JPH01227775A - シャトルコック自動打出し機 - Google Patents

シャトルコック自動打出し機

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JPH01227775A
JPH01227775A JP63051325A JP5132588A JPH01227775A JP H01227775 A JPH01227775 A JP H01227775A JP 63051325 A JP63051325 A JP 63051325A JP 5132588 A JP5132588 A JP 5132588A JP H01227775 A JPH01227775 A JP H01227775A
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JP
Japan
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shuttlecock
racket
main shaft
arm
launching
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JP63051325A
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Hajime Matsushima
肇 松島
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Original Assignee
Individual
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/40Stationarily-arranged devices for projecting balls or other bodies
    • A63B69/407Stationarily-arranged devices for projecting balls or other bodies with spring-loaded propelling means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/40Stationarily-arranged devices for projecting balls or other bodies
    • A63B2069/401Stationarily-arranged devices for projecting balls or other bodies substantially vertically, e.g. for baseball
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2102/00Application of clubs, bats, rackets or the like to the sporting activity ; particular sports involving the use of balls and clubs, bats, rackets, or the like
    • A63B2102/04Badminton

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、シャトルコックを自動的に打出し、練習者が
これを打ち返すことにより、バドミントンの練習を可能
としたシャトルコック自動打出し機に関する。
「従来の技術」 バドミントンの基礎フライト練習においては、コート内
のネットをはさみ、片側に練習者、もう片側に指導者が
立ち、指導者が手に数個のシャトルコックを持ち、そし
て周囲に多数のシャトルコックを用意しておき、次々と
練習者に向かってシャトルコックを放物線方向に打出し
、練習者がこれを打ち返し、指導者がそれを見てアドバ
イスを与えるようにしていた。また、指導者は、手持ち
のシャトルコックがなくなると、周囲に用意されている
シャトルコックを取ってこの動作を続けるか、あるいは
、補助者にシャトルコックを手渡ししてもうらようにし
ていた。
しかし、バドミントンの各基礎フライト別練習において
は、指導者は、相手コート内の特定な場所に、特定な球
筋で正確にシャトルコックを打出してやらなければなら
