JPH0124182Y2 - - Google Patents

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JPH0124182Y2
JPH0124182Y2 JP455584U JP455584U JPH0124182Y2 JP H0124182 Y2 JPH0124182 Y2 JP H0124182Y2 JP 455584 U JP455584 U JP 455584U JP 455584 U JP455584 U JP 455584U JP H0124182 Y2 JPH0124182 Y2 JP H0124182Y2
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JP
Japan
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road surface
heater
reflector
space
combustion
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JP455584U
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JPS60120008U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は、路面のアスフアルトを剥離し、或
は新たにアスフアルトを足して再生舗装するのに
先立ち路面を加熱してアスフアルトを軟化させ、
剥離作業を容易に行なえるように、或は新たなア
スフアルトとの接合を良好にする路面加熱用ヒー
タの改良に関する。
(背景技術) 例えば、傷んだ路面のアスフアルト舗装を再舗
装する場合、まず古いアスフアルトを剥離しなけ
ればならない。アスフアルトは高温になると軟化
するため、剥離作業に先立つて路面を加熱すると
作業が容易に行なえるようになる。このため、従
来も種々の形式の路面加熱用ヒータが使用されて
いた。ところが、このような目的で使用される従
来の路面加熱用ヒータは、次に述べるような不都
合があつた。即ち、ヒータの放熱面と路面との間
隔が大きく、しかもその間を横風や燃焼用二次空
気が流通するため熱効率が悪かつたり、或は加熱
むらが生じ易かつたりした。
このため、本考案者は先に熱効率が良くアスフ
アルト路面をむらなく加熱できる路面加熱用ヒー
タを考案した(実開昭58−134411号)。この先考
案に係る路面加熱用ヒータは、第1〜2図に示す
ようなヒータ素子1を複数個と第3〜4図に示す
ような排気素子2を2個とを第5図に示すように
組合せて成るもので、各ヒータ素子1,1の端部
に設けたバーナ3に着火すると、高温の燃焼ガス
が第5図の矢印方向に流れて左右の排気素子2,
2の上面の排気筒4,4から排出される。各ヒー
タ素子1,1の前後両端(第1図左右両端)には
風防板5,5が装着され、排気素子2,2の外端
下縁には多数の鎖6がすだれ状に吊下げられてい
るため、路面加熱用ヒータ7の下面と路面との間
に冷たい空気が流れ込むことはなく、路面はバー
ナ3により加熱された燃焼筒8からの輻射熱と排
気による熱とによつて効率良く加熱される ところが、上述のように構成され作用する先考
案に係る路面加熱用ヒータに於いても、依然とし
て次に述べるような問題があつた。即ち、先考案
に係る路面加熱用ヒータのヒータ素子は、円筒形
の燃焼筒8を設け、この燃焼筒8を断熱材10を
内装したケーシング9の下面に釣り下げていたた
め、ヒータ素子の高さが大きくなり、しかも燃焼
筒8の熱が上方に逃げるため熱効率が十分とは言
えなかつた。
(考案の目的) 本考案は上述のような不都合を解消し、小型に
構成できてしかも熱効率が良好な路面加熱用ヒー
タを提供することを目的としている。
(考案の構成) 本考案の路面加熱用ヒータに使用するヒータ素
子は、断面が下方に開いたコ字形の筐体の下端開
口部に、中央が上方に向けて彎曲した反射板を固
定し、この反射板の下方に、中央が下方に向けて
彎曲した多孔の放熱板を固定し、この放熱板の上
面と上記反射板の下面との間に燃焼用の空間を形
成している。この燃焼用空間の両端開口と筐体の
両端開口とは端板により塞ぎ、一方の端板の燃焼
用開口に対向する位置にはバーナの火口挿入用の
孔を穿設している。筐体の内面と反射板の上面と
の間に形成される空間内には、断熱材を充填して
おく。
本考案の路面加熱用ヒータは、上述のようなヒ
ータ素子を複数個横に並べ、両側端に従来と同様
の排気素子を装着して使用される。
(考案の実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第6〜7図は本考案の実施例を示している。断
面が下方に開いたコ字形に形成された筐体11の
左右両側壁11a,11aの内面には筐体11の
全長に亘り断面波形の補強板12,12が添着固
定されており、この補強板12の内面の複数個所
には縦長の支持板13,13が左右対向して固定
されている。互いに対向する支持板13,13の
間には、補強用の連結材14が掛け渡されてお
り、補強材15,15によりこの連結材14の坐
屈変形を防止している。筐体11の下端開口部に
は、両端縁部を除く中央部が上方に向けて彎曲し
た反射板16が固定されている。この反射板16
の上面と筐体11の内面とに囲まれる空間内に
は、断熱材17が充填されている。
一方、反射板16の下方には、中央が上記反射
板16の場合よりも小さな曲率半径で下方に向け
て彎曲した放熱板18が固定されている。この放
熱板18の中央の彎曲部分18a、及び彎曲部分
両側の平坦部分18b,18bには多数の通孔1
9,19が穿設されている。この通孔19,19
