JPH01227999A - コリメータ並びにそれを用いる測定装置及びポジトロンct装置 - Google Patents

コリメータ並びにそれを用いる測定装置及びポジトロンct装置

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JPH01227999A
JPH01227999A JP5522588A JP5522588A JPH01227999A JP H01227999 A JPH01227999 A JP H01227999A JP 5522588 A JP5522588 A JP 5522588A JP 5522588 A JP5522588 A JP 5522588A JP H01227999 A JPH01227999 A JP H01227999A
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JP
Japan
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collimator
walls
wall
height
positron
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Pending
Application number
JP5522588A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okada
裕之 岡田
Nakahiro Satou
仲弘 佐藤
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、測定対象の測定領域を確定し、測定領域の各
位置から放出される放射線を各位置に対応した検出器群
で計数する際に利用されるコリメータ並びにそれを用い
る測定装置及びポジトロンCT装置に関する。
〔従来の技術〕
人体などの被測定物の所定部分9例えば頭部の状態を測
定する装置として、被測定物内に放射性同位元素を分布
させ、被測定物の所定部分すなわち測定視野の部分から
放出される放射線(ガンマ線)を検出するポジトロンC
T装置が知られている。
第7図はこの種の一般的なポジトロンCT装置の縦断面
図である。
このポジトロンCT装置は、コリメータ壁51a乃至5
1mと、各コリメータ壁51a乃至51mの間に配置さ
れた各検出器群52a乃至52n(n=m−1)とを備
えている。各検出器群52a乃至52nは、放射線を検
出する検出器が複数個環状に配置されて構成されている
。またコリメータ壁51a乃至51mは、通常リング形
状をしており、放射線遮蔽効果の高い鉛やタングステン
などの材料で一体に形成されており、隣接するコリメー
タ壁1例えば51aと51bとによってこれらのコリメ
ータ壁51a、51b間の検出器群52aに対する1つ
のコリメータを構成している。
このような構成のポジトロンCT装置では、測定対象6
01例えば人体の頭部の各位置範囲60a乃至60nに
分布している放射性同位元素61からの放射線Rを各位
置範囲60a乃至60nに対応した各検出器群52a乃
至52nで同時計数しデータ収集することによって、測
定対象60内の状態を測定することができる。同時計数
は、第8図(a)に示すように所定の位置範囲9例えば
60bに分布した放射性同位元素61からの放射線か、
この位置範囲60bに対応した検出器群52bにのみ入
射し検出されるのが理想的であるが、第8図(b)に示
すように例えば位置範囲60b以外の範囲に分布してい
る放射性同位元素61からの放射線が位置範囲60bに
対応した検出器群52bで偶発同時計数されたり、ある
いは第8図(C)に示すように例えば位置範囲60b以
外の範囲に分布している放射性同位元素61からの放射
線が散乱物質62により散乱されて位置範囲60bに対
応した検出器群52bで散乱同時計数される場合がある
。コリメータは、このような偶発同時計数や散乱同時計
数を減少させ位置分解能の低下を防止するために設けら
れている。
従来、上述のようなコリメータの設置の仕方には、固定
式、アタッチメント式、交換式がある。
固定式とは、コリメータ壁を常にポジトロンC′r装置
に固定し、被測定物の大きさによらず高さh’  (検
出器群52a乃至52nの先端からコリメータ壁の内側
先端までの距離)を一定のものとして設置する仕方であ
り、アタッチメント式とは、一定の高さのコリメータ壁
70をポジトロンCT装置に固定して設置しく第9図(
a)参照)、このコリメータ壁70に被測定物の大きさ
等に対応した高さのコリメータ壁71を着脱自在に付加
