JPH01261331A - 急性及びアルコール中毒の治療に有用なフラクトース−1,6−二燐酸塩含有薬剤組成物 - Google Patents

急性及びアルコール中毒の治療に有用なフラクトース−1,6−二燐酸塩含有薬剤組成物

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JPH01261331A
JPH01261331A JP63241177A JP24117788A JPH01261331A JP H01261331 A JPH01261331 A JP H01261331A JP 63241177 A JP63241177 A JP 63241177A JP 24117788 A JP24117788 A JP 24117788A JP H01261331 A JPH01261331 A JP H01261331A
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diphosphate
fructose
patients
fdp
alcoholism
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JP63241177A
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Cavicchhia Ugo
ウゴ カヴィッチア
Chiapparelli Marco
マルコ チアッパレリ
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Biomedica Foscama Industria Chimico Farmaceutica SpA
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Biomedica Foscama Industria Chimico Farmaceutica SpA
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Publication date
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    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
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    • A61P25/30Drugs for disorders of the nervous system for treating abuse or dependence
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H11/00Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフラクトース−1,6−二燐酸塩を、好適には
ナトリウム塩C,H1□Na2O,,P、の形で静脈に
投与することにより、アルコール中毒に起因する精神的
及び肉体的疾患を治療する技術に関する。
酒類の濫用は精神的、肉体的及び社会的異変の原因であ
るので、アルコール中毒症とその治療には、近年多大な
関心が寄せられている。大酒飲みやアルコール中毒゛患
者が、臓器乃至は器官に害を被るのは、細胞や組織がア
ルコールやその代謝物であるアルデヒドに繰返し露出さ
れるからであって、これに原因して細胞の酸素不足、ミ
トコンドリアの損傷、蛋白質合成の減退などが起って脂
質が過剰酸化し、細胞が恒久的に害される。
一般に、急性アルコール中毒患者に対する第1の救済手
段は、酩酊状態を一掃することである。そのような場合
の治療では、脱抑制−興奮のパターンが見られる患者に
は鎮静剤が、精神作用に明らかな欝状態がが見られる患
者には興奮剤がそれぞれ使用されることを除外すると、
通常は血中アルコールを迅速に減少させると考えられる
物質が使用される。そして、そうした物質には、ゲルコ
ールピルビン酸塩、アラニン、ビタミン B6及びピリ
ドキシン−ピロリドンカルボン酸塩などがある。
入院中の慢性アルコール中毒患者の多くは、不顕性の栄
養不足及びビタミン欠乏の状態から、より進んだ栄養障
害の状態に変化して栄養失調の兆候を示す(アングロサ
クソンの文献でいう「遺棄型J(derelict t
ype)患者)。栄養障害の状態になると、体重は減少
し、人体測定値及び実験室的パラメーターでも栄養指数
が著しく減少する。
栄養失調のアルコール!葛者には食餌療法と薬理療法が
