JPH01210411A - ポリオレフィングラフトポリマー及びそれを含有するポリマー組成物の製造方法 - Google Patents

ポリオレフィングラフトポリマー及びそれを含有するポリマー組成物の製造方法

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JPH01210411A
JPH01210411A JP3104788A JP3104788A JPH01210411A JP H01210411 A JPH01210411 A JP H01210411A JP 3104788 A JP3104788 A JP 3104788A JP 3104788 A JP3104788 A JP 3104788A JP H01210411 A JPH01210411 A JP H01210411A
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carbon
polymer
graft
group
linear
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JP3104788A
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English (en)
Inventor
Christopher S Liu
クリストファー・サウンダング・リュー
Joseph Kaufmann Benjamin
ベンジャミン・ジョセフ・コーフマン
Maria M Kapuscinski
マリア・マグダレナ・カプシンスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texaco Development Corp
Original Assignee
Texaco Development Corp
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭化水素潤滑油に関する。更に詳しくは、改良
された特性を得ることができるグラフトポリマーを含有
する炭化水素潤滑油に関する。
当業者に周知のように、潤滑油はその特性を改良するた
めに1種々の添加剤を添加することなどによって配合さ
れなければならない。
例えば、鉄道、自動車、航空機、船舶等用に用いられる
潤滑油の場合、特に、油の劣化によって、又は、燃料も
しくは燃焼用空気をはじめとする他のものからの望まし
くない成分の混入によって起こりうるスラッジの形成の
ために使用中に低質化することがわかっている。潤滑油
の特性を保持し、かつ改良するために、これまでに粘度
指数、分散性、酸化安定性等を改良することを目的とし
た種々の添加剤が提供されている。
かかる先行の研究の例は米国特許第4,089,794
号である。
免且立11 ある態様によれば、本発明は、グラフトモノマーとして
、エチレン系不飽和炭素−炭素二重結合を含むカルボン
酸のカルボキシ飽和炭化水素エステルから誘導されるグ
ラフト基を有する炭素−炭素骨格を有する線状で実質的
に油溶性のポリマーに関する。
え1五1」 ポリマー 本発明方法の実施において用いてよい原料ポリマーとし
ては、油溶性で実質的に線状の炭素−炭素骨格ポリマー
を挙げることができる。用いてよい、重合可能なエチレ
ン系不飽和二重結合を有するモノマー類から得られる具
体的な炭素−炭素骨格ポリマーとしては、次式:   
C=C及び/又は  c=c−i−c=c (式中、Aは、水素;アルキル、アリール等のような炭
化水素基、RCOO−、具体的にはアセテート、又はこ
れよりは好ましくないが、アシルオキシニー〇〇OR,
ハロゲン化物イオンなどであってよく、Kは二価炭化水
素基、具体的にはアルキレン、アルクアリーレン、アル
アルキレン、シクロアルキレン、アリーレン等であって
よい) のモノマー類から得られるホモポリマー類又はコポリブ
ー類が挙げられる。
かかるモノマーの例は、アクリレート類;メタクリレー
ト類;ハロゲン化ビニル、例えば塩化ビニル;スチレン
;オレフィン類、例えばプロピレン、ブチレン等;酢酸
ビニル;ジエン類、例えばブタジェン、イソプレン、ヘ
キサジエン、エチリデン、ノルボルネン等である。オレ
フィン類のホモポリマー類(例えばポリプロピレン、ポ
リブチレン等)、ジエン類のホモポリマー類(例えば水
素化ポリイソプレン)、又はエチレンと例えばブチレン
及びより高級のオレフィン類、スチレンとイソプレン及
び/又はブタジェンとのコボリマー類を用いてもよい。
好ましい炭素−炭素骨格ポリ?−としてハ、エチレン−
プロピレンコポリマー類(EPM又はEPR)及びエチ
レン−プロピレン−第3の七ツマーターポリマー類(E
PDM又はEPT)からなる群より選択されるものが挙
げられる。
原料ボvマーがエチレン−プロピレンコポリマー(EP
M、EPRポリマーとも称する)である場合は、これは
、公知の条件下、好ましくはZiegler−Natt
a反応条件下でのエチレンとプロピレンとの共重合によ
って形成される。好適なEPMコポリマーは、40〜7
0モル%、好ましく if 50〜60モル%、例えば
55モル%の量のエチレンから誘導された単位を含み、
残りがプロピレンから誘導されている。
用いてよいEPMコポリマーの分子量Innは、10.
