JPH01224547A - クラッチ油圧制御装置 - Google Patents

クラッチ油圧制御装置

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JPH01224547A
JPH01224547A JP63049805A JP4980588A JPH01224547A JP H01224547 A JPH01224547 A JP H01224547A JP 63049805 A JP63049805 A JP 63049805A JP 4980588 A JP4980588 A JP 4980588A JP H01224547 A JPH01224547 A JP H01224547A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トランスミッションのクラッチ油圧制御装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第10図は、従来一般的に行われているトランスミッシ
ョンの変速制御を示すものである。
第1速から第2速への変速を考える。この従来の変速制
御においては、変速指令が出された時点で第1速のクラ
ッチをオフとし、同時に第2速のクラッチに対して油を
流入し始める。この結果、第1速のクラッチの油圧は変
速指令が出された時に所定圧から零まで降下し、第2速
のクラッチの油圧はフィリングタイムtlの経過後漸増
を開始する。このフィリングタイムt。
は空状態にある第2速のクラッチのクラッチバック内に
油を充填するための時間である。
このように、従来装置においては、クラッチバックに油
が充満するまでの時間trが存在し、この時間t、中は
トルクが伝達されない。
このため、従来装置においては、変速時に息つき現象が
発生し、乗心地性および加速性という走行性能上におい
て問題となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
これを解決するためには、フィリングタイムt1を短縮
してやればよい。しかし、フィリングタイム1.の検出
が困難であった。
また、全クラッチ電子モジュレーション方式における変
速制御では、たとえば、2速から3速へ変速するという
場合、2速のクラッチ油圧を下げながら、3速のクラッ
チに油を充満させておき、2速のクラッチ油圧が零とな
ったらすぐに3速のクラッチ油圧を上昇させるというク
ロスオーバー制御を実施する。
このような制御をするため、タイミングがずれればクラ
ッチが二重係合する危険性があり、これは安全対策上重
要な問題であった。
また、各クラッチに油圧がたっているかどうかを検知す
るための手段として圧力センサが考えられるが、市販の
圧力センサは高価であり、耐久性にも難点があり、問題
となっていた。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、フィリング検出による電子制御に
より息つき現象を解消させることができ、また、フィリ
ングタイムを短縮するために装置を大型化する必要はな
く、小型の流量検出弁でよく、コスト低減を図ることが
でき、またフィリング検出により息つき現象のみならず
変速をクロスオーバーさせることにより、従来よりも滑
らかな変速が可能となり、走行性能(乗心地性および加
速性)の向上が図れるし、しかもクラッチ圧の有無を電
気信号として取り出せて安価で信頼性の高い圧力検出を
行うことができるクラッチ油圧制御装置を提供すること
にある。
また、本発明の他の目的とするところは、フィリング検
出において、このフィリング検出信号が不安定になる恐
れをなくすことができるクラッチ油圧制御装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記の−の目的
を達成するために本発明は、トランスミッションのクラ
ッチバックに油を満す際にばね力により中立に保持され
たスプール25に設けたオリフィス30前後の差圧によ
り開作動して大流量を流し且つクラッチバックに油が満
たされた際にスプール25の受圧面積による油圧力によ
り開方向とは逆方向にスプール25を移動させる流量検
出弁4と、電気信号によって作動されて変速時ポンプか
らの油を流量検出弁4へ供給して流量検出弁4を開にす
