JPH01226296A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
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- JPH01226296A JPH01226296A JP5118288A JP5118288A JPH01226296A JP H01226296 A JPH01226296 A JP H01226296A JP 5118288 A JP5118288 A JP 5118288A JP 5118288 A JP5118288 A JP 5118288A JP H01226296 A JPH01226296 A JP H01226296A
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- enclosure
- diaphragm
- speaker device
- gas
- gas adsorbent
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- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims abstract description 30
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 35
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 20
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、音響再生に用いられるスピーカ装置に関する
。
。
B6発明の概要
本発明は、音響再生に用いられるスピーカ装置において
、密閉型のエンクロージャに封入されたガス体をガス吸
着体を用いて吸着/放出することによって、振動板の振
動によるエンクロージャの内部圧力の変化を緩和して、
低音域の再生特性等を改善できるようにしたものである
。
、密閉型のエンクロージャに封入されたガス体をガス吸
着体を用いて吸着/放出することによって、振動板の振
動によるエンクロージャの内部圧力の変化を緩和して、
低音域の再生特性等を改善できるようにしたものである
。
C6従来の技術
一般に、音響再生に用いられるスピーカ装置では、スピ
ーカユニットに設けられた振動板を振動させて、電気信
号を音波に変換するようになっている。このようなスピ
ーカ装置の一種として、第5図に示すスピーカ装置20
のように、振動板21の前面に生じる音波と後面に生じ
る音波とが互いに干渉しないように、密閉型のエンクロ
ージャ22にてスピーカユニット23の後面を覆い、上
記振動板21の前後の空気を完全に遮るようにした密閉
型スピーカシステムが従来より用いられている。
ーカユニットに設けられた振動板を振動させて、電気信
号を音波に変換するようになっている。このようなスピ
ーカ装置の一種として、第5図に示すスピーカ装置20
のように、振動板21の前面に生じる音波と後面に生じ
る音波とが互いに干渉しないように、密閉型のエンクロ
ージャ22にてスピーカユニット23の後面を覆い、上
記振動板21の前後の空気を完全に遮るようにした密閉
型スピーカシステムが従来より用いられている。
D1発明が解決しようとする課題
ところで、上述のスピーカ装置20の振動系は、第6図
の等価回路に示すように、スピーカユニット23の機械
インピーダンスZs、空気負荷による機械インピーダン
スZaおよびエンクロージャ22の機械インピーダンス
zbの直列回路で表される。このうち、上記エンクロー
ジャ22の機械インピーダンスzbとは、エンクロージ
ャ22の内部に密閉された空気により生じる振動板21
の振動を妨げる弾性力で、いわゆる空気ばねとして、こ
のスピーカ装置20の再生音に歪を生しさせたり、最低
共振周波数foを高くして低音域の再生を制限したりす
る一因となっていた。
の等価回路に示すように、スピーカユニット23の機械
インピーダンスZs、空気負荷による機械インピーダン
スZaおよびエンクロージャ22の機械インピーダンス
zbの直列回路で表される。このうち、上記エンクロー
ジャ22の機械インピーダンスzbとは、エンクロージ
ャ22の内部に密閉された空気により生じる振動板21
の振動を妨げる弾性力で、いわゆる空気ばねとして、こ
のスピーカ装置20の再生音に歪を生しさせたり、最低
共振周波数foを高くして低音域の再生を制限したりす
る一因となっていた。
すなわち、上記スピーカ装置20は、エンクロージャ2
2内部の空気が上記振動板21に弾性力を与えるために
、歪が増加し、また、低音域が充分に再生できなかった
。特に、エンクロージャ22の内容積が小さい小型スピ
ーカ装置では、上記第4図に示した等価回路においてエ
ンクロージャの機械インピーダンスzbを大きくしたの
と同様に最低共振周波数fOが高くなってしまうので、
