、サンプルロッドの下端は断熱容器内に収納
され、上端は上部空間に収納される。前記上部空間と前
記断熱容器内とは、連通手段により連通されるので、サ
ンプルロッドの上端と下端には等しい力が作用する。従
って、断熱容器内の圧力が変化しても、サンプルロッド
は上下動しない。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は低温超音波顕微鏡の上部側を示づ断面図、第2図は低
温超音波顕微鏡の下部側を示す断面図である。
本実施例の低温超音波顕微鏡は、第2図に示すように、
ベース1を有し、このベース1の下側に、断熱容器とし
ての低温槽2が密封装着されている。
この低温槽2内には、超音波伝達媒体である液体ヂッソ
3が収納されている。また、前記低温槽2は、三重の容
器28.2k)、2Gによって二重真空構造とされ、こ
の真空槽内には、環状槽4が設けられている。この環状
槽4内には、外側の容器2aを貫通してバイブ5が導入
され、このパイプ5を介して、液体チッソが封入される
ようになっている。そして、この液体チッソが封入され
た環状槽4によって外部からの温度上昇作用を防止する
ようになっている。また、前記低温槽2の容器2a、2
b、2cの各側部壁には、それぞれ、のぞき窓6a、6
b、6cが設けられ、これらのぞき16a、6b、6c
を介して音響レンズと試料との間の間隔を外部から確認
できるようになっている。
前記ベース1は、中央部に開口1aを有し、この開口1
aの周囲におけるベース1の下面には、4木のステー7
が下方に向けて突設されている。
尚、第2図では、2本のステー7のみを示している。こ
れらステー7の下端部には、スキャナ支持台8が取付け
られている。このスキャナ支持台8には、xyスキVす
9が装着され、このxyスキ11す9にInレンズ10
が装着されている。そして、この音響レンズ10は、前
記xyスキャナ9によって、紙面と直交するxy平面内
において2次元的に駆動されるようになっている。
また、前記ベース1の開口1aを介して、サンプルロッ
ド11が前記低1ffll12内に挿入され、このナン
ブルロッド11は、前記音響レンズ10の上方に2方向
に沿って配置されている。このサンプルロッド11の下
端には、試料台12が取付けられ、この試料台12に、
観察されるべき試料13が1J17されるようになって
いる。そして、図示しない送信器から発生された高周波
電力は、図示しない号−キュレータを経て、音響レンズ
10に接合された圧電]・ランスデューサによって超音
波に変換される。この超音波は、前記音響レンズ10で
収束され、この音響レンズ10から発射された超音波ビ
ームは、伝達媒体である液体チッソ3を経て試料13に
到達し、従って、試料13は、超音波ビームによって2
次元的に走査されることになる。試料13からの反射波
1よ、音″Aでレンズ10によって集められ、前記圧電
トランスデューナにより電気信号に変換され、前記サー
キュレータ及び図示しない信号処理回路を経て、画像信
号に変換される。そして、この画像信号が、図示しない
モニタに入力され、このモニタに超音波像が表示される
ように7−、っている。
尚、前記サンプルロッド11は、例えば3usの中空バ
イブで構成する。また、前記サンプルロラド11を、ス
テー7と熱膨張率が同一の材料で構成すれば、液体チッ
ソ3の液面が変化しても音響レンズ10に対する試料1
3のZ方向の変位の発生を防止することができる。また
、前記低温槽2の開口部付近に、環状の断熱部材14を
配置して、開口部側における断熱効果を達成する。
また、前記ベース1には、このベース1を貫通するバイ
ブ17が取付けられ、このバイブ17の下端側【よ、前
記断熱部材14を貫通して、前記低温槽2内に導入され
ている。
一方、第1図に示づように、前記ベース1上には、前記
サンプルロッド11をX、Y、Z方向に移動させるため
のx−y−zステージ21が取付けられ、前記ベース1
の開口1aの周囲におけるベース1の上面には、前記サ
ンプルロッド11が挿通されたベローズ22が取付けら
れている。このベローズ22の上端部には、前記X−Y
−Zステージ21の可動テーブル23が取付けられてい
る。この可動テーブル23は、孔23aを有し、この孔
23a内に前記サンプルロッド11が挿通されている。