ない。このため、打出しにはそれ相当な技術が必要とな
り、上級な技術者が少ない所などては、指導者がシャト
ルコックを打出す作業に専念してしまうため、練習者へ
の指導や監督が不十分になってしまう傾向があった。ま
た、練習者が初心者ばかりの場合は、正確な打出しがで
きないので、基礎フライト練習をすることができなかっ
た。さらに、練習者が一人の場合は、反発力の少ないシ
ャトルコックを壁に打ち当てて、跳ね返るシャトルコッ
クを打ち返すようにしているが、これはかなり熟練した
者でも困難な練習であった。
一方、バドミントン以外の球技においては、例えば野球
のバッティング練習機や、テニスの自動線習機などが知
られている。野球のバッティング練習機は、回動するア
ームの先端にポールを一個ずつ載せてアームを強く回動
させ、振り投げるようにしている。また、テニスの自動
線習機は、対向配置された一対のローラ間にポールを強
くはさんで押し出すことにより、ポールを飛ばすように
している。
これらの練習機においては、ポールが球形をなしている
ので、ポールを一個ずつ供給する構造が比較的容易に考
えられ、しかもポールを飛ばす構造も比較的容易に考え
られる。しかし、バドミントンにおけるシャトルは、羽
の付いた複雑な構造をしており、これを機械的に一個ず
つ供給することも困難であり、また、野球のポールのよ
うに単にアームを回動させて投げるだけでは十分な飛距
離を得ることができない。ましてや、ローラ間にポール
をはさんで押し出すというようなテニスの自動線習機の
構造を採用することは全く不可能である。
[発明が解決しようとする課題」 本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、シャトルコックを連続して、
放物線方向に、正確で同質な球筋で打出すことができる
ようにしたシャトルコック自動打出し機を提供すること
にある。
「課題を解決するための手段」 本発明者は、シャトルコックを自動的に打出す構造につ
いて種々検討した結果、シャトルコックを放物線方向に
必要な飛距離をもって打出すためには、落下するシャト
ルコックをラケットで打つという構造を採用せざるを得
ないという結論に達し、この考えに基づいて具体的設計
をすることにより、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のシャトルコック自動打出し機は、 複数のシャトルコックを収容し、これらのシャトルコッ
クを所定の位置から1個ずつ落下させるシャトルコック
連続供給手段と、 先端にラケットが取付けられた打出し腕と、この打出し
腕を回動可能に支持する主軸と、この主軸および前記打
出し腕を打出し方向に回動するように付勢する弾性手段
と、前記主軸を前記弾性手段に抗して打ち出し方向と逆
方向に回動させる駆動手段と、前記主軸および前記打出
し腕が逆方向に所定角度回動したとき、前記主軸と前記
駆動手段との連動を解除する解除手段とからなる打出し
装置とを備え、 前記シャトルコック連続供給手段からシャトルコックが
落下するとき、前記打出し腕および前記ラケットが打出
し方向に回動して、前記ラケットによってシャトルコッ
クを打出すようにしたことを特徴とする。
「作用」 本発明においては、シャトルコック連続供給手段からシ
ャトルコックを1個ずつ落下させる。これとタイミング
を合せて、駆動手段が主軸を介して打出し腕を打出し方
向と逆方向に回動させ、打出し腕が逆方向に所定角度回
動すると、解除手段によって主軸と駆動手段との連動が
解除され、主軸および打出し腕は、弾性手段の付勢力に
よって打出し方向に勢いよく回動する。そして、落下し
てくるシャトルコックを、打出し腕に取付けられたラケ
ットが強打し、シャトルコックは、放物線方向に打出さ
れる。
本発明は、上述のようにシャトルコックを連続して一個
ずつ所定位置から落下させ、これを弾性手段の付勢力に
よって回動するラケットで打出すようにしているので、
シャトルコックを放物線方向に必要な飛距離をもって打
出すことができる。
そして、打出し腕の逆方向への回動角度や、シャトルコ
ックの打出しタイミングなどを一定にしておけば、常に
一定の位置に同質な球筋でシャトルコックが打出される
ので、極めて効果的に基礎フライト練習を行なうことが
できる。
本発明の好ましい態様においては、前記シャトルコック
連続供給手段は、間欠的に動作する搬送手段と、この搬
