JPH0125422B2 - - Google Patents
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- JPH0125422B2 JPH0125422B2 JP56031171A JP3117181A JPH0125422B2 JP H0125422 B2 JPH0125422 B2 JP H0125422B2 JP 56031171 A JP56031171 A JP 56031171A JP 3117181 A JP3117181 A JP 3117181A JP H0125422 B2 JPH0125422 B2 JP H0125422B2
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- Japan
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- flow cell
- heat
- measured
- temperature
- constant
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/01—Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
- G01N21/03—Cuvette constructions
- G01N21/05—Flow-through cuvettes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/01—Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
- G01N21/03—Cuvette constructions
- G01N21/0332—Cuvette constructions with temperature control
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は恒温フローセルに関し、主として自動
生化学分析装置に最適な恒温フローセルを対象と
するものである。
生化学分析装置に最適な恒温フローセルを対象と
するものである。
一般に恒温フローセルは所定の容器内に収納さ
れた被測定物を設定温度に保持するものである
が、自動生化学分析装置においては、被測定物
(例えば試料としての血液に試薬が投入されたも
の)を素早く所定温度に上昇させて、化学反応の
早期安定化及び処理時間の短縮化を図ることによ
り測定データの精度の向上を図ることができる恒
温フローセルが必要になる。このような要請に答
えるため、例えば被測定物を流し込み、これを測
光するフローセル本体に熱電子素子(例えばペル
チエ素子)を設けた恒温フローセルが従来より使
用されてきている。
れた被測定物を設定温度に保持するものである
が、自動生化学分析装置においては、被測定物
(例えば試料としての血液に試薬が投入されたも
の)を素早く所定温度に上昇させて、化学反応の
早期安定化及び処理時間の短縮化を図ることによ
り測定データの精度の向上を図ることができる恒
温フローセルが必要になる。このような要請に答
えるため、例えば被測定物を流し込み、これを測
光するフローセル本体に熱電子素子(例えばペル
チエ素子)を設けた恒温フローセルが従来より使
用されてきている。
ところで従来、このような恒温フローセルは外
部雰囲気の変化に基づく影響を受けないような特
別の考慮がなされずそのままの状態で自動生化学
分析装置に内蔵されていた。しかも近年の生化学
分析の進歩にともない自動生化学分析装置におい
ては多種多様の自動生化学分析ができるよう恒温
フローセルを簡単に交換することができる構造に
なりつつあり、このために外部雰囲気(気温等)
の影響を受け易くなつている。さらに技術の進歩
により小型部品精度が向上するにつれ自動生化学
分析装置自体が小型化する傾向にあり、測光部の
光源及び駆動用モータ等、熱源が恒温フローセル
に近接する構造となり、熱源による装置内部雰囲
気の変化に基づく影響を受け易くなつている。
部雰囲気の変化に基づく影響を受けないような特
別の考慮がなされずそのままの状態で自動生化学
分析装置に内蔵されていた。しかも近年の生化学
分析の進歩にともない自動生化学分析装置におい
ては多種多様の自動生化学分析ができるよう恒温
フローセルを簡単に交換することができる構造に
なりつつあり、このために外部雰囲気(気温等)
の影響を受け易くなつている。さらに技術の進歩
により小型部品精度が向上するにつれ自動生化学
分析装置自体が小型化する傾向にあり、測光部の
光源及び駆動用モータ等、熱源が恒温フローセル
に近接する構造となり、熱源による装置内部雰囲
気の変化に基づく影響を受け易くなつている。
このように恒温フローセルが内外部雰囲気の変
化(例えば温度変化)による影響を受ければ、フ
ローセル本体に雰囲気の影響を受け易い熱電子素