000−1,000,000、好ましくは20,000
〜200.000、例えば80.000−eある。多分
散指数’Fa w / ’Fa n テ示される分子量
分布は約15未満、好ましくは1.2〜10.例えば1
.6である。
本発明方法の実施において用いてよいEPMコポリマー
の例としては、次表に示すものでよく、第一に示したも
のが好ましい。
去 A、エチレンから誘導された単位60モル%乃びプロピ
レンから誘導された単位40モル%を含み1分子量Hn
:140,000及び多分散指数Few/Pa1n :
 1 、6を有する。  CopolymerRubb
er and Chemical Corp、によって
Epsynの商品名で市販されているEPM。
B、エチレンから誘導された単位50モル%及びプロピ
レンから誘導された単位50モル%を含み、分子量Rn
25,000及び多分散指数2.5を有する、B、 F
、 Goodrich Co、にょって、 Epcar
505の商品名で市販されているEPM。
C,エチレンから誘導された単位55モル%及びプロピ
レンから誘導された単位45モル%を含み、分子量Fi
’1n25,000及び多分散指数2.5を有する、住
友化学工業−からEspreneの商品名で市販されて
いるEPR。
BILt!IJマーがエチレン−プロピレン−ジエンの
ターポリマー(EFT又はEPDM)である場合は、こ
れはエチレン、プロピレン及びジエンの共重合によって
形成することができる。ジエンモノマーは、通常非共役
ジエンであり、具体例としてジシクロペンタジェン、1
.4−へキサジエンもしくはエチリデンノルボルネンが
挙げられる0重合は、EPM生成物を製造する際に用い
られるものと概して同等の公知の条件下で行なわれる。
好適なターポリマーは40〜70モル%、好ましくは5
0〜65モル%1例えば60モル%の量のエチレンから
誘導された単位と、20〜60モル%、好ましくは30
〜50モル%、例えば32モル%の量のプロピレンから
誘導された単位と、0.5〜15モル%、好ましくは1
〜10モル%、例えば2モル%の量の第3のモノマーで
あるジエンから誘導された単位とを有する。ターポリマ
ーの分子量IWnは具体的には、10,000〜l 、
000,000、好マシくは20,000〜200,0
00.例えば120,000でJ:い、有用なポリマー
の分子量分布は狭範囲であることが好ましく、すなわち
、多分散指数Ni w /I’Inは具体的には15未
満、好ましくは1.5〜io、例えば2.2である。
本発明方法の実施において用いてよいEFTターポリマ
ーの例としては、下記の表に示すものをあげることがで
き、第一に示したものが好適なものである。
去 A、エチレンから誘導された単位58モル%、プロピレ
ンから誘導された単位40モル%及びエチリデンノルボ
ルネンから誘導された単位2モル%を含み、Rn:12
0,000及び、多分散指数!Iw/Mn : 2.2
を有する、CopolymerRubber and 
Chemical Corp、からEpatn400 
Bの商品名で市販されているEFT。
B、エチレンから誘導された単位62モル%、プロピレ
ンから誘導された単位36モル%及び1.4−へキサジ
エンから誘導された単位2モル%を含み、nnニア5,
000及び多分散指数Mw/Rn : 2を有する、D
uPont社からOrtholeum5655の商品名
で市販されているEFT。
C,エチレンから誘導された単位62モル%。
プロピレンから誘導された単位36モル%及び1,4−
へキサジエンから誘導された単位2モル%を含み、Fa
n二35,000及び多分散指数law/Mn: 2を
有する、DuPont社から0rtholeun+20
52の商品名で市販されているEPT。
D、エチレンから誘導された単位60モル%、プロピレ
ンから誘導された単位37モル%及びジシクロペンタジ
ェンから誘導された単位3モル%を含み、Mn:100
