JPH01246799A - 高周波加速空胴 - Google Patents
高周波加速空胴Info
- Publication number
- JPH01246799A JPH01246799A JP63073297A JP7329788A JPH01246799A JP H01246799 A JPH01246799 A JP H01246799A JP 63073297 A JP63073297 A JP 63073297A JP 7329788 A JP7329788 A JP 7329788A JP H01246799 A JPH01246799 A JP H01246799A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuner
- frequency
- cavity
- resonance frequency
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 20
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 claims abstract description 9
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
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- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は超LSI微細加工等に用いられる加速器に設置
される高周波加速空胴に関する。
される高周波加速空胴に関する。
(従来の技術)
加速器は電子、陽子、イオンなどのビームを数値〜数十
億電子ボルトの高エネルギー状態に加速するものであり
、従来の素粒子の研究分野では大形のものが建設されて
いる。最近は電子からの放射光を利用した超LSI微細
加工などの新しい分野の応用として比較的小形なものが
建設されている。
億電子ボルトの高エネルギー状態に加速するものであり
、従来の素粒子の研究分野では大形のものが建設されて
いる。最近は電子からの放射光を利用した超LSI微細
加工などの新しい分野の応用として比較的小形なものが
建設されている。
加速器には電子の加速や放射光により失われるエネルギ
ーを補給するために高周波エネルギーを電子に供給する
ための高周波加速空胴が設置されている。
ーを補給するために高周波エネルギーを電子に供給する
ための高周波加速空胴が設置されている。
高周波加速空胴には1種々の形式や共振周波数のものが
あるが、ここでは半同軸型高周波加速空胴を例にとって
説明する。
あるが、ここでは半同軸型高周波加速空胴を例にとって
説明する。
第2図は従来の高周波加速空胴の一例である。
1は外筒、2は側板、3は側板2及び外筒1に固定され
た加速電極である。外筒1には空胴内に高周波エネルギ
ーを供給するためのアンテナ4が装備されており、図示
しない高周波電源に接続されている。5は空IIIの共
振周波数を調整するためのチューナである。チューナ5
は、空胴と同材質の導体部5a、導体部5aを半径方向
に移動させるための駆動機構5bから構成されている、
駆動機構5bは導体部5aを移動させるためのガイドレ
ール5c、ガイドレール5Cを移動させるACサーボモ
ータ5d、導体部5aの位置を制御するためにACサー
ボモータ5dの回転位置を記録するエンコーダ5eから
構成されている。チューナ5の位置制御は図示しないチ
ューナ制御装置により行なわれる。
た加速電極である。外筒1には空胴内に高周波エネルギ
ーを供給するためのアンテナ4が装備されており、図示
しない高周波電源に接続されている。5は空IIIの共
振周波数を調整するためのチューナである。チューナ5
は、空胴と同材質の導体部5a、導体部5aを半径方向
に移動させるための駆動機構5bから構成されている、
駆動機構5bは導体部5aを移動させるためのガイドレ
ール5c、ガイドレール5Cを移動させるACサーボモ
ータ5d、導体部5aの位置を制御するためにACサー
ボモータ5dの回転位置を記録するエンコーダ5eから
構成されている。チューナ5の位置制御は図示しないチ
ューナ制御装置により行なわれる。
この様な高周波加速空胴は、電子の回転周波数の整数倍
の共振周波数(数百MHz)になる様に設計されている
。一般に共振周波数Vaは1/IC−Lであられされる
。ここで、Cは空胴の静電容量で、Lはインダクタンス
であり、Cは一対の加速電極3の隙間長さΔで定まる。
の共振周波数(数百MHz)になる様に設計されている
。一般に共振周波数Vaは1/IC−Lであられされる
。ここで、Cは空胴の静電容量で、Lはインダクタンス
であり、Cは一対の加速電極3の隙間長さΔで定まる。
しかしながら、共振周波数は製作上の理由により設計値
どおりになることはむずかしく、また運転時の外的条件
(外圧、熱等)により変化する。この様な原因になる共
振周波数のずれを調整するために、チューナ5が設けら
れている。チューナ5を挿入するとインダクタンスLが
小となり、共振周波数が増加し、チューナ5を逆に引き
抜くと共振周波数が減少する。
どおりになることはむずかしく、また運転時の外的条件
(外圧、熱等)により変化する。この様な原因になる共
振周波数のずれを調整するために、チューナ5が設けら
れている。チューナ5を挿入するとインダクタンスLが
小となり、共振周波数が増加し、チューナ5を逆に引き
抜くと共振周波数が減少する。
(発明が解決しようとする課題)
この様な構成の高周波加速空胴では、チューナ5に対し