有効であるが、これとは対照的に、所謂隆盛期の患者へ
のアプローチは、精神薬理学的療法と精神的な社会支援
と共に、アルコール除去が基本である。このようなケー
スでは、脱アルコール期間に現われる症状(禁断症状)
を鎮めるために、精神安定剤(ペンゾジゼピン)や自律
神経調整剤(ベータ受容体遮断剤)が使用されることを
除いて、腸溶性の非経口食餌に少址のインシュリンを添
加することで、水−電解バランス(hydro−ele
ctrolytic balance)と代謝の回復が
図られている。
ここに於いて、フラクトース−1,6−二燐酸塩を静脈
内に投与すると、驚くべきことに、急性アルコール酩酊
及び慢性アルコール中毒に起因する症候発現や急性アル
コール中毒症の治療に著効があることが見出された。
1・農床来具1煎暑丘 物質と方法 客観的テスト、血液分析及び生化学的分析によって健康
状態が良好であると確かめられた有志の男性(年齢19
〜46歳、平均体重73kg)が実験に参加した。被験
者は実験−週間前から実験期間中に亘って、誰も薬物を
使用しなかった。
各被験者には一週間の間隔をおいて2回、クロスオーバ
ー実験方式により、エタノール(対照)と、フラクトー
ス−1,6−二燐酸塩(FDP)を加えたエタノールを
与えた。−晩断食後、朝方、発砲性ミネラルウォーター
に溶かした分析縁エタノールの30%溶液を、体重kg
当り0.5gの割合で各被験者に経口投与した。FDP
はフラクトース−1,6−二燐酸ナトリウムの水和物と
して1体重kg当り250mgの量で20分を要して静
脈に投与された(2.5ml/kg)。
各被験者から得られた個々の実験データから、最大濃度
(Cmax)、最大濃度到達時間(T max)、吸収
の平均寿命(Ab tl/2)、排出の平均寿命(El
 tl/2)及びゼロから無限大までの曲線上面積(A
UG)を算出した。2度の実験で測定されたエタノール
及びアセトアルデヒドの濃度と、上に与えた薬物速度論
的パラメーターとは、−対のデータについてスチューデ
ントt−テストで対比し、エタノールの最大濃度時間は
ウィルコクソンテスト(Wilcoxon test)
で対比した。
結果 表1は対照実験期間中及びFl)P投与実験期間中にそ
れぞれ7回測定した各被験者のエタノール濃度を示す。
エタノール投与から15分、30分及び60分経過後の
平均値は、F叶を投与したことで低下する(P<0.0
5)。FDP投与後に観察されるa度の対照に対する差
は、15分で70%、30分で64%、60分で31%
であった。
表2にはエタノールの薬物速度論的パラメーターの平均
値が示されている。対照実験に於ける被験者8名の最大
濃度の平均値である14.13mmol/1(10,4
−17,2mmol)は、FDP投与実験に於ける平均
値、すなわち10.75mmol(5,2〜L7.Lm
mol)より高いが、しかしこの差には統計学的意義を
認めることができない。
FDP存在下で計算される最大濃度到達時間は。
対照実験でのそれより120%も長い(p<0.05)
エタノールの吸収半減期は対照実験で0.23時間、 
FDP投与実験で0.69時間であり、これらの値(P
<0.05)の比較はアルコール吸収速度に66%の差
があることを示す。
AUGに関しては、対照実験(平均2695mmo1分
/Q)と、FDP投与実験(平均2229+nmoi分
/Q)との間には有意差がない。同様な結果は被験者7
名(残り1名の被験者について得られた実験値は不充分
である)について算出される排出半減期も同様であった
(対照実験で平均2.4時間、FDP投与実験で平均2
.7時間)。
エタノールの代謝によるアセトアルデヒドの血中濃度は
すべての被験者について8(り定され、その個々の値と
平均値は表3に示される。測定した時間内では如何なる
時点でも、統計学的な有意差はない。
亙−皿 この実験のデータはFDPがエタノールの運動性に様々
に影響することを示している。アルコール摂取前にFD
Pを投与すると、吸収半減期及び最大濃度到達時間の両
方が高い値を示していることから明らかな通り、吸収速
度は減少する。
そして、60分後のエタノール濃度は、 FDPの投与
でかなり低下する。
しかし、曲線下面績と排出半減期は薬剤の投与に殆ど影
響を受けない。これはFDPの排出半減期が15分未満
と短く、薬理学的影響が長時間残らないからである。
最大濃度到達時間の差は、15分、30分及び60分後
のエタノールの血中濃度の差の意義と調和する。これは
薬物が血流中に入るやいなや、エタノールの代謝にFD
Pが速やかに影響することを示している。事実、第1図