送手段の複数箇所に取付けられたシャトルコック保持手
段と、前記搬送手段の搬送経路の所定位置において前記
保持手段を開放させ前記シャトルコックを落下させる開
放手段とからなる。
これによれば、シャトルコックを複数の保持手段に順次
保持させ、搬送手段によって所定位置まで搬送する。シ
ャトルコックが保持手段に保持されて所定位置にくると
、開放手段によって保持手段が開放され、シャトルコッ
クが落下する。
上記において、本発明のさらに好ましい態様においては
、前記搬送手段は、駆動手段により回転する駆動スプロ
ケットと従動スプロケットとの間に張設されてほぼ水平
面に沿って回転動作するチェーンからなり、前記保持手
段は、前記チェーンに所定間隔で取り付けられた上方か
ら見てほぼU字状の保持具からなり、前記開放手段は、
前記チェーンの経路の所定位置において前記U字状の保
持具を開かせるように動作するソレノフイドからなる。
これによれば、シャトルコックは、その羽を上に向けて
U字状の保持具に順次差し込まれ、チェーンによって順
次搬送されていき、所定の位置でソレノイじが作動して
保持具が開き、シャトルコックが落下することになる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記解除手段は
、前記駆動手段と前記主軸との間に設けられたクラッチ
と、前記主軸が打出し方向と逆方向に所定角度回動した
ときに作動して前記クラッチを分離させるリミットスイ
ッチとからなり、前記リミットスイッチが作動する回動
角度が変更可能とされている。
これによれば、駆動手段により主軸が打出し方向と逆方
向に回動し、所定角度回動するとリミットスイッチが作
動してクラッチが分離され、クラッチが分離されると、
弾性手段の付勢力により主軸が打出し方向に回動する。
そして、主軸と共に打出し腕が回動し、打出し腕に取付
けられたラケットが落下してくるシャトルコックを打出
すようになる。また、リミットスイッチが作動する回動
角度を変更することにより、弾性手段の付勢力を調整し
てシャトルコックの打出し強度を変えて飛距離を調整す
ることもてきる。
さらに、本発明の好ましい態様によれば、前記打出し腕
に前記主軸と平行な軸を介してラケット保持金具が回動
可能に取付けられ、このラケット保持金具に前記ラケッ
トが保持されており、前記主軸の回動に伴って前記ラケ
ット保持金具が前記打出し腕に対して同方向に回動する
ようにされており、前記シャトルコックの打出し位置に
おいて前記打出し腕と前記ラケット保持金具に保持され
たラケットとがほぼ一直線となるようにされている。
これによれば、駆動手段により主軸および打出し腕が打
出し方向と逆方向に回動するとき、打出し腕に回動可能
に取付けられたラケット保持金具は打出し腕に対してさ
らに後方に回動する。また、解除手段が作動して主軸お
よび打出し腕が弾性手段の付勢力によって打出し方向に
回動するとき、打出し腕に回動可能に取付けられたラケ
ット保持金具は打出し腕に対してさらに前方に回動する
。そして、ラケットがシャトルコックを打つとき、打出
し腕とラケットとはほぼ一直線になる。
このため、打出しのときのラケット先端の速度がより速
められ、シャトルコックをより強く強打して飛距離を伸
ばすことができる。また、これは、人間がラケットを用
いてシャトルコックを打つ動作において、ラケットを引
いたときには手首を後方に曲げ、ラケットを振り出すと
きには手首を前方に曲げるという、いわゆるスナップア
クションに近い動作となるので、人間が打った場合と同
様な球筋を得ることができる。
なお、本発明のシャトルコック自動打出し機は、その装
置全体が例えば駆動手段によって回動するターンテーブ
ル上に設置され、ターンテーブルを回動させることによ
って、打出し方向をも自動的に変更できるようにしても
よい。
「実施例」 図は、いずれも本発明によるシャトルコック自動打出し
機の一実施例を示すものである。
第1図および第2図は、このシャトルコック自動打出し
機の全体を示す正面図および左側面図である。
このシャトルコック自動打出し機は、シャトルコック連
続供給装置lO(]と、打出し装置200とからなって
いる。打出し装置200は、角材を接続してなるベース
201 と、このベース201上に立設された同しく角
材を接続してなる本体フレーム202とを備えている。
ベース201の下部4箇所には、キャスタ203が取イ
」けられ、装置の方向を変えて打出し方向を変更できる