して(第9図(b)参照)設置する仕方である。また交
換式とは、現在設置されている一定の高さのコリメータ
gL80(第10図(a)参照)全体を被測定物の大き
さ等に応じた高さのコリメータ壁81(第10図(b)
参照)に交換可能に設置する仕方である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、当業者間には、1台のポジトロン07′T装
置を多種の測定対象に適用したいという要望がある。す
なわち測定対象に応じて別々の装置を用いるのでなく、
例えば人体の全身を測定する場合9人体の頭部を測定す
る場合等、いずれの場合にも同じ1つの装置で測定しう
る汎用性が望まれる。
しかしながら、1台のポジトロンCT装置を種々の測定
対象に適用させようとする場合、コリメータが固定式で
その高さが低、いようなときには、人体の全身を測定す
る目的には適しているが、人体の一部1例えば全身に比
べ大きさの小さい頭部を測定するには十分な遮蔽効果を
得ることができず、これにより偶発同時計数、散乱同時
計数がなされる確率が多く分解能が劣化するという問題
があった。
またコリメータがアタッチメント式や交換式になってい
るときには、偶発同時計数や散乱同時計数をある程度防
止できるが、測定対象の形状、大きさの多様性に対応さ
せるにはまだ不十分である。
さらにアタッチメント式や交換式のコリメータでは、個
々の高価なコリメータ壁を用意しなければならず、また
その都度オペレータによる交換、付加の作業を必要とし
、コスト的にまた操作性に問題がある。また交換、付加
の作業は、コリメータ壁の重量が大きいため安全性の点
でも問題がある。
本発明は、1台の装置で多種′の測定対象を分解能良く
測定可能で、交換、付加等を必要としないコリメータ並
びにこれを用いた測定装置及びポジトロンCT装置を提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、半径方向に移動可能に配置された複数のコリ
メータ要素を備えたコリメータ壁を所定の間隔をへだて
て配置していることを特徴とするコリメータ並びにこれ
を用いた測定装置およびポジトロンC′r装置によって
、上記従来技術の問題点を改善するものである。
〔作用〕
本発明のコリメータでは、所定の間隔をへだてて配置さ
れたコリメータ壁の各々が複数のコリメータ要素を備え
ており、複数のコリメータ要素は半径方向に移動可能に
9例えば半径方向に回転および/または摺動可能に配置
されている。これによってコリメータ壁の高さを可変に
設定できる。
またこのようなコリメータを測定装置およびポジトロン
CT装置に用いるとき、コリメータ要素を例えば外部か
ら制御して移動させてコリメータ壁を測定対象の形状、
大きさに合った高さにし、これによって、1台の装置で
多種の測定対象を分解能良く測定できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明に係るコリメータを適用したポジトロンCT
装置の縦断面図である。このポジトロンCT装置は、コ
リメータ壁14a乃至14mを間隔をへだてて配置し、
これらの間に検出器群4a乃至4nを配置して構成され
ている。隣接するコリメータ壁1例えばコリメータ壁1
4aとコリメータ壁14bとは、これらの間の検出器群
4aに対する1つのコリメータを構成している。
□ 第2図は本発明の第1の実施例のコリメータを示す
ものであり第2図にはコリメータ1を構成するコリメー
タ壁の横断面形状が示されている。第1の実施例のコリ
メータ1は、互いにいくらか重なり合って円周CR上に
等間隔に配置された複数の板状のコリメータ要素2から
なるコリメータ壁を備えている。コリメータ壁の各コリ
メータ要素2は、円周CR上の各点Pを中心に紙面内で
回転するように取付けられている。
なお各コリメータ要素2には鉛やタングステンなど、放
射線遮蔽効果の高い材料が用いられる。
このようなコリメータ1を第1図に示すポジトロンC′
F装置などに組込んで用いる場合、環状に配置した検出
器群4(第1図において例えば検出器群4a)あるいは
この検出器群4を支持する環状部材(図示せず)の前記
円周CR上の各点Pに上記各コリメータ要素2を紙面内
で回転自在に取付け、各点Pを中心とした各コリメータ
要素2の回転をポジトロンCT装置などの外部から制御
するようにする。
このようにして各コリメータ要素2を各点Pのまわりで
回転させることによりコリメータlの高さh(検出器群
4の先端からコリメータ壁の内側先端すなわち各コリメ
ータ要素2の内側先端までの距離)、換言すれば測定対
象が入る中心部3の大きさを測定対象の大きさに合うよ