子を設けても、化学変化の早期安定及び処理時間
の短縮化を図り、もつて測定データの精度の向上
を期するという初期の目的を達することができな
くなるのである。
化(例えば温度変化)による影響を受ければ、フ
ローセル本体に雰囲気の影響を受け易い熱電子素
子を設けても、化学変化の早期安定及び処理時間
の短縮化を図り、もつて測定データの精度の向上
を期するという初期の目的を達することができな
くなるのである。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであ
つて、内外部雰囲気の変化にかかわらず被測定物
の恒温状態を維持することができ、しかも恒温フ
ローセルに流し込まれた被測定物を素早く所定温
度に上昇させて、化学反応の早期安定化及び処理
時間の短縮化を図ることができ、ひいては自動生
化学分析装置による測定データの精度を向上する
ことができる恒温フローセルを提供することを目
的とする。
つて、内外部雰囲気の変化にかかわらず被測定物
の恒温状態を維持することができ、しかも恒温フ
ローセルに流し込まれた被測定物を素早く所定温
度に上昇させて、化学反応の早期安定化及び処理
時間の短縮化を図ることができ、ひいては自動生
化学分析装置による測定データの精度を向上する
ことができる恒温フローセルを提供することを目
的とする。
以下本発明の恒温フローセルを図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本発明の恒温フローセルの一実施例を
示す断面図、第2図は同A―A矢視断面図であ
る。図に示す恒温フローセルは、被測定物に特定
のフイルタを通した光を透過して分析するという
形式の自動生化学分析装置に使用するものを一例
として示すものである。図において1はステンレ
ス等を材料とするフローセル本体であり、このフ
ローセル本体1には分析用の光を通過させるとと
もに被測定物を充填する貫通孔1aと、この貫通
孔1aに被測定物を供給する供給孔1bと、被測
定物を排出する排出孔1cと、内周にネジが切ら
れた取付穴1d,1dとが連通して設けられてい
る。そして前記供給孔1bには供給管2が取付け
られ、前記排出孔1cには排出管3が取付けられ
ている。さらに前記取付穴1d,1dにはガラス
板4,4が、適宜の貫通孔5aを有するとともに
外周にネジが切られたナツトリング5,5及び図
示しないパツキンによつて取付けられ、前記貫通
孔1aがガラス板4,4によつて遮断されかつ光
を透過できるように構成されている。また前記フ
ローセル本体1の第2図示左右側面には熱電子素
子6,6が図示しないサーマルコンパウンドを介
して接触されており、その際、熱電子素子6,6
に供給される電荷符号が等しい場合フローセル本
体1の両側面に接する熱電子素子6,6の接触面
が加熱面或いは冷却面の一方に統一されるように
接触している。そしてこの熱電子素子6,6に熱
を送り或いはこの熱電子素子6,6の熱を発散す
る熱伝動部材例えば伝熱材7及び取付板9が設け
られることとなり、これは前記熱電子素子6,6
の第2図示左右端面に例えばアルミ製の伝熱板
7,7が図示しないサーマルコンパウンドを介し
て前記フローセル本体1及び熱電子素子6,6を
はさみ込むようにして設けられ、この伝熱板7,
7の第2図示上下端が金属性ボルト8,8で締め
付けられている。このようにして設けられた伝熱
板7,7の第2図示下端部には熱伝導性の良い例
えば銅製の取付板9が図示しないサーマルコンパ
ウンドを介してネジ止めされている。そしてこの
ようにして構成されたものを断熱部材10で覆う
こととなるが、前記熱電子素子6,6として知ら
れているベルチエ素子は周知のようにベルチエ効
果、即ち、2種の物質、例えば2種の金属或いは
金属と半導体を接合してそこに電流を流すと、そ
の接合点でジユール熱以外に熱の発生又は吸収が
起るという効果を利用したものであり、被測定物
を常温以上の温度に恒温保持する場合、熱電子素
子は冷却面の熱を加熱面に流す熱ポンプであるの
で、冷却面が冷え過ぎてしまうと熱ポンプとして
の効率が低下し、熱の移動量が少なくなつて被測
定物の化学反応の早期安定化及び処理時間の短縮
を図ることができなくなつてしまう。よつて前記
熱電子素子6,6が前記伝熱板7,7及び取付板
9を介して熱を吸収することができるよう、取付
板9の一部を必らず露出させて、その他の部分を
単純な形状例えば箱型形状の断熱部材10で覆う
のである。なお断熱部材10で覆う場合には、前
記フローセル本体1に設けられている貫通孔1a
に図示しない測光部よりの光を投光しかつ受光で
きるように適宜の孔が設けられ、さらに前記供給
管2及び排出管3を突出させることができるとと
もに、フローセル本体1の適宜の位置に設けられ
ている温度センサ11よりのケーブル11a等を
露出できる適宜の孔が設けられている。また図示
はしないが前記温度センサ11のケーブル11a
及び熱電子素子6,6の図示しない電源ケーブル