ようになっている。また、シャトルコック連続供給装置
100は、本体フレーム202上に支持材101を介し
てほぼ水平に支持された長方形の支持板102を有して
いる。
第3図および第4図は、シャトルコック連続供給装置1
00を示す平面図および正面図である。
支持板102上には、ギャードモータ103が立設され
ており、また、ギャードモ−タ103の近傍には、ベア
リングユニット104を介して主動軸105が支持板1
02の下面に突出するように支持されている。主導軸1
05の上端は、ギャードモータ103の駆動軸106に
連結されて回転するようになっている。主動軸105の
下端突出部には、スプロケット107が装着されている
。また、支持板102の一方の端部には、ベアリングユ
ニット108を介して従動軸109が支持板102の下
面に突出するように支持されており、従動軸109の下
端突出部には、スプロケット110が装着されている。
そして、スプロケット107 、110との間には、搬
送用チェーン111が張設されている。搬送用チェーン
ll]には、複数の保持具112(図においては便宜上
そのうちの一個のみが示されている)が、周方向に突出
するように所定間隔で取付けられている。保持具112
は、上方から見て中間部が円弧状にふくらんだ一対の保
持片112a、112bを有し、全体としてほぼU字状
をなしている。そして、シャトルコック113は、その
羽部を上にしてこの保持具112に上方から差し込まれ
て保持されるようになっている。したがって、ギャード
モータ103が作動すると、主導軸105を介してスブ
ロッケト107が回転し、スプロケット107,110
に張設された搬送用チェーン111が回転し、搬送用チ
ェーンillに取付けられた保持具112が回転移動す
る。
一つの保持具112がスプロケット107の折り返し部
に位置した時点で、保持具112に対向する位置には、
ソレノイド114が設置されている。ソレノイド114
は、支持板102の下面に取付けられ、先端にブツシャ
115を有し、後端に復帰用スプリング116を有して
いる。また、保持具112にはビン117が取付けられ
ており、支持板102にはこのビン117と協動するリ
ミットスイッチ118が取付けられている。すなわち、
搬送用チェーン111が回転して保持具112が第3図
および第4図に示すような位置にくると、ビン117か
リミットスイッチ118にあたってこれを作動させる。
リミットスイッチ118は、ギャードモータ103を停
止させ、保持具112をその位置で停止させる。さらに
、リミットスイッチ118は、図示しないタイマーを作
動させ、所定時間後にソレノイド114が作動して、ブ
ツシャ115が突出する。ブツシャ115は、保持具1
12の保持片112a、 112bを開かせ、保持され
ているシャトルコック113を落下させる。なお、その
後、ブツシャ115は、復帰用スプリング116により
元の位置に復帰する。こうして、ブツシャ115が復帰
した後、再びギャードモータ103か作動し、保持具1
12が回転し、次の保持具112が上記と同じ位置にき
たときに同様な操作が繰り返され、シャトルコック11
3が所定の位置から順次−個ずつ落下するようになって
いる。
なお、第4図における119は、支持板102の両側に
L字状に取付けられたチェーンガイドであり、チェーン
111の途中におけるたるみを規制するものである。
第5図、第6図、第7図および第8図は、打出し装置2
00を示す右側面図、平面図、背面図および部分断面図
である。
フレーム本体202上には3つのベアリングユニット2
04.205.206が設置されており、これらに主軸
207が挿通されて回転自在に支持されている。主軸2
07の一方の端部には、クラッチ208が取付けられ、
このクラッチ208を介してスプロケット209が装着
されている。一方、主軸207の側方には、ギャードモ
ータ210が設置され、その駆動軸にスプロケット21
1が装着されている。スプロケット209,211は、
同一平面上に配置され、これらにチェーン212が張設
されている。したがって、ギャードモータ210が作動
すると、スプロケットハl、 チェーン212を介して
スプロケット209が回転し、クラッチ208が接続さ
れているとき、主軸207が回動するようになっている
。また、クラッチ208が切り離されると、スプロケッ
ト209の回転が伝達されず、主軸207が回動自由の
