JPH0125830Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125830Y2 JPH0125830Y2 JP19946383U JP19946383U JPH0125830Y2 JP H0125830 Y2 JPH0125830 Y2 JP H0125830Y2 JP 19946383 U JP19946383 U JP 19946383U JP 19946383 U JP19946383 U JP 19946383U JP H0125830 Y2 JPH0125830 Y2 JP H0125830Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- bellows
- stem
- balance
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 231100000331 toxic Toxicity 0.000 description 1
- 230000002588 toxic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ベローズシールバルブに関し、特
に、弁棒をシールするベローズと、該弁棒に対向
して連結されたバランスステムをシールする他の
ベローズとを支管によつて連連させて、バルブの
作動を一層スムーズにするとともに、弁棒の2次
シールを可能にしたバランス式ベローズシールバ
ルブに関する。
に、弁棒をシールするベローズと、該弁棒に対向
して連結されたバランスステムをシールする他の
ベローズとを支管によつて連連させて、バルブの
作動を一層スムーズにするとともに、弁棒の2次
シールを可能にしたバランス式ベローズシールバ
ルブに関する。
ベローズシールバルブは、弁棒の回りを金属ベ
ローズで密封して、軸封部に直接流体圧を加えな
い構造にして、該軸封部からの漏れを防止したバ
ルブであり、例えば流体が放射能を帯びていた
り、有毒な場合や、各種の物理的な条件が厳しい
場合、特に、半導体工業、原子力工業、真空工業
等に使用される。このようなベローズシールバル
ブも、封止性能に関しては申し分がないが、しか
しながら、弁構造自体をただ単に単座弁形式の仕
切弁や調整弁とするだけでは、単座弁形式に固有
の不平衡軸推力が発生し、このため、弁棒を作動
させるソレノイド等の駆動部が大型化してしまつ
たり、また、バルブの応答性や安定性の面からし
ても不十分である。それ故、特に、良好な作動性
能が必要とされる場合には、いわゆるバランス式
のベローズシールバルブが用いられる。このバラ
ンス式のバルブとは、前記した不平衡軸推力を打
ち消すために、弁体及び弁棒に対向して、バラン
ススプリングによつて付勢されたバランスステム
を設け、このバランスステムを弁棒と連結して一
体動するようにしたものである。そして、このバ
ランスステムも、良好な封止性能を確保するた
め、ベローズによつてシールされる。
ローズで密封して、軸封部に直接流体圧を加えな
い構造にして、該軸封部からの漏れを防止したバ
ルブであり、例えば流体が放射能を帯びていた
り、有毒な場合や、各種の物理的な条件が厳しい
場合、特に、半導体工業、原子力工業、真空工業
等に使用される。このようなベローズシールバル
ブも、封止性能に関しては申し分がないが、しか
しながら、弁構造自体をただ単に単座弁形式の仕
切弁や調整弁とするだけでは、単座弁形式に固有
の不平衡軸推力が発生し、このため、弁棒を作動
させるソレノイド等の駆動部が大型化してしまつ
たり、また、バルブの応答性や安定性の面からし
ても不十分である。それ故、特に、良好な作動性
能が必要とされる場合には、いわゆるバランス式
のベローズシールバルブが用いられる。このバラ
ンス式のバルブとは、前記した不平衡軸推力を打
ち消すために、弁体及び弁棒に対向して、バラン
ススプリングによつて付勢されたバランスステム
を設け、このバランスステムを弁棒と連結して一
体動するようにしたものである。そして、このバ
ランスステムも、良好な封止性能を確保するた
め、ベローズによつてシールされる。
さて、上記したバランス式ベローズシールバル
ブにあつては、結局2個のベローズが用いられる
こととなるが、これらのベローズを弁棒やこれと
一体のバランスステムとともに伸縮させるには、
そのままではかなりの力が必要とされるため、折
角バランス式にして駆動部の負担を軽減させよう
としても、十分に意図を達することができない。
また、いわゆるダブルベローズの構造で、良好な
作動性能を維持しようとすると、ベローズ内部の
空気を出し入れしなければならないから、ベロー
ズ以外の個所で弁棒をOリングで2次シールする
