JPH0125619Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125619Y2 JPH0125619Y2 JP1983123739U JP12373983U JPH0125619Y2 JP H0125619 Y2 JPH0125619 Y2 JP H0125619Y2 JP 1983123739 U JP1983123739 U JP 1983123739U JP 12373983 U JP12373983 U JP 12373983U JP H0125619 Y2 JPH0125619 Y2 JP H0125619Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- main body
- strainer
- impurities
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 31
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 23
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 14
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 8
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、流入する流体を加熱して粘度を低下
させて効率良く不純物を濾過するとともに濾過用
内筒の目詰まりを防止して、分解することなく長
期間に亘つて不純物除去を行えるようにしたスト
レーナに関する。
させて効率良く不純物を濾過するとともに濾過用
内筒の目詰まりを防止して、分解することなく長
期間に亘つて不純物除去を行えるようにしたスト
レーナに関する。
（従来技術とその問題点）
円筒状の本体に上部が開口する濾過装置を取り
付け、該上部開口から流体を供給し、本体下部か
ら濾過済みの流体を取り出すようにしたストレー
ナは公知である。しかしながらこのような構造で
は、流体の粘度が高いと不純物に粘着した流体が
不純物とともに濾過膜に付着して目詰まりを起こ
して抵抗が大きくなり、洗浄することなく長期に
亘つて使用を続けることができなくなる可能性が
ある。
付け、該上部開口から流体を供給し、本体下部か
ら濾過済みの流体を取り出すようにしたストレー
ナは公知である。しかしながらこのような構造で
は、流体の粘度が高いと不純物に粘着した流体が
不純物とともに濾過膜に付着して目詰まりを起こ
して抵抗が大きくなり、洗浄することなく長期に
亘つて使用を続けることができなくなる可能性が
ある。
（発明の目的）
本考案者は、流体の粘度が加温することにより
低下することに着目し、ストレーナの本体の外壁
を二重構造とし、温水や水蒸気などの加温流体の
流路を形成し、該温水等により流体の流動性を高
めて濾過膜の目詰まりを抑制するとともに、本体
内に供給される流体に渦巻き状の流れを与えるこ
とにより該流体により既に濾過膜に付着した不純
物を強制的に剥離して、流体の流通の円滑化をよ
り以上に達成できる本考案に到達したものであ
る。つまり本考案は、流体の流れを円滑にし、洗
浄作業を行うことなく長期間に亘つて濾過を行う
ことのできるストレーナを提供することを目的と
する。
低下することに着目し、ストレーナの本体の外壁
を二重構造とし、温水や水蒸気などの加温流体の
流路を形成し、該温水等により流体の流動性を高
めて濾過膜の目詰まりを抑制するとともに、本体
内に供給される流体に渦巻き状の流れを与えるこ
とにより該流体により既に濾過膜に付着した不純
物を強制的に剥離して、流体の流通の円滑化をよ
り以上に達成できる本考案に到達したものであ
る。つまり本考案は、流体の流れを円滑にし、洗
浄作業を行うことなく長期間に亘つて濾過を行う
ことのできるストレーナを提供することを目的と
する。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、ほぼ円筒状の本体に、上部が開口し
少なくともその周囲に濾過用内筒が装着された濾
過装置を取り付け、該上部開口から流体を供給し
かつ前記内筒を通して不純物を濾過し前記本体下
部から濾過済みの流体を取り出すようにしたスト
レーナにおいて、前記本体の外壁を二重構造とし
て加温流体の流路を形成し、かつ前記上部開口へ
供給する流体を前記本体の円筒状内壁に対して接
線方向から供給して渦巻き状の流れを形成し、該
渦巻き状流体を前記内筒を通過させて濾過を行う
ようにしたことを特徴とするストレーナである。
少なくともその周囲に濾過用内筒が装着された濾
過装置を取り付け、該上部開口から流体を供給し
かつ前記内筒を通して不純物を濾過し前記本体下
部から濾過済みの流体を取り出すようにしたスト
レーナにおいて、前記本体の外壁を二重構造とし
て加温流体の流路を形成し、かつ前記上部開口へ
供給する流体を前記本体の円筒状内壁に対して接
線方向から供給して渦巻き状の流れを形成し、該
渦巻き状流体を前記内筒を通過させて濾過を行う
ようにしたことを特徴とするストレーナである。
以下本考案をより詳細に説明する。
本考案は、前記した洗浄作業を行うことなく長
期間に亘つて濾過を行うという目的を達成するた