ると共にフィリング終了後クラッチ油圧を漸増させるよ
うに作動する圧力制御弁3と、前記流量検出弁4のスプ
ール25の移動に応じたスイッチ作用によりフィリング
検出およびクラッチ圧検出を行う検出機構5とを備えた
構成にしである。
そして、トランスミッションのクラッチパックに油が満
たされた際にスプール25が閉じる方向に移動し、この
スプール25の移動に応じたスイッチ作用によりフィリ
ング検出およびクラッチ圧検出を行い、このフィリング
検出による電子制御により息つき現象を解消させた。
また、上記の他の目的を達成するために、本発明は、上
記したクラッチ油圧制御装置において、流量検出弁4に
おいて、スプール25を中立状態に保持する一方のばね
53の保持を、スプール25の端部に導電性のばねガイ
ド51を設けて、このばねガイド51を介してばね53
が、装置本体2′に設けたカバー47に接触する構造に
し、前記スプール25の移動時このスプール25が接触
してスイッチ作用をなす検出ピン34を前記カバー47
に絶縁状態で設けた構成にしである。
そして、スプール25が移動して検出ピン34に接触し
たとき、スプール25と装置本体2′との間に円周方向
の接触不良が発生したとしても、スプール25が移動す
ることにより、ばねガイド51を介してばね53をカバ
ー47に押し付けてスプール25→ばねガイド51→ば
ね53−カバー47=装置本体2′−接地という経路で
アース側の接触不良を防止した。
〔実 施 例〕
以下、本発明を第1図乃至第9図に基づいて説明する。
第1図は、クラッチ1を駆動する電子式のクラッチ油圧
制御装置2の油圧回路構成を示すものであり、第2図は
同クラッチ油圧制御装置2の内部断面構成を示すもので
ある。
第1図、第2図において、クラッチ油圧制御装置2は、
クラッチ油圧を制御する圧力制御弁3と、流量検出弁4
と、フィリングおよびクラッチ圧検出用の検出機構5と
より構成されている。圧力制御弁3はコントローラ6に
よって制御され、また前記検出機構うの検出信号Sはコ
ントローラ6に入力される。
前記クラッチ油圧制御装置2は装置本体2′を備えてお
り、この装置本体2′に、ポンプ(図示省略)からの油
の流入を行う入力ポート10と、クラッチ1へ浦を供給
する出力ポート11と、閉塞ボート12と、ドレンボー
ト13とが設けてあり、また装置本体2′には、前記圧
力制御弁3と流量検出弁4とが設けである。
前記圧力制御弁3は、装置本体2′に形成されたスプー
ル孔40を備えており、このスプール孔40内にスプー
ル15が摺動可能に嵌挿しである。このスプール15の
左端面にはシリンダ部41が形成してあり、またスプー
ル1うにはシリンダ部41に通じる油路42が形成して
あり、この油路42は前記スプール15の中央のランド
43の周面に開口している。そして前記シリンダ部41
には、ロードピストン1つが嵌挿しである。
前記装置本体2′の右側には比例ソレノイド16が固設
してあり、また、前記スプール孔40の左端部はカバー
44により閉塞されていて、このカバー44と前記スプ
ール15の左端面との間にばね18が介装してあり、こ
のばね18によりスプール15は、右方向に付勢されて
、スプール15の右端面は、前記比例ソレノイド16の
プランジャ17に当接している。
前記流量検出弁4は、装置本体2′に形成されたスプー
ル孔45を備えており、このスプール孔45内にスプー
ル25が摺動可能に嵌挿してあり、このスプール孔45
は前記スプール孔40に油路29,22により通じてい
る。また出力ポート11は油路55を介してスプール孔
45に通じている。
また、前記スプール孔45の左端部にはカバー46が、
またスプール孔45の右端部にはカバー47がそれぞれ
設けである。
前記スプール25には第1、第2、第3のランド48,
49.50が形成してあり、スプール25の右端部25
aには、ばねガイド51が嵌着してあり、前記左のカバ
ー46と第1のランド48の左端面48aとの間には左
側のばね52が介装してあり、前記ばねガイド51と右
端のカバー47との間に右側のばね53が介装しである
。そして、前記カバー46と第1のランド48との間が
油室28に、第1、第2のランド48.49間が油室2
7に、第2、第3のランド49.50間が油室26にそ
れぞれなされており、第1のランド48に油室27を油