充分な低音域の再生が不可能とされているのが実情であ
った。
2内部の空気が上記振動板21に弾性力を与えるために
、歪が増加し、また、低音域が充分に再生できなかった
。特に、エンクロージャ22の内容積が小さい小型スピ
ーカ装置では、上記第4図に示した等価回路においてエ
ンクロージャの機械インピーダンスzbを大きくしたの
と同様に最低共振周波数fOが高くなってしまうので、
充分な低音域の再生が不可能とされているのが実情であ
った。
そこで、本発明は、上述の如き課題に鑑み、振動板の振
動によるエンクロージャの内圧変化を緩和することによ
って低音域の再生特性等を改善できるようにした新規な
構成のスピーカ装置を提供することを目的としている。
動によるエンクロージャの内圧変化を緩和することによ
って低音域の再生特性等を改善できるようにした新規な
構成のスピーカ装置を提供することを目的としている。
81課題を解決するための手段
本発明は、上述の如き課題を解決するために、振動板を
備えたスピーカユニットと、上記スピーカユニットが取
り付けられる密閉型のエンクロージャと、上記エンクロ
ージャの内部に封入されるガス体と、上記エンクロージ
ャの内部に配され、上記エンクロージャの内部圧力の変
化に応じて、上記ガス体を吸着/放出する特性を有する
ガス吸着体とからなる。
備えたスピーカユニットと、上記スピーカユニットが取
り付けられる密閉型のエンクロージャと、上記エンクロ
ージャの内部に封入されるガス体と、上記エンクロージ
ャの内部に配され、上記エンクロージャの内部圧力の変
化に応じて、上記ガス体を吸着/放出する特性を有する
ガス吸着体とからなる。
F1作用
本発明に係るスピーカ装置では、スピーカユニットの振
動板の振動による密閉型のエンクロージャの内部圧力の
変化に応じて、ガス吸着体が上記エンクロージャ内部に
封入されたガス体を吸着/放出して、上記内部圧力の変
化を緩和する。
動板の振動による密閉型のエンクロージャの内部圧力の
変化に応じて、ガス吸着体が上記エンクロージャ内部に
封入されたガス体を吸着/放出して、上記内部圧力の変
化を緩和する。
G、実施例
以下、本発明の実施例について、図面に従い詳細に説明
する。
する。
第1図は、本発明を適用した第1の実施例のスピーカ装
置1の構成を示す模式図である。
置1の構成を示す模式図である。
この第1図において、上記スピーカ装置1は、所定の内
部容積を有する密閉型のエンクロージャ2の前面にスピ
ーカユニット3が取り付けられた密閉型スピーカシステ
ムである。上記スピーカユニット3は、信号入力端子4
から供給されるオーディオ信号を増幅する増幅器5が外
部接続されており、この増幅器5から供給される電気信
号を振動板6により音波に変換して放射するようになっ
ている。また、上記エンクロージャ2の内部には、窒素
ガスを含む空気が封入されているとともに、この窒素ガ
スを吸着/放出するガス吸着体7が塗布されたヒータ8
が設けられている。このヒータ8には、その温度制御信
号を生成する制御部9が外部接続されている。
部容積を有する密閉型のエンクロージャ2の前面にスピ
ーカユニット3が取り付けられた密閉型スピーカシステ
ムである。上記スピーカユニット3は、信号入力端子4
から供給されるオーディオ信号を増幅する増幅器5が外
部接続されており、この増幅器5から供給される電気信
号を振動板6により音波に変換して放射するようになっ
ている。また、上記エンクロージャ2の内部には、窒素
ガスを含む空気が封入されているとともに、この窒素ガ
スを吸着/放出するガス吸着体7が塗布されたヒータ8
が設けられている。このヒータ8には、その温度制御信
号を生成する制御部9が外部接続されている。
ここで、上記ガス吸着体7としては、例えば東ソー■の
商品名1’ZEOLUMj等が知られている。このr’
ZEOLUMJは、第2図に示すように、ガス分圧が高
いほど窒素ガスの吸着量が増加し、また、温度(T)が
饗いほど窒素ガスの吸着量が増加する特性を有している
。
商品名1’ZEOLUMj等が知られている。このr’
ZEOLUMJは、第2図に示すように、ガス分圧が高
いほど窒素ガスの吸着量が増加し、また、温度(T)が
饗いほど窒素ガスの吸着量が増加する特性を有している
。
このような構成の上記スピーカ装置1では、動作時には
、上記制御部9にて生成される温度制御信号の電圧によ
り、上記ヒータ8が上記ガス吸着体7を常温よりやや高
い所定温度に加熱するようになっている。このとき、上
記振動板6には、上記エンクロージャ2の内部圧力と外
部圧力が均等に作用するようになっている。そして、上
記増幅器5から供給される電気信号により上記振動板6
が上記エンクロージャ2の内面側に変位して、上記エン
クロージャ2の内部圧力が増加すると、上記ガス吸着体
7は、第2図に示したようにガス吸着量が増加するので
、上記エンクロージャ2内部の空気に含まれる窒素を吸
着する。また、上記振動板6が上記エンクロージャ2の
外面側に変位して、上記エンクロージャ2の内部圧力が