,000及び多分散指数Mw/!an : 2.5を有
する、tlnito2at社からRo2aleneの商
品名で市販されているEPT。
E、エチレンから誘導された単位60モル%、プロピレ
ンから誘導された単位37モル%及びエチリデンノルボ
ルネンから誘導された単位3モル%を含み、?Wn:1
40,000及び多分散術iFaw/nn : 2を有
する、 CopolvIIler Rubberand
 Chemical Carp、から、Epsyn4 
OAの商品名で市販されているEFT。
EPM及びEFTポリマーは、その他の共重合性モノマ
ーから誘導された単位を少量(通常約30%以下)含ん
でもよい。
これらの油溶性で実質的に線状の炭素−炭素骨格上に、
グラフトモノマーとして、エチレン系不飽和炭素−炭素
二重結合を含むカルボン酸のカルボキシ飽和炭化水素エ
ステルから誘導されたグラフト基をグラフトさせること
ができることが本発明方法の特徴である。
グラフ モノマー 用いてよいグラフトモノマーは、エチレン系不飽和炭素
−炭素二重結合を含むカルボン酸のカルボキシ飽和炭化
水素エステルである。
この七ツマ−のカルボン酸部分を誘導しうる典型的な酸
としては以下に示すものを挙げることができ、第一に示
したものが好ましいものである。
表 アクリル酸 メタクリル酸 該七ツマ−のアルコール部分は、カルボキシアルコール
(典型的には以下に示すものであり、第一に示したもの
が好ましい)の残基と1.て特徴付けることができる。
表 ヒドロキシ酢酸 β−ヒドロキシ醋酸 ヒドロキシ酢酸エチル 好ましいグラフトモノマーは次式: %式% (式中、R1はアルケニル、シクロアルケニル、アルア
ルケニル及びアルケンアリールからなる群より選択され
る、エチレン系不飽和炭素−炭素二重結合を含む炭化水
素基であり;には、アルキレン、アルクアリーレン、ア
ルアルキレン及びシクロアルキレンからなる群より選択
される二価炭化水素基であり;Rは、水素、又は、アル
キル、アラルキル、アルカリール、シクロアルキル及び
アリールからなる群より選択される炭化水素基である) のちのである、好ましくは、Rは水素でありKは−CH
2CHz−でありWはCH3CH2−である。
好ましいグラフトモノマーは、典型的には、カルボキシ
−〇〇〇−基及びエチレン系不飽和炭素−炭素二重結合
を含むモノマーをオリゴ重合することによって製造する
ことができる。かかる七ツマ−の代表例はアクリル酸C
H2=CH−C0OHである。アクリル酸をオリゴ重合
、好ましくは二量体化すると、生成物は次式:%式% で特徴付けることができる。
また、1!71和ヒドロキシ酸類(例えばヒドロキシ酢
酸、又はヒドロキシ酢酸エチルのようなそのエステル類
)と不飽和酸類(例えばアクリル酸)との反応によって
これらの原料グラフトポリマーを製造することができる
。塩類(例えばアクリル酸ナトリウム)をハロゲン化物
類1例えばβ−クロロプロピオン酸と反応させることも
できる。
市販のオリゴマー(例えば二量体)が好ましい。
一つの好ましい組成物は商品名Sipomer  B 
−CE A (Alcolac Companyから市
販されている)のアクリル酸二量体、すなわち、2個の
繰り返し単位を含む、すなわち1次式: %式% で特徴付けられる粘稠性液体オリゴマーである。
次式: %式% の三量体を用いることもできる。
これらのオリゴマーのエステル類、すなわち、オリゴマ
ーの遊離カルボキシル基(又は、これよりは好ましくな
いが、それからオリゴマーが製造されるモノマー上のカ
ルボキシル基)をエステル化することによって得られる
エステル類を用いることができることが本発明の特徴で
ある。これによって取扱いがより容易なオリゴマー、典
型的には取扱いの点で望ましい、液体のオリゴマーが提
供される。
典型的なエステルは以下のものであり、第一に示したも
のが好ましい。
