JPH01243929A - 水耕栽培装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、水耕栽培装置に関するもので、詳しくは、
家庭のベランダや室内で野菜や果菜の栽培を楽しむミニ
水耕栽培装置に関する。

従来技術 従来から、ミニの水耕栽培装置としては、数多くの形体
のものがあり、普通、栽培養液を溜る養液タンクの上側
に、栽培植物を保持する植物保持体を設け、この養液タ
ンクと植物保持体との間に該植物保持体で保持された植
物の根元側を養液に浸漬する栽培槽を設け、この栽培槽
内に、ポンプで栽培養液を単に送込み、栽培槽から溢れ
る養液を前記養液タンクに還元する形体になっていた。

しかし、このポンプで送り込む栽培養液は、−旦、養液
溜り室に溜めてから栽培槽に波溝させることはあっても
、ここに、面白味をもたせるような奇抜な手段は構成さ
れていなかった。

発明が解決しようとする問題点 従来のものでは、ミニ水耕栽培装置の大きな狙いである
観賞機能の面で、栽培している植物が未だ観賞の域に達
しない幼苗時に、何の変化もなく退屈である欠点があっ
た。

問題点を解消する手段 この発明は、前記の問題点を解消するために、栽培養液
を溜る養液タンク１の上側に、栽培植物を保持する植物
保持体３を設け、この養液タンク１と植物保持体３との
間に該植物保持体３で保持された植物の根元側を養液に
浸漬する栽培槽２を設け、この栽培槽２内に栽培養液を
供給するに、前記養液タンク１から養液を吸い揚げるポ
ンプ６の吐出口を上方に向け、この吐出口を上方から透
明のドーム７で覆い、且つ、この吐出口とドーム７との
間に吐出する養液の噴水で回転する回転体８を設け、こ
の回転体８で撹拌後に降水する栽培養液を適宜栽培槽２
内へ送り込む水耕栽培装置とした。

発明の作用及び効果 この発明によると、養液タンクから栽培槽に送り込まれ
る栽培養液の移送中に、噴水手段とこの噴水中に回転体
を動かして観賞者の目を引き付ける手段を設けたから、
栽培初期の植物の観賞が十分でない時期でも楽しく栽培
でき、しかも、養液を空中で撹拌するために、酸素が十
分に栽培養液レニ混入し、養液の腐敗を防止して植物の
生育を向上できる。

実施例 ■は養液タンクで１合成樹脂製の栽培養液が収納できる
長方形状の容器である。

２は栽培槽で、同じく合成樹脂製の養液を溜めながら流
し、その流れている養液内に栽培する植物の根を漬ける
ようにする容器である。

３は植物保持体で、前記栽培槽２の上部にあって、ウレ
タン材等の保持体４で植物の根本部分を包み、これを保
持する孔Ｃが穿設された発砲樹脂等で形成したカバー兼
用のパネルで構成されている。

５は養液受器で、前記栽培槽２の一端側上部にあって、
前記養液タンク１内の養液を揚上させるポンプ６による
揚水を受けて所定の孔ａから下部の前記栽培槽２に供給
する一旦養液を受ける器である。

７はドームで、前記受器５の上側にあって揚水されて噴
水する栽培養液をを上側から受は止めて外周方向に散水
して養液に空気を混合させる半透明の樹脂材で形成した
半球状の部材である。

８は回転体で、前記ポンプ６からの吐出口に対向して回
転自在に軸受され、この回転体８は養液の噴出力により
回転されるように回転推力を受ける捻じれ羽根８ａが該
回転体に取付けられている。

尚、図中９は栽培槽２と一体にできている上位の養液−
時溜をする上位槽で、前記養液受器５から漏下した養液
を溜めて、栽培槽２との境に設けた堰１０から養液が越
流して該栽培槽２内に流れ込むようになっている。また
、この上位槽９には前記ポンプ６を支持する支持台１１
が一体的に設けられている。

１２は栽培槽２で溜められた養液が養液タンク１に流れ
込む養液流れ込み口である。

次に、上側の作用について詳述すると、図面に示した通
り、栽培養液は、矢印で示すようにポンプ６で揚上され
て室（イ）内に吐出口から噴水される。このとき、この
噴水力で羽根８ａ付きの回転体８が回転されて散水され
、一部ドーム　の内面に受けられて流下する。そして、
この流下した養液は受器５で受けられて、その下部の孔
ａから栽培槽２の上流にある上位槽９に流れ込み、その
後、堰１０を越えて栽培槽２に流れ込む。このようにし
て、ポンプ６で揚上されてた養液には、先ず、回転体８
の羽根８ａで撹拌されてドーム７から流下する時点で酸
素が混入され、更に、受器５からの流下、堰１０の越流
を経ることにより十分な酸素を養液内に蓄えて栽培槽２
に溜り、ゆっくりと流れて流れ込み口１２から養液タン
ク１内に流れ込む。

その後、ポンプ７で揚上されて循環される。

このような養液の循環中に、栽培槽２で溜められる養液
を、植物保持体３で保持された植物がその養液中の養分
を吸収して成育する。

このような栽培中において、ドーム７の下側で回転体８
が回転している状態が透明なドーム７を透して見られる
から、植物が小さくて観賞力がない時でも、十分に楽し
むことができる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は、
全体の側面図、第２図はその正面図、第３図は平面図、
第４図は側断面図、第５図は一部破断の要部の側面図、
第６図は別例の要部の断面図、第７図は別例の羽根の平
面図である。 図中記号 １は養液タンク、２は栽培槽、３は植物保持体、６はポ
ンプ、７はドーム７．８は回転体を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 栽培養液を溜る養液タンク１の上側に、栽培植物を保持
   する植物保持体３を設け、この養液タンク１と植物保持
   体３との間に該植物保持体３で保持された植物の根元側
   を養液に浸漬する栽培槽２を設け、この栽培槽２内に栽
   培養液を供給するに、前記養液タンク１から養液を吸い
   揚げるポンプ６の吐出口を上方に向け、この吐出口を上
   方から透明のドーム７で覆い、且つ、この吐出口とドー
   ム７との間に吐出する養液の噴水で回転する回転体８を
   設け、この回転体８で撹拌後に降水する栽培養液を適宜
   栽培槽２内へ送り込む水耕栽培装置