減少すると、上記ガス吸着体7は、第2図に示したよう
にガス吸着量が減少するので、吸着していた窒素ガスを
上記エンクロージャ2内部に放出する。このように、上
記スピーカ装置1では、上記振動板6の振動による上記
エンクロージャ2の内部圧力の変化に応じて、上記ガス
吸着体7が窒素ガスを吸着/放出するので、上記振動板
6に作用する上記エンクロージャ2内部の空気による弾
性力が緩和され、見掛上、上記エンクロージャ2の内部
容積を増加させたのと同様に、いわゆる空気ばねが軟化
した状態となる。
、上記制御部9にて生成される温度制御信号の電圧によ
り、上記ヒータ8が上記ガス吸着体7を常温よりやや高
い所定温度に加熱するようになっている。このとき、上
記振動板6には、上記エンクロージャ2の内部圧力と外
部圧力が均等に作用するようになっている。そして、上
記増幅器5から供給される電気信号により上記振動板6
が上記エンクロージャ2の内面側に変位して、上記エン
クロージャ2の内部圧力が増加すると、上記ガス吸着体
7は、第2図に示したようにガス吸着量が増加するので
、上記エンクロージャ2内部の空気に含まれる窒素を吸
着する。また、上記振動板6が上記エンクロージャ2の
外面側に変位して、上記エンクロージャ2の内部圧力が
減少すると、上記ガス吸着体7は、第2図に示したよう
にガス吸着量が減少するので、吸着していた窒素ガスを
上記エンクロージャ2内部に放出する。このように、上
記スピーカ装置1では、上記振動板6の振動による上記
エンクロージャ2の内部圧力の変化に応じて、上記ガス
吸着体7が窒素ガスを吸着/放出するので、上記振動板
6に作用する上記エンクロージャ2内部の空気による弾
性力が緩和され、見掛上、上記エンクロージャ2の内部
容積を増加させたのと同様に、いわゆる空気ばねが軟化
した状態となる。
例えば、上記エンクロージャ2の内容積が3IV。
あるものとして、この内容積が、上記振動板6が上記エ
ンクロージャ2の内面側に変位することによって60c
c減少したものとする。このとき、上記エンクロージャ
2の内部圧力は、上記ガス吸着体7の窒素ガス吸着作用
がなければ15mmHg上昇することになる。しかし、
このスピーカ装置1では、上記ガス吸着体7が上記内部
圧力の上昇に応じて窒素ガスを吸着するので、上記エン
クロージャ2の内部圧力の上昇は10m+nHg程度に
なる。従って、このスピーカ装置1は、上記ガス吸着体
7を用いない場合と比較して、上記エンクロージャ2内
部の空気による弾性力が273になり、最低共振周波数
f’oが18%も低下する。
ンクロージャ2の内面側に変位することによって60c
c減少したものとする。このとき、上記エンクロージャ
2の内部圧力は、上記ガス吸着体7の窒素ガス吸着作用
がなければ15mmHg上昇することになる。しかし、
このスピーカ装置1では、上記ガス吸着体7が上記内部
圧力の上昇に応じて窒素ガスを吸着するので、上記エン
クロージャ2の内部圧力の上昇は10m+nHg程度に
なる。従って、このスピーカ装置1は、上記ガス吸着体
7を用いない場合と比較して、上記エンクロージャ2内
部の空気による弾性力が273になり、最低共振周波数
f’oが18%も低下する。
従って、このスピーカ装置1では、上記振動板6の振動
による上記エンクロージャ2の内圧変化を上記ガス吸着
体7による窒素ガスの吸収/放出で緩和することによっ
て、上記エンクロージャ2内部の空気が上記振動板6に
与える弾性力を弱めることができるので、密閉型のエン
クロージャを用いた従来のスピーカ装置において課題と
されていた、再生音の歪を減少させることができるとと
もに、エンクロージャの内容積が小さな小型スピーカ装
置でも低音域の再生を可能にすることができる。
による上記エンクロージャ2の内圧変化を上記ガス吸着
体7による窒素ガスの吸収/放出で緩和することによっ
て、上記エンクロージャ2内部の空気が上記振動板6に
与える弾性力を弱めることができるので、密閉型のエン
クロージャを用いた従来のスピーカ装置において課題と
されていた、再生音の歪を減少させることができるとと
もに、エンクロージャの内容積が小さな小型スピーカ装
置でも低音域の再生を可能にすることができる。
第3図は、本発明を適用した第2の実施例のスピーカ装
置10の構成を示す模式図である。
置10の構成を示す模式図である。
この第3図において、上記スピーカ装置1oは、エンク
ロージャ2の内部に配されたヒータ8に外部接続された
制御部11に、増幅器5からスピーカユニット3に供給
される電気信号がローパスフィルタ(LPF)12を介
して供給されるようになっている。その他の構成は、上
述のスピーカ装置1と同様であり、同一の構成部材につ
いては、第3図に第1図に示した各構成部材と同一の番
号を付して、その詳細な説明を省略する。
ロージャ2の内部に配されたヒータ8に外部接続された
制御部11に、増幅器5からスピーカユニット3に供給
される電気信号がローパスフィルタ(LPF)12を介
して供給されるようになっている。その他の構成は、上
