JPH01226909A - スクリーンかすの処理方法及び装置並びに圧送方法 - Google Patents

スクリーンかすの処理方法及び装置並びに圧送方法

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JPH01226909A
JPH01226909A JP5218988A JP5218988A JPH01226909A JP H01226909 A JPH01226909 A JP H01226909A JP 5218988 A JP5218988 A JP 5218988A JP 5218988 A JP5218988 A JP 5218988A JP H01226909 A JPH01226909 A JP H01226909A
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screen
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dregs
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Shuji Deguchi
出口 修二
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MARUSEI JUKOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、下水道における中継ポンプ場で回収されたス
クリーンかすを処理する方法と装置並びに圧送方法に関
する。
(従来の技術) 下水道における中継ポンプ場は、汚水・汚物を終末処理
場へ中継する所であるが、ポンプ保護のためにスクリー
ンを設けている。スクリーンからは人糞、トイレットペ
ーパ、食物かす、ヘドロ等が混在するスクリーンかす(
篩渣)が回収されるが、従来はその回収されたものをホ
ッパーに溜めて定期的にトラックで運び出し終末処理場
で焼却処理を行う方法が採られている。又ポンプ場にお
いて洗浄処理を施し悪臭を除いて処理する等の方法が採
られている。
(発明が解決しようとする課題) このような従来の方法にあっては、スクリーンで回収さ
れたスクリーンかすの煩雑な処理に困窮するという不合
理性がある。ざらに回収されたスクリーンかすを焼却プ
ラントを有する終末処理場等にトラック等で搬送する場
合、その搬送過程  −で環境を悪化させるなどの問題
があり、これらは都市化の進んだ地域では一層深刻な問
題となっている。
この不合理性は次の点に起因している。
■  中継ポンプ場は、本来は汚水・汚物を終末処理場
へ中継するのが目的であり、省力化、無人化を目指する
設備であり、煩雑な処理機能をもたせるべきでない。
■  ポンプ保護のためにスクリーンで除去されるもの
は、ポンプに噛み込んだり吸込口に引っかかって閉塞し
揚水不能に至らしめる棒切れや針金等の異物でりあり、
これらはたまに流入するものである。
しかし環境問題の原因となるスクリーンかすは、人糞、
トイレットベーパ、食物かす、ヘドロ等の有機質に富む
塵芥である。たまにしか流入しない異物除去のために設
置したスクリーンがやっかいな有機質系ゴミを大量に回
収し大きな労力、経費を発生させている。
■  上記の有機質系塵芥の混入比の増加という近年の
傾向は、都市化の進んだ地域で特に大きく、又回収した
スクリーンかすによる環境問題もより深刻となる。
本発明は、中継ポンプ場で従来実施しているスクリーン
かすの処理、トラック等による市街地の移送を一切行わ
ないで、而も終末処理場へ安全且つ確実に輸送し、環境
問題の改善、省力化を図ることを目的としており、さら
に簡単な構成で実施化が容易であり、効率のよいスクリ
ーンかす処理方法と装置及び圧送方法を提供することを
目的としいてる。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明のスクリーンかす
処理方法においては、スクリーン1を通した汚水を汚水
ポンプ2で汲み上げ汚水管3にてライン輸送する中継ポ
ンプ場において、スクリーン1にて回収されたスクリー
ンかす(篩渣)を洗浄水を満した撹拌洗浄部10へ投入
して撹拌洗浄し重量物を重力沈降により選別除外したシ
サ残留物を洗浄水とともに破砕ポンプ4で破砕しながら
汚水管3にライン注入することからなるものである。
又装置としては、汚水をスクリーン1にかけ、回収され
