JPH01232102A - 空冷ガスタービンブレード - Google Patents
空冷ガスタービンブレードInfo
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- JPH01232102A JPH01232102A JP1016060A JP1606089A JPH01232102A JP H01232102 A JPH01232102 A JP H01232102A JP 1016060 A JP1016060 A JP 1016060A JP 1606089 A JP1606089 A JP 1606089A JP H01232102 A JPH01232102 A JP H01232102A
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- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 title 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 71
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 22
- 239000010408 film Substances 0.000 description 10
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- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/18—Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
- F01D5/186—Film cooling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、空冷タービンブレードに関し、特にフィルム
冷却式タービンブレードに関する。
冷却式タービンブレードに関する。
[従来の技術]
ガスタービンでは、タービンの人口温度を高くするほど
、圧縮機圧力比が高くでき、これに伴ってガスタービン
エンジンの熱効率は向上する。そこで、高温ガスに耐え
得る耐熱特性に優れたタービンブレードの発達、改良に
加え、タービンブレードの内部に冷却空気を導入して冷
やすようにした空冷タービンブレード技術が広く用いら
れるようになった。
、圧縮機圧力比が高くでき、これに伴ってガスタービン
エンジンの熱効率は向上する。そこで、高温ガスに耐え
得る耐熱特性に優れたタービンブレードの発達、改良に
加え、タービンブレードの内部に冷却空気を導入して冷
やすようにした空冷タービンブレード技術が広く用いら
れるようになった。
このような空冷タービンブレードは、その内部空間やブ
レード表面に形成された複数の小さな空気吹出通路を通
過する冷却空気を導入することにより、翼表面を冷却す
るものである。これらの空気通路から吹き出される冷却
空気は、ガスタービンエンジンの主流路を流れる高温高
圧ガスと翼表面との間に存在する冷却空気の保護薄膜を
形成するが、冷却効率を考慮すると、空気通路の下流に
向かって出来るだけ長い距離に渡って翼表面を覆うこと
が望ましい。フィルム冷却に使用する冷却空気流量を多
くし過ぎると、主流路を流れる高温ガス流に対するブレ
ードの保護は確実に為されるが、高温ガスの温度低下を
来し、エンジン効率を却って低下してしまうことになる
。そこで、冷却空気流量は、出来る限り少なくして効率
的に冷却することが望まれる。このために、タービンブ
レードの設計者は、制限された空気流量で最大限の冷却
効率を得るように努力している。
レード表面に形成された複数の小さな空気吹出通路を通
過する冷却空気を導入することにより、翼表面を冷却す
るものである。これらの空気通路から吹き出される冷却
空気は、ガスタービンエンジンの主流路を流れる高温高
圧ガスと翼表面との間に存在する冷却空気の保護薄膜を
形成するが、冷却効率を考慮すると、空気通路の下流に
向かって出来るだけ長い距離に渡って翼表面を覆うこと
が望ましい。フィルム冷却に使用する冷却空気流量を多
くし過ぎると、主流路を流れる高温ガス流に対するブレ
ードの保護は確実に為されるが、高温ガスの温度低下を
来し、エンジン効率を却って低下してしまうことになる
。そこで、冷却空気流量は、出来る限り少なくして効率
的に冷却することが望まれる。このために、タービンブ
レードの設計者は、制限された空気流量で最大限の冷却
効率を得るように努力している。
この冷却空気の適切な流量及び流速は、通常、各空気通
路の小さな入口空気流調整孔によって調整されるが、実
際、冷却空気流は小孔の寸法により決定される。この空
気流調整小孔の配置による冷却空気流の調整により、様
々な翼壁ブレードの各冷却スロットに対する適切な空気
流配分が為される。