めに、本体の外壁を二重構造として加温流体の流
路を形成し、該加温流体により流体の粘度を低下
させること、及び前記本体に供給される流体を接
線方向から供給することにより渦巻き流を形成し
て該渦巻き流により既に濾過膜に付着している不
純物を剥離することの２種類の手段を採用してい
る。
期間に亘つて濾過を行うという目的を達成するた
めに、本体の外壁を二重構造として加温流体の流
路を形成し、該加温流体により流体の粘度を低下
させること、及び前記本体に供給される流体を接
線方向から供給することにより渦巻き流を形成し
て該渦巻き流により既に濾過膜に付着している不
純物を剥離することの２種類の手段を採用してい
る。
前者のみでは粘度を低下させても僅かずつ濾過
膜に付着する不純物が時間の経過とともに蓄積し
て結局目詰まりを起こし易く、又後者のみでは不
純物剥離量に限度があり、目詰まりを生じさせる
不純物が多いと後者の手段のみでは完全に目詰ま
りを防止できないのである。
膜に付着する不純物が時間の経過とともに蓄積し
て結局目詰まりを起こし易く、又後者のみでは不
純物剥離量に限度があり、目詰まりを生じさせる
不純物が多いと後者の手段のみでは完全に目詰ま
りを防止できないのである。
本考案に係わるストレーナによると、上記２手
段を併用することにより両者の欠点を相補つて長
期間に亘つて濾過作業を行い得るようになるので
ある。
段を併用することにより両者の欠点を相補つて長
期間に亘つて濾過作業を行い得るようになるので
ある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するが、本考案は該実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本考案は該実施例に限定されるものでは
ない。
第１図は、本考案に係わるストレーナの一実施
例を示す正面図、第２図は、第１図の−線横
断面図である。
例を示す正面図、第２図は、第１図の−線横
断面図である。
濾過装置１は、金網の濾過膜からなる円形内筒
２を、多孔板から成る円形外筒３に嵌合したもの
から成つており、その上端開口部は、後述の通り
取り付け板４に圧接されている。
２を、多孔板から成る円形外筒３に嵌合したもの
から成つており、その上端開口部は、後述の通り
取り付け板４に圧接されている。
外筒３下端部が固着された底板５の中央部に
は、ロツド６の下端部が固着されている。ロツド
６の上部には、弾性板７が挿通され、弾性板７の
周縁部は、環状の取り付け板４の上面に当接して
いる。
は、ロツド６の下端部が固着されている。ロツド
６の上部には、弾性板７が挿通され、弾性板７の
周縁部は、環状の取り付け板４の上面に当接して
いる。
前記ロツド６の上端に螺合された蝶ねじ８を締
めつけることにより、前記外筒３の上端開口部を
前記取り付け板４の下面に圧接させてある。該取
り付け板４の上面には、多孔板から成る帽子状の
蓋１１の基部が固着されている。
めつけることにより、前記外筒３の上端開口部を
前記取り付け板４の下面に圧接させてある。該取
り付け板４の上面には、多孔板から成る帽子状の
蓋１１の基部が固着されている。
前記濾過装置１は、円筒状の本体１２の内周に
設けられた支持板１２ａに取り付け板４を載置す
ることにより支持されている。本体１２の下部に
は、底板１３が固着されて密閉されている。該本
体１２の上部に設けられたフランジ１２ｂの上面
には、蓋１４が圧接し前記本体１２の上部を密閉
している。
設けられた支持板１２ａに取り付け板４を載置す
ることにより支持されている。本体１２の下部に
は、底板１３が固着されて密閉されている。該本
体１２の上部に設けられたフランジ１２ｂの上面
には、蓋１４が圧接し前記本体１２の上部を密閉
している。
閂１５の一端部１５ａに設けられた切欠き１５
ｂ（第１図参照）には、支柱１６の小径部１６ａ
が嵌合され、該小径部１６ａの端部に設けられた
鍔１６ｂによつて前記閂１５の一端部１５ａは抜
け止めされている。
ｂ（第１図参照）には、支柱１６の小径部１６ａ
が嵌合され、該小径部１６ａの端部に設けられた
鍔１６ｂによつて前記閂１５の一端部１５ａは抜
け止めされている。
前記支柱１６の下部は、ボルト１７によつて前
記フランジ１２ｂに固着されている。前記閂１５
の他端部１５ｃは、支柱１８のねじ１８ａとナツ
ト１９によつて該支柱１８に取り付けられてお
り、該支柱１８の下部は、ボルト２１によつてフ
ランジ１２ｂに固着されている。
記フランジ１２ｂに固着されている。前記閂１５
の他端部１５ｃは、支柱１８のねじ１８ａとナツ
ト１９によつて該支柱１８に取り付けられてお
り、該支柱１８の下部は、ボルト２１によつてフ
ランジ１２ｂに固着されている。
前記蓋１４に固着された座金２２には、抜け止
め板２３が取り付けられ、締付けねじ２４の下端
面と、これに固着された有頭鋲の頭部とによつて
前記抜け止め板２３は緩く挟持されている。
め板２３が取り付けられ、締付けねじ２４の下端
面と、これに固着された有頭鋲の頭部とによつて
前記抜け止め板２３は緩く挟持されている。
前記締付けねじ２４は、前記閂１５に螺合さ
せ、これを締付けることにより、前記蓋１４は本
体１２の前記フランジ１２ｂに押圧されている。
せ、これを締付けることにより、前記蓋１４は本
体１２の前記フランジ１２ｂに押圧されている。