は図示しない制御回路に接続されており、前記温
度センサよりの信号に基づいて前記熱電子素子
6,6を制御するようになつている。
示す断面図、第2図は同A―A矢視断面図であ
る。図に示す恒温フローセルは、被測定物に特定
のフイルタを通した光を透過して分析するという
形式の自動生化学分析装置に使用するものを一例
として示すものである。図において1はステンレ
ス等を材料とするフローセル本体であり、このフ
ローセル本体1には分析用の光を通過させるとと
もに被測定物を充填する貫通孔1aと、この貫通
孔1aに被測定物を供給する供給孔1bと、被測
定物を排出する排出孔1cと、内周にネジが切ら
れた取付穴1d,1dとが連通して設けられてい
る。そして前記供給孔1bには供給管2が取付け
られ、前記排出孔1cには排出管3が取付けられ
ている。さらに前記取付穴1d,1dにはガラス
板4,4が、適宜の貫通孔5aを有するとともに
外周にネジが切られたナツトリング5,5及び図
示しないパツキンによつて取付けられ、前記貫通
孔1aがガラス板4,4によつて遮断されかつ光
を透過できるように構成されている。また前記フ
ローセル本体1の第2図示左右側面には熱電子素
子6,6が図示しないサーマルコンパウンドを介
して接触されており、その際、熱電子素子6,6
に供給される電荷符号が等しい場合フローセル本
体1の両側面に接する熱電子素子6,6の接触面
が加熱面或いは冷却面の一方に統一されるように
接触している。そしてこの熱電子素子6,6に熱
を送り或いはこの熱電子素子6,6の熱を発散す
る熱伝動部材例えば伝熱材7及び取付板9が設け
られることとなり、これは前記熱電子素子6,6
の第2図示左右端面に例えばアルミ製の伝熱板
7,7が図示しないサーマルコンパウンドを介し
て前記フローセル本体1及び熱電子素子6,6を
はさみ込むようにして設けられ、この伝熱板7,
7の第2図示上下端が金属性ボルト8,8で締め
付けられている。このようにして設けられた伝熱
板7,7の第2図示下端部には熱伝導性の良い例
えば銅製の取付板9が図示しないサーマルコンパ
ウンドを介してネジ止めされている。そしてこの
ようにして構成されたものを断熱部材10で覆う
こととなるが、前記熱電子素子6,6として知ら
れているベルチエ素子は周知のようにベルチエ効
果、即ち、2種の物質、例えば2種の金属或いは
金属と半導体を接合してそこに電流を流すと、そ
の接合点でジユール熱以外に熱の発生又は吸収が
起るという効果を利用したものであり、被測定物
を常温以上の温度に恒温保持する場合、熱電子素
子は冷却面の熱を加熱面に流す熱ポンプであるの
で、冷却面が冷え過ぎてしまうと熱ポンプとして
の効率が低下し、熱の移動量が少なくなつて被測
定物の化学反応の早期安定化及び処理時間の短縮
を図ることができなくなつてしまう。よつて前記
熱電子素子6,6が前記伝熱板7,7及び取付板
9を介して熱を吸収することができるよう、取付
板9の一部を必らず露出させて、その他の部分を
単純な形状例えば箱型形状の断熱部材10で覆う
のである。なお断熱部材10で覆う場合には、前
記フローセル本体1に設けられている貫通孔1a
に図示しない測光部よりの光を投光しかつ受光で
きるように適宜の孔が設けられ、さらに前記供給
管2及び排出管3を突出させることができるとと
もに、フローセル本体1の適宜の位置に設けられ
ている温度センサ11よりのケーブル11a等を
露出できる適宜の孔が設けられている。また図示
はしないが前記温度センサ11のケーブル11a
及び熱電子素子6,6の図示しない電源ケーブル
は図示しない制御回路に接続されており、前記温
度センサよりの信号に基づいて前記熱電子素子
6,6を制御するようになつている。
このように構成された恒温フローセルは、図示
しない適宜の自動生化学分析装置に装着して使用
されることとなり、前記取付板9が該装置に内蔵
されているモータ等の熱を直接受けない向きにし
て、この取付板9を介して該装置に装着される。
そしてこの恒温フローセルの前記貫通孔1aに冷
たい被測定物が流し込まれると、このときの温度
が前記温度センサ11によつて検出されるため、
前記図示しない制御回路によつて前記熱電子素子
6,6が作動し、前記フローセル本体1と熱電子
素子6,6との接触面(以下加熱面という)が加
熱されるとともに、熱電子素子6,6と前記伝熱
板7,7との接触面(以下冷却面という)が冷却
され、さらに前記取付板9及び伝熱板7,7を介
して外部の熱が前記冷却面に吸収され、この熱が
前記加熱面に移動して効率よく前記被測定物を加
熱することができ、このような動作を繰返して恒
温化が行なわれる。そしてこのようにして恒温化
が行なわれている際に、図示しない自動生化学分
析装置内部の雰囲気が変化、例えば内部のモー
タ、図示しない測光部の光源による温度上昇或い
は冷たい外気が侵入した場合でも、この恒温フロ
ーセルは断熱部材10で覆われているので、フロ
ーセル本体1が直接影響を受けず、被測定物の恒
