JPH01231651A - 分割型円筒リニアモータを用いた搬送方式 - Google Patents

分割型円筒リニアモータを用いた搬送方式

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Publication number
JPH01231651A
JPH01231651A JP5669388A JP5669388A JPH01231651A JP H01231651 A JPH01231651 A JP H01231651A JP 5669388 A JP5669388 A JP 5669388A JP 5669388 A JP5669388 A JP 5669388A JP H01231651 A JPH01231651 A JP H01231651A
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JP
Japan
Prior art keywords
linear motor
primary
cylindrical
conveyance path
path
Prior art date
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Pending
Application number
JP5669388A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Nomoto
一仁 野元
Toshiaki Ueno
俊昭 上之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH01231651A publication Critical patent/JPH01231651A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融金属等の導電性物質をリニアモータを用
いて搬送する方式に関する。
〔従来の技術〕
回転形電動機を直線状に引き伸ばして、直接直線的運動
エネルギーに変換できるリニアモータは、物品搬送設備
、交通機関を始め、自動ド乙 作図機、レコードプレー
ヤ等へも応用され、広汎な分野で適用されている。
このような中で、溶融金属等の導電性物質の搬送を効率
的且つ正確な量で行う必要性が強まってきている。この
ことを考慮すれば、広汎な利用範囲をもったりニアモー
タを開発することは極めて有用なことである。
リニアモータの原理を用いて二次導体を直線的に移動さ
せることについては、「リニアモータとその応用(電気
学会、昭和59年3月30日発行)」に詳しく記載され
ている。それに記載されている円筒型リニアモータは、
円筒状の一次コア内に二次導体を配置し、一次コアに巻
装した一次巻線に多相交流電流を通電して移動磁界を発
生させることにより、二次導体をその長手方向に移送さ
せるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような円筒型リニアモータを用いて溶融金属等の導
電性物質を搬送しようとする場合、導電性物質を前記の
二次導体に見立て、導電性物質を案内するための搬送路
を円筒状の一次コア内に配置することが考えられる。
ところが、前記の従来構造のりニアモータにおいては、
既設の搬送路に設置する場合、円筒状一次コアを搬送路
の外側に配設するために、搬送路を切断する必要がある
。才だ、補修等リニアモータの着脱が必要な場合も、搬
送路を断路しなければならない。搬送路が断路できない
場合には、設置が不可能である。
さらに、円筒型リニアモータを用いる場合、二次導体に
は磁束帰路が必要である。そこで、搬送路の構造を、磁
性物質の上に導電性物質の層を設けたものにしなければ
ならない。このため、円筒型リニアモータは、非磁性物
質の搬送には不向きてあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、既存の搬送路を切断したり改造することなく
リニアモータを適用した導電性物質の搬送を可能とする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の分割型円筒リニアモータを用いた搬送方式は、
内部を導電性物質が通る円筒状の搬送路の両側に、該搬
送路を挟む状態に一対の半円筒状の一次コアを配設し、
該一次コアに多相の一次巻線を巻装するとともに、該一
次巻線に多相交流電流を通電したときに発生する移動磁
界が、前記搬送路の内部において所望の空間分布パター
ンとなるように前記一次巻線間の結線方式を選択し、そ
の選択された結線方式による空間分布パターンに基づく
移動磁界により、前記導電性物質を前記搬送路に沿って
搬送することを特徴とする。
〔作用〕
第1図は、本発明の基本的構成を示す概略図である。図
中IA及びIBは、一対の分割型円筒リニアモータの一
次コアを示している。この一次コア1八及びIBを、搬
送路2を挟む状態に配設する。搬送路2の内部には、導
電性物質3が通される。
一次コアIA及びIBに巻装した一次巻線に多相交流電
流を流すと、リニアモータの原理に基づいて移動磁界が
発生し、搬送路2内部の導電性物質3に誘導電流が誘起
される。この誘導電流と移動磁界との相互作用により、
電磁力が導電性物質3に作用し、導電性物質3は搬送路
2に沿って搬送される。同時に、磁気浮上効果が導電性
物質3に働くために、導電性物質3は搬送路2の中心軸
方向に引き寄せられ、導電性物質3と搬送路2の内壁と
の間の摩擦力が軽減されるた約、搬送路2の内壁面の損
傷を低減させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第2図は、本発明に係る三相交流用一次コアIA。
IBの実施例を示している。本実施例では、一次コアI
へ、 IBの内側にそれぞれ半円状のコイル4^、 4
Bを6個設け、それらの両端を接続端子5A、 5Bで
短絡する。両側合わせて24個の接続端子を接続して、
リニアモータとして使用する。なお、導電性物質3を通
す搬送路2としては、渦電流の発生がなく磁路をその中
で形成しないセラミックスや耐火物等の、導電率及び透