前記本体１２の上側部には吸入管２５が、そし
て下側部には排出管２６が、それぞれ本体１２の
接線方向に向けて設けられている。
て下側部には排出管２６が、それぞれ本体１２の
接線方向に向けて設けられている。
前記本体１２の外壁は、前記排出管２６を含め
て二重構造とされ、温水又は水蒸気当の流路２７
が形成されている。
て二重構造とされ、温水又は水蒸気当の流路２７
が形成されている。
（考案の効果）
本考案によると、二重構造とされた本体の流路
に加温流体を流すことによりストレーナ全体を加
温して該ストレーナ中に供給される流体の粘度を
低下させ該流体が濾過装置を殆ど抵抗を受けるこ
となく通過し、目詰まりが生ずることが殆どな
い。
に加温流体を流すことによりストレーナ全体を加
温して該ストレーナ中に供給される流体の粘度を
低下させ該流体が濾過装置を殆ど抵抗を受けるこ
となく通過し、目詰まりが生ずることが殆どな
い。
又本考案では、濾過されるべき流体をストレー
ナ本体に接線方向から供給し該流体がストレーナ
本体内で渦巻き流を形成し該本体内を旋回しなが
ら下降して濾過膜に付着することのある不純物を
同時に運び去り、濾過装置の下部に堆積させるた
め、より確実に濾過膜の目詰まりを防止すること
ができる。
ナ本体に接線方向から供給し該流体がストレーナ
本体内で渦巻き流を形成し該本体内を旋回しなが
ら下降して濾過膜に付着することのある不純物を
同時に運び去り、濾過装置の下部に堆積させるた
め、より確実に濾過膜の目詰まりを防止すること
ができる。
第１図は、本考案に係わるストレーナの一実施
例を示す正面図、第２図は、第１図の−線横
断面図である。 １……濾過装置、１２……本体、２５……吸入
管、２７……流路。
例を示す正面図、第２図は、第１図の−線横
断面図である。 １……濾過装置、１２……本体、２５……吸入
管、２７……流路。
Claims (1)
- ほぼ円筒状の本体に、上部が開口し少なくとも
その周囲に濾過用内筒が装着された濾過装置を取
り付け、該上部開口から流体を供給しかつ前記内
筒を通して不純物を濾過し前記本体下部から濾過
済みの流体を取り出すようにしたストレーナにお
いて、前記本体の外壁を二重構造として加温流体
の流路を形成し、かつ前記上部開口へ供給する流
体を前記本体の円筒状内壁に対して接線方向から
供給して渦巻き状の流れを形成し、該渦巻き状流
体を前記内筒を通過させて濾過を行うようにした
ことを特徴とするストレーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12373983U JPS6031318U (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | ストレ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12373983U JPS6031318U (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | ストレ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031318U JPS6031318U (ja) | 1985-03-02 |
| JPH0125619Y2 true JPH0125619Y2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=30282343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12373983U Granted JPS6031318U (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | ストレ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031318U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934816U (ja) * | 1972-06-27 | 1974-03-27 | ||
| JPS51111963A (en) * | 1975-03-06 | 1976-10-02 | Kdi Sylvan Pools | Filtrating and heating combination system |
-
1983
- 1983-08-11 JP JP12373983U patent/JPS6031318U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934816U (ja) * | 1972-06-27 | 1974-03-27 | ||
| JPS51111963A (en) * | 1975-03-06 | 1976-10-02 | Kdi Sylvan Pools | Filtrating and heating combination system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031318U (ja) | 1985-03-02 |
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