JPH01228422A - 活魚介類用保管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は漁穫した活魚分類を出荷運搬するまで保管する
活魚介類用保管装買に関する。

従来技術 露天に構成した主筒に漁穫した活魚分類を放飼いする手
段が広〈実施され、該魚介類を出荷する時は、拘縮で掬
取って運搬容器に収容している。

発明が解決しようとする問題点 活魚分類を拘縮で掬取って出荷作業を行なっているため
、掬取り作業に時間がかかり、出荷作業が非能率に陥っ
ている。また、掬取った活魚分類を出荷のための運搬手
段に移すまでの間、活力を維持せしめたまま保管する設
備がないため、運搬を始めるまでの間に活魚分類の！Ｔ
度が低下する心配がある。

本発明は、取上の事情に鑑みてなしたもので、活魚分類
の出荷作業を能率的に行なうことができると共に、出荷
運搬するまで活魚分類の鮮度を低下りしめる心配少なく
保管することができる改良された活魚介類用保管装置の
提供を目的どする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の手段は、建築物内に
活魚介類用の透水性棚及びこの棚に散水するための散水
器を設け、上記建築物内に設置する槽本体内に、活魚分
類を他側々に寄集めるための集魚板を設けると共に、該
槽本体内の他側に活魚介類用の引揚節を上下動自在に設
けたということである。

作　　用 槽本体内の活魚分類を集魚板で他側々に寄集めて引揚能
を引揚げれば、その引揚能で活魚分類が引揚げられる。

引揚げられた活魚分類を別の保管量に移替え、活魚分類
運搬車に積込んで出荷する。

しかして、運搬作業が遅れるような場合は、保管量に移
呂えた魚介類を透水着樹に載せ、散水器から散水すれば
、活魚分類の活力が維持される。

実施例 建築物（ａ）は、側壁の内側に沿いて適数段の透水外棚
（６）を構成し、最上段の透水外棚（６）の」一方に散
水器（７）を配設し、この散水器から散水して透水外棚
（６）上に載せた活魚分類の活力を随持口しめ、鮮度の
低下を防止するようにする。建築物（ａ）は、雨、雪な
どが吹込まないようにするための開閉可能なシャッター
（不図示）を備えた換気扇（８）を適数配設し、槽本体
（１）内及び透水外棚（６）上の活魚分類にＦｒ鮮な外
気が供給されるように構成する。槽本体（１）Ｃよ、軽
量かつ丈夫な耐水性資料（たとえばＦＲＰなと）で内面
を暗緑色に採色して構成し、槽本体上を遮光暮、遮光板
で覆い、槽本体内を遮光可能にする。

槽本体（１）は、内部−側に偏して水流発生装置（２）
及び曝気装置（３）を設け、水流発生装置（２）によっ
て槽本体（１）内の水に回流を発生けしめ、該水が淀ま
ないように構成し、曝気装置（３）によって槽本体（１
）内の水に空気が十分供給されるように構成する。槽本
体（１）は底部の他側々一部を深くして引揚能（５）用
の配置部（１０１）を構成し、引揚能（５）を配置し、
集魚板（４）によって他側々に寄集めた活魚分類を引揚
能（５）で引揚げ得るように構成する５、水流発生装置
（２）は、モーター（９０１）又は風車（９０２）など
の動力源（９）によって回転する回転ｑで構成し、槽本
体（１）内の水に回流を発生せしめて淀まないようにな
し、活魚分類の活力が低下しないようにする。曝気装置
（３）は、水流発生装置（２）の回転軸に放口・１状に
構成した回転体（３０１）に適数個のパケット（３０２
）を配設して構成するが、そのパケットを予め丈夫なリ
ング（３０３）にポル１−・プツト止め、リベット止め
等適宜の取着手段で取着し、パケット（３０２）が配設
されたリング（３０３）を回転体（３０＋）に緊締掛渡
し、ボルト・ナツト止め、リベット止め等適宜の取着手
段で取着して全体を構成する。曝気装置（３〉は、回転
を開始ザると、槽本体（１）内の水を高所までパケット
（３０２）で汲上げるが、パケット（３０２）が下降し
始めると水を排出し、空になって槽本体（１）内の水中
に潜り、空気を供給し、槽本体（１）内の水が［欠乏状
態に陥ることを防止して、活魚分類の活力を維持Ｖしめ
る。集魚板（４）は、槽本体（１）内を泳いでいる活魚
分類を他側側に寄集めるための部材で・、網、多孔板な
ど透水性部材で構成し、槽本体（１）の他側々に面した
片面にナイロンローブの如き耐水素条（１０）の一端を
取付け、その耐水素条を槽本体（１）の内部側方に配設
けるプーリー（１１）に掛け、ざらに槽本体（１）上に
設置したハンドル付の巻取ドラム（１２）に耐水素条（
１０）を巻装し、その巻取ドラムを回１ことによって槽
本体（１）内の他側へ向って移動し１ｑるように構成す
る。上記巻取ドラム（１２）は、風車で構成すると、集
魚板（４）を所望の位置に停止せしめることができて好
都合である。なお、耐水素条（１０）の配設数は一本に
制約されるものではなく、槽本体（１）の容積、集魚板
（４）の材質などを考慮して適宜に決定する。引揚能（
５）は、出荷作業に際して集魚板（４）で寄集められた
西魚分類を槽本体（１）内から引揚げるための部材で、
該槽本体（１）の配置部（１０１）内に配置し、耐水性
の引揚索（１３）を槽本体（１）上のプーリー（１５）
を介してウィンチ（１４）に巻装し、そのウィンチで引
揚索（１３）を巻上げることによって、活魚分類の入っ
た引揚能（５）が槽本体（１）上に引揚げられるように
構成する。引揚能（５）は、網、多孔板など透水性部材
で構成し、引揚げ中に水だけが槽本体（１）内に落下す
るようにする。引揚能く５）で引揚げた活魚分類は、す
ぐ運搬する場合、活魚分類運搬車に移すが、なｌυらか
の事情で運搬作業が多少遅れるような場合は、引揚げだ
活魚分類を別の保管能（１６）に移し、透水外棚（６）
に載せ、散水２！；　（７）から散水して活魚分類の活
力を維持せしめるようにづる。