たスクリーンかすく篩渣)を貯溜し定量づつ送り出す送
り装置5を備えたシサ集荷部20と、送り出されたスク
リーンかすを洗浄水を満したタンクに受け入れて撹拌洗
浄するようにタンク底部又は側部に撹拌機6を備えた撹
拌洗浄部10と、撹拌洗浄部から粗大シサを分離する粗
大シサ回収スクリーン7と、タンク底部へ重力沈降した
重量物を系外へ運び出す重量物回収コンベヤ8と、粗大
シサを破砕して再び撹拌洗浄部へ送り込む粗大シサ破砕
装M9と、撹拌洗浄部から洗浄水とともに取出して破砕
しながら汚水管3ヘライン注入するように圧送する破砕
機能付きのポンプ4とからなるものである。
さらに、撹拌洗浄部10から取出したシサ残留物を破砕
ポンプ4で破砕しながらスクリーン1下流の汚水ポンプ
2のある汚水溜部30へ注入するようにしたスクリーン
かす圧送方法がある。
(作用) 上記の技術的手段は次のように作用する。
第1図に示すように、汚水溜部30へ向う汚水はその全
部がスクリーン1を通るため、汚水中に混在する粗大ご
みはスクリーン1に受け止められる。
これらはスクリーンかす(篩渣)として水上部へかき揚
げられ、シサ集荷搬送コンベヤ21にてシサ集荷部20
へ貯溜される。
シサ集荷部20に貯められたスクリーンかすはホッパー
の底部から送り装置5により定期的に定量づつ取り出さ
れて撹拌洗浄部10の粗大シサ分離部10aに投入され
る。撹拌洗浄部10においては、タンク内に洗浄水が満
たされて撹拌機6で撹拌される為汚物がもみほぐされ簡
易な洗浄が行われる。
まれに流入する流木、古タイヤ等の粗大シサは粗大シサ
回収スクリーン7で回収され、破砕装置9にかけて破砕
した上で再度撹拌洗浄部10の粗大シサ分離部10aへ
投入される。スクリーン7を通過したものは重量物分離
部10bへ入り、再び撹拌機6aで撹拌され、そこで金
属、石等の重い異物は重力により重量物分離部10bの
タンク底部に沈降する。これら重力沈降したタンク底部
の異物は定期的に重量物回収コンベヤ8により取り出さ
れ、系外へ排出される。一方撹拌流で浮遊したごみは中
段から破砕ポンプ4で引き出されて細かく破砕されなが
ら圧送される。人糞等の溶解性のものは、そこで強い剪
断を受け溶解する。破砕ポンプ4で破砕されたごみと汚
水は、シサ圧送配管12.13により既存の汚水管3の
途中にライン注入されるか、又は配管12.14を経て
スクリーン下流の汚水溜部30に注入される。汚水管3
の途中にライン注入する場合は、そのまま終末処理場へ
圧送される。又汚水溜部30へ注入する場合はスクリー
ン1の下流の汚水と混合して再び汚水ポンプ2に吸い込
まれ、該ポンプから汚水管3を経て終末処理場へ圧送さ
れる。
(実施例) 本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、シサ集荷部20はスクリーン1で回収
したスクリーンかすを集めて貯溜し定量づつ送り出すよ
うにホッパ22とその底部に定量送り装置5を設けてな
る。底部の送り装置5はフラットコンベヤ又はスクリュ
ーコンベヤ等からなる。
撹拌洗浄部10は、前段に粗大シサ分離部10aと後段
に重量物分離部10bを有するように洗浄水を満たす共
通のタンクと各分離部において洗浄水を撹拌する撹拌機
6.6aと、粗大シサを分離して回収する粗大シサ回収
スクリーン7及び重力沈降した重量物をタンク底部から
運び出す重量物回収コンベヤ8とからなる。
撹拌機6は、モータにて回転駆動する撹拌羽根式のもの
をタンク側壁等に設置して洗浄水を撹拌し撹拌流により
汚物をもみほぐすように作用させるようになす。又タン
クの側壁を貫通してエアーノズル又は圧力水噴射ノズル
を設け、エアー又は圧力水の噴射により洗浄水を撹拌し
上記と同様に作用させるようにする。
第1図の実施例においては、粗大シサ回収スクリーン7
の上流側の粗大シサ分離部10aと下流側の重量物分離
部10bとに撹拌羽根式撹拌機6.6aを個別に設けて
いる。
粗大シサ回収スクリーン7は流木、古タイヤ等の粗大ご
みを水中より水切りしながら掻き上げるように傾斜した
コンベヤーにて構成されている。
タンク内において重力沈降した重量物は、タンク底部よ
り重量物回収コンベヤ8で回収されて搬送台車23等に
より糸外へ排出される。
破砕ポンプ4は破砕機能を備えたポンプであり、回収ス
クリーン7を通り扱けた細かい浮遊ごみを水と共に吸い
込んで、さらに細かく破砕しながら送り出すものである
破砕ポンプ4は破砕機能のない通常のポンプと破砕機能