て再現性、応答性、共振周波数の調整範囲等が要求され
るため比較的小形で外的要因による変形が小さくかつ製
作誤差の少ない高周波加速空胴に装備されるチューナ5
は共振周波数の調整範囲が狭く、比較的小形なものとな
り、応答性が問題となる様なことはほとんどないが、駆
動機構が複雑で若干、制御が複雑であるという問題があ
る。
て再現性、応答性、共振周波数の調整範囲等が要求され
るため比較的小形で外的要因による変形が小さくかつ製
作誤差の少ない高周波加速空胴に装備されるチューナ5
は共振周波数の調整範囲が狭く、比較的小形なものとな
り、応答性が問題となる様なことはほとんどないが、駆
動機構が複雑で若干、制御が複雑であるという問題があ
る。
一方、大形の高周波加速空胴では、外圧や熱による変形
が大となるため、空胴自体の強度を十分なものとし、変
形を少なくするか、あるいは変形を考慮した空胴内形状
を設計する。いずれにしても共振周波数のずれが大きく
なる可能性があり、チューナ5の調整範囲を大きくとる
必要がある。
が大となるため、空胴自体の強度を十分なものとし、変
形を少なくするか、あるいは変形を考慮した空胴内形状
を設計する。いずれにしても共振周波数のずれが大きく
なる可能性があり、チューナ5の調整範囲を大きくとる
必要がある。
このためチューナ5は大形化し応答性が悪くなる可能性
が大となる。
が大となる。
またチューナ5の単品の共振周波数の調整範囲を小さく
し、2ケのチューナ5により共振周波数を調整する方法
が用いられているが、2ケのチューナ5を同時に制御す
ることは大変である。この様に電子の回転周波数に応じ
た制御が不可能になる可能が大となり1本来の機能を発
揮出来なくなる可能性があった。
し、2ケのチューナ5により共振周波数を調整する方法
が用いられているが、2ケのチューナ5を同時に制御す
ることは大変である。この様に電子の回転周波数に応じ
た制御が不可能になる可能が大となり1本来の機能を発
揮出来なくなる可能性があった。
以上述べたことを鑑み本発明は従来の高周波加速空胴で
生じやすい製作誤差や外的要因による変形等による共振
周波数のずれを簡単にかつ容易に調整可能な高性能で信
頼性の高い高周波加速空胴のチューナを提供することを
目的とする。
生じやすい製作誤差や外的要因による変形等による共振
周波数のずれを簡単にかつ容易に調整可能な高性能で信
頼性の高い高周波加速空胴のチューナを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するためにチューナ5の導体部
5aを酸化物超電導体で形成し、導体部5aの内側には
冷却通路5fを設置する。
5aを酸化物超電導体で形成し、導体部5aの内側には
冷却通路5fを設置する。
(作 用)
上記のように、高周波加速空胴に設置されるチューナ5
の導体部5aを酸化物超電導体により形成し、導体内部
に冷却通路5fを具備することにより低温物質の種類を
変化、すなわち冷却物質の温度を変化させることによっ
て、導体部5aを形成している酸化物超電導体の電気抵
抗の変化が非常に大きくなるのでチューナ5の実効上の
体積が、これに伴い大きく変化する。すなわち高周波加
速空胴自体が有している体積が変化することになり共振
周波数もこれに伴い変化する。
の導体部5aを酸化物超電導体により形成し、導体内部
に冷却通路5fを具備することにより低温物質の種類を
変化、すなわち冷却物質の温度を変化させることによっ
て、導体部5aを形成している酸化物超電導体の電気抵
抗の変化が非常に大きくなるのでチューナ5の実効上の
体積が、これに伴い大きく変化する。すなわち高周波加
速空胴自体が有している体積が変化することになり共振
周波数もこれに伴い変化する。
この様にチューナ5自体のみかけ上の体積を酸化物超電
導体の抵抗変化により、任意に変化させることにより空
胴の共振周波数の調整を行うことが可能となる。
導体の抵抗変化により、任意に変化させることにより空
胴の共振周波数の調整を行うことが可能となる。
(実 施 例)
以下本発明の実施例について第1図を用いて説明する。
第一図の縦断面図において1は外筒、2は側板で、側板
2の外周部はガスケット6を介して外筒1にボルト7で
結合されている。側板2の内周側には加速電極3が挿入
されている。相対する加速電極3のうち、一方は外筒1
と一体成形され、他方の加速電極3は、側板2の外部側
でボルト結合されている。4は空胴内に高周波エネルギ
ーを供給するためのアンテナである。5は、共振周波数
を調整するためのチューナである。チューナ5は。
2の外周部はガスケット6を介して外筒1にボルト7で
結合されている。側板2の内周側には加速電極3が挿入
されている。相対する加速電極3のうち、一方は外筒1
と一体成形され、他方の加速電極3は、側板2の外部側
でボルト結合されている。4は空胴内に高周波エネルギ
ーを供給するためのアンテナである。5は、共振周波数
を調整するためのチューナである。チューナ5は。
酸化物超電導体により、形成される導体部5a、この導
体部の内部に設けられた冷却通路5fより構成されてい
る。
体部の内部に設けられた冷却通路5fより構成されてい
る。
加速空胴内は通常高真空に保持されるため、外筒1およ
び側板2に外圧が加わり側板2が変形し加速電極3間の
ギャップΔが若干狭くなる。また空胴本体の製作誤差や
運転時の空胴本体の温度等により、ギャップΔが若干変
化する。このため図示しない計測系で高周波加速空胴の
共振周波数を監視しながらチューナ5により共振周波数
を調整する。
び側板2に外圧が加わり側板2が変形し加速電極3間の