室28に連通するオリフィス30が形成しである。
そして、第1のランド48の左端面48aの受圧面積が
A1、第1のランド48の右端面48bの受圧面積がA
2、第2のランド49の左端面49aの受圧面積がA3
にそれぞれなされており、これら受圧面積A1、A2 
、A3間にはA3 >A、>A2 の関係がある。
前記検出機構5は検出ピン34を備えており、この検出
ピン34は、前記カバー47の孔状部47aを貫通した
状態で、カバー47に絶縁部材35を介して保持されて
いて、検出ピン34の外部にはナツト36が螺若してあ
り、このナツト36の締め付けにより検出ピン34は絶
縁部材35を介してカバー47に締結されている。
そして、検出ピン34の内端面は前記スプール25の右
端面に対向している。前記検出ピン34は抵抗R1、R
2の中点aにリード線37を介して接続されており、抵
抗R1、R2の両端には12Vの直流電圧が印加されて
おり、且つ装置本体2′は接地しである。
次に、作動を説明する。
今、油室27,28に圧力がたっていないとき、ばね5
2,53の自由長の位置でスプール25は中立状態を保
ち、人力ポート10を経て油路29に流入した油は、ス
プール25か閉じているので、油路29内にとどまって
いる。
この状態で、比例ソレノイド16を励磁すると、圧力制
御弁3のスプール15が左方向に移動するので、入力ポ
ート10から流入した油は、油路22を通り油室27に
流れ込む。この油はオリフィス30を経て油室28へ流
入し油路55を経て出力ポート11に至りクラッチ1へ
流れ込む。このとき、オリフィス30により油室28と
油室27の間に差圧が発生する。
油室27の圧力をP4、油室28の圧力をPlとすると
、 P、>Plとなり、Plさ0であるから、(AI  A
2 ) Pl >A3 Pl   ・・・■(A、A2
 ) P 、>0     ・・◆■′の関係が成立す
る。
このように、■′式による力によりスプール25はばね
52に抗して左方向に移動する。したがって、スプール
25はランド49の部分で開口し、油路29に入った、
ポンプからの油は、油室27に流入し、オリフィス30
を通って油室28を経て、クラッチパックへ流れ込む。
この流れは、クラッチパックが油が充満されるまで続く
このとき、スプール25は検出ピン34に接触していな
い。したがって、流量検出弁4が、クラッチ1をフィリ
ングしているとき、スプール25は検出ピン34に接触
していないので、a点には抵抗R,、R2で分圧された
電圧イが現われる(第3図(C)参照)。
そして、クラッチパックが油で充満されると、オリフィ
ス30を介してクラッチパックへの油が流れなくなるの
で、 1−p2 となる。
ここで、ばね53のバネ定数をに1、ばね52のバネ定
数をに2とし、スプール25のストローク量をXとすれ
ば、 R2x十A3 Pl +A2 Pl −AI Pl +
に1 x  a a m■したがって、 A3 Pl + (A2  A1 )P=(kl −に
2 ) x  ・・■′ ここで、P、−Plであるから、■′式は次のようにな
る。
(A3  +A2 −A1  )−Pl  −(kl 
 −に2  )  x   ・ ・ ・■ここでバネ定
数kl、R2をに1 >R2となるように設定すれば0
式より次式を得る。
したがって、バネ定数に1、R2とストロークXを任意
に設定すれば、油室28の圧力P2が0式の値になった
とき、スプール25は受圧面積差による油圧力により右
方向に移動してスプール25の右端面は、検出ピン34
に接触する。スプール25は装置本体2′に接触してい
るのでa点はアース電位となり、a点に電圧は現われな
くなる(第3図(C)参照)。
このようにしてフィリングが終了したことが検知できる
以上説明したように、スプール25が検出ピン34に接
触しているとき、スプール25は、スプール25の周面
で装置本体2′に接触しているが、装置本体2′とスプ
ール25にはクリアランスがあり、場合によっては、装
置本体2′とスプール25との接触不良が発生する恐れ
もあり、検出信号Sが不安定になる可能性も考えられる
ため、本発明では、スプール25が装置本体2′に接触
するようにスプール25に接するばねガイド51を設け
、このばねガイド51にばね53の一端部が接し、また
ばね53の他端部が直接にカバー47に接触する構成に
しであるので、スプール25が右方向に移動して検出ピ