述のスピーカ装置1と同様であり、同一の構成部材につ
いては、第3図に第1図に示した各構成部材と同一の番
号を付して、その詳細な説明を省略する。
このスピーカ装置10では、上記LPF12が上記増幅
器5から出力される電気信号の低域信号を上記制御部1
1に供給するようになっている。
器5から出力される電気信号の低域信号を上記制御部1
1に供給するようになっている。
この制御部11は、上記ヒータ8により加熱されるガス
吸着体7の温度を、上記LPF12から出力される上記
増幅器5の出力電気信号の低域信号に応じて次のように
制御するようになっている。
吸着体7の温度を、上記LPF12から出力される上記
増幅器5の出力電気信号の低域信号に応じて次のように
制御するようになっている。
すなわち、上記制御部11は、振動板6が上記エンクロ
ージャ2の内面側に変位するときには、上 □記ヒータ
8に与える電圧を低くして、上記ガス吸着体7の温度を
低下させ、第2図に示したように上記ガス吸着体7のガ
ス吸着量を増加させる。また、上記振動板6が上記エン
クロージャ2の外面側に変位するときには、上記ヒータ
8に与える電圧を高くして、上記ガス吸着体7の温度を
上昇させ、第2図に示したように上記ガス吸着体7のガ
ス吸着量を減少させる。このように、このスピーカ装置
10では、上記振□動板6の振動に応じた温度制御を上
記ガス吸着体7に施すことによって、このガス吸着体7
に、より多くの窒素ガスを吸着/放出させて、上記エン
クロージャ2の内部圧力が変化しないようになっている
。従って、上記エンクロージャ2の内部圧力は、見掛上
、上記エンクロージャ2の内部容積を無限大にしたのと
同様に、上記振動板6に弾性力として作用しなくなる。
ージャ2の内面側に変位するときには、上 □記ヒータ
8に与える電圧を低くして、上記ガス吸着体7の温度を
低下させ、第2図に示したように上記ガス吸着体7のガ
ス吸着量を増加させる。また、上記振動板6が上記エン
クロージャ2の外面側に変位するときには、上記ヒータ
8に与える電圧を高くして、上記ガス吸着体7の温度を
上昇させ、第2図に示したように上記ガス吸着体7のガ
ス吸着量を減少させる。このように、このスピーカ装置
10では、上記振□動板6の振動に応じた温度制御を上
記ガス吸着体7に施すことによって、このガス吸着体7
に、より多くの窒素ガスを吸着/放出させて、上記エン
クロージャ2の内部圧力が変化しないようになっている
。従って、上記エンクロージャ2の内部圧力は、見掛上
、上記エンクロージャ2の内部容積を無限大にしたのと
同様に、上記振動板6に弾性力として作用しなくなる。
よって、このスピーカ装置1oでは、上記第1の実施例
のスピーカ装置1と比較して、さらに再生音の歪を減少
させることができるとともに、低音域の再生を可能にす
ることができる。
のスピーカ装置1と比較して、さらに再生音の歪を減少
させることができるとともに、低音域の再生を可能にす
ることができる。
なお、本発明は、上述の実施例のみに限定されるもので
はなく、例えば、上記エンクロージャ2の内部に水素ガ
スを封入し、上記ガス吸着体7として第4図に示す水素
ガス吸着特性を有する昭和電工■の商品名fHY−3T
ORJ等を用いることも可能である。
はなく、例えば、上記エンクロージャ2の内部に水素ガ
スを封入し、上記ガス吸着体7として第4図に示す水素
ガス吸着特性を有する昭和電工■の商品名fHY−3T
ORJ等を用いることも可能である。
H6発明の効果
本発明では、スピーカユニットの振動板の振動による密
閉型のエンクロージャの内部圧力の変化に応じて、ガス
吸着体が上記エンクロージャ内部に封入されたガス体を
吸着/放出し、上記内部圧力の変化を緩和する。
閉型のエンクロージャの内部圧力の変化に応じて、ガス
吸着体が上記エンクロージャ内部に封入されたガス体を
吸着/放出し、上記内部圧力の変化を緩和する。
従って、本発明に係るスピーカ装置では、密閉型のエン
クロージャの内部の空気が振動板に与える弾性力が弱ま
るので、再生音の歪を減少させることができ、さらに、
エンクロージャの内容積が小さな小型スピーカ装置でも
低音域の再生を可能にすることができる。
クロージャの内部の空気が振動板に与える弾性力が弱ま
るので、再生音の歪を減少させることができ、さらに、
エンクロージャの内容積が小さな小型スピーカ装置でも
低音域の再生を可能にすることができる。
第1図は本発明に係るスピーカ装置の第1の実施例の構
成を示す模式図、第2図は上記実施例に用いられる窒素
ガス吸着体の特性を示す特性図、第3図は本発明に係る
スピーカ装置の第2の実施例の構成を示す模式図、第4
図は上記窒素ガス吸着体に代えて本発明に係るスピーカ
装置に用いることができる水素ガス吸着体の特性を示す
特性図である。 第5図はスピーカ装置の従来例を示す模式図、第6図は