前記可動テーブル23の上面には、保持用スリーブ26
.Oリング27.スリーブ28及びキャップ部材29か
ら構成されたスライドシール25が取イ・1けられ、こ
のスライドシール25によって、低温槽2と外部とを気
密にシールし、また、前記υンブルロツド11を固定し
ている。前記保持用スリーブ26は、前記サンプルロッ
ド11の外径よりら若干大ぎい内径で前記サンプルロッ
ド11が挿通される中空部を有し、また、下端部及び上
端部には、それぞれ、下側フランジ部26a、上側フラ
ンジ部26bを有している。前記下側7ランジ部268
は、ねじ31.31にて、前記可動テーブル23上に固
定されている。また、前記上側フランジ部26bの外周
部には、雄ねじが形成されている。また、前記保持用ス
リーブ26の中空部の上端から略中央までは、サンプル
ロッド11の外周部との間に環状空間を形成するように
、内径が大きく形成されている。そして、この環状空間
内に、前記Oリング271円筒形状の前記スリー128
が、順次嵌合装着されている。前記スリーブ28の上端
部には、前記保持用スリーブ28の上端から突出するフ
ランジ部28aが形成され、このフランジ部28aの上
端面には、環状の溝部が形成されている。前記キャップ
部材29は、前記サンプルロッド11が挿通される中空
部を有する円盤部29aと、この円盤部29aの外周部
から下側に延出された円筒部29bとを右している。前
記円筒部29bの内周部には、前記保持用スリーブ26
の上側フランジ部26bの外周部に形成された雄ねじに
螺合する雌ねじが形成されている。また、前記円盤部2
9aの下端面は、前記スリーブ28のフランジ部28a
の上端面に当接している。そして、萌記キセップ部材2
9を前記保持用スリーブ26に螺合し、このキャップ部
材29を締め付けることにより、0リング27によって
、低温槽2と外部との間の気密が保持されるようになっ
ている。
本実施例では、前記サンプルロッド11の上端部側を収
納し、上部空間36を形成する気密キ17ツプ33が設
けられている。この気密キャップ33は、上端が閉塞さ
れた円筒状に形成され、下端部にはフランジ部33aが
形成されている。更に、このフランジ部33aの下端部
には、前記キャップ部材29の円盤部29aの中空部に
挿入される突出部33bが形成されている。また、前記
フランジ部33aは、ねじ35.35にて、前記キップ
部材29の上端面に固定されている。また、前記スリー
ブ28のフランジ部28aの上端面に形成された溝部に
は、Oリング34が装着され、前記突出部33bは、こ
の0リング34に当接づるようになっている。そして、
この0リング34によって、前記気密キャップ33内の
上部空間36を気密シールしている。また、前記気密キ
ャップ33の上端部には、前記上部空間36に連通づる
バイブ37が連設されている。そして、このバイブ37
と、前記ベース1に取付けられたバイブ17とは、途中
にバルブ39が設けられたホース(またはバイブ)38
によって、連通ずるように、連結されている。従って、
このホース38を介して、前記上部空間36は、前記低
温槽2内に連通されている。
次に、以上のように構成された本実施例の使用方法及び
動作について説明する。
まず、試料13を12察する場合は、試料13を装着し
たスライドロッド11を、ベース1の開口1aを介して
、低温槽2内に挿入し、前記スライドシール25に、サ
ンプルロッド11を固定する。
この際、バルブ39は閉じている。次に、気密キャップ
33を、ねじ35.35にてスライドシール25のキャ
ップ部材29に取り付ける。これによって、上部空間3
6はOリング34によって密閉される。そして、前記バ
ルブ39を開けると、前記上部空間36は、低温槽2と
連通され、低温槽2の内圧と同じ圧力となる。従って、
サンプルロッド11は、上下方向から等しく圧力が加え
られるので、上下動を起こさない。すなわら、フルーカ
スがずれることかない。
尚、試料観察に当たっては、X−Y−Zステージ21に
よって、サンプルロッド11をX、Y。
Z方向に移動して、焦点調節を行う。
また、試料交換等のために、サンプルロッド11を取り
出1揚含は、上述の操作と逆の手順で行う。すなわち、
まず、バルブ39を閉じ、低温槽2と上部空間36とを
分離する。次に、ねじ35を外して、気密キャップ33