路の小さな入口空気流調整孔によって調整されるが、実
際、冷却空気流は小孔の寸法により決定される。この空
気流調整小孔の配置による冷却空気流の調整により、様
々な翼壁ブレードの各冷却スロットに対する適切な空気
流配分が為される。
冷却効率に関しては、流路を流れる冷却空気流が翼表面
と為す角度や冷却空気流の高温ガス流に対する方向も重
要な要素となる。一般に、冷却空気が翼表面とより近接
して流れるに従って冷却効率がよりよくなること゛が知
られている。
と為す角度や冷却空気流の高温ガス流に対する方向も重
要な要素となる。一般に、冷却空気が翼表面とより近接
して流れるに従って冷却効率がよりよくなること゛が知
られている。
また、ブレードに対する優れた冷却効果を生み出すため
には、高速冷却空気流を用いるのが好ましい。
には、高速冷却空気流を用いるのが好ましい。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来の冷却タービンブレードにおいては
、一般に、翼表面をフィルム冷却する冷却空気の吹出方
向が翼表面に対して完全に平行ではなく、角度をなして
主ガス流路に突入している。
、一般に、翼表面をフィルム冷却する冷却空気の吹出方
向が翼表面に対して完全に平行ではなく、角度をなして
主ガス流路に突入している。
このために、冷却空気流は、高温ガス流と混入し、ター
ビンブレードに対する冷却効率の減少を来している。
ビンブレードに対する冷却効率の減少を来している。
本発明の目的は、最大限のフィルム冷却効果を得るため
に、ブレードの内部空気室から翼表面に導出されるスロ
ットから吹き出される冷却空気の方向がほぼ完璧に翼表
面に沿って平行であり、且つ冷却空気流が翼表面の接線
に近接してほとんど高温ガス流と混入することのないフ
ィルム冷却特性の優れた空冷ガスタービンブレードを提
供しようとするものである。
に、ブレードの内部空気室から翼表面に導出されるスロ
ットから吹き出される冷却空気の方向がほぼ完璧に翼表
面に沿って平行であり、且つ冷却空気流が翼表面の接線
に近接してほとんど高温ガス流と混入することのないフ
ィルム冷却特性の優れた空冷ガスタービンブレードを提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の空冷ガスタービン
ブレードにおいては、外表面を有する前縁部と外表面を
有する主部材から成る翼型部材と、主部材から離間する
ように前縁部を支持すると共に、主部材及び前縁部の間
に画成される空間を二つの外側空洞部と中央空洞部とに
分割する二つの縦方向に延びるストラットと、各外側空
洞部に冷却空気を導入するための手段と、中央空洞部に
冷却空気を導入する手段と、及び中央空洞部から前縁部
を貫通して延びる複数の開口部とから成り、前縁部が主
部材の表面と重複する後縁を有し、且つ後縁の内壁面と
主ブレードの外表面との間に、各外側空洞部と連通ずる
縦方向に延びるスロットを画成すると共に、主部材の外
表面を各スロットを通る連続的表面で形成した空冷ガス
タービンブレードを提供するものである。
ブレードにおいては、外表面を有する前縁部と外表面を
有する主部材から成る翼型部材と、主部材から離間する
ように前縁部を支持すると共に、主部材及び前縁部の間
に画成される空間を二つの外側空洞部と中央空洞部とに
分割する二つの縦方向に延びるストラットと、各外側空
洞部に冷却空気を導入するための手段と、中央空洞部に
冷却空気を導入する手段と、及び中央空洞部から前縁部
を貫通して延びる複数の開口部とから成り、前縁部が主
部材の表面と重複する後縁を有し、且つ後縁の内壁面と
主ブレードの外表面との間に、各外側空洞部と連通ずる
縦方向に延びるスロットを画成すると共に、主部材の外
表面を各スロットを通る連続的表面で形成した空冷ガス
タービンブレードを提供するものである。
また、冷却空気流を整流するために、複数の軸方向に延
びるフィンを後縁と主部材との間に配設するものとする
。この複数のフィンは、後縁と主部材との間に固定する
ものとする。
びるフィンを後縁と主部材との間に配設するものとする
。この複数のフィンは、後縁と主部材との間に固定する
ものとする。
更に、冷却空気流を調整するために、各スロットの流路
面積を各外側空洞部に冷却空気を導入する手段の流路面
積よりも小さく設定するものとする。
面積を各外側空洞部に冷却空気を導入する手段の流路面
積よりも小さく設定するものとする。
[作用]
上記のように構成された空冷ガスタービンブレードによ
ると、冷却空気は、ブレード本体の内部空気室から開口
部を介して前縁部と主ブレード部材の先端部との間に画
成されたスロットからほぼ完璧に翼表面に沿って平行に
、翼表面に極めて近接して、高速冷却空気流として吹き
出される。
ると、冷却空気は、ブレード本体の内部空気室から開口
部を介して前縁部と主ブレード部材の先端部との間に画
成されたスロットからほぼ完璧に翼表面に沿って平行に
、翼表面に極めて近接して、高速冷却空気流として吹き
