JPH01249997A - ブロワ - Google Patents

ブロワ

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Publication number
JPH01249997A
JPH01249997A JP7585488A JP7585488A JPH01249997A JP H01249997 A JPH01249997 A JP H01249997A JP 7585488 A JP7585488 A JP 7585488A JP 7585488 A JP7585488 A JP 7585488A JP H01249997 A JPH01249997 A JP H01249997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
spiral groove
dynamic pressure
fixed shaft
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP7585488A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Osada
長田 憲幸
Junichi Sakai
潤一 酒井
Toshihiro Otani
俊博 大谷
Katsumi Sasaki
勝美 佐々木
Kazutaka Yoshida
和孝 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPH01249997A publication Critical patent/JPH01249997A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータ端にブロワケーシングを直接取付けた
ブロワに関するものである。
〔従来の技術〕
ブロワの連続運転に当たり、モータの巻線が発熱するの
で、これを冷却する必要がある。従来はモータのケーシ
ングの外側にジャケットを設け、冷却水を通したり、モ
ータ内部に冷却用ガスを送り込んでモータ冷却を行って
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のブロワにおいては、ス
テータは内外から冷却することはできるが、ロータは外
側のみから、冷却されるのみなので、冷却が不十分であ
る。特に高温ガスを扱うブロワにおいてはインペラの伝
熱による加熱によりロータ巻線が高温となり、扱いガス
の温度にも制約を受ける、などのという問題点を有する
ものであった。
本発明は、従来のものの上記の問題点を解決し、七−タ
内、特にロータの冷却が十分行われるブロワを提供する
ことを目的とするものである。
c問題点を解決するための手段〕 第1の発明は、モータ端にブロワケーシングを直接取り
付けたブロワにおいて、モータケーシング及びブロワケ
ーシングの中心を貫いて設けられた1本の固定軸と、該
固定軸にスパイラル溝ラジアル動圧軸受を介して回転可
能に支承されたロータ及びインペラと、前記ロータを駆
動するステータと、前記インペラの前面及び後面それぞ
れに、設けられたセラミックス焼結体製のスパイラル溝
スラスト動圧軸受と、ロータ室に冷却用ガスを導くガス
導入路と、該導入された冷却用ガスを前記固定軸と前記
ロータとの間、前記スパイラル溝ラジアル動圧軸受及び
後面と前面とのスパイラル溝スラスト動圧軸受に導く導
通路と、を備えたことを特徴とするブロワである。
第2の発明は、第1の発明にさらに、前記固定軸の中に
挿入されて配備されたヒートパイプと、を備えたことを
特徴とするブロワである。
〔作 用〕
第1の発明は、上記の如く構成されており、ロータ室に
導かれた冷却用ガス、又は吐出ガスの一部を冷却してロ
ータ室内に導いた冷却用ガスは、ロータとステータとの
間に導かれると共に、ロータと固定軸との間にも導かれ
てロータを外方からのみならず内方からも冷却するので
ロータは十分冷却され、また高温のガスも支障なく扱う
ことができる。
第2の発明は、さらに固定軸の中にヒートパイプを用い
て熱の排出を行い、−層冷却効果を高めたものである。
また、この冷却用ガスが、スパイラル溝ラジアル動圧軸
受、及びインペラの裏側のスパイラル溝スラスト動圧軸
受゛に動圧発生用のガスとして導かれているので損失の
僅少な、円滑な回転を行うことができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図に示すブロワにおいて、lはモータであり、後ケ
ーシング2、前ケーシング3によりなるブロワケーシン
グ4が直接取付けられている。モータlのモータケーシ
ング5の後端に取付けられたエンドブラケット6と、前
ケーシング3の吸込ロアに設けられた支承体8との間に
はモータケーシング5およおびブロワケーシング4の中
心を貫いて1本の固定軸9が設けられている。
10はセラミックス焼結体製のインペラ、11はセラミ
ックス焼結体又は硬質金属製のボスであり、何れも内面
は滑らかな円筒状面に仕上げられている。インペラ10
及びボス11が嵌合する固定軸9の部分にはへリングボ
ーン状スパイラル溝が設けられて軸受部12.13が形
成され、それぞれインペラ10の内面、ボス11の内面
とでスパイラル溝ラジアル動圧軸受を形成している。
インペラ10とボス11との間には、筒状体14とおさ
