JPH01235318A - トロイダル巻線装置 - Google Patents

トロイダル巻線装置

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JPH01235318A
JPH01235318A JP6274188A JP6274188A JPH01235318A JP H01235318 A JPH01235318 A JP H01235318A JP 6274188 A JP6274188 A JP 6274188A JP 6274188 A JP6274188 A JP 6274188A JP H01235318 A JPH01235318 A JP H01235318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
winding
conductor
chain
winding frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6274188A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Inagaki
稲垣 昭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01235318A publication Critical patent/JPH01235318A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は環状を成す鉄心に巻線枠を使用して導体を巻装
するトロイダル巻線装置に関する。
(従来の技術) 従来より、この種のトロイダル巻線装置としては、特開
昭62−72106号公報に示されるものと特開昭61
−43408号公報及び特開昭62−117310号公
報に示されるものとが代表的に存在する。
このうち、前者(特開昭62−72106号公報に示さ
れるもの)は第4図に示すように、矩形の環状を成す鉄
心1の脚部1aに絶縁材から成るボビン2を被装し、こ
のボビン2をその両端部に設けた従動ギヤ3及びこれに
噛合した駆動ギヤ4により回転させて、導体5をボビン
2の周囲ひいては上記鉄心1の脚部1aの周囲に巻装し
ていくものである。
一方、後者ら(特開昭61−43408号公報及び特開
昭62−117310号公報に示されるもの)は第6図
に示すように、架台11上にモータ12.導体ドラム1
3.テンション装置14゜保持台15を配置すると共に
、円形の貯線枠16を多数個のローラ17により保持す
る形態で配置した構成にて、その貯線枠16を保持台1
5上にセットした環状鉄心18の中心孔部18aに挿通
させ、そのトでモータ12の駆動力をベルト伝動機溝1
9及びローラ17を介し貯線枠16に伝えてこの貯線枠
16を回転させることにより、導体20を導体ドラム1
3から引出し且つテンション装置14を経させて1回の
巻線に必要な量だけ貯線枠16に巻装して巻取る。そし
てその後貯線枠16から引出した導体20の先端部を鉄
心18に係止させて、貯線枠16を上述同様に回転させ
ることにより、導体20を鉄心18の脚部18bの周囲
に巻装していくものである。
(発明が解決しようとする課題) に記従来のもののうち、前者によれば、まず鉄心1の断
面形状を、回転するボビン2の断面形状である円形に近
似させる必要があって、そのために第5図に示すように
幅寸法の異なる薄帯を多数種類必要とし、その種類の多
さ分だけ鉄心1の巻取りが複雑になり、工数が多くなる
という欠点を何していた。又、ボビン2を回転させると
き、従動ギヤ3が鉄心1のボビン2を被装した脚部1a
とは反対側の脚部1bに接触してそれを傷付けたり或い
はボビン2自体の回転が阻害されたりすることのないよ
うに、鉄心1の中心孔部ICを大きく確保しなければな
らず、この結果、その中心孔部1cでの巻線の占積率が
低下し、全体の大形化を来たすという欠点をも有してい
た。
一方、後者らによれば、鉄心18の脚部18bに導体2
0をボビンを介さず直接的に巻装するのであるから、鉄
心18の断面形状は矩形のままで良く、従って薄帯も幅
寸法が同一の一種類を要することで足り、鉄心18の巻
取り形成を容易にできる。しかしながら、鉄心18の中
心孔部18aに円形状のふくらみのある貯線枠16を挿
通させることから、その中心孔部18aを前者同様に大
きく確保しなければならず、この結果、その中心孔部1
8cでの巻線の占積率が低下し、全体の大形化を来たす
という前者同様の欠点を有していた。
又、このものの場合、鉄心18の脚部18bの寸法や形
状が変わったときにも、前記貯線枠16による巻線の実
行形態は一様で、変わりがな(、その結果、脚部18b
に巻装する折りの導体に加わるテンションが、変わった
脚部18bに対し大き過ぎたり小さ過ぎたりし、更に鉄
心18の脚部18bの寸法や形状が変わらないときでも
、脚部18bの周囲での位置如何で導体のテンションが
変化するのに対し、それに追随できないため、結果とし
て巻線の具合にゆるみ過ぎや締まり過ぎの問題を生じる
という欠点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、鉄心に幅寸法が同一の一種類の薄帯を要
することで足りるようにできると共に、その鉄心の中心
孔部での巻線の占積率を向上させlj?、そして更には