透水外棚（６）は、散水器（７）からの散水が順次下段
の棚に落下するように網、多孔板などで描成し、槽本体
（１）から引揚げだ活魚分類が収容された保管ｆｉ！（
１６）を載置し、散水器（７）からの散水が全ての保管
能（１６）内に溜って水槽の如くなり、活魚分類の活力
を維持せしめるＪ：うに構成する。散水器（７）は、送
水ポンプ（７０２）を介して水源（海、貯水池など）に
接続された送水管（７０１）の−Ｆ側部位における透水
外棚（６）の上方部位に普通のシャワーヘッドのような
器具を上向に適数配設して構成し、透水性１１１（６）
の天井に向って散水し、その散水が天井を伝わって拡散
し、透水性ｔｉｌｌ　（６）や保管能（１６）に向って
落下するように構成する。しかして、透水外棚（６）は
、槽本体（１）外の両側に設けられている通路（１７）
に面して上下二段に透明カーテシ（１Ｂ＞　　（１９）
を設けて散水が通路（１７）に飛散するのを防止するよ
うにづ゛る。上段の透明カーテン（１８）は、建築物（
ａ）又は透水外棚（６）から吊設し、下段の透明カーテ
ン（１９）は、自体の上部が上段の透明カーテン（１８
）の下部と重なるように配設された力−デンレール（１
９０１）に開閉自在に取付けて吊重し、両方の透明カー
テン（１８）　　（１９）を閉めて乙、透水外棚（６）
を見ることができるにうにづる。

上記（ｎ本体（１）は、主として魚類、貝類、えび類０
頭足類などの魚介類を放飼いするのに使用し、かにのよ
うに槽本体内を特に暗くする必要のあるものは、上記槽
本体（１）と別のかにｐ７用の槽本体（不図示）を同じ
建築物（ａ）内に配設づるようにする。かに専用の槽本
体（不図示）は、槽本体（１）と同じ材質、同じ採色又
は黒色を採用すると共に、槽本体（１）上を疏光幻、遮
光叛などで覆い、光がかに専用の槽本体内に入らないよ
うにして放飼いづる。かに専用の槽本体を上記のように
暗くするのは、次の理由による。即ら、暗夜のかには、
自分′Ｃ″餌をｎべるので、該槽本体内を昭くしてやれ
ば、かにが自分で餌を食べて太ったところで出荷できる
からである。逆に月夜に掛ったかには、自分で餌を食べ
ないので、十分に給餌し、太らしてから出荷する。かに
専用の槽本体（不図示）の内部には、上記槽本体（１）
に設置ノだと同様の配置部（１０１）、水流発生装置（
２）。

■気装置（３）、集魚板（４）、引揚籠（５）などを設
備せしめる。

図中（２０）は、槽底に溜った残ｊ￥！を吸引排出する
ための掃除機であって、可撓性かつ伸縮性の排出ホース
の先端に汲取口を、基端をバルブ又はコック等の開閉弁
（２００１）を介して不図示の吸引ポンプに接続し、不
使用時は槽本体（１）内の配置部（１０１）に形成した
掃除機格納部（１０２）に格納しておぎ、適時槽本体（
１）内の清掃に使用するＪ：うにする。（２１）は照明
灯、（２２）はローラニコンベヤからなる搬送機で、通
路（１７〉に据置し、槽本体（１）から引揚げだ魚介類
の搬送、魚介類の出荷時の搬送などに使用し、不使用時
は建築物（ａ）又は透水外棚（６）に設置ノだＬ字形掛
金（不図示）に引掛けるようにする。

発明の効果 本発明は、取上のように１１染物内に活魚介類用の透水
竹棚及びこの棚に散水するための散水器を設け、上記建
築物内に設置する槽本体内に、活魚分類を他側々にｒ：
を集めるための集魚板を設けると共に、該槽本体内の他
側に活魚介類用の引揚籠を設置ノだから、槽本体内の活
魚分類を集魚板で他側側に寄集めて引揚籠を引揚げれば
、多聞の活魚分類を一挙に引揚げることが可能になり、
短時間に能率よく引揚げ得、出荷作業を能率的に遂行し
く９、また：引揚げられた活魚分類を別の保管能に移台
えて透水外棚に載せ、散水器から散水すれば、活魚分類
の活力維持が可能になり、運搬作業が多少遅れるにうな
ことが起きても、活魚分類の鮮度を低下せしめる心配が
少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明保管装置の縦断正面図、第２図はその縦
断左側面図である。 図中、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 活魚介類用の透水性棚及びこの透水性棚に散水する散水
   器を有する建物内に設置する槽本体内の一側に水流発生
   装置及び曝気装置を設け、かつ該槽本体内に一側と他側
   との間を往復動する活魚介類用の集魚板を設け、さらに
   槽本体内の他側に活魚介類用の引揚籠を上下動自在に設
   けた活魚介類用保管装置。