ン34に接触したとき、スプール25と装置本体2′と
の間に円周方向の接触不良が発生したとしても、スプー
ル25が右方向に移動することにより、ばねガイド51
を介してばね53がカバー47に押し付けられる状態に
なるので、スプール25−ばねガイド51−ばね53−
カバ−47=装置本体2′→接地という経路でアース側
の接触不良が防市される。
前記流量検出弁4が閉じると圧力制御弁3は調圧を開始
し、クラッチ1の圧力制御が行われる。
このとき、スプール25は検出ピン34に接触したまま
であるから、a点の電位は零のままである。
よって、クラッチ1に圧力がたっているときはa点の電
位は常に零になっている。クラッチ1の圧力がなくなれ
ばa点に電位が現われる。
以上の関係を第3図に示す。
第3図において(a)は圧力制御弁圧、(b)はクラッ
チ圧、(C)は検出機構(センサ)5のa点の電圧のそ
れぞれの特性である。
また、油中のゴミ等の介入によるスプール25の端面と
検出ピン34との接触不良を避けるために、スプール2
5の右端部の形状を第7図に示すように球面形状にした
り、第8図及び第9図に示すようにスプール25の右端
面に油溝56を設けてもよい。
この実施例においては、前記検出機構5を備えたクラッ
チ油圧制御装置2を各クラッチに夫々設け、これら複数
の検出機構5の出力を第5図に示す如く、コントローラ
6へ入力するようにしている。コントローラ6は、これ
ら複数の検出機構うの出力をモニタしており、これらモ
ニタ結果からフィリング終了および二重係合の有無を判
定する。
トルクオフを小さくするには、今、1速から2速へ変速
しようとするとき、上記したようにフィリング終了の信
号を基点としてクラッチ圧力をビルドアップさせてやれ
ばよい。こうすれば、1速のクラッチを切る寸前に2速
のクラッチに浦を満しておき、1速のクラッチを切ると
同時に流量検出弁4のフィリング終了信号を基点にクラ
ッチ圧をビルドアップさせてやれば第4図に示すように
フィリングタイムt、をなくせるので、変速時のトルク
オフが解消できる。
また、第6図に示すように、1速のクラッチを切りなが
ら、2速のクラッチを係合させるというクロスオーバー
制御も可能なため非常に滑らかな変速操作が実現できる
クラッチのクロスオーバー制御を実施するとクラッチの
二重係合に注意しなければならない。
しかし、上記したように、流量検出弁4のスプール25
によりクラッチ圧力が検知できるので、このクラッチ圧
検出信号によりどのクラッチに定常圧がかかっているか
モニタする。
また、この信号を監視しながら二重係合を起こさないよ
うにコントローラ6のバルブ指令を決める。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明に係るクラッチ油圧制御装置
は、トランスミッションのクラッチバックに油を満す際
にばね力により中立に保持されたスプール25に設けた
オリフィス30前後の差圧により開作動して大流量を流
し且つクラッチバックに油が満たされた際にスプール2
5の受圧面積差による油圧力により開方向とは逆方向に
スプール25を移動させる流量検出弁4と、電気信号に
よって作動されて変速時ポンプからの油を流量検出弁4
へ供給して流量検出弁4を開にすると共にフィリング終
了後クラッチ油圧を漸増させるように作動する圧力制御
井3と、前記流量検出弁4のスプール25の移動に応じ
たスイッチ作用によりフィリング検出およびクラッチ圧
検出を行う検出機構5とを備えたことを特徴とするもの
である。
したがって、トランスミッションのクラッチパックに油
が満たされた際にスプール25が移動し、このスプール
25の移動に応じたスイッチ作用によりフィリング検出
およびクラッチ圧検出を行うことができ、このフィリン
グ検出による電子制御により息つき現象を解消させるこ
とができる。
また、フィリングタイムを短縮するために装置を大型化
する必要はなく、小型の流量検出弁でよいためコスト低
減を図ることができる。
また、フィリング検出により息つき現象のみならず変速
をクロスオーバーさせることにより、従来よりも滑かな
変速が可能となり、走行性能(乗心地性および加速性)
の向上が図れる。
また、検出機構5により各クラッチの油圧をモニタする
ようにすれば、どのクラッチが係合しているかがわかり
クラッチの二重係合の判定が可能になる。