出される。
また、前縁部の鋭角形成された後縁を支持する複数のフ
ィンにより、各スロットから吹き出される冷却空気流を
整流している。
ィンにより、各スロットから吹き出される冷却空気流を
整流している。
更に、ストラットを介して前縁部をブレード主部材に容
易に付設することができる。
易に付設することができる。
[実施例]
第1図に示す翼壁ブレードlOは、主ブレード部12と
前縁部14とから形成される。この翼壁ブレード10は
、吸入側16及び圧縮側18から形成される。
前縁部14とから形成される。この翼壁ブレード10は
、吸入側16及び圧縮側18から形成される。
冷却空気は、翼内部の内部空気室20を介して通過する
。複数の空冷用スロット22がブレードlOの下流部分
に形成されている。
。複数の空冷用スロット22がブレードlOの下流部分
に形成されている。
冷却空気は、ブレードの上流側に設けられた冷却空気で
充満した内部空気室24から開口部26を介してブレー
ドの前縁部に設けられた内部空気室28へと流れ、更に
、小孔30を介して吹き出される。このようにして、ブ
レードの前縁部14が冷却される。
充満した内部空気室24から開口部26を介してブレー
ドの前縁部に設けられた内部空気室28へと流れ、更に
、小孔30を介して吹き出される。このようにして、ブ
レードの前縁部14が冷却される。
また、冷却空気は、ブレードの吸入側において、開口部
32を介して空洞部34を介して吹き出される。前縁部
14は、主ブレード部I2の翼表面38と重複する片持
ち部36を有する。主ブレード部は、スロット22を介
して下流に向かって延びる翼表面を有する。冷却空気は
、前縁部の空洞部34から縦方向に延びるスロット40
を介して吹き出される。吹出空気流を調整するために、
スロット40の流路面積は、このスロットへの冷却空気
供給通路の流路面積よりも小さく設計されている。この
ようにスロットの流路面積を調整することより、翼表面
38に沿って流れる冷却空気の流量を適切に調整すると
共に、高速冷却空気流を得ることができる。
32を介して空洞部34を介して吹き出される。前縁部
14は、主ブレード部I2の翼表面38と重複する片持
ち部36を有する。主ブレード部は、スロット22を介
して下流に向かって延びる翼表面を有する。冷却空気は
、前縁部の空洞部34から縦方向に延びるスロット40
を介して吹き出される。吹出空気流を調整するために、
スロット40の流路面積は、このスロットへの冷却空気
供給通路の流路面積よりも小さく設計されている。この
ようにスロットの流路面積を調整することより、翼表面
38に沿って流れる冷却空気の流量を適切に調整すると
共に、高速冷却空気流を得ることができる。
また、複数のタービン軸方向に延びるフィン42によっ
て、片持ち部36と主ブレード部12とが内部結合され
ている。このフィン42は、スロット40を介して流れ
る冷却空気流を整流すると共に、各スロットの吹出口に
おける一致した流路面積を提供する。
て、片持ち部36と主ブレード部12とが内部結合され
ている。このフィン42は、スロット40を介して流れ
る冷却空気流を整流すると共に、各スロットの吹出口に
おける一致した流路面積を提供する。
上述したブレードの吸入側と同様にして、ブレードの圧
縮側においても、主ブレード12は、冷却空気を空洞部
46へ供給するための複数の開口部44を有する。冷却
空気は、更に、空洞部46からスロット48を介して翼
表面に沿って吹き出される。
縮側においても、主ブレード12は、冷却空気を空洞部
46へ供給するための複数の開口部44を有する。冷却
空気は、更に、空洞部46からスロット48を介して翼
表面に沿って吹き出される。
この翼壁タービンブレードの製造に関しては、ユニット
として鋳造する製造方法を取るか、又は冷却空気通路で
ある開口部26.32、及び44を主ブレード部に機械
加工した後に、ブレードの縦方向に延びるストラット5
0に沿って前縁部と主ブレード部とを一体化する製造方
法を取ることができる。また、鋭角に形成された片持ち
部36の翼後縁の肉厚を出来るだけ薄く形成して、下流
翼表面におけるフィルム冷却効果の低下を来す乱気流の
発生を防止している。この前縁部14は、仮に損傷して
も容易に機械加工により取り除き、新しい前縁部を結合
するようにして、比較的簡単に修復することができる。
として鋳造する製造方法を取るか、又は冷却空気通路で
ある開口部26.32、及び44を主ブレード部に機械
加工した後に、ブレードの縦方向に延びるストラット5
0に沿って前縁部と主ブレード部とを一体化する製造方
法を取ることができる。また、鋭角に形成された片持ち
部36の翼後縁の肉厚を出来るだけ薄く形成して、下流
翼表面におけるフィルム冷却効果の低下を来す乱気流の
発生を防止している。この前縁部14は、仮に損傷して
も容易に機械加工により取り除き、新しい前縁部を結合
するようにして、比較的簡単に修復することができる。