状態となる。
また、主軸207の中間部には、打出し腕213の一端
が固着されており、打出し腕213は、主軸207と共
に回動する。さらに、本体フレーム202には、固定プ
レート214が取付けられ、この固定プレート214に
ネジリコイルバネ215の一端が固着されている。ネジ
リコイルバネ215は主軸207の外周に巻き付けられ
、その他端は打出し腕213に固着されている。そして
、ネジリコイルバネ215は、打出し腕213を打出し
方向(第1図における矢印A方向)に付勢している。ギ
ャードモータ210による主軸207の回動は、上記と
逆方向になされるため、ネジリコイルバネ215をねじ
って主軸207に打出し方向への強い弾発力を与えるこ
とになる。なお、クラッチ208が切り離されて主軸2
07が回動自由の状態では、打出し腕213は、ショッ
クアブソーバ216(第1図参照)に当接して回動を規
制される。
主軸207の他端には、過回転防止用リング217と、
角度調節用リング(!18とが装着されている。
過回転防止用リング217は、主軸207に固着されて
おり、角度調節用リング21Bは、過回転防止用リング
217の締径部外周に摩擦係合し、主軸207に対して
回転可能となっている。本体フレーム202には、過回
転防止用リング217と協動する過回転防止用リミット
スイッチ219が取付けられている。過回転防止用リミ
ットスイッチ219は、過回転防止用リング217に設
けられた突起が接触することによって作動する。また、
本体フレーム202には、角度調節用リング218と協
動する角度調節用リミットスイッチ220が取付けられ
ている。角度調節用リミットスイッチ220は、角度調
節用リング218に設けられた突起が接触することによ
って作動する。さらに、角度調節用リング217の外周
に位置する本体フレーム202の部分には、目盛り扱2
21が取付けられている。
したがって、ギャードモータ210の作動により主軸2
07が打出し方向と逆方向に回動するとき、所定角度回
動すると、角度調節用リング218の突起が角度調節用
リミットスイッチ220に接触し、角度調節用リミット
スイッチ220がクラッチ208を切り離す。これによ
って、主軸207は、ネジリコイルバネ215の弾発力
により打出し方向へ強(回動し、それと共に打出し腕2
13も打出し方向に回動することになる。この場合、目
盛り板221を見ながら角度調節用リング217を回転
させることにより、角度調節用リミットスイッチ220
が作動するときの回転角度、すなわち打出し腕213の
後方への振り上げ角度を変更することができる。振り上
げ角度が大きいほど、ネジリコイルバネ215の弾発力
がより強(なるので、シャトルコックの飛距離を大きく
することができる。しかしながら、何らかの故障で角度
調節用リミットスイッチ220が作動しなかったときな
ど、主軸207が打出し方向と逆方向に回動しすぎてネ
ジリコイルバネ215などの装置を破壊することが考え
られる。このようなときは、過回転防止用リング217
の突起が過回転防止用リミットスイッチ219に接触し
、過回転防止用リミットスイッチ219がクラッチ20
8を切り雌し、さらにギャードモータ210を停止させ
るようになっている。したがって、打出し腕213の振
り上げ角度の限界は、過回転防止用りミツトスイッチ2
19により規制されている。
特に第5図を参解すると、打出し腕213の先端部には
、主軸207と平行な軸222を介してラケット保持金
具223の一端が回動可能に取付けられている。そして
、このラケット保持金具223の他方の端部に、第1図
および第2図に示すようなラケット224が取付けられ
ている。一方、本体フレーム202には、主軸207が
挿通された固定板225が設けられている。そして、こ
の固定板225に、ポス226を介して、主軸207の
軸心と中心を同しにする環状の固定ギヤ227が取付け
られている。したがって、主軸207は固定ギヤ227
およびボス226の中心に遊嵌され、主軸207が回動
しても固定ギヤ227は常に本体フレーム202に固定
されている。打出し腕213の主軸207よりやや離れ
た位置には、主軸207と平行な回転軸228が挿通支
持されている。この回転軸228の端部には、遊星ギヤ
229が固着されており、遊星ギヤ229は上記固定ギ
ヤ227に歯合している。したがって、主軸207と共
に打出し腕213が回動すると、その回動角度に比例し
