JPH01243818A - 負荷時タップ切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、異常検出装置を備え次頁荷時タップ切換装置
に関するものである。

（従来の技術） 一般に負荷時タップ切換装置は負荷時タップ切換器と電
動操作機構部から構成され、送配電系の負荷が変動した
場合、変動に対応した電圧変化が一定値以上になった時
切換信号を負荷時タップ切換器の切換信号発生部で作成
し、電動操作機構を駆動することにより負荷時タップ切
換変圧器に設けられているタップを切換え、送配電系統
の電圧を一定に保っている。

この送配電系統は主幹線である場合が多く、負荷時タッ
プ切換装置が故障した場合、広範囲にわ九りて停電する
おそれがある。この念め、負荷時タップ切換装置には故
障を事前に検知する異常検出装置を備えている。

従来、負荷時タップ切換装置の故障検出は、負荷時タッ
プ切換器の内部で発生するアークで、絶縁油が分解し、
多量のガスが発生することによる油流を検出するもの、
負荷時タップ切換変圧器に流れる電流を電源とした検出
装置により限流抵抗の温度上昇を検出するもの等が考え
られている。

どの種の装置としては、例えば、実開昭６１−２０５２
２７号公報に示されるものが提案されている。

この装置によれば、タップ選択器と負荷開閉スイッチ間
に各々配設された２個の変流器と２組の整流回路とてよ
り各々検出用電源回路を形成している。この検出用電源
回路の出力は限流抵抗器の温度を検出するための変換器
、温度検出器等で構成された異常検出回路を駆動する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の異常検出回路では変流器と変流器
の被検出リード（タップ選択器から引き出され念リード
）との耐圧を高くとる必要があることから２個の変流器
と２組の整流回路とを配設していることも含めて切換開
閉器室が大形化し複雑な構成となりていた。

本発明は上記のごとき従来の問題点を解決する九めに成
され念もので、その目的とするところは簡単な電源装置
を設けるだけでその故障場所及び故障原因となる異常徴
候を検出し、且つ、この検出をより短時間で行うことを
可能とすることで重大事故を未然に防止し得る異常検出
装置を備えた負荷時タップ切換装置を提供することにあ
る。

［発明の目的］ （課題を解決するための手段および作用）本発明はこの
ような目的を達成するために・異常検出装置の電源装置
として切換開閉器の負荷開閉スイッチの並列回路が接合
し単線回路になり次位置に１個の変流器とこの変流器に
接続される１組の整流回路を設けることにより絶縁が容
易で、かつ小形化し簡素な構造とすることができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

図は本発明に係る負荷時タップ切換装置を示したもので
ある。１は変圧器のタップ巻線で、２は負荷時タップ切
換装置の切換開閉器室、３は整流回路で、４は前記整流
回路３を電源とし念温度検出器、５は前記温度検出器４
の出力信号を光信号に変換する温度−光変換器、６は光
信号を電圧信号に変換する。４変換器、７は前記温度検
出器４からの測定値が異常値となった場合に異常検出信
号を発生する異常信号発生回路、８は前記整流回路３に
電力を供給する変流器、９ａ、９ｂはタップ選択器、１
０は切換開閉器の限流抵抗器、　１６＊。

１６ｂ、１６ｅは切換開閉器の負荷開閉スイッチ（たと
えば、真空スイッチ、サイリスタ、油中及び気中アーク
接点等から成る）である。

前記変流器８は切換開閉器の負荷開閉スイッチ１６ｍ、
１６ｂ、１６ｅの並列回路が接合し単線回路となった位
置に接続されている。整流回路３において、３１．３３
．３６は抵抗器、３２はバリスター、３４け整流器、３
５ｄツエナーダイオード、３７はダイオードである。温
度−光変換器に於いて５１は前記温度検出器４からの測
定値を増幅する増幅器、５２は発光素子（ＬＥＤ等）で
ある。

このような本発明の負荷時タップ切換装置によれば負荷
開閉スイッチ１６ｍ、１６ｂ、１６ｃの並列回路が接合
し単線回路になっ次位置【、１個の変流器８ｔ−設は前
記変流器８に１組の整流回路を接続することにより温度
検出器４等の異常検出センサーと変流器８、および、変
流器８の被検出リードの電位を同じにできる九めに、前
記電源装置と異常検出センナと変流器８の被検出リード
は絶縁が容易で小形化することができる。

また変流器８と整流回路３とで構成した電源回路が１組
で良い為、部品点数が少なくてすみ、信頼性が向上する
と共に、保守・点検を容易にすることができる。

上記実施例では１抵抗式の場合について示したが、本発
明は２抵抗式の負荷時タップ切換装置に対しても異常検
出回路の電源供給が可能である。

［発明の効果コ 以上のように本発明によれば、タップ選択器と、限流抵
抗器を有する並列接続された負荷開閉スイッチと、前記
限流抵抗器の温度を検出する温度検出器と、この温度検
出器に異常検出回路用の電源を供給する変流器とを備え
て成る負荷時タップ切換装置において、前記変流器を負
荷開閉スイッチの並列回路が接合し、単線回路となった
位置に接合するようにしたので故障場所及び故障原因と
なる異常徴候を検出し、検出をより短時間で行うことを
可能とすることで簡単な構成で重大な事故を未然に防止
し得る異常検出装置を備えた負荷時タップ切換装置を得
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す回路図である。 １・・・タップ巻線、２・・・切換開閉器室、３・・・
整流回路、４・・・温度検出器、５・・・温度−光変換
器、６・・・ｏ／Ｅ変換器、７・・・異常信号発生回路
、８・・・変流器、９ｍ、９ｂ・・・タップ選択器、１
０・・・限流抵抗器、１６ｈ、１６ｂ、１６ｅ…負荷開
閉スイツチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タップ選択器と、限流抵抗器を有する並列接続された負
   荷開閉スイッチと、前記限流抵抗器の温度を検出する温
   度検出器と、この温度検出器に異常検出回路用の電源を
   供給する変流器とを備えて成る負荷時タップ切換装置に
   おいて、前記変流器を負荷開閉スイッチの並列回路が接
   合し単線回路となった位置に接合したことを特徴とする
   負荷時タップ切換装置。