磁率がともに低い材料を用いる。
第2図に示したりニアモータの一次コア1人、 IBの
コイル4A、 4B両端の接続端子5^、 5Bの接続
方法により、円筒型リニアモータと円弧状両側式リニア
モータのいずれかを選択することができる。
第3図は円筒型リニアモータを構成するための結線方式
を示し、(a)はA相、B相、C相に対する結線の模式
図、ら)はコイルのみを抽出した結線図である。A相、
B相、C相に互いに120°の位相差をもつ三相交流を
通じると、各コイルにより移動磁界が発生し、第1図に
示す搬送路2内の溶融金属等の導電性物質3に電磁力が
働き、導電性物質3は搬送路2に沿って搬送される。
円筒型リニアモータでは、効率的に電磁力を作用させる
ためには、第3図(C)に示すように、搬送路2の中心
部に磁性材料を用いた磁束帰路6を設けることが望まし
い。同図中の矢印は磁束の方向を示している。このよう
に、円筒型リニアモータでは、効率を上げるためには磁
束帰路6を設ける必要があるという困難さはあるが、搬
送路2内の溶融金属等の材料を効率的に搬送することが
できる。
既存の搬送路2を用いてリニアモータを形成する場合に
は、搬送路2内に磁束帰路6を設けることができない。
そこで、他方の形式である円弧状両側式リニアモータを
適用することができる。第4図はそのだめの結線方式を
示している。同図(a)はA相、B相、C相に対する結
線の模式図、(b)はコイルのみを抽出した結線図であ
る。この結線方式により、A、B、C各相に3相交流を
通電すると、搬送路2内に移動磁界が作用する。第4図
(C)はそのときの磁界の方向を示している。
次に、本発明を溶融金属の搬送設備に適用した例につい
て説明する。内径60mmの絶縁性の搬送路2の外周に
、出力60KVAの円筒型リニアモータを設置した。搬
送路2の中心部には、第3図(C)に示した磁束帰路6
に相当するものは設けなかった。
この搬送設備によって水銀を搬送したところ、約12k
g/分の流速を付加することができた。
一方、磁束帰路6に相当するものを設けた場合、約17
0 kg/分の流速を付加することができた。
次に、内径60mmの絶縁性の搬送路2の外周に、第4
図に示すように、出力60 K V Aの円弧状両側式
リニアモータを設置した。この搬送設備によって水銀を
搬送したところ、約140 kg/分の流速を付加する
ことができた。
以上の実験結果から分かるように、同一の搬送路2及び
同一の出力のりニアモーフを用いた場合でも、リニアモ
ータの結線方法を変更することにより、導電性物質の流
速を変えることができ、リニアモータの汎用性を高める
ことができる。
本発明の搬送方式は、現状の円筒型リニアモータ、平板
状両側式リニアモータによる溶融金属用ポンプ等のほか
、多方面の適用が考えられる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、搬送路の両
側に、一対の半円筒状のリニアモーター次コアを配設し
、該一次コアに巻装した一次巻線に交流電流を通電する
ことにより移動磁界を発生させ、導電性物質を搬送する
。このように、一対の半円筒状のリニアモーター次巻線
を搬送路の外周に配設することにより、既存の搬送路を
改造することなく搬送設備を構成することが可能となる
分割された一対の半円筒状リニアモーター次巻線は、そ
の結線方法を選択することにより、円筒型リニアモータ
或いは円弧状両側式リニアモータの何れの形式をもとる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示す概略図、第2図は本
発明に係る一次巻線の実施例を示す斜視図、第3図は円
筒型リニアモータの結線方式の説明図、第4図は円弧状
両側式リニアモータの結線方式の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内部を導電性物質が通る円筒状の搬送路の両側に、
    該搬送路を挟む状態に一対の半円筒状の一次コアを配設
    し、該一次コアに多相の一次巻線を巻装するとともに、
    該一次巻線に多相交流電流を通電したときに発生する移
    動磁界が、前記搬送路の内部において所望の空間分布パ
    ターンとなるように前記一次巻線間の結線方式を選択し
    、その選択された結線方式による空間分布パターンに基
    づく移動磁界により、前記導電性物質を前記搬送路に沿
    って搬送することを特徴とする分割型円筒リニアモータ
    を用いた搬送方式。
JP5669388A 1988-03-09 1988-03-09 分割型円筒リニアモータを用いた搬送方式 Pending JPH01231651A (ja)

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JP5669388A JPH01231651A (ja) 1988-03-09 1988-03-09 分割型円筒リニアモータを用いた搬送方式

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JP5669388A Pending JPH01231651A (ja) 1988-03-09 1988-03-09 分割型円筒リニアモータを用いた搬送方式

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JP (1) JPH01231651A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107107126A (zh) * 2014-10-29 2017-08-29 莱特拉姆有限责任公司 电磁输送机
US11053084B2 (en) 2017-10-17 2021-07-06 Laitram, L.L.C. LIM can mover

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107107126A (zh) * 2014-10-29 2017-08-29 莱特拉姆有限责任公司 电磁输送机
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