鉄心脚部の寸法や形状の変化やその脚部周囲での位置如
何等に関係なく常に具合の良い巻線を行なうことのでき
る優れたトロイダル巻線装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のトロイダル鵜線装置は、チェーンとこれに配列
された多数のローラから成り環状鉄心の中心孔部に挿通
されて巻装すべき導体を前記鉄心に係止させるために前
記ローラ間を通すことが可能なように設けられた巻線枠
を具備し、且つその巻線枠を前記チェーンをかけたスプ
ロケットを介して走行駆動するように設けられた駆動装
置を具備するものであって、更に前記スプロケットを、
前記チェーンの内外方向に変位可能に設けて、同方向に
弾力支持して成るところに特徴を有するものである。 
 ゛ (作用) チェーンとこれに配列された多数のローラから成る巻線
枠は、その走行により鉄心の脚部に導体を直接的に巻装
することができる。又、そのチェーンとこれに配列され
た多数のローラから成る巻線枠は、鉄心の中心孔部に直
線的に挿通させることができるもので、従来の円形の貯
線枠のようなふくらみがなく、勿論、鉄心の脚部にボビ
ンを披裂する必要もないので、鉄心の中心孔部はそれら
を考慮することのない小ささにできる。そして、鉄心脚
部の寸法、形状の変化やその脚部周囲での位置の違い等
による導体のテンションの変化に対し、スプロケットが
それに追随しチェーンひいては巻線枠の調整をすること
になるため、それにより上記鉄心脚部に対する導体のテ
ンションは一定になされる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき第1図乃至第3図を参照し
て説明する。
まず第1図において、31は架台であり、これの1部に
モータ32及びフレーム33を配設している。フレーム
33は詳細には第2図に示すように2枚が対向状態で存
するもので、それぞれに長孔34を形成しており、この
長孔34に、2個のスプロケット35に共通のシャフト
36の両端部を摺動可能に挿通し、以てその長孔34の
伸延方向にシャフト36と共にスプロケット35を変位
可能に設けている。37は長孔34のそれぞれ下方に位
置してフレーム33の各外面部に固定して設けた固定金
具で、これにエアシリンダ38の下部取付片38aをピ
ン39によって揺動可能に取付けており、そしてそのエ
アシリンダ38から突出したピストンロッド40の先端
部をベアリング41を介して前記シャフト36の両端部
に連結し、以て前記スプロケット35を前記長孔34の
伸延方向にエアシリンダ38内の空気の弾性にて弾力支
持するようにしている。
而して、上記スプロケット35は第1図に示す配置で多
数存しており、従って長孔34.シャフト36及びエア
シリンダ38等もそれ相応に多数存していて、斯様に多
数存するスプロケット35に、第2図及び第3図に示す
左右2条のチェーン42とこのチェーン42の相互間に
回転自在に枢支してチェーン42の長さ方向に配列した
多数のローラ43とにより構成した巻線枠44、特にこ
れのチェーン42をかけている。ここで又、長孔34は
第3図に示すようにそれぞれチェーン42の内外方向に
延びており、従って前記スプロケット35もチェーン4
2の内外方向に変位可能とされていて、同方向に弾力支
持されている。
そして更に第1図において、45は前記モータ32に取
着した駆動プーリ、46は中間プーリ、47はそれらプ
ーリ45,46間に張架したベルト、48は前記スプロ
ケット35の一つと一体的に設けた従動プーリ、49は
従動プーリ48と中間プーリ46との間に張架したベル
トであり、これらによってモータ32を駆動源とする駆
動装置50を構成している。又、51は導体52を多量
貯えた導体ドラム、53はガイドローラ、54はチェー
ンガイド、55は例えば矩形の環状を成す鉄心56を載
せて第3図の矢印A方向に巻線の1ピッチ分ずつ送る鉄
心送り台、57は鉄心送り台55に載せた鉄心56を押
え固定するクランプである。
さて、上述のごとく構成したものの場合、鉄心56に導
体52を巻装するに当たっては、まず鉄心送り台55上
に鉄心56を載せ、クランプ57により押え固定する。
次いで、巻線枠44を一部開いて鉄心56の中心孔部5
6aに挿通し、挿通後に再び接合する。そして、導体5
2を導体ドラム51から引出してガイドローラ53を経
させ、その先端部を巻線枠44に係止させ、この状態で
駆動装置50のモータ32を運転する。すると、その動
力が駆動プーリ45−ベルト47−中間プーリ46−ベ
ルト49−従動プーリ48の順に伝達されて、スプロケ
ット35の一つが回転駆動されることにより、チェーン
42ひいては巻線枠44の全体が第1図に矢印Bで示す
ように走行駆動され、これによって導体52が導体ドラ
ム51から更に引出されガイドローラ53を経て巻線枠
44特にこれのローラ43列部分に巻装される。そこで
、−旦モータ32を停止させ、導体52の巻始端部を巻
線枠44から引出して、いずれかのローラ43間を通し
、鉄心56に係止させる。そして再びモータ32を運転
すると、上述同様にして走行駆動される巻線枠44によ
り導体52が鉄心56の脚部56bに図示しない絶縁層
を介して巻装され、同時にその巻線枠44には導体52
が導体ドラム51から更に引出されて巻装される。尚、
導体52が鉄心56の脚部56bに1巻きされるごとに