を取り外すのである。
このように、本実施例によれば、試料13を支持するサ
ンプルロッド11を、低温槽2に対して挿脱できるよう
にしたので、試料13の位置合わせ及び交換が容易であ
る。しかも、サンプルロッド11の下端が収納された低
温槽2と、サンプルロッド11の上端が収納された上部
空間36とを連通することによって、液体チッソ3の蒸
発により低温槽2内の圧力が変化しても、サンプルロッ
ド11は上下動せず、安定した焦点調節が可能になる。
第3図は本発明の第2実施例の低温超音波顕微鏡の上部
側を示寸断面図である。
第1実施例では、気密キャップ33を0リング34でシ
ールしてキャップ部材28に取付け、できるだけ小型化
を図った構成となっているが、本実施例では、あまり小
型化を考えずに、気密キャップにてスライドシール部全
体を気f的に覆ったものである。
本実施例では、保持用スリーブ26につば41が取付け
られ、このつば41の上に、サンプルロッド11の上端
側を覆う気密キャップ42が取付けられている。この気
密キャップ42は、下端部に、フランジ部42aが形成
され、この7ランジ部42aが、前記つば41の上面に
、ねじ43゜43にて固定されている。また、前記7ラ
ンジ部42aとつば41との間には、Oリング44が介
装され、この0リング44によって、上部空間36を密
閉するようになっている。
また、前記つば41には、前記上部空間36と外部とを
連通ずる通路45が形成されている。そして、この通路
45と、低温槽2内に連通ずるバイブ17とが、バルブ
39が介装されたホース38によって接続されている。
尚、前記気密キャップ42に、ホース38を直接、連結
しても良い。
また、前記気密キャップ42は、プラスチックあるいは
ゴムのような軟性材料で形成しても良い。
その他の構成9作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、試
料内を散乱、減衰しながら通過した超γ1波を受波して
画像化する透過型の超音波顕微鏡にも適用することがで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、試料を支持づるサ
ンプルロッドを、低温液体を収容した断熱容器に対して
挿脱できるようにしたので、試料の位置合わせ及び交換
が容易であり、しかも、サンプルロッドの下端が収納さ
れた断熱容器内と一ヒ端が収納された上部空間とを連通
することにより、断熱容器内の圧力が変化してもサンプ
ルロッドは上下動せず、安定した焦点調節を行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は低温超音波顕微鏡の上部側を示す断面図、第2図は低
温超音波顕微鏡の下部側を示す断面図、第3図は本発明
の第2実施例の低温超音波顕微鏡の上部側を示?l断面
図である。 2・・・低温槽      3・・・液体チッソ10・
・・音響レンズ   11・・・サンプルロッド13・
・・試料      25・・・スライドシール33・
・・気密キャップ  34・・・0リング36・・・上
部空間    38・・・ホース39・・・バルブ 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上部が開口し、超音波伝達媒体である低温液体を収容す
    る断熱容器と、観察すべき試料を支持し、前記開口を経
    て断熱容器に対して挿脱されるサンプルロッドと、前記
    断熱容器内に配置され、試料に向けて超音波ビームを投
    射する音響レンズと、前記サンプルロッドの上端部を収
    納する上部空間と、前記上部空間と前記断熱容器内とを
    連通可能な連通手段とを備えたことを特徴とする低温超
    音波顕微鏡。
JP63092201A 1988-04-14 1988-04-14 低温超音波顕微鏡 Pending JPH01263553A (ja)

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JP63092201A JPH01263553A (ja) 1988-04-14 1988-04-14 低温超音波顕微鏡

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