は0〜90分の範囲で計算されるAUGがFDPの投与
で40%低下することを示している。
これらのデータは、アルコールの排出速度を増大させ、
全AUG及び最大濃度を減少させ、また消失期間の曲線
勾配を増大させるためには、FDPを30分間隔で繰返
し投与すべきことを示唆している。
この予備実験からのデータはFDPが急性アルコール中
毒症の治療に役立つことを示している。
2、急性酩酊 物質と方法 男性26名女性2名の合計28名(年齢17〜68)の
患者を対象に選んだ。この患者の内18例は酩酊状態に
原因した外傷を受けており、1o例は酩酊状態に原因す
る兆候を示していた。尚、18例は慢性アルコール中毒
症であり、1o例はアルコール中毒の履歴を持ってぃな
かった(表4参照)。
但し、酷い頭部外傷を受けた患者、酷い運動性錯乱又は
振戦諌妄の患者及び薬物常用者は、表から除外した。
FDPの10%ナトリウム塩溶液として15gのFDP
又は5%のグルコース溶液(150ml)を、−度の高
速注入で無作為に患者に投与した。注入完了後15分で
、評価を繰り返した。
まず、既往症及び特殊症状のチエツクを行った後、血圧
及び心拍数を測定した。次いで、基底条件に於いて、精
神状態、行動状態(精神運動性興奮、覚醒、時空見当識
及び平静)を評価し、また神経病学的状態(平衡0人相
し指−鼻テスト(forefinger−nose t
est)、まぶた近くの角膜反射及び痛み反射)を評価
した。選択したパラメーターの半定量的評価を行うため
に、恣意的に厳格な尺度を採用した。平静の評価は図形
反復テスト(figure repeating te
st)で行った。
各患者から得られたデータは、混成パターン分散分析法
(mixed pattern variance a
nalysis)によって、全体的に意味がある場合は
、さらにチューキー(Tukey’ S)の多重比較テ
ストで、治療前の患者から得られたデータと比較された
5%を統計的意義の最少レベルとして使用した。
結果 心臓血管に関するパラメーター(表5)は、FDPを投
与した患者の心拍数及び血圧がかなり変化し、心拍数は
毎分103から94に、血圧は68mm1gから75m
m11gに変化することを示している。
特に、基底状態に於いて頻脈を伴う高血圧症の患者では
、血圧及び心拍数を平常値に回復させるので、 FDP
の投与効果は特に顕著に有効である。
患者の精神状態及び行動状態に関するデータ(表6)は
、FDPの投与により精神状態及び行動状態が著しく改
善されることを示している。事実、グルコース溶液を投
与した場合の改善は、決して満足できるほどのものでな
いが、 FDPを投与すると、すべてのパラメーターが
確実に、且つ有意義にその影響が現われることを示して
いる。特に、精神運動障害は完全に消失する傾向にあり
、覚醒、見当識及び精神平静は、通常のレベルに回復す
る方向で改善される。、覚醒及び見当識の最終値では、
Fl)Pとゲルコール溶液との間にかなりの差違がある
神経病学的な事項に関して言えば(表7)、ゲルコール
溶液では普通の変化が見られるだけで、まぶた反射につ
いてのみ、かなりの変化が見られるに過ぎない。これと
は対照的に、FDPを投与した場合には、まぶた反射及
び痛み反射と共に、姿勢平衡及び人指し指−鼻テス1−
の両方が大幅に改善される。基底状態に於いて角膜反射
に障害を持つすべての患者は、FDP治療の終点におい
て、その障害が平常状態に回復した。
藍−范 この実験はFDPの投与により、精神機能及び行動機能
が、神経病学的及び血行力学的パラメーターと共に、迅
速に回復することを実証している。
事実、FDPを患者に投与すると、その投与直後に、興
奮状態、覚醒レベル、時空見当識、精神平静の程度、神
経病学的テストのようなモニターしたすべてのパラメー
ターについて、明確な改善が見られる。
臨床上特に興味あることは、初期IL%に於いて低血圧
症で頻脈である患者の心臓循環パラメーターが平常値に
回復することである。
FDPの使用によって、アルコール症候が時間と共に自
然に進展する場合の結果よりも、顕著な好結果が得られ
ることは明らかであり、事実、ゲルコール溶液を投与し
たグループでは、まぶた反射を除いていずれも充分な改
善がなされていない。
従って、その有効性及び許容性から見て、急性酩酊に起
因する障害の治療に、FDPは有用な手段と言える。
3、解毒状態に於ける慢性アルコール中毒物質と方法 調査は6点について行い、共通のプロ1〜コル(pro
tocol)を採用した。また、慢性アルコール中毒患
者は1次の基準を満足する衰弱状態の患者を選んだ。す
なわち、体重が通常より少なくとも10%減少しており