、鉄心送り台55は鉄心56を巻線の1ピッチ分ずつ送
るものであり、これによって均一な整列巻きが行なわれ
る。
又、斯様に巻線が行なわれるとき、導体52のテンショ
ンが変わるごとに、巻線枠44のチェーン42を介して
スプロケット35が、エアシリンダ38のピストンロッ
ド40をエアシリンダ38内の空気圧に抗するか又は順
するようにして押し引き変位させつつチェーン42の内
外方向に変位し、それによってこのスプロケット35は
上記導体52のテンションの変化に追随し上記チェーン
42ひいては巻線枠44の調整をするようになる。
これによって、上記鉄心56の脚部56bに対する導体
52のテンションは一定になされ、具合の良い巻線が行
なわれる。
このように本実施例によれば、環状鉄心56の中心孔部
56aに挿通させて導体52をローラ43間を通し鉄心
56に係止させた巻線枠44を走行駆動することにより
、鉄心56に導体52を直接的に巻装することができる
もので、従来の回転するボビンのようなものを介する必
要がなく、よって鉄心56の脚部56bの断面形状もそ
のボビンのようなものに近似させる必要がなくて矩形の
ままで良く、従って薄帯も幅寸法が同一の一種類を要す
ることで足り、鉄心56の巻取り形成を容易にできる。
又、この場合、上述の巻線枠44はチェーン42とこれ
に配列された多数のローラ43から成るもので、斯様な
巻線枠44によれば、それを上記鉄心56の中心孔部5
6aに直線的に挿通させることができるもので、従来の
円形の貯線枠のようなふくらみがなく、勿論、鉄心56
の脚部56aにボビンを披裂する必要もないのであるか
ら、鉄心56の中心孔部56aはそれらを考慮すること
のない小ささにでき、以てその鉄心56の中心孔部56
aでの巻線の占積率を向上させ得、全体の小形化を達成
することができる。
更に、導体52のテンションの変化に対しては、エアシ
リンダ38により弾力支持されたスプロケット35が、
その変化に追随してチェーン42ひいては巻線枠44の
調整をし、鉄心56の脚部56bに対する導体52のテ
ンションを一定になすように働くので、それにより鉄心
56の脚部56bの寸法、形状の変化やその脚部56b
周囲での位置の違い等にも関係なく、ゆるみ過ぎや締ま
り過ぎ等の問題のない具合の良い巻線を行なうことがで
きる。
尚、スプロケット35を弾力支持するものはエアシリン
ダ38には限られずコイル状或いはそれ以外の種類のス
プリング等であっても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変更して実施し得る。
[発明の効果] 以上の記述にて明らかなように、本発明のトロイダル巻
線装置は、チェーンとこれに配列された多数のローラか
ら成り環状鉄心の中心孔部に挿通されて巻装すべき導体
を前記鉄心に係止させるために前記ローラ間を通すこと
が可能なように設けられた巻線枠を具備し、且つその巻
線枠を前記チェーンをかけたスプロケットを介して走行
駆動するように設けられた駆動装置を具備するものであ
って、更に前記スプロケットを、前記チェーンの内外方
向に変位可能に設けて、同方向に弾力支持して成るとこ
ろに特徴有するものであり、それによって、鉄心に幅寸
法が同一の一種類の薄帯を要することで足りるようにで
きることから、鉄心の巻取り形成を容易にでき、又、そ
の鉄心の中心孔部での巻線の占積率を向上させ得ること
から、全体の小形化を達成でき、そして更には導体のテ
ンションの変化にもよく追随して巻線枠のいわば自動調
整ができるから、鉄心脚部の寸法や形状の変化やその脚
部周囲での位置如何等に関係なく常に具合の良い巻線を
行なうことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示したものにて
、第1図は全体の正面図、第2図は主要部分の縦断側面
図、第3図は同部分の斜視図である。そして第4図及び
第5図は従来のものを示したものにて、第4図は全体的
斜視図、第5図は鉄心脚部ついての縦断面図であり、更
に第6図は異なる従来のものを示した全体の正面図であ
る。 図面中、33はフレーム、34は長孔、35はスプロケ
ット、36はシャフト、38はエアシリンダ、40はピ
ストンロッド、42はチェーン、43はローラ、44は
巻線枠、50は駆動装置、52は導体、56は鉄心、5
6aは鉄心の中心孔部を示す。 出願人  株式会社  東  芝 第1図 第 3 図 第4図 第 5 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.チェーンとこれに配列された多数のローラから成り
    環状鉄心の中心孔部に挿通されて巻装すべき導体を前記
    鉄心に係止させるために前記ローラ間を通すことが可能
    なように設けられた巻線枠を具備し、且つその巻線枠を
    前記チェーンをかけたスプロケットを介して走行駆動す
    るように設けられた駆動装置を具備するものであって、
    前記スプロケットを、前記チェーンの内外方向に変位可
    能に設けて、同方向に弾力支持して成ることを特徴とす
    るトロイダル巻線装置。
JP6274188A 1988-03-16 1988-03-16 トロイダル巻線装置 Pending JPH01235318A (ja)

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