去 CH2=CH−COO−CH2 −CH2C00C2Hs CH2” CH−COO−CH2 −CH2COOCH3 ム1ヱ上北返兄 本発明のこの工程を実施する際は、原料EPMもしくは
EPT100部が、溶媒loo〜1.000部、例えば
30OfiBに加えられる。具体的な溶媒としては、鉱
油、ヘキサン、ヘプタン又はテトラヒドロフランのよう
な炭化水素溶媒が挙げられる。好適な溶媒は鉱油、又は
、主としてヘキサン異性体を含有する市販ヘキサンであ
る0反応混合物を次に窒素下で60〜180’0゜好ま
しくは150−170℃、例えば155℃の反応条件−
加熱してよい、n−へキサン又は他の低沸点溶媒を用い
る場合は1反応を15〜300psig、好ましくは1
80〜220部gig、例えば200 psigの加圧
反応容器中で行なう。
好ましい方法においては、反応混合物に1〜14部、例
えば5部の量のグラフトモノマー、典型的には、アクリ
ル酸二量体、及び遊離基開始剤の炭化水素溶媒を加える
。具体的なil!I11基開始剤としては、ジクミルペ
ルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、ベンゾイル
ペルオキシド、ジ−イソプロピルペルオキシド、アゾビ
スイソブチロニトリル等を挙げることができる。溶媒は
EPR又はEFTが溶解されるものと同様のものが好ま
しい、開始剤は、溶媒0,8〜40部、例えば16部中
に0.2〜10部、例えば2部の量を加えてよい。
反応は、少なくとも開始剤の分解温度の高さの温度、典
型的には60℃以上で行なわれる。
反応は典型的には5o−tao℃、例えば155℃で5
〜lO時間1例えば1時間行なわれ、この間にアクリル
酸二量体の基EPR又はEFTポリマー上へのグラフト
重合が起こる。最終的な生成物であるJJ型的なグラフ
トポリマーは次の典型的な単位が存在することを特徴と
している。
(式中、nはlであり、Ro。は、グラフト重合中に二
重結合を開裂することによってRoから誘導された炭化
水素基である) グラフトモノマーがアクリル酸二量体である場合、生成
物は次式:  ・ C−(C−C)n I (式中nは1である)のものである。
生成物は分子量1tan:10,000〜1.000,
000、好ましくは20,000〜200.000.例
えばao、oooを有することを特徴としている。これ
は、原料骨格ポリマー1.000炭素原子あたり、グラ
フトモノマーから誘導された基0.3〜20モル%、好
ましくは0.5〜10モル%、例えば2モル%を含んで
いる。
典型的な生成物は、アクリル酸二量体を商品名Epsy
n 4006のEFT上にグラフトすることによって得
られ1分子量nnが約120,000であり、アクリル
酸二量体から誘導された基約2モル%を含む生成物とし
て得られる。
1直生1ヱユ2 このようにして得られたグラフトポリマーをアミド化に
よって官能化できることが本発明の特徴である。アミド
化は遊離カルボキシル基をアミンと反応させることによ
って行なうことができる。
本発明方法の実施において用いてよいアミン組成物とし
ては、ある態様によれば、第−級又は第二縁上ノー又は
ポリアミン類を挙げることができる。該アミン類は典型
的には次式: %式%] によって特徴付けることができる。この式において、a
は1〜20、好ましくは1〜10、例えば5の数であっ
てよく、Xは0又は1でありnは0又は1であってよい
上記化合物において、Roは、水素、又はアルキル、ア
ラルキル、シクロアルキル、アリール及びアルカリール
、並びに不活性基によって置換されているそのような基
から選択される炭化水素基であってもよい、Kがアルキ
ルである場合は。
典型的には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、  5ec−ブチル、
アミル、オクチル、デシル、オクタデシル等である。R
′がアラルキルである場合は、典型的には、ベンジル又