、アルコールに起因する組織的障害を裏付けるところの
実験値、ヘマトリック値<40%、平均赤血球体積<9
7μm、血清ガンマ−グルタミル゛トランスペプチダー
ゼ及びトランスアミナーゼ値が標準上限の少なくとも2
倍、ビリルビン>1.5mg/di、血漿コレステロー
ル<200mg/di、血漿アルブミン<3g/diの
少なくとも二つを満足する患者を対象とした。
この実験では、実験結果の評価に妨げとなる年齢70歳
以上の患者、腎臓や心臓血管に障害のある者、糖尿病ま
たはその他の病態(てんかん、振戦謔妄)の患者は除外
した。
単純な盲条件で行われた実験では、下記の通り分けられ
た8日間について、二つの治療法が対比された。1日(
1)はアルコール除去時の基礎データを得る日であり、
6日間(■〜■)は治療期間であり、残りの10(■)
はフォローアツプの日である。対照群の治療は次の通り
であった。■の日に10%のグルコース溶液(1000
ml)とビタミン及びオリゴ成分(oligoelem
ents)を加えた生理食塩水(500ml)を注入し
、■〜■の日に混合した腸溶性高カロリー栄掠食(約2
400cal7食)を与えた。FDP投与群にはさらに
、■〜■の日にFDPの10%水和ナトリウム塩溶液を
急速注入(5〜10分)することで、12時間毎に10
gのフラクトース−1,6−二燐酸塩(20g/食)を
摂取させた。また、患者の何人かには■〜■の日に全非
経口栄養物を投与し、これに続く3日間は高カロリー食
を与えた。
実験期間中、付随的な疾患治療に必要とされ。
栄養状態に影響を及ぼさない薬物以外は何の薬物も投与
しなかった。節制期間中に精神運動性錯乱のコントロー
ルが必要な患者には、クロロジメチルダイアゼパム(2
mg im/iv)を使用し。
その−日当りの投与量を記録した。
初日に病歴、特にアルコール中毒に関する病歴が明らか
にされた。■、■、■の日に患者の神経病的及び精神病
的状態の徹底的検査を行った。アルコール除去期間の精
神運動の錯乱や行動障害及び意識障害についての単純化
した評点法を用いて、精神作用領域を評価した。反射を
考慮した精神病的病態、外交容性感度及び固有感覚感度
、運動失調症、震え及びけいれんについて、半定量的な
評点O(症候なし又は通常の病態)から3(強度の症候
又は応答なし)を与えた。
患者の実験室的評価に必要な血液学的及び生化学的テス
トを、基底状態及び治療終了時の両方で得られた血液サ
ンプルについて行った。
神経病的及び精神病的状態に関係するデータは、統計学
的にウイルコクソンニ標本検定によって分析し、0.0
1より小さいpの値を意味のあるレベルとした。
結果 実験に参加した67人のJ&者を二つのグループに分け
(表8)、−船釣な臨床特性及び基市集団との一致性に
ついて比較した。
栄養のタイプについて言えば、51人の患者(対照群2
6人、FDP処理群25人)は、全実験期間中標準的な
経口食餌を摂取し、一方16人の患者は三日間NPTを
摂取後、経口食餌を摂取した。
猜111υL蚊(表9) 最も頻繁な障害は行動障害で現われ(対照群23例、F
DP処理群25例)、通常の障害より少ないのは、精神
運動の混乱(前者17例、後者20例)と意識障害(前
者11例、後者10例)であった。
アルコール除去時に存在する精神病的障害の進化傾向は
、両治療群の患者に改善が見られることを示している。
しかし、厳格な評点分析では、一般にFDPで処理した
患者の方が回復が早い。事実、■の日では後者だけに、
考慮した症候のすべてが改善されることを示している(
p<0.01)、へ日月では、精神運動障害の減少と覚
醒の完全が両群にm察されるが、意識障害はFDP処理
群で消失するものの、対照群では消失しない。
神経病的症候(表10) 反射及び感受性の減少は、処理群の患者20人に、及び
FDP処理群の患者21人に認められるが、運動失調、
震え及びけいれんは、処理群の患者29人及びFDP処
理群の患者32人に認められる。
反射障害に関する限り、二つの群の間に有意差が認めら
れ、事実、FDP処理群にだけ反射が標準に回復する(
■の日)。残りの神経病的症候群の進化傾向は、2群の
間に差違があることを示しておらず、両群の患者は実験
中通常の異常減少を示している。
結論 慢性アルコール中毒患者は、栄養障害を伴う又は伴わな
い各種の組織器官(胃腸、すい臓。
肝臓及び血液)の疾患を有している。この実験では隆盛
期の患者が除外されており、アルコール除去期間で栄養
上の代謝体系への影響を直ちに評価できるような、栄養
状態が衰退した患者だけを実験に採用した。
FDPを伴う栄養体系は患者の臨床的回復を促進する有
効な手段であることを実証している。