え15とによりロータ巻&1l16を固定して成るロー
タ17が取り付けられ、インペラ10゜ロータ17.ボ
ス11は一体となって軸受部12゜13上の2組のスパ
イラル溝ラジアル動圧軸受を介して回転可能に支承され
ている。
インペラ10の前面と後面には平滑に仕上げられた軸直
角面の回転側スラスト受面18.19が設けられ、それ
に対向して支承体8と後ケーシング2とにそれぞれセラ
ミックス焼結体製の軸受板20.21が設けられている
軸受板21の、回転側スラスト受面19に対向する固定
側スラスト受面21′には第2図に示す如きスパイラル
溝22が設けられ、スパイラル溝220間及び外周部に
はランド23が設けられ、回転側スラスト受面19が正
転向き24の向きに回転したときに動圧発生用の気体が
外周に向けて流れ、動圧を発生するようになっており、
軸受板21と回転側スラスト受面19とでスパイラル溝
動圧スラスト軸受を形成している。
軸受板20の、回転側スラスト受面18に対向する固定
側スラスト受面20′には第3図と逆向きのスパイラル
溝が設けられ、インペラが正転向き24の向きに回転し
たときに、動圧発生用のガスが外周向きに流れ動圧が発
生するようになっており、軸受板20と回転側スラスト
受面18とでスパ′イラル溝動圧スラスト軸受を形成し
ている。
ラジアル軸受の軸受部12.13及びスラスト軸受の軸
受板20.21の固定側スラスト受面20′。
21’に設けられているスパイラル溝は、全体のうねり
が3μm以下であり、平均面粗さRaが0.1μm以下
に形成された平滑な平面に深さ5〜30μm程度の深さ
に設けられている。スパイラル溝の加工はランドに相当
する表面を樹脂マスクで覆い、ショツトブラストするな
どの方法により行う。
25はロータ17を密閉するロータキャン、26はステ
ータ27を密閉するステータキャンである。
28はモータケーシング5の外側に設けられ、ステータ
27を外側から冷却するための冷却水を通すジャケット
である。
29は吐出ガスの一部を導いて冷却する冷却器である。
冷却された吐出ガスはガス導入路を経て冷却用ガスとし
てロータ室30に入る。別途のガス源から冷却用ガスを
導いてもよい、冷却用ガスはステータ27とロータ17
との間の隙間に導かれ冷却作用を行うほか、筒状体14
とおさえ15に設けた導通路31,32、筒状体14の
内部と固定軸9との間に設けた導通路33及び固定軸9
に設けた導通路34に導かれて、ロータ17と内側から
冷却するばかりでなく、軸受部12.13及び軸受面1
8.19に導かれ、スパイラル溝ラジアル動圧軸受、ス
パイラル溝スラスト動圧軸受において動圧発生作用を行
うようになっている。
導通路34はインペラ10を貫通して設けてもよい。
35は端子箱への連絡管、36は吐出口である。
37はセラミックス焼結体のスパイラル溝スラスト軸受
、38はゴムなどの弾性体による支承体である。
動作につき説明すれば、モータlに通電をすればロータ
17は回転を開始し、インペラ10により取り扱い気体
の吸込み及び吐出を行いながら定常運転状態を至る。そ
のとき、インペラ10をモータ17側に押し付けるよう
なスラストが作用しているときには、インペラlOの後
面の回転側スラスト受面19と軸受板21とよりなる後
面のスパイラル溝スラスト動圧軸受でそのスラストを受
け、逆向きのスラストが作用するときには、インペラ1
0の前面の回転側スラスト受面18と軸受板20とより
成る前面のスパイラル溝スラスト動圧軸受で受ける。ラ
ジアル力は軸受部12とインペラ10の内面、及び軸受
部13とボス11の内面とより成る二つのスパイラル溝
ラジアル動圧軸受により受ける。
ブロワの連続運転により、モータ1は発熱するが、ステ
ータ27の発熱は、ジャケット28を通る冷却水及びロ
ータ17との間の隙間を通る冷却ガスにより外側及び内
側から冷却される。ロータ170発熱は、ステータ27
との間の隙間を通る冷却用ガス及び連通路33を通る冷
却ガスにより、外側と内側から冷却される。
インペラ10の前面及び後面のスパイラル溝スラスト軸
受においては、動圧発生用のガスは外周に向けて流れる
ので、扱いガスが高温ガスであっても軸受の隙間からモ
ータlの内に入り加熱するのを防ぐことができる。扱い
ガスが高温でなければスパイラル溝の向きを逆として、
中心に向かって動圧発生ガスが流れるようにしてもよい
ロータ17とインペラ10との間のロータ室30’から
モータケーシング5の外へ通ずる連通路を設けて冷却用
ガスの戻り通路とすれば、冷却用ガスの流量を増大せし
めて冷却能力を増やすことができる。
第3図は第2の発明の実施例を示し、固定軸9′は中空
のパイプにより形成され、中にヒートパイプ39が挿入
され、導通路33を介して回収したロータ17の熱を熱
交換部40に導いて排出し、ロータ17の冷却作用を増
大せしめたものである。
41は断熱材料である。インペラ10の前面のスパイラ
ル溝スラスト動圧軸受へのガスの供給はインペラ10を
貫通する連通路34′を通じて行われる。
以上の説明におけるセラミックス焼結体としては、硬質
で化学的に安定なものが望ましく、SiC焼結体、5i
sN4焼結体、AItos焼結体、ZrO*焼結体など
が用いられる。
また、以上の説明では、スパイラル溝のラジアル、スラ
スト動圧軸受の固定側の軸受面にスパイラル溝を設けた
ものを示したが、回転側にスパイラル溝を設けてもよい