温状態を安定に維持することができ、たとえ影響
を受けたとしても前記取付板9を介して熱電子素
子6,6に僅かに熱の授受がなされるだけである
ので、フローセル本体1への直接の影響はなく、
高精度の恒温状態の維持が可能となる。
しない適宜の自動生化学分析装置に装着して使用
されることとなり、前記取付板9が該装置に内蔵
されているモータ等の熱を直接受けない向きにし
て、この取付板9を介して該装置に装着される。
そしてこの恒温フローセルの前記貫通孔1aに冷
たい被測定物が流し込まれると、このときの温度
が前記温度センサ11によつて検出されるため、
前記図示しない制御回路によつて前記熱電子素子
6,6が作動し、前記フローセル本体1と熱電子
素子6,6との接触面(以下加熱面という)が加
熱されるとともに、熱電子素子6,6と前記伝熱
板7,7との接触面(以下冷却面という)が冷却
され、さらに前記取付板9及び伝熱板7,7を介
して外部の熱が前記冷却面に吸収され、この熱が
前記加熱面に移動して効率よく前記被測定物を加
熱することができ、このような動作を繰返して恒
温化が行なわれる。そしてこのようにして恒温化
が行なわれている際に、図示しない自動生化学分
析装置内部の雰囲気が変化、例えば内部のモー
タ、図示しない測光部の光源による温度上昇或い
は冷たい外気が侵入した場合でも、この恒温フロ
ーセルは断熱部材10で覆われているので、フロ
ーセル本体1が直接影響を受けず、被測定物の恒
温状態を安定に維持することができ、たとえ影響
を受けたとしても前記取付板9を介して熱電子素
子6,6に僅かに熱の授受がなされるだけである
ので、フローセル本体1への直接の影響はなく、
高精度の恒温状態の維持が可能となる。
上記実施例は単なる一例である各部材について
同一機能を有する他の部材に置換えられることは
言うまでもない。例えば上記実施例においては熱
伝導部材として伝熱板7,7及び取付板9を使用
したが、同一部材で一体に構成したものに置換え
ることも可能である。また上記実施例においては
断熱部材10を取外し可能な単純な箱型形状とし
てメンテナンスの容易化を図つているが、特にこ
のような形状に限定されるものではなく適宜の形
状とすることができ、また逆に数分割して一層の
メンテナンスの容易化を図ることも可能である。
同一機能を有する他の部材に置換えられることは
言うまでもない。例えば上記実施例においては熱
伝導部材として伝熱板7,7及び取付板9を使用
したが、同一部材で一体に構成したものに置換え
ることも可能である。また上記実施例においては
断熱部材10を取外し可能な単純な箱型形状とし
てメンテナンスの容易化を図つているが、特にこ
のような形状に限定されるものではなく適宜の形
状とすることができ、また逆に数分割して一層の
メンテナンスの容易化を図ることも可能である。
以上の説明から明らかなように本発明の恒温フ
ローセルにあつては外部雰囲気の変化にかかわら
ず被測定物の恒温状態を安定に維持することがで
き、しかも恒温フローセルに流し込まれた被測定
物を素早く所定温度に上昇させ、化学反応の早期
安定及び処理時間の短縮化を図ることができ、ひ
いては自動生化学分析装置による測定データの精
度を向上することができ一定時間当りの処理数の
増加を計ることができる等の優れた効果を有する
ものである。
ローセルにあつては外部雰囲気の変化にかかわら
ず被測定物の恒温状態を安定に維持することがで
き、しかも恒温フローセルに流し込まれた被測定
物を素早く所定温度に上昇させ、化学反応の早期
安定及び処理時間の短縮化を図ることができ、ひ
いては自動生化学分析装置による測定データの精
度を向上することができ一定時間当りの処理数の
増加を計ることができる等の優れた効果を有する
ものである。
第1図は本発明の恒温フローセルの一実施例を
示す断面図、第2図は同A―A矢視断面図であ
る。 1…フローセル本体、6…熱電子素子、7…伝
熱板、9…取付板、10…断熱部材。
示す断面図、第2図は同A―A矢視断面図であ
る。 1…フローセル本体、6…熱電子素子、7…伝
熱板、9…取付板、10…断熱部材。
Claims (1)
- 1 被測定物が流し込まれるフローセル本体に接
触配置された熱電子素子に電流を供給することに
より熱の移送を行ない、前記被測定物を加熱或い
は冷却することにより恒温状態に保持する恒温フ
ローセルにおいて、前記熱電子素子に熱を送り或
いは前記熱電子素子の熱を発散する熱伝導部材
と、この熱伝導部材の一部を露出し、その他前記
フローセル本体及び熱電子素子をほぼ完全に覆う
断熱部材とを設け、外部雰囲気の変化にかかわら
ず前記被測定物の恒温状態を安定に維持すること