上述した本発明の空冷ガスタービンブレードによると、
スロット40から翼下流に向けて吹き出される冷却空気
は、はぼ完璧に主ブレード部12の翼表面の接線方向に
吹き出されるので、翼表面全体が冷却空気層で覆われ、
極めて効果的なフィルム冷却を実現することができる。
スロット40から翼下流に向けて吹き出される冷却空気
は、はぼ完璧に主ブレード部12の翼表面の接線方向に
吹き出されるので、翼表面全体が冷却空気層で覆われ、
極めて効果的なフィルム冷却を実現することができる。
また、前縁部14の外表面52は、主ブレード部12の
翼表面38からオフセットして形成されている。これに
より、冷却空気流がほとんど高温ガス流と混入すること
なく、外表面52よりも一段低い位置に形成された翼表
面38と高温ガス流との間の境界層に、滑らかな冷却空
気流層が形成され、極めて効率的なフィルム冷却を果た
すことができる。
翼表面38からオフセットして形成されている。これに
より、冷却空気流がほとんど高温ガス流と混入すること
なく、外表面52よりも一段低い位置に形成された翼表
面38と高温ガス流との間の境界層に、滑らかな冷却空
気流層が形成され、極めて効率的なフィルム冷却を果た
すことができる。
[発明の効果]
上述した本発明の空冷ガスタービンブレードによると、
各スロットから翼下流に向けて吹き出される冷却空気は
、はぼ完璧に主ブレード部の翼表面の接線方向に吹き出
されるので、翼表面全体が冷却空気層で覆われ、極めて
効果的なフィルム冷却を実現することができる。
各スロットから翼下流に向けて吹き出される冷却空気は
、はぼ完璧に主ブレード部の翼表面の接線方向に吹き出
されるので、翼表面全体が冷却空気層で覆われ、極めて
効果的なフィルム冷却を実現することができる。
また、前縁部がストラットを介してブレード主部材と分
離して形成されているので、仮に前縁部が損傷しても容
易に機械加工により取り除き、新しい前縁部を結合し、
比較的簡単にブレードの修復をすることができる。
離して形成されているので、仮に前縁部が損傷しても容
易に機械加工により取り除き、新しい前縁部を結合し、
比較的簡単にブレードの修復をすることができる。
更に、前縁部の外表面の仮想延長面がブレード主部材の
翼表面からオフセットして形成されていおり、スロット
から吹き出される冷却空気流は、はとんど高温ガス流と
混入することなく、前縁部の外表面よりも一段低い位置
に形成されたブレード主部材の翼表面と高温ガス流との
間の境界層に、滑らかな冷却空堺流層が形成され、極め
て効率的なフィルム冷却を果たすことができる。
翼表面からオフセットして形成されていおり、スロット
から吹き出される冷却空気流は、はとんど高温ガス流と
混入することなく、前縁部の外表面よりも一段低い位置
に形成されたブレード主部材の翼表面と高温ガス流との
間の境界層に、滑らかな冷却空堺流層が形成され、極め
て効率的なフィルム冷却を果たすことができる。
更に、前縁部近傍に冷却空気の吹き出しを集中すること
により、比較的低いマツハ数の領域に冷却空気を噴出す
ることができると共に、上述のようにスロットからの冷
却空気流の吹き出し方向をほぼ完璧に翼表面に沿って平
行とすることができるので、極めて高いフィルム冷却効
果を得ることができる。
により、比較的低いマツハ数の領域に冷却空気を噴出す
ることができると共に、上述のようにスロットからの冷
却空気流の吹き出し方向をほぼ完璧に翼表面に沿って平
行とすることができるので、極めて高いフィルム冷却効
果を得ることができる。
第1図は本発明の空冷ガスタービンブレードの断面図で
あり、第2図は第1図に示すブレードの前縁部の詳細断
面図であり、及び第3図は本発明の空冷ブレードの部分
断面を示した立面図である。 IO・・・翼壁ブレード、12・・・主ブレード部、1
4・・・前縁部、20.24・・・内部空気室、22,
40.48・・・スロット、26゜32.44・・・開
口部、34.46・・・空洞部、36・・・片持ち部、
38・・・翼表面、42・・・フィン、50・・・スト
ラット、52・・・外表面。
あり、第2図は第1図に示すブレードの前縁部の詳細断
面図であり、及び第3図は本発明の空冷ブレードの部分
断面を示した立面図である。 IO・・・翼壁ブレード、12・・・主ブレード部、1
4・・・前縁部、20.24・・・内部空気室、22,
40.48・・・スロット、26゜32.44・・・開
口部、34.46・・・空洞部、36・・・片持ち部、
38・・・翼表面、42・・・フィン、50・・・スト
ラット、52・・・外表面。
Claims (4)
- (1)外表面を有する前縁部と外表面を有する主部材か
ら成る翼型部材と、主部材から離間するように前縁部を
支持すると共に、主部材及び前縁部の間に画成される空
間を二つの外側空洞部と中央空洞部とに分割する二つの
縦方向に延びるストラットと、各外側空洞部に冷却空気
を導入するための手段と、中央空洞部に冷却空気を導入
