JPH0122308Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122308Y2 JPH0122308Y2 JP1983004688U JP468883U JPH0122308Y2 JP H0122308 Y2 JPH0122308 Y2 JP H0122308Y2 JP 1983004688 U JP1983004688 U JP 1983004688U JP 468883 U JP468883 U JP 468883U JP H0122308 Y2 JPH0122308 Y2 JP H0122308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker unit
- decorative panel
- cabinet
- mounting
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 8
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 claims description 5
- 239000003190 viscoelastic substance Substances 0.000 claims description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スピーカユニツトをキヤビネツトに
取り付けるための構造に係り、特に隣接すべき複
数のスピーカユニツトを取り付けるに最適な取付
構造に関するものである。
取り付けるための構造に係り、特に隣接すべき複
数のスピーカユニツトを取り付けるに最適な取付
構造に関するものである。
従来より高級用のスピーカシステムにおいて
は、例えば、第1図に示すようにキヤビネツト2
1には、ウーハー用、スコーカー用、トウイータ
ー用等のスピーカユニツト22,23,24が所
定位置に取り付けられるようになつており、特に
トウイーター用のスピーカユニツト24は多数隣
接して配置されると共にこれらが各スピーカユニ
ツトに対応する放音孔25aを備えた化粧用パネ
ル25で被われるようになつているが、従来は第
2図に示すように、各スピーカユニツトをキヤビ
ネツト21に形成した取付窓26内に配置すると
共にスピーカユニツト毎にビス27でビス止めし
ていた。なお、スピーカユニツト24上には網製
の保護体28が被せられることがあるが、いずれ
にしてもその上に化粧用パネル25が更にネジ止
めされていた。
は、例えば、第1図に示すようにキヤビネツト2
1には、ウーハー用、スコーカー用、トウイータ
ー用等のスピーカユニツト22,23,24が所
定位置に取り付けられるようになつており、特に
トウイーター用のスピーカユニツト24は多数隣
接して配置されると共にこれらが各スピーカユニ
ツトに対応する放音孔25aを備えた化粧用パネ
ル25で被われるようになつているが、従来は第
2図に示すように、各スピーカユニツトをキヤビ
ネツト21に形成した取付窓26内に配置すると
共にスピーカユニツト毎にビス27でビス止めし
ていた。なお、スピーカユニツト24上には網製
の保護体28が被せられることがあるが、いずれ
にしてもその上に化粧用パネル25が更にネジ止
めされていた。
しかし、従来のこのようなスピーカユニツトの
取付構造においては、多数隣接されるスピーカユ
ニツトを格別にビス止めしなければならず、多数
のビスを必要とするばかりでなく格別のビス孔加
工をしなければならない等組立加工性が極めて悪
いものであつた。しかもこのようにスピーカユニ
ツトを格別にビス止めしても後に比較特性として
示すように、共振特性は必ずしも満足すべきもの
ではなく、ビリツキの発生等がみられた。
取付構造においては、多数隣接されるスピーカユ
ニツトを格別にビス止めしなければならず、多数
のビスを必要とするばかりでなく格別のビス孔加
工をしなければならない等組立加工性が極めて悪
いものであつた。しかもこのようにスピーカユニ
ツトを格別にビス止めしても後に比較特性として
示すように、共振特性は必ずしも満足すべきもの
ではなく、ビリツキの発生等がみられた。
本考案の目的は上記した従来の欠点を解消し、
構成的には極めて簡単であると共に組立加工が容
易であり、しかも共振特性的にも優れたスピーカ
ユニツトの取付構造を提供することにある。
構成的には極めて簡単であると共に組立加工が容
易であり、しかも共振特性的にも優れたスピーカ
ユニツトの取付構造を提供することにある。
本考案の構成をその実施例と共に第3図乃至第
6図に基づいて説明する。
6図に基づいて説明する。
図中1はキヤビネツト、2,2はトウイーター
用のスピーカユニツトであつて、スピーカユニツ
ト本体3の取付面に取付用フランジ4が設けられ
ており、この取付用フランジ4をキヤビネツト1
に設けた取付凹部5内にセツトして配置される。
6はスピーカユニツト2の上に被せられる網製の
保護体、7は化粧用パネルであつて、ビス8で上
記キヤビネツト1にビス止めされる。上記取付凹
部5内にスピーカユニツト2の取付用フランジ4
をセツトした後、取付用フランジ4に対応するよ
う保護体6に形成されたフランジ6aを被せ、フ
ランジ6a上にブチルゴム等からなる立方形の粘
弾性体9を両面接着シート等により4箇所にセツ
トし、その上に化粧用パネル7を被せてビス止す
る。粘弾性体9はブチルゴムに限らず、高い粘弾
性を有すればよく、例えば、「アスクツシヨン」
(ブリジストン社製の商品名)等でもよい。この
粘弾性体9は異なる粘弾性体を複層にして用いる
ことができ、第4図Aの例ではブチルゴム9aの
上に上記「アスクツシヨン」9bを重合して複層
としたものが示されている。第4図Bは「アスク
ツシヨン」だけのものである。なお、上記保護体