をもつ破砕機に分けたものにして、直列に設けることも
できる。
シサ圧送配管12の途中には、濃縮用ストレーナ24を
設けて汚水のみを分水し、これを配管25を経て上記装
置へ循環させることにより補給水の低減に努めるように
している。
(発明の効果) 本発明は上記説明したように構成されているので、以下
に示すような効果を奏する。
■  中継ポンプ場で回収されたスクリーンかすを撹拌
洗浄部に投入し、圧送するには重過ぎる金属片、石、砂
等の重量物を分離除去した後、破砕ポンプで破砕しなが
ら既設の汚水送水用の汚水管にライン注入してそのまま
終末処理場へ圧送することができ、従来のようにトラッ
ク等で市街地を搬送する必要がない。
■  撹拌洗浄部において回収した粗大シサを破砕装置
で細かく破砕し再び撹拌洗浄部へ投入して再処理される
為たまに流入する流木やビニール袋、タイヤ等の粗大ご
みに対処できる。
■  破砕に不適当な金属片などの重量物を洗浄して除
去できる為これらの処理が問題な〈実施できる。
■  装置全体からの悪臭の発生を極力押えることがで
きる。
■  中継ポンプ場の省力化、無人化に向けて環境問題
の改善が期待できる。
■  設備がコンパクト化され、コスト的にも有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る中継ポンプ場におけるスクリーン
かすの処理方法及び圧送方法を実施するための装置を示
すシステム図であり、第2図は本発明方法及び装置を概
念的に示すフローシート図である。 1・・・スクリーン    2・・・汚水ポンプ3・・
・汚水管      4・・・破砕ポンプ5・・・送り
装置     6、6a・・・撹拌機7・・・粗大シサ
回収スクリーン 8・・・重量物回収コンベヤ 9・・・粗大シサ破砕装置 10・・・撹拌洗浄部    10a・・・粗大シサ分
離部10b・・・重量物分離部 12、13.14・・・シサ圧送配管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スクリーン1を通した汚水を汚水ポンプ2で汲み
    上げ汚水管3にてライン輸送する中継ポンプ場において
    、スクリーン1にて回収されたスクリーンかす(篩渣)
    を洗浄水を満した撹拌洗浄部10へ投入して撹拌洗浄し
    重量物を重力沈降により選別除外したシサ残留物を洗浄
    水とともに破砕ポンプ4で破砕しながら汚水管3にライ
    ン注入することを特徴とするスクリーンかす処理方法。
  2. (2)汚水をスクリーン1にかけ、回収されたスクリー
    ンかす(篩渣)を貯溜し定量づつ送り出す送り装置5を
    備えたシサ集荷部20と、送り出されたスクリーンかす
    を洗浄水を満したタンクに受け入れて撹拌洗浄するよう
    にタンク底部又は側部に撹拌機6を備えた撹拌洗浄部1
    0と、撹拌洗浄部から粗大シサを分離する粗大シサ回収
    スクリーン7と、タンク底部へ重力沈降した重量物を系
    外へ運び出す重量物回収コンベヤ8と、粗大シサを破砕
    して再び撹拌洗浄部へ送り込む粗大シサ破砕装置9と、
    撹拌洗浄部から洗浄水とともに取出して破砕しながら汚
    水管3へライン注入するように圧送する破砕機能付きの
    ポンプ4とからなることを特徴とするスクリーンかす処
    理装置。
  3. (3)撹拌洗浄部10から取出したシサ残留物を破砕ポ
    ンプ4で破砕しながらスクリーン1下流の汚水ポンプ2
    のある汚水溜部30へ注入するようにしたスクリーンか
    す圧送方法。
  4. (4)撹拌洗浄部10の撹拌機6、6aをモータにて回
    転駆動する撹拌羽根又はエアー或いは圧力水の噴射ノズ
    ル、若しくはその両方から構成した請求項2記載のスク
    リーンかす処理装置。
  5. (5)スクリーン下流の汚水溜部30から汚水ポンプ2
    で汲み上げて汚水管3へライン輸送するように圧送され
    る汚水の一部を、汚水管3から分岐した補給水管11に
    て取出し洗浄水として撹拌洗浄部10へ供給するように
    した請求項1又は3記載のスクリーンかす処理方法。
JP5218988A 1988-03-04 1988-03-04 スクリーンかすの処理方法及び装置並びに圧送方法 Granted JPH01226909A (ja)

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