ことができず、従つて、ベローズが破損して流体
が外部に漏れ出すことも考えられ、今一歩十分で
はない。
ブにあつては、結局2個のベローズが用いられる
こととなるが、これらのベローズを弁棒やこれと
一体のバランスステムとともに伸縮させるには、
そのままではかなりの力が必要とされるため、折
角バランス式にして駆動部の負担を軽減させよう
としても、十分に意図を達することができない。
また、いわゆるダブルベローズの構造で、良好な
作動性能を維持しようとすると、ベローズ内部の
空気を出し入れしなければならないから、ベロー
ズ以外の個所で弁棒をOリングで2次シールする
ことができず、従つて、ベローズが破損して流体
が外部に漏れ出すことも考えられ、今一歩十分で
はない。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされ、進歩
したバランス式ベローズシールバルブを提供する
もので、その目的は、バルブの作動性能を向上さ
せること、弁棒の2次シールを可能にして安全性
を一層向上させることにある。そして、このため
に本考案は、弁棒をシールするベローズと、該弁
棒に対向して連結されたバランスステムをシール
する他のベローズとを支管によつて連通させて、
これら2個のベローズ内で空気を往来させ、弁体
の作動に伴なう伸縮を容易に行なわせるようにし
たものである。
したバランス式ベローズシールバルブを提供する
もので、その目的は、バルブの作動性能を向上さ
せること、弁棒の2次シールを可能にして安全性
を一層向上させることにある。そして、このため
に本考案は、弁棒をシールするベローズと、該弁
棒に対向して連結されたバランスステムをシール
する他のベローズとを支管によつて連通させて、
これら2個のベローズ内で空気を往来させ、弁体
の作動に伴なう伸縮を容易に行なわせるようにし
たものである。
以下、図面を参照して、本考案の実施例につき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るバランス式ベローズシ
ールバルブの一実施例を示す断面図、第2図は、
第1図の側面図である。
ールバルブの一実施例を示す断面図、第2図は、
第1図の側面図である。
内部に流路が設けられたボデイ1は、仕切壁2
によつて流入側である一次側Aと、流出側である
二次側Bとに区切られている。該仕切壁2には弁
座口3が貫設されており、二次側Bには、該弁座
口3を閉止する弁体4を有する弁棒5が、また、
一次側Aには、バランススプリング6によつて弁
座口3側に向けて付勢されたバランスステム7が
それぞれ設けられ、これらの弁棒5及びバランス
ステム7の端部は、弁座口3に挿設された連結ロ
ツド8によつて一直線状に結合されて、一体動す
るようになつている。先端に弁体4が設けられた
弁棒5は、上部フランジ9によつて上下動可能に
ガイドされ、駆動部を構成するプランジヤ10に
結合されている。11はソレノイドを示し、該ソ
レノイド11とプランジヤ10とによつて弁棒5
を上下動させるものであることは言うまでもな
く、本実施例のバルブは、駆動形式でいうと直動
型である。なお、12はマイクロスイツチ、13
はプツシユレバーを示し、これらによつてソレノ
イド11によるプランジヤ10の上下動が規制さ
れる。弁棒5をシールするため、金属製のベロー
ズ14が該弁棒5を囲んでおり、その下端が弁体
4の裏側の弁棒5のフランジ部に溶接等によつて
接合され、また、上端は、ベローズフランジ15
を介してボデイ1と上部フランジ9との間に結
合、シールされており、これにより、弁棒5が該
ベローズ14によつて軸封されている。
によつて流入側である一次側Aと、流出側である
二次側Bとに区切られている。該仕切壁2には弁
座口3が貫設されており、二次側Bには、該弁座
口3を閉止する弁体4を有する弁棒5が、また、
一次側Aには、バランススプリング6によつて弁
座口3側に向けて付勢されたバランスステム7が
それぞれ設けられ、これらの弁棒5及びバランス
ステム7の端部は、弁座口3に挿設された連結ロ
ツド8によつて一直線状に結合されて、一体動す
るようになつている。先端に弁体4が設けられた
弁棒5は、上部フランジ9によつて上下動可能に
ガイドされ、駆動部を構成するプランジヤ10に
結合されている。11はソレノイドを示し、該ソ
レノイド11とプランジヤ10とによつて弁棒5
を上下動させるものであることは言うまでもな
く、本実施例のバルブは、駆動形式でいうと直動
型である。なお、12はマイクロスイツチ、13
はプツシユレバーを示し、これらによつてソレノ
イド11によるプランジヤ10の上下動が規制さ
れる。弁棒5をシールするため、金属製のベロー
ズ14が該弁棒5を囲んでおり、その下端が弁体