また、フィリング検出とクラッチ圧力の検出を一本のス
プール25と検出機構5とで行うことができるので構造
が簡単になり、コストダウンを図ることができる。
更に各クラッチの係合状態を知るための手段として、市
販の圧力センサを用いることなく受圧面積差を付けたス
プール25とスイッチ作用をなす簡単な検出機構5によ
り、クラッチ圧のを無を電気信号として取り出せて安価
で信頼性の高い圧力検出を行うことができる。
また、本発明は、流量検出弁4において、スプール25
を中立状態に保持する一方のばね53の保持を、スプー
ル25の端部に導電性のばねガイド51を設けてこのば
ねガイド51を介してばね53が、装置本体2′に設け
たカバー47に接触する構造にし、前記スプール25の
移動時このスプール25が接触してスイッチ作用をなす
検出ピン34を前記カバー47に絶縁状態で設けたクラ
ッチ油圧制御装置である。
したがって、スプール25が検出ピン34に接触してい
るとき、スプール25は、スプール25の周面で装置本
体2′に接触しているが、装置本体2′ とスプール2
5にはクリアランスがあり、場合によっては、装置本体
2′とスプール25との接触不良が発生する恐れもあり
、検出信号Sが不安定になる可能性も考えられるが、本
発明は上記構成をとるためにスプール25が移動して検
出ピン34に接触したとき、スプール25と装置本体2
′との間に円周方向の接触不良が発生したとしても、ス
プール25が移動することにより、ばねガイド51を介
してばね53がカバー47に押し付けられる状態になる
ので、スプール25→ばねガイド51−4ばね53→力
バー47→装置本体2′→接地という経路でアース側の
接触不良が防止され、フィリング検出信号Sが不安定と
なる恐れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す油圧回路図、第2図は
同実施例のクラッチ油圧制御装置の内部構造を示す断面
図、第3図は同実施例による動作例(フィリング検知及
びクラッチ圧検知)のタイムチャート、第4図は同実施
例による変速動作のタイムチャート、第5図は検出機構
のモニタ構成を示すブロック図、第6図は変速時のクロ
スオーバー制御を説明するタイムチャート、第7図、第
8図は流量検出弁のスプールの端部形状の説明図、第9
図は第8図区方向からの矢視図、第10図は従来のクラ
ッチ油圧制御装置による変速動作のタイムチャートであ
る。 3は圧力制御弁、4は流量検出弁、5は検出機構、25
はスプール、30はオリフィス、34は検出ピン、47
はカバー、51はばねガイド、53はばね。 出願人  株式会社 小 松 製 作 所代理人  弁
理士  米 原 正 章

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トランスミッションのクラッチパックに油を満す
    際にばね力により中立に保持されたスプール25に設け
    たオリフィス30前後の差圧により開作動して大流量を
    流し且つクラッチパックに油が満たされた際にスプール
    25の受圧面積による油圧力により開方向とは逆方向に
    スプール25を移動させる流量検出弁4と、電気信号に
    よって作動されて変速時ポンプからの油を流量検出弁4
    へ供給して流量検出弁4を開にすると共に、フィリング
    終了後クラッチ油圧を漸増させるように作動する圧力制
    御弁3と、前記流量検出弁4のスプール25の移動に応
    じたスイッチ作用によりフィリング検出およびクラッチ
    圧検出を行う検出機構5とを備えたことを特徴とするク
    ラッチ油圧制御装置。
  2. (2)流量検出弁4において、スプール25を中立状態
    に保持する一方のばね53の保持を、スプール25の端
    部に導電性のばねガイド51を設けて、このばねガイド
    51を介してばね53が、装置本体2′に設けたカバー
    47に接触する構造にし、前記スプール25の移動時こ
    のスプール25が接触してスイッチ作用をなす検出ピン
    34を前記カバー47に絶縁状態で設けた特許請求の範
    囲(1)記載のクラッチ油圧制御装置。
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