て固定ギヤ227に歯合した遊星ギヤ229が回転し、
回転軸228も回転することになる。回転軸228には
、遊星ギヤ229と同心的にスプロケット230が固着
されている。一方、ラケット保持金具223が取付けら
れた軸222には、スプロケット231が固着されてい
る。そして、スプロケット230 、231には、チェ
ーン232が張設されている。したがって、打出し腕2
13が回動するとき、固定ギヤ227、遊星ギヤ229
、回転軸228゜スプロケット230、チェーン232
、スプロケット231を介して軸222が回動し、軸2
22と共にラケット保持金具223が打出・し腕213
に対してさらに回動するようになっている。打出し腕2
13の回動方向と、打出し腕213に対するラケット保
持金具223の回動方向とは、同一の方向となるので、
打出し腕213が後方に振り上げられるとき、ラケット
保持金具223はさらに後方に大きく振り上げられるこ
とになり、また、打出し腕213が前方に振り出される
とき、ラケット保持金具223はさらに大きく前方に振
り出されることになる。ただし、第1図に示すように、
落下するシャトルコック113をラケット224が打つ
位置においては、打出し腕213とラケット224とが
ほぼ一直線となるようにされている。ラケット224に
よりシャトルコック113を打つとき、第8図における
打出し腕213の水平方向に対する角度aは、約45度
となるようにすることが好ましい。
次に、このシャトルコック自動打出し機の操作について
説明する。
シャトルコック連続供給装置100において、シャトル
コック113は、保持具112に順次上方から差し込ま
れ、ギャードモーク103により駆動するチェーンIl
lによって搬送される。一つの保持具112がスプロケ
ットlロアの折り返し位置に(ると、リミットスイッチ
118が作動してギャードモータ103が停止し、保持
具112はその位置に待機する。また、リミットスイッ
チ118は、図示しないタイマーを作動させ、所定時間
後にソレノイド114を作動させ、ブツシャ115を押
し出し、保持片112a、112bを開いてシャトルコ
ック113を落下させる。このような動作を繰り返すこ
とにより、シャトルコック113の落下は、所定の時間
間隔をおいて順次なされることになる。
一方、打出し装置200においては、スイッチをオンに
することにより、ギャードモータ210が予め作動する
。この状態で、上述したシャトルコック連続供給装置1
00におけるリミットスイッチ118が作動するとき、
必要に応じて図示しないタイマーにより所定時間をおい
た後、あるいはリミットスイッチ118の作動と同時に
、クラ・ンチ208が接続され、主軸207が打出し方
向と逆方向に回動する。主軸207と共に打出し腕21
3も打出し方向と逆方向に回動し、固定ギヤ227、遊
星ギヤ229、回転軸228、スプロケット230、チ
ェーン232、スプロケット231を介して軸222が
回動し、軸222と共にラケット保持金具223が打出
し腕213に対してさらに回動する。このため、打出し
腕213は後方に振り上げられ、ラケット保持金具22
3に取付けられたラケット224はさらに大きく後方に
振り上げられることになる。
主軸207が打出し方向と逆方向に所定角度回動すると
、角度調節用リミットスイッチ220が作動して、クラ
ッチ208が切り離され、主軸207の回動によりねじ
られたネジリコイルバネ21.5の弾性力により、主軸
207は、上記と逆の打出し方向に勢いよく回動する。
このため、主軸207と共に打出し腕213が打出し方
向に回動し、さらにラケット保持金具223およびラケ
ット224が打出し方向に回動する。ラケット保持金具
223とラケット224の打出し方向への回動は、打出
し腕213の回動に、打出し腕213に対するラケット
保持金具223の回動がプラスされるため、ラケット2
24はきわめて速い速度で振り出される。そして、ラケ
ット224が水平方向に対して約45度の角度に振り出
されたとき、打出し腕213と、ラケット保持金具22
3と、ラケット224とは、はぼ−直線となり、第1図
に示すように、落下してくるシャトルコック113を図
中矢印六方向に打出す。シャトルコック113を打出し
た後、打出し腕213は、ショックアブソーバ216に
突き当たって回動を停止する。こうして、打出しが終了
すると、再びクラッチ208が接続され、上記の動作を