事実、治療初期にアルコールを除去することに関係する
精神病的症候群は、FDPで処理した患者では僅か処理
5日後に消失する。
精神病的症候群をコントロールする際にFDPを使用す
る体系の特筆すべきもう一つの点は、FDPを摂取して
いない患者では、クロロジメチルジアゼパムの消Mlが
多いことである。
FDPによってアルコール患者にもたらされる保護は、
臨床的な利益であると見ることができ、治療の初期段階
で栄養上の支持体系と併用すると、この薬物は慢性アル
コール中毒患者の衰弱回復を促進し、従って入院加療期
間を減少させる。
(以下余白) 表 4 患者の一般特性 表 5 二つの群の生命信号 ネop(0,01対基底   チューキーテスト表 9
 精神状態及び行動状態に関するスコア表 10 神経
病テストでの障害スコア” P <0.01対基底  
    ウィルコクソンテスト本発明はアルコール中毒
に起因する肉体的及び/又は精神的症候発現を矯正する
主要成分として、フラクトース−1,6−二燐酸塩を適
当にはナトリウム塩の形で、使用することに関係する工
業的な応用面すべてに係るものである。
それ故に1本発明の必須の一面は、活性成分として予め
決められた治療上有効な量のフラクトース−1,6−二
燐酸塩を特にナトリウム塩の形で、製薬技術で通常使用
される任意の賦形剤と共に含有する製薬組成物で具現さ
れ、また、アルコール中毒症の治療に適当で、フラクト
ース−1,6−二燐酸塩と併用可能な他の活性成分を付
加的に含有する製薬組成物で具現される。
−日当りの投与量は体重kg当り100〜400g、好
ましくは250〜400g/kgである。非熱的に2回
蒸留した蒸留水100m1で希釈した微品質の又は凍結
riJ燥されたフラクトース−1,6−二燐酸のナトリ
ウム塩CSH,,Na2o、、p210ICを含有 す
る静脈注射用アンプル、同じく上記蒸留水200m1で
希釈した上記ナトリウム塩20gを含有する静脈注射用
アンプル、さらには上記蒸留水500m1で希釈した上
記ナトリウム塩50gを含有する外扉注射用アンプルが
、本発明に係る製薬組成の一例であるが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図はエタノールの血中濃度を示すグラフであり、第
2図はアセトアルデヒドの血中濃度を示すグラフである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フラクトース−1,6−二燐酸塩を活性成分として
    含有することを特徴とするアルコール中毒に起因する肉
    体的及び/又は精神的疾患治療用薬剤組成物。 2、フラクトース−1,6−二燐酸塩がナトリウム塩の
    形で存在することを特徴とする請求項1記載の薬剤組成
    物。 3、フラクトース−1,6−二燐酸ナトリウム塩を微結
    晶の形で含有する請求項2記載の薬剤組成物。 4、フラクトース−1,6−二燐酸ナトリウム塩を凍結
    乾燥状態で含有する請求項2記載の薬剤組成物。 5、静脈に投与される請求項1〜4のいずれか1記載の
    薬剤組成物。 6、フラクトース−1,6−二燐酸塩を10〜50g含
    有するバイアル(vials)またはアンプルの形にあ
    る請求項1〜5のいずれか1記載の薬剤組成物。 7、1日当り100〜400mg/kg体重の範囲の量
    で投与される請求項1〜5のいずれか1記載の薬剤組成
    物。 8、アルコール中毒に起因する肉体的及び/又は精神的
    疾患の治療用薬剤の調製にフラクトース−1,6−二燐
    酸塩を使用すること。
JP63241177A 1988-04-11 1988-09-28 急性及びアルコール中毒の治療に有用なフラクトース−1,6−二燐酸塩含有薬剤組成物 Pending JPH01261331A (ja)

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IT47834A/88 1988-04-11

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EP (1) EP0337003B1 (ja)
JP (1) JPH01261331A (ja)
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DE (1) DE3875107T2 (ja)
IT (1) IT1219919B (ja)

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