4の裏側の弁棒5のフランジ部に溶接等によつて
接合され、また、上端は、ベローズフランジ15
を介してボデイ1と上部フランジ9との間に結
合、シールされており、これにより、弁棒5が該
ベローズ14によつて軸封されている。
連結ロツド8によつて弁棒5と連結されたバラ
ンスステム7は、下部フランジ16によつてガイ
ドされて上下動可能とされており、その上端のフ
ランジ部と下部フランジ16との間にバランスス
プリング6がバランスステム7を巻回しつつ設け
られて、該バランスステム7を弁座口3の方向に
付勢している。バランスステム7及びバランスス
プリング6を囲むようにして、ベローズ17が設
けられており、該ベローズ17の上端は前記フラ
ンジ部に溶接等によつて接合され、また、下端
は、ベローズフランジ18を介して、ボデイ1と
下部フランジ16との間にシールされており、こ
れにより、バランスステム7が軸封されている。
ンスステム7は、下部フランジ16によつてガイ
ドされて上下動可能とされており、その上端のフ
ランジ部と下部フランジ16との間にバランスス
プリング6がバランスステム7を巻回しつつ設け
られて、該バランスステム7を弁座口3の方向に
付勢している。バランスステム7及びバランスス
プリング6を囲むようにして、ベローズ17が設
けられており、該ベローズ17の上端は前記フラ
ンジ部に溶接等によつて接合され、また、下端
は、ベローズフランジ18を介して、ボデイ1と
下部フランジ16との間にシールされており、こ
れにより、バランスステム7が軸封されている。
さて、上記したバランス式ベローズシールバル
ブにおいて、本案の特徴的構成は次の通りであ
る。すなわち、弁棒5をシールするベローズ14
の内部は、上部フランジ9に設けられた導孔19
によつてバルブの外側の支管20と連通してお
り、一方、バランスステム7をシールするベロー
ズ17の内部は、下部フランジ16に設けられた
導孔21を介して、同じく支管20と連通してい
る。従つて、両ベローズ14,17は互いに支管
20によつて連通されていることになる。
ブにおいて、本案の特徴的構成は次の通りであ
る。すなわち、弁棒5をシールするベローズ14
の内部は、上部フランジ9に設けられた導孔19
によつてバルブの外側の支管20と連通してお
り、一方、バランスステム7をシールするベロー
ズ17の内部は、下部フランジ16に設けられた
導孔21を介して、同じく支管20と連通してい
る。従つて、両ベローズ14,17は互いに支管
20によつて連通されていることになる。
それ故、まずバルブが作動される際、連結ロツ
ド8によつて弁棒5及びバランスステム7が一体
結合されているので、ベローズ14が伸びた分だ
けベローズ17は縮み、反対に、ベローズ14が
縮められると、その分だけベローズ17が伸びる
こととなる。その際、両ベローズ14,17内の
空気は、支管20によつて互いに往来が自由であ
るので、全体としての空気量は常に一定であり、
どちらのベローズ14,17がつぶれてしまつた
り、また、変形抵抗を受けることがなく、伸縮が
スムーズに行なえる。しかも、両ベローズ14,
17内の空気量がバルブの作動中一定であるの
で、弁棒5を上部フランジ9について2次的にO
リング22でシールすることができ、これ故、万
一ベローズ14,17が破損されても、流体がバ
ルブの外部に放出されることがなく安全である。
ド8によつて弁棒5及びバランスステム7が一体
結合されているので、ベローズ14が伸びた分だ
けベローズ17は縮み、反対に、ベローズ14が
縮められると、その分だけベローズ17が伸びる
こととなる。その際、両ベローズ14,17内の
空気は、支管20によつて互いに往来が自由であ
るので、全体としての空気量は常に一定であり、
どちらのベローズ14,17がつぶれてしまつた
り、また、変形抵抗を受けることがなく、伸縮が
スムーズに行なえる。しかも、両ベローズ14,
17内の空気量がバルブの作動中一定であるの
で、弁棒5を上部フランジ9について2次的にO
リング22でシールすることができ、これ故、万
一ベローズ14,17が破損されても、流体がバ
ルブの外部に放出されることがなく安全である。
なお、下部フランジ16に他の導孔23を設け
てベローズ17の内部圧力を導き、この圧力を図
示しない圧力スイツチで受けて、ベローズ14,
17の破損事故を検出することとしてもよい。
てベローズ17の内部圧力を導き、この圧力を図
示しない圧力スイツチで受けて、ベローズ14,
17の破損事故を検出することとしてもよい。
以上述べたように、本考案に係るバランス式ベ
ローズシールバルブによれば、弁棒をシールする
ベローズとバランスステムをシールする他のベロ
ーズとを支管によつて連通させたことにより、該