ギャップΔが若干狭くなる。また空胴本体の製作誤差や
運転時の空胴本体の温度等により、ギャップΔが若干変
化する。このため図示しない計測系で高周波加速空胴の
共振周波数を監視しながらチューナ5により共振周波数
を調整する。
チューナ5による共振周波数の調整方法としては、導体
内部に設けた冷却通路に低温物質を流入させ、導体部の
温度を変化させる。これにより酸化物超電導体で形成さ
れた導体部の電気抵抗が変化する。このため、チューナ
5の実効上の体積が変化することになり、高周波加速空
胴自体の体積がみかけ上変化し、共振周波数も変わる。
内部に設けた冷却通路に低温物質を流入させ、導体部の
温度を変化させる。これにより酸化物超電導体で形成さ
れた導体部の電気抵抗が変化する。このため、チューナ
5の実効上の体積が変化することになり、高周波加速空
胴自体の体積がみかけ上変化し、共振周波数も変わる。
この様にチューナ5自身の抵抗変化を利用し空胴の共振
周波数を変化させる。
周波数を変化させる。
以上説明した様に、本発明によれば次の様な効果を得る
ことが出来る。すなわち、製作誤差や温度、外圧等によ
る外的条件による空胴本体の変形により、加速電極3の
ギャップΔが若干変化し共振周波数の調整をチューナに
て行う場合に簡単な構造で、かつ応答性も良く調整可能
である。
ことが出来る。すなわち、製作誤差や温度、外圧等によ
る外的条件による空胴本体の変形により、加速電極3の
ギャップΔが若干変化し共振周波数の調整をチューナに
て行う場合に簡単な構造で、かつ応答性も良く調整可能
である。
またチューナの導体部の大きさを大にすることにより、
周波数の調整範囲が大となり、大形の高周波加速空胴に
おいても、応答性が問題になることなく使用可能である
。また共振周波数の調整範囲が広い場合にもチューナを
二台用いて制御する必要もなく一台のチューナで、共振
周波数の調整が可能である。
周波数の調整範囲が大となり、大形の高周波加速空胴に
おいても、応答性が問題になることなく使用可能である
。また共振周波数の調整範囲が広い場合にもチューナを
二台用いて制御する必要もなく一台のチューナで、共振
周波数の調整が可能である。
高周波加速空胴の共振周波数の調整に用いられるチュー
ナは、構造が簡単でかつ要求される能力を満たすための
システムが簡単であり、全体的に安価に、かつ信頼性の
高いものを提供することが出来る。
ナは、構造が簡単でかつ要求される能力を満たすための
システムが簡単であり、全体的に安価に、かつ信頼性の
高いものを提供することが出来る。
第1図は本発明の一実施例の高周波加速空胴の縦断面図
、第2図は従来の高周波数加速空胴を示す縦断面図であ
る。 1・・・外筒 2・・・側板3・・・加速
電極 4・・・アンテナ5・・・チューナ
5a・・・導体部5b・・・駆動機構
5c・・・ガイドレール5d・・・ACサーボモータ
5e・・・エンコーダ5f・・・冷却通路 6
・・・ガスケット7・・・ボルト 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図
、第2図は従来の高周波数加速空胴を示す縦断面図であ
る。 1・・・外筒 2・・・側板3・・・加速
電極 4・・・アンテナ5・・・チューナ
5a・・・導体部5b・・・駆動機構
5c・・・ガイドレール5d・・・ACサーボモータ
5e・・・エンコーダ5f・・・冷却通路 6
・・・ガスケット7・・・ボルト 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図
Claims (1)
- 外筒とこの外筒の両開口部に取付けられた側板とこの
側板を貫通し所定の空隙を有して軸方向に直列に配置さ
れた一対の加速電極と加速周波数の調整を行うためのチ
ューナを有する高周波加速空胴において、前記チューナ
の導体部を酸化物超電導体としたことを特徴とする高周
波加速空胴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073297A JPH01246799A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 高周波加速空胴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073297A JPH01246799A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 高周波加速空胴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246799A true JPH01246799A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13514086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63073297A Pending JPH01246799A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 高周波加速空胴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01246799A (ja) |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63073297A patent/JPH01246799A/ja active Pending
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