6はこれを取り付けない場合があり、この場合に
は上記粘弾性体9はスピーカユニツト2の取付用
フランジ4に直接セツトされる。
用のスピーカユニツトであつて、スピーカユニツ
ト本体3の取付面に取付用フランジ4が設けられ
ており、この取付用フランジ4をキヤビネツト1
に設けた取付凹部5内にセツトして配置される。
6はスピーカユニツト2の上に被せられる網製の
保護体、7は化粧用パネルであつて、ビス8で上
記キヤビネツト1にビス止めされる。上記取付凹
部5内にスピーカユニツト2の取付用フランジ4
をセツトした後、取付用フランジ4に対応するよ
う保護体6に形成されたフランジ6aを被せ、フ
ランジ6a上にブチルゴム等からなる立方形の粘
弾性体9を両面接着シート等により4箇所にセツ
トし、その上に化粧用パネル7を被せてビス止す
る。粘弾性体9はブチルゴムに限らず、高い粘弾
性を有すればよく、例えば、「アスクツシヨン」
(ブリジストン社製の商品名)等でもよい。この
粘弾性体9は異なる粘弾性体を複層にして用いる
ことができ、第4図Aの例ではブチルゴム9aの
上に上記「アスクツシヨン」9bを重合して複層
としたものが示されている。第4図Bは「アスク
ツシヨン」だけのものである。なお、上記保護体
6はこれを取り付けない場合があり、この場合に
は上記粘弾性体9はスピーカユニツト2の取付用
フランジ4に直接セツトされる。
なお、図中、10はキヤビネツト1に形成され
たスピーカユニツト配置用の孔、11は各スピー
カユニツト2に対応するよう化粧用パネル7に設
けられた放音孔を夫々示す。
たスピーカユニツト配置用の孔、11は各スピー
カユニツト2に対応するよう化粧用パネル7に設
けられた放音孔を夫々示す。
上記のように構成することにより、スピーカユ
ニツト2はこれをビス止めする必要がなく、キヤ
ビネツト1に化粧用パネル7をビス止めすること
により粘弾性体9を介して挟着保持される。
ニツト2はこれをビス止めする必要がなく、キヤ
ビネツト1に化粧用パネル7をビス止めすること
により粘弾性体9を介して挟着保持される。
上記のようにして全てを実装したのち、第3図
に示すポイントPに振動ピツクアツプを装着する
と共にポイントQを加振点として5回加振して測
定し、従来の取付構造のものと比較した。第5図
はひずみ特性であり、A図は本考案による取付構
造のもの、B図は従来の取付構造によるものであ
る。第6図は減衰特性であり、A図は本考案によ
るもの、B図は従来のものである。第5図、第6
図の比較特性からも明らかなように、本考案のも
のは、ひずみ特性、減衰特性共に著しく改善され
ていることが判明する。
に示すポイントPに振動ピツクアツプを装着する
と共にポイントQを加振点として5回加振して測
定し、従来の取付構造のものと比較した。第5図
はひずみ特性であり、A図は本考案による取付構
造のもの、B図は従来の取付構造によるものであ
る。第6図は減衰特性であり、A図は本考案によ
るもの、B図は従来のものである。第5図、第6
図の比較特性からも明らかなように、本考案のも
のは、ひずみ特性、減衰特性共に著しく改善され
ていることが判明する。
本考案のスピーカユニツトの取付構造によれ
ば、キヤビネツトに複数個のスピーカユニツトを
配置すると共にこれを化粧パネルで覆うようにし
て取り付けるに際し、各スピーカユニツトをキヤ
ビネツトに設けた各取付凹部に配置し、この状態
でブチルゴム等の粘弾性体を介在させて化粧パネ
ルを配置し、該化粧パネルをキヤビネツトにビス
止めすることにより各スピーカユニツトを挟持保
持させるように構成したから、キヤビネツトに複
数個配置すべき各スピーカユニツトをビス止めす
る必要はなく、従つて、また、キヤビネツトやス
ピーカユニツトの取付用フランジ、或いは保護体
のフランジ等にビス孔形成の加工等は不要とな
り、組立加工性は極めて良好となる。しかも、ビ
リツキ発生防止の最も困難な網製の保護体をその
フランジの各隅角部において立方体からなるブチ
ルゴム等の粘弾性体で押さえているから、第5図
及び第6図の比較特性からも明らかなように、ひ
ずみ特性、減衰特性共に著しく改善されており、
スピーカユニツトの取付構造として最適である。
ば、キヤビネツトに複数個のスピーカユニツトを
配置すると共にこれを化粧パネルで覆うようにし
て取り付けるに際し、各スピーカユニツトをキヤ
ビネツトに設けた各取付凹部に配置し、この状態
でブチルゴム等の粘弾性体を介在させて化粧パネ
ルを配置し、該化粧パネルをキヤビネツトにビス
止めすることにより各スピーカユニツトを挟持保
持させるように構成したから、キヤビネツトに複
数個配置すべき各スピーカユニツトをビス止めす
る必要はなく、従つて、また、キヤビネツトやス
ピーカユニツトの取付用フランジ、或いは保護体
のフランジ等にビス孔形成の加工等は不要とな
り、組立加工性は極めて良好となる。しかも、ビ
リツキ発生防止の最も困難な網製の保護体をその
フランジの各隅角部において立方体からなるブチ
ルゴム等の粘弾性体で押さえているから、第5図
及び第6図の比較特性からも明らかなように、ひ
ずみ特性、減衰特性共に著しく改善されており、
スピーカユニツトの取付構造として最適である。
第1図及び第2図は従来のスピーカユニツトの
取付構造を示し、第1図は正面図、第2図は分解
斜視図である。第3図乃至第6図は本考案に係る
スピーカユニツトの取付構造の実施例を示し、第
3図は斜視図、第4図は粘弾性体の側面図、第5
図は本考案によるものと従来のものとのひずみ特
性比較図、第6図は同上減衰特性比較図である。 1:キヤビネツト、2:スピーカユニツト、
6:保護体、7:化粧用パネル、9:粘弾性体。
取付構造を示し、第1図は正面図、第2図は分解
斜視図である。第3図乃至第6図は本考案に係る
スピーカユニツトの取付構造の実施例を示し、第
3図は斜視図、第4図は粘弾性体の側面図、第5