は、バーナ3(第1図)により放熱板18の上面
と反射板16の下面との間の空間20内に発生し
た高温の燃焼ガスを下方に噴出させるためのもの
である。
筐体11の長さ方向(第6図左右方向)両端部
には、短形の端板21,21をそれぞれ固定し
て、反射板16の上面と筐体11の内面との間で
断熱材17を充填する空間と、反射板16の下面
と放熱板18の上面との間の空間20との両端開
口を塞いでいる。この2枚の端板21,21のう
ち、一方の端板21の上記空間20に対向する位
置には、バーナの火口を挿入するための円孔22
を穿設している。各端板21,21の下端縁は、
放熱板18の下端面よりも少し下方に位置してお
り、第6〜7図には省略したが、第1図に示すよ
うに路面との間の隙間を塞ぐ風防板を設けてお
く。
このように構成されるヒータ素子は、第1〜2
図に示した従来のヒータ素子の場合と同様に第5
図に示すように複数個組合せ、両側部に第3〜4
図に示すような排気素子2,2、を組付け、各ヒ
ータ素子にバーナを組付けて使用される。バーナ
により各ヒータ素子の空間20内に発生した高温
の燃焼ガスは、通孔19,19からヒータ素子の
下方に流出した後、路面と接触しつつ排気素子
2,2に向けて流れ、この間に路面を加熱する。
又、燃焼に伴う輻射熱は、反射板16により路面
に向けて有効に送られ、路面の加熱は十分に行わ
れる。反射板16の上面は断熱材10に密接して
いるため、空間20内で発生する燃焼ガスの熱量
が上方に逃げる量は極めて少なく抑えられ、上記
熱量を有効に利用できる。又、燃焼の為の空間2
0と断熱材17との間に隙間を設けない分ヒータ
素子の高さを低くして小型化を図れる。
(考案の効果) 本考案の路面加熱用ヒータは以上に述べた通り
構成され作用するため、燃焼による熱量の有効利
用が図れて燃料の節約を図ることができ、しかも
ヒータ素子の小型軽量化によりヒータの運搬、組
立て等が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は先考案に係る路面加熱用ヒータを
示しており、第1図はヒータ素子の縦断側面図、
第2図は第1図のA−A断面図、第3図は排気素
子の側面図、第4図は第3図のB−B断面図、第
5図は各素子を組立てた状態を示す略断面図、第
6〜7図は本考案の実施例を示しており、第6図
はヒータ素子の側面図、第7図は第6図のC−C
断面図である。 1……ヒータ素子、2……排気素子、3……バ
ーナ、4……排気筒、5……風防板、6……鎖、
7……路面加熱用ヒータ、8……燃焼筒、9……
ケーシング、10……断熱材、11……筐体、1
2……補強板、13……支持板、14……連結
材、15……補強材、16……反射板、17……
断熱材、18……放熱板、18a……彎曲部分、
18b……平坦部分、19……通孔、20……空
間、21……端板、22……円孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方が開口した断面コ字形の筐体の下側開口部
    に、中央が上方に向けて彎曲した反射板を固定す
    るとともにこの反射板の上面と上記筐体の内面と
    の間に断熱材を充填し、反射板の下側には、中央
    がこの反射板の中央よりも小さい曲率半径で下方
    に向けて彎曲した多孔の放熱板を固定して両板の
    間に燃焼用の空間を形成し、筐体の両端部には矩
    形の端板を固定して上記断熱材充填用の空間と燃
    焼用の空間との両端開口を塞ぎ、一方の端板の燃
    焼用空間に対向する位置にはバーナの火口挿入用
    の孔を穿設して成るヒータ素子を複数個横に並
    べ、両側のヒータ素子の外側面には、上面に排気
    筒を有し、各ヒータ素子から排出され路面に沿つ
    て流れて来る高温の燃焼ガスを排出する排気素子
    を設けて成る路面加熱用ヒータ。
JP455584U 1984-01-19 1984-01-19 路面加熱用ヒ−タ Granted JPS60120008U (ja)

Priority Applications (1)

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JP455584U JPS60120008U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 路面加熱用ヒ−タ

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JP455584U JPS60120008U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 路面加熱用ヒ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS60120008U JPS60120008U (ja) 1985-08-13
JPH0124182Y2 true JPH0124182Y2 (ja) 1989-07-24

Family

ID=30480243

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JP455584U Granted JPS60120008U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 路面加熱用ヒ−タ

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JPS60120008U (ja) 1985-08-13

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