バルブ本来の安定性、シール性能を確保しつつ、
より一層の作動性能の向上と、弁棒の2次シール
によるベローズの破損対策が可能となり、更に、
修理も容易となつて、まことに有用である。
ローズシールバルブによれば、弁棒をシールする
ベローズとバランスステムをシールする他のベロ
ーズとを支管によつて連通させたことにより、該
バルブ本来の安定性、シール性能を確保しつつ、
より一層の作動性能の向上と、弁棒の2次シール
によるベローズの破損対策が可能となり、更に、
修理も容易となつて、まことに有用である。
第1図は、本考案に係るバランス式ベローズシ
ールバルブの一実施例を示す断面図、第2図は、
第1図の側面図である。 1……ボデイ、2……仕切壁、3……弁座口、
4……弁体、5……弁棒、6……バランススプリ
ング、7……バランスステム、8……連結ロツ
ド、10……プランジヤ、11……ソレノイド、
14,17……ベローズ、19,21……導孔、
20……支管、22……Oリング。
ールバルブの一実施例を示す断面図、第2図は、
第1図の側面図である。 1……ボデイ、2……仕切壁、3……弁座口、
4……弁体、5……弁棒、6……バランススプリ
ング、7……バランスステム、8……連結ロツ
ド、10……プランジヤ、11……ソレノイド、
14,17……ベローズ、19,21……導孔、
20……支管、22……Oリング。
Claims (1)
- ボデイ1の一次側及び二次側を区切る仕切壁2
の弁座口3に連結ロツド8が挿設され、この連結
ロツド8の二次側端部に、弁体4を有し、かつ、
駆動部に連結されるとともに、ベローズ14でシ
ールされ上部フランジ9によつて上下動可能にガ
イドされかつ上部フランジ9との間でOリング2
2により二次的にシールされた弁棒5が結合さ
れ、また、連結ロツド8の一次側端部には、バラ
ンススプリング6によつて付勢されるとともに、
他のベローズ17によつてシールされたバランス
ステム7が結合され、前記弁棒5をシールするベ
ローズ14と前記バランスステム7をシールする
他のベローズ17とを支管20によつて連通させ
てなり、駆動部によつて弁体4を弁棒5及びバラ
ンスステム7とを一体に移動させるようにしたこ
とを特徴とするバランス式ベローズシールバル
ブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19946383U JPS60108874U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | バランス式ベロ−ズシ−ルバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19946383U JPS60108874U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | バランス式ベロ−ズシ−ルバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108874U JPS60108874U (ja) | 1985-07-24 |
JPH0125830Y2 true JPH0125830Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=30759409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19946383U Granted JPS60108874U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | バランス式ベロ−ズシ−ルバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108874U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8036837B2 (en) * | 2008-02-29 | 2011-10-11 | Fisher Controls International Llc | Diagnostic method for detecting control valve component failure |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP19946383U patent/JPS60108874U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60108874U (ja) | 1985-07-24 |
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