う調節することができる。すなわち、各コリメータ要素
2を矢印F1の方向に回転させると、コリメータ1の高
さhを小さく中心部3の大きさを大きくすることができ
て例えば人体の全身を測定するのに適したものとなる。
また各コリメータ要素2を矢印F2の方向に回転させる
とコリメータ1の高さhを大きく中心部3の大きさを小
さくすることができて、例えば人体の頭部だけを測定す
るのに適したものとなる。
第3図は本発明の第2の実施例のコリメータを示すもの
であり、第3図にはコリメータ11を構成するコリメー
タ壁の横断面形状が示されている。
第2の実施例のコリメータ11は、第1の実施例のコリ
メータlと同様に互いにいくらか重なり合って円周CR
’上に等間隔に配置された複数の板状のコリメータ要素
12からなるコリメータ壁を備えているが、各コリメー
タ要素12は、円周CR゛の半径方向にすなわち矢印F
3で示す方向に摺動可能となっている。
これにより、各コリメータ要素12を矢印F3の方向に
摺動させることによって第1の実施例のコリメータ1と
同様にコリメータ11の高さhを測定対像の大きさに合
わせて容易に調節することができる。
第4図、第5図は第2図または第3図のコリメータ壁を
間隔をへだてて配置し、その周辺に検出各群4を配置し
、その中心にそれぞれ半径が5 am。
103の測定対象60を配置したときの計算機シミュレ
ーションによる同時計数結果を示した図であり、第4図
、第5図の横軸はコリメータ1゜11の高さり、#lI
軸は同時計数率となっており、真の同時計数結果、偶発
同時計数結果、散乱同時計数結果はそれぞれグラフTR
,AR,SRとして示されている。
第4図、第5図かられかるように、コリメータ1.11
の高さhが大きくなるにつれて偶発同時計数率AR,散
乱同時計数率SRを減少させることができて、この結果
から測定対象の大きさに応じてコリメータ1,11の高
さhを変えることは分解能等の測定データの質を向上さ
せる上で非常に有効となる。
上述した第1および第2の実施例では、測定対象の大き
さに見合った高さに容易に調節しうる機能をコリメータ
1.11を有する装置にもたせているので、コリメータ
1.11の高さhを測定対象の形状、大きさの多様性に
容易に対応させて、偶発同時計数率、散乱同時計数率を
有効に減少させることが可能となる。また交換、付加等
の作業を必要としないので操作性、安全性の点で優れて
いる。
なお上述の第1および第2の実施例において、コリメー
タ要素2.12の個数を図示のものに比べてさらに多く
し、測定対象の種々の形状、大きさにより適合し易くさ
せても良い。
また上述の実施例において、回転または活動を連続的に
行なわせコリメータ1.11の高さを連続的に変えるよ
うにしても良いし、回転または摺動を段階的に行なわせ
コリメータ1.11の高さを段階的に変えるようにして
も良い、さらに第1および第2の実施例を組合せて、コ
リメータ要素に回転および摺動の自由度を与えても良く
、さらにより多くの自由度を与えるように設計しても良
い。
また上述の実施例では、各コリメータ要素2゜12を円
周CR,CR’上に配置するとしたが必ずしも円周上で
なくともまた等間隔でなくとも良い。
第6図はコリメータを備えた測定装置の縦断面図である
。この測定装置は、ポジトロンCT装置などのようにエ
ミッションCTおよび同時計数を情報源とする装置であ
っても良いし、同時計数を必要としないXIICT装置
、γ線C′F装置、中性子CT装置などのC′r装置で
あっても良いし、あるいはCT装置以外の装置であって
も良い、第6図の測定装置には、検出装置として大口径
2次元光電子増倍管21が用いられ、またコリメータ壁
22a乃至22mは、全体がコリメータ壁の中心軸線2
方向に沿って移動可能に互いに所定の間隔をへだてて配
置されている。
このようなポジトロンC′r装置では、測定対象60、
例えば人体の測定領域63aを測定しようとする場合に
は、コリメータ壁22a乃至22m全体を第6図に示す
ような位置に設定する。測定領域63bを測定しようと
する場合にはコリメータ壁22a乃至22m全体を左側
に移動させれば良い、このようにして中心軸線2方向に
沿って測定領域の設定を任意に行なうことが可能となる
なおコリメータ!! 22 a乃至22mを中心軸線Z
方向に移動させることは測定対象を中心軸線Z方向に移
動することと等価であるが、測定対象9例えば人体を移
動させる場合には人体に精神的動揺(不安感等)を生じ
させる恐れがあるので、コリメータ壁22a乃至22m
を移動させる方が良い。
また各コリメータ壁22a乃至22mの間隔(コリメー
タ開口スペース)を可変に設定するようにコリメータ壁