図は本考案によるものと従来のものとのひずみ特
性比較図、第6図は同上減衰特性比較図である。 1:キヤビネツト、2:スピーカユニツト、
6:保護体、7:化粧用パネル、9:粘弾性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビネツトに形成された各取付凹部に複数個
のスピーカユニツトを隣接して配置すると共に弾
性体を介在させて各スピーカユニツトに対応する
放音孔を有する化粧パネルで覆うようにしたスピ
ーカユニットの取付構造において、 各取付凹部に各スピーカユニツトを配置した状
態で網製の保護体を被せ、該保護体のフランジ部
の各隅角部にブチルゴム等からなる立方体の粘弾
性体をそれぞれ介在させて上記化粧パネルで覆
い、該化粧パネルを正面側からキヤビネツトにネ
ジ止めすることにより各スピーカユニツトを挟持
保持させるように構成したことを特徴とする取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP468883U JPS59111384U (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | スピ−カユニツトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP468883U JPS59111384U (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | スピ−カユニツトの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59111384U JPS59111384U (ja) | 1984-07-27 |
JPH0122308Y2 true JPH0122308Y2 (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=30136284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP468883U Granted JPS59111384U (ja) | 1983-01-19 | 1983-01-19 | スピ−カユニツトの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59111384U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10889915B2 (en) | 2018-01-31 | 2021-01-12 | Saudi Arabian Oil Company | Producing fibers using spinnerets |
US11253819B2 (en) | 2020-05-14 | 2022-02-22 | Saudi Arabian Oil Company | Production of thin film composite hollow fiber membranes |
US11331632B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-05-17 | Saudi Arabian Oil Company | Thin film composite hollow fiber membranes fabrication systems |
US11406941B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-08-09 | Saudi Arabian Oil Company | Thin film composite hollow fiber membranes fabrication systems |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134796Y2 (ja) * | 1980-10-20 | 1986-10-09 |
-
1983
- 1983-01-19 JP JP468883U patent/JPS59111384U/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10889915B2 (en) | 2018-01-31 | 2021-01-12 | Saudi Arabian Oil Company | Producing fibers using spinnerets |
US11331632B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-05-17 | Saudi Arabian Oil Company | Thin film composite hollow fiber membranes fabrication systems |
US11406941B2 (en) | 2020-02-14 | 2022-08-09 | Saudi Arabian Oil Company | Thin film composite hollow fiber membranes fabrication systems |
US11253819B2 (en) | 2020-05-14 | 2022-02-22 | Saudi Arabian Oil Company | Production of thin film composite hollow fiber membranes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59111384U (ja) | 1984-07-27 |
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