を可能としたことを特徴とする恒温フローセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117181A JPS57147059A (en) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | Constant temperature flow cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117181A JPS57147059A (en) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | Constant temperature flow cell |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147059A JPS57147059A (en) | 1982-09-10 |
JPH0125422B2 true JPH0125422B2 (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=12323985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117181A Granted JPS57147059A (en) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | Constant temperature flow cell |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57147059A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002365181A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Sysmex Corp | 液体加温器およびそれを備えた分析装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4717827A (en) * | 1986-02-20 | 1988-01-05 | Automatik Machinery Corporation | Apparatus for on-line spectrophotometric chemical analysis of material in moving process stream |
US4888484A (en) * | 1986-02-20 | 1989-12-19 | Automatik Machinery Corporation | Apparatus and method for spectrophotometric analysis of a material in a moving process stream |
JP2001133105A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-18 | Smc Corp | パイプクーラ及び該パイプクーラを用いた小型温調器 |
JP6273781B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2018-02-07 | 大日本印刷株式会社 | 細胞培養容器および細胞培養方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4730847U (ja) * | 1971-04-30 | 1972-12-07 | ||
JPS569046B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1981-02-27 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569046U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 |
-
1981
- 1981-03-06 JP JP3117181A patent/JPS57147059A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4730847U (ja) * | 1971-04-30 | 1972-12-07 | ||
JPS569046B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1981-02-27 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002365181A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Sysmex Corp | 液体加温器およびそれを備えた分析装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57147059A (en) | 1982-09-10 |
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