繰り返すことになる。
なお、シャトルコック連続供給装置100からのシャト
ルコック113の落下と、打出し装置200におけるラ
ケット224の打出し動作とは、シャトルコック113
が所定の位置まで落下したときに、ラケット224がシ
ャトルコックを打つように、同調させる必要があるが、
これは、前述したように図示しないタイマーを用いて両
装置の駆動を制御することによってなされる。このタイ
マーによる作動をより詳しく説明すると、打出し頻度調
節用タイマーと打出しタイミング調節用タイマーとが設
けられ、前述したシャトルコック連続供給装置100に
おけるリミットスイッチ118が打出し頻度調節用タイ
マーに接続される。打出し頻度調節用タイマーは、打出
し頻度に合わせた所定時間後に打出しタイミング調節用
タイマーを作動させ、それと共に打出し装置200にお
けるクラッチ208を接続させる。クラッチ208の接
続後、前述した操作によってラケット225が打出し位
置まで振り出されるまでの時間を考慮し、打出しタイミ
ング調節用タイマーの時間が設定される。すなわち、打
出しタイミング調節用タイマーは、クラッチ208が接
続された後、所定時間後にソレノイド114を作動させ
、シャトルコック+13を落下させる。そして、シャト
ルコック113が所定位置まで落下したときに、振り出
されてくるラケット225のほぼ中央部に当たるように
調節されている。
また、シャトルコック113の打出し強度は、前述した
ように、角度調節リング218を回動して角度調節リミ
ットスイッチ220が作動する回動角度を変更し、主軸
207が逆方向に回動したときのネジリコイルバネ21
5の弾性変形量を変えることによって、調節することが
できる。すなわち、打出し方向と逆方向の回動角度を大
きくするほど、ネジリコイルバネ215の弾性変形量が
大きくなるので、ネジリコイルバネ215のより強い反
発力が得られ、シャトルコック113を強く打出して飛
距離を伸ばすことができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、シャトルコック
連続供給装置により、シャトルコックを連続して一個ず
つ所定位置から落下させ、これを打出し装置によって回
動するラケットで打出すようにしているので、シャトル
コックを放物線方向に十分な飛距離をもって打出すこと
ができる。そして、打出し腕の逆方向への回動角度や、
シャトルコックの打出しタイミングなどを一定にしてお
けば、一定の位置に同質な球筋でシャトルコックが打出
されるので、極めて効果的に基礎フライト練習を行なう
ことができる。また、本発明の好ましい態様によれば、
打出し腕に対してラケットが打出し腕と同方向にさらに
回動するので、人間の打出し動作におけるスナップアク
ションと同様な打出しがなされ、シャトルコックをより
強くしかも人間が打ったのと同し球筋で打出すことがで
きる。さらに、本発明の好ましい態様によれば、打出し
腕の打出し方向と逆方向への回動角度を調整して、弾性
手段の弾発力を変化させ、打出し強度を変化させること
ができるので、シャトルコックの飛距離を調節すること
もてきる。
このように、本発明によれば、シャトルコックを放物線
方向に、正確で同質な球筋で、任意の地 点に打出すこ
とができるので、バドミントンにおける基礎フライト練
習を極めて容易に、かつ効果的に行なうことができる。
そして、上級者や指導者は、練習者にシャトルコックを
打出してやる作業から開放されるので、例えば練習者の
間近にいて指導、監督に専念することができる。また、
上級者や指導者がいなくても、あるいは練習者がひとり
であっても、基礎フライト練習を行なうことが可能とな
る。また、本発明のシャトルコック自動打出し機は、シ
ャトルコックやラケットの打出し試験機としても利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したシャトルコック自動打出し機
の全体を示す正面図、第2図は同打出し機の全体を示す
左側面図、第3図は同打出し機のシャトルフック連続供
給装置を示す平面図、第4図は同装置の正面図、第5図
は同打出し機の打出し装置を示す右側面図、第6図は同
装置の平面図、第7図は同装置の背面図、第8図は同装
置の部分断面図である。 図中、100はシャトルコック連続供給装置、103は
ギャードモータ、107 、110はスプロケット、1
11はチェーン、112は保持具、113はシャトルコ