22a乃至22mを移動可能に配置しても良い、この場
合には、測定領域を可変にできるとともに軸線Z方向に
沿って分解能を可変にできる。なお分解能を高く(低く
)するように各コリメータ22a乃至22mの間隔を調
節したときには、その相反効果として検出感度は低く(
高く)なる。
コリメータ壁22a乃至22m全体を移動させる手段と
、コリメータ壁22a乃至22m間の間隔を可変にする
手段とは、いずれか一方だけが装置に備わっていても良
いし、両方の手段が装置に備わっていても良い。
またこれらの手段をコリメータ壁を半径方向に移動させ
て高さを調節する前述の手段と組合せて用いることがで
きる。この組合せは、特に測定装置がポジトロンCT装
置などのエミッションCTおよび同時計数を情報源とす
る装置である場合には有効である。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、所定の間隔を
へだてて配置されたコリメータのコリメータ壁を半径方
向に移動可能に配置した複数のコリメータ要素で構成し
ているので、特に、同時計数を情報源とするポジトロン
C′r装置などの測定装置にこのコリメータを用いる場
合、測定対象の大きさに見合った高さにコリメータを調
節することにより1台の装置で多種の測定対象を分解能
良く測定できて、さらにコリメータ壁の交換、付加等を
行なわなくても良いので装置の操作性、安全性を著しく
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコリメータを用いたポジトロンC
T装置の*!lR面図、第2図、第3図はそれぞれ本発
明の第1.第2の実施例のコリメータのip!断面図、
第4図、第5図はそれぞれ半径が51.103の測定対
象の計算機シミュレーションによる同時計数結果を示す
図、第6図は測定装置の縦断面図、第7図は従来のポジ
トロンCT装置の概略断面図、第8図(a)乃至(C)
はそれぞれ真の同時計数、偶発同時計数、散乱同時計数
を説明するための図、第(1!1(a) 、 (b)は
アタッチメント式のコリメータを説明するための図、第
10図(a) 、 (b)は交換式のコリメータを説明
するための図である。 1.11・・・コリメータ、 14a乃至14n、22a乃至22 m ・・−コリメ
ータ壁、2.12・・・コリメータ要素、4a乃至4n
、4・・・検出器群、 h・・・コリメータの高さ 第1図 第2図 第5図 同時計数率(にcps) 同時計数率(にcps) 第6図 第7図 第9図 (a)       (b) 手続ネ市IE書   (7 昭和63年 6ハコ4日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)所定の間隔をへだてて配置されたコリメータ壁で構
    成されるコリメータにおいて、前記コリメータ壁は半径
    方向に移動可能に配置された複数のコリメータ要素を備
    えていることを特徴とするコリメータ。 2)コリメータを用いた測定装置において、前記コリメ
    ータの各コリメータ壁は半径方向に高さが可変に設定さ
    れるようになっていることを特徴とする測定装置。 3)コリメータを用いたポジトロンCT装置において、
    コリメータの各コリメータ壁は半径方向に高さが可変に
    設定されるようになっていることを特徴とするポジトロ
    ンCT装置。
JP5522588A 1988-03-09 1988-03-09 コリメータ並びにそれを用いる測定装置及びポジトロンct装置 Pending JPH01227999A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012511699A (ja) * 2008-12-09 2012-05-24 メイヨ フォンデーシヨン フォー メディカル エジュケーション アンド リサーチ 低線量乳房分子イメージング用コリメータ
JP2021504708A (ja) * 2017-12-01 2021-02-15 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 変換可能な作業最適化形状を有するポジトロン放出断層撮影(pet)システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325395B2 (ja) * 1976-10-22 1988-05-25 Risutobetsuto Jonson Inc

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