上記従来例の等価回路図である。 1.10・・・スピーカ装置 2・・・エンクロージャ 3・・・スピーカユニット 6・・・振動板 7・・・ガス吸着体 し−、−ノ 1気り カフータ広−− 窒寮η’X[RLl休の午1・1・を 第2図 庁゛′7.aIV→ 水素tr’z a用看4のqが71.仁第4図 ’tL#¥’16″)j”z (B ’eJ 8.’a
′第6図
成を示す模式図、第2図は上記実施例に用いられる窒素
ガス吸着体の特性を示す特性図、第3図は本発明に係る
スピーカ装置の第2の実施例の構成を示す模式図、第4
図は上記窒素ガス吸着体に代えて本発明に係るスピーカ
装置に用いることができる水素ガス吸着体の特性を示す
特性図である。 第5図はスピーカ装置の従来例を示す模式図、第6図は
上記従来例の等価回路図である。 1.10・・・スピーカ装置 2・・・エンクロージャ 3・・・スピーカユニット 6・・・振動板 7・・・ガス吸着体 し−、−ノ 1気り カフータ広−− 窒寮η’X[RLl休の午1・1・を 第2図 庁゛′7.aIV→ 水素tr’z a用看4のqが71.仁第4図 ’tL#¥’16″)j”z (B ’eJ 8.’a
′第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 振動板を備えたスピーカユニットと、 上記スピーカユニットが取り付けられる密閉型のエンク
ロージャと、 上記エンクロージャの内部に封入されるガス体と、 上記エンクロージャの内部に配され、上記エンクロージ
ャの内部圧力の変化に応じて、上記ガス体を吸着/放出
する特性を有するガス吸着体とからなるスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5118288A JPH01226296A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5118288A JPH01226296A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | スピーカ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01226296A true JPH01226296A (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=12879705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5118288A Pending JPH01226296A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01226296A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001346284A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-14 | Hiroshi China | スピーカー |
WO2005099300A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピーカ装置 |
WO2006104103A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピーカ装置 |
EP1868409A1 (en) * | 2005-03-17 | 2007-12-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker system |
US8265330B2 (en) | 2007-07-20 | 2012-09-11 | Kuraray Chemical Co., Ltd. | Material for speaker device and speaker device using it |
US20140064540A1 (en) | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Bose Corporation | Loudspeaker System |
WO2014086947A1 (de) * | 2012-12-06 | 2014-06-12 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Lautsprecher mit druck-kompensations-element |
US8794373B1 (en) | 2013-03-15 | 2014-08-05 | Bose Corporation | Three-dimensional air-adsorbing structure |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5118288A patent/JPH01226296A/ja active Pending
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