ック、114はソレノイド、115はブツシャ、118
はリミットスイッチ、200は打出し装置、202は本
体フレーム、207は主軸、208はクラッチ、209
はスプロケット、210はギャードモータ、211はス
プロケット、212はチェーン、213は打出し腕、2
15はネジリコイルバネ、217は過回転防止用リング
、218は角度調節用リング、219は過回転防止用リ
ミットスイッチ、220は角度調節用リミットスイッチ
、223はラケット保持金具、224はラケット、22
7は固定ギヤ、229は遊星ギヤ、230.231はス
プロケット、232はチェーンである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のシャトルコックを収容し、これらのシャト
    ルコックを所定の位置から1個ずつ落下させるシャトル
    コック連続供給手段と、 先端にラケットが取付けられた打出し腕と、この打出し
    腕を回動可能に支持する主軸と、この主軸および前記打
    出し腕を打出し方向に回動するように付勢する弾性手段
    と、前記主軸を前記弾性手段に抗して打ち出し方向と逆
    方向に回動させる駆動手段と、前記主軸および前記打出
    し腕が逆方向に所定角度回動したとき、前記主軸と前記
    駆動手段との連動を解除する解除手段とからなる打出し
    装置とを備え、 前記シャトルコック連続供給手段からシャトルコックが
    落下するとき、前記打出し腕および前記ラケットが打出
    し方向に回動して、前記ラケットによってシャトルコッ
    クを打出すようにしたことを特徴とするシャトルコック
    自動打出し機。
  2. (2)前記シャトルコック連続供給手段は、間欠的に動
    作する搬送手段と、この搬送手段の複数箇所に取付けら
    れたシャトルコック保持手段と、前記搬送手段の搬送経
    路の所定位置において前記保持手段を開放させ前記シャ
    トルコックを落下させる開放手段とからなる請求項1記
    載のシャトルコック自動打出し機。
  3. (3)前記搬送手段は、駆動手段により回転する駆動ス
    プロケットと従動スプロケットとの間に張設されてほぼ
    水平面に沿って回転動作するチェーンからなり、前記保
    持手段は、前記チェーンに所定間隔で取り付けられた上
    方から見てほぼU字状の保持具からなり、前記開放手段
    は、前記チェーンの経路の所定位置において前記U字状
    の保持具を開かせるように動作するソレノイドからなる
    請求項2記載のシャトルコック自動打出し機。
  4. (4)前記解除手段は、前記駆動手段と前記主軸との間
    に設けられたクラッチと、前記主軸が打出し方向と逆方
    向に所定角度回動したときに作動して前記クラッチを分
    離させるリミットスイッチとからなり、前記リミットス
    イッチが作動する回動角度が変更可能とされた請求項1
    、2または3記載のシャトルコック自動打出し機。
  5. (5)前記打出し腕に前記主軸と平行な軸を介してラケ
    ット保持金具が回動可能に取付けられ、このラケット保
    持金具に前記ラケットが保持されており、前記主軸の回
    動に伴って前記ラケット保持金具が前記打出し腕に対し
    て同方向に回動するようにされており、前記シャトルコ
    ックの打出し位置において前記打出し腕と前記ラケット
    保持金具に保持されたラケットとがほぼ一直線となるよ
    うにされている請求項1、2、3または4記載のシャト
    ルコック自動打出し機。
JP63051325A 1988-03-04 1988-03-04 シャトルコック自動打出し機 Pending JPH01227775A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104436610A (zh) * 2014-12-16 2015-03-25 济南大学 网球训练送球机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104436610A (zh) * 2014-12-16 2015-03-25 济南大学 网球训练送球机

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