インペラlOがセラミックス焼結体製である場合は、扱
いガスが高温であっても伝熱を遮断してモータ、特にロ
ータが高温になるのを防ぎ、高温ガスの扱いを可能とす
る。@いガスが高温でなければ、インペラlOは金属製
でもよい、その場合は、軸受板20.21に対向してイ
ンペラ10側にセラミックス焼結板製の平滑な表面の軸
受板を設けて固定側スラスト受面20’、21’を形成
する。
なお、回転軸方向は、インペラ10を上方にした竪型と
するのが安定上好ましいが、インペラlOを下方とした
垂直軸、或いは水平軸としても差支えない。
〔発明の効果〕
第1の発明により、モータは吸込側の高温の扱い気体の
熱をセラミックス焼結体製のインペラで遮断し、またロ
ータ内側にも冷却ガスを導いて冷却作用を増大して、モ
ータ内、特にロータ部の温度上昇を防ぐことができたの
で、高温のガスを支障なく扱うことができる。
第2の発明により、第1の発明の効果に加えてヒートパ
イプによるロータ内側の冷却作用の一層の増大により、
さらに高温ガスの扱いを可能とした。
このように実用上極めて大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例の縦断面図、第2図はその
1−1断面における軸受体21の表面の正面図、第3図
は第2の発明の実施例の縦断面図である。 l・・・モータ、2・・・後ケーシング、3・・・前ケ
ーシング、4・・・ブロワケーシング、5・・・モータ
ケーシング、6・・・エンドブラケット、7・・・吸込
口、8・・・支承体、9.9′・・・固定軸、lO・・
・インペラ、11・・・ボス、12.13・・・軸受部
、14・・・筒状体、15・・・おさえ、16・・・ロ
ータ巻線、17・・・ロータ、18.19・・・回転側
スラスト受面、20.21・・・軸受板、20’、21
’・・・固定側スラスト受面、22・・・スパイラル溝
、23・・・ランド、24・・・正転向き、25・・・
ロータキャン、26・・・ステークキャン、27・・・
ステータ、28・・・ジャケット、29・・・冷却器、
30.30’・・・ロータ室、31.32.33.34
.34’・・・導通路、35・・・連絡管、36・・・
吐出口、37・・・スパイラル溝スラスト軸受、38・
・・支承体、39・・・ヒートパイプ、40・・・熱交
換部、41・・・IIJI熱月料。 特許出願人      株式会社 荏原製作所第3図 一64ζ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータ端にブロワケーシングを直接取り付けたブ
    ロワにおいて、 モータケーシング及びブロワケーシングの中心を貫いて
    設けられた1本の固定軸と、 該固定軸にスパイラル溝ラジアル動圧軸受を介して回転
    可能に支承されたロータ及びインペラと、前記ロータを
    駆動するステータと、 前記インペラの前面及び後面それぞれに、設けられたセ
    ラミックス焼結体製のスパイラル溝スラスト動圧軸受と
    、 ロータ室に冷却用ガスを導くガス導入路と、該導入され
    た冷却用ガスを前記固定軸と前記ロータとの間、前記ス
    パイラル溝ラジアル動圧軸受及び後面と前面とのスパイ
    ラル溝スラスト動圧軸受に導く導通路と、 を備えたことを特徴とするブロワ。
  2. (2)モータ端にブロワケーシングを直接取り付けたブ
    ロワにおいて、 モータケーシング及びブロワケーシングの中心を貫いて
    設けられた1本の固定軸と、 該固定軸にスパイラル溝ラジアル動圧軸受を介して回転
    可能に支承されたロータ及びインペラと、前記ロータを
    駆動するステータと、 前記インペラの前面及び後面それぞれに、設けられたセ
    ラミックス焼結体製のスパイラル溝スラスト動圧軸受と
    、 ロータ室に冷却用ガスを導くガス導入路と、該導入され
    た冷却用ガスを前記固定軸と前記ロータとの間、前記ス
    パイラル溝ラジアル動圧軸受及び後面と前面とのスパイ
    ラル溝スラスト動圧軸受に導く導通路と、 前記固定軸の中に挿入されて配備されたヒートパイプと
    、 を備えたことを特徴とするブロワ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019510162A (ja) * 2016-03-17 2019-04-11 ダイキン アプライド アメリカズ インコーポレィティッド モータ冷却を有する遠心圧縮機
CN113632347A (zh) * 2019-03-26 2021-11-09 株式会社荏原制作所 屏蔽电机和由该屏蔽电机驱动的泵、以及使用了该屏蔽电机的火箭发动机系统和液体燃料火箭

Cited By (3)

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JP2019510162A (ja) * 2016-03-17 2019-04-11 ダイキン アプライド アメリカズ インコーポレィティッド モータ冷却を有する遠心圧縮機
US10794619B2 (en) 2016-03-17 2020-10-06 Daikin Applied Americas Inc. Compressor with motor cooling
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