する手段と、及び中央空洞部から前縁部を貫通して延び
る複数の開口部とから成り、前縁部が主部材の表面と重
複する後縁を有し、且つ後縁の内壁面と主ブレードの外
表面との間に、各外側空洞部と連通する縦方向に延びる
スロットを画成すると共に、主部材の外表面を各スロッ
トを通る連続的表面で形成した空冷ガスタービンブレー
ド。 - (2)複数の軸方向に延びるフィンが後縁と主部材との
間に配設された請求項1記載の空冷ガスタービンブレー
ド。 - (3)複数のフィンが後縁と主部材との間に固定された
請求項2記載の空冷ガスタービンブレード。 - (4)各スロットの流路面積が各外側空洞部に冷却空気
を導入する手段の流路面積よりも小さい請求項1又2記
載の空冷ガスタービンブレード。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US147,465 | 1988-01-25 | ||
US07/147,465 US4859147A (en) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | Cooled gas turbine blade |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01232102A true JPH01232102A (ja) | 1989-09-18 |
JP2633672B2 JP2633672B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=22521671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1016060A Expired - Lifetime JP2633672B2 (ja) | 1988-01-25 | 1989-01-25 | 空冷ガスタービンブレード |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4859147A (ja) |
EP (1) | EP0330601B1 (ja) |
JP (1) | JP2633672B2 (ja) |
DE (1) | DE68900617D1 (ja) |
IL (1) | IL89040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005299638A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | General Electric Co <Ge> | 熱シールド型タービン翼形部 |
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FR2715693B1 (fr) * | 1994-02-03 | 1996-03-01 | Snecma | Aube fixe ou mobile refroidie de turbine. |
AT404160B (de) * | 1994-06-15 | 1998-09-25 | Inst Thermische Turbomaschinen | Hohle gasturbinenschaufel und verfahren zur aussen-film-kühlung derselben |
US5503529A (en) * | 1994-12-08 | 1996-04-02 | General Electric Company | Turbine blade having angled ejection slot |
EP1015736B1 (de) * | 1997-09-18 | 2003-11-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbinenschaufel sowie verwendung einer turbinenschaufel |
US6050777A (en) * | 1997-12-17 | 2000-04-18 | United Technologies Corporation | Apparatus and method for cooling an airfoil for a gas turbine engine |
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US7520725B1 (en) | 2006-08-11 | 2009-04-21 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Turbine airfoil with near-wall leading edge multi-holes cooling |
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