はβ−フェニルエチル等である。R′がシクロアルキル
である場合は、典型的には、シクロヘキシル、シクロへ
ブチル、シクロオクチル、2−メチルシクロヘプチル、
3−ブチルシクロヘキシル、3−メチルシクロヘキシル
等である。R′が7リールである場合は、典型的には、
フェニル、ナフチル等である。R′がアルカリールであ
る場合は、典型的には、トリル、キシリル等である。R
′は不活性基によって置換されていてもよい、すなわち
、アルキル、アリール、シクロアルキル、エーテル等の
ような非反応性置換基を有していてもよい、不活性基に
よって置換されているR′基としては、典型的には、2
−二トキシエチル、カルボエトキシメチル、4−メチル
シクロヘキシル等を挙げることができる。好ましいRo
基は水素又は低級アルキル、すなわち、例えばメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル類、アミ
ル類、ヘキシル類、オクチル類、デシル類等をはじめと
するC凰〜C鱒アルキル基である。R′は好ましくは水
素である。
Kは、Kが2価であり1つ少ない水素原子を含むことを
条件にRoと同様の群から選択される炭化水素基である
。にはアルキレン、アルクアリーレン、アルアルキレン
、シクロアルキレン又はアリーレンであってよい、別の
実施態様においてはKは窒素原子と一緒になって脂肪族
環又は芳香環、典型的には次式: %式% のピペラジンを形成していてもよい。
RoNH2のようなモノアミン類を用いることができる
が、ポリアミン類を用いることが好ましい、用いてよい
典型的なアミン類としては以下のものを挙げることがで
き、第一に示したものが好ましい。
表 プロピレンジアミン ジエチレントリアミン ジ−イソプロピレントリアミン トリエチレンテトラミン テトラエチレンペンタミン ペンタエチレンへキサミン ピペラジン N−7ミノエチルピペラジン N−(β−7ミノエチル)ピペラジン N−ヒドロキシピペラジン −つの実施態様においてはR゛が水素、Kが−CH2−
CH2−であってよい。しかしながら、アミンはジエチ
レントリアミンであることが好ましい。
乙主上進 本発明方法の実施において、官能化又はアミド化は、官
能化条件下、液相中において、好ましくは、(典型的に
は、グラフト重合反応から回収されるような不活性希釈
溶媒中の10〜30重量%、例えば20 gf、fj(
%溶液中の)ポリマーに官能化用アミンを加えることに
よって行なうことができる。
アミンは、グラフトポリマー中の遊離カルボン酸基1モ
ルあたりO01〜1.5、例えば約1モルの量でグラフ
トポリマーに加えてよい。
反応混合物を、好ましくは不活性(例えば窒素)雰囲気
下で80〜200℃、例えば約140℃に、1〜8時間
、例えば約2時間加熱する。この時間の経過後反応混合
物を冷却する。
反応中、アミンは−COOH又は−COOR基と反応し
アミド類を生成する0次式は典型的な反応である。
A−C−C−COO−C−C−COOR+  H2N(
C:2H4N)2H2→A−C−C−C00−C−C−
CON)I(C2H4N)2H2+  ROM(式中、
Aはポリマー骨格を示す) このようにして得られた生成物は、典型的には、不活性
希釈溶媒中に官能化コポリマー10〜80重量%、例え
ば20重量%を含有する溶液である。好ましい操作にお
いては、このようにして得られたものを更に工程を加え
ることなく用いることができる。取扱いの都合上、所望
の場合には、更なる希釈溶媒を加えることによって5〜
20重量%1例えば10重量%の濃度に希釈してもよく
、この希釈溶媒は、反応において用いたものと同様のも
のであってもよく、又はその中に生成物を配合すること
ができるもののような潤滑油留分であってもよい、かか
るポリマー油溶液を潤滑油用添加剤、例えばVI改良剤
として用いる。
潤m物 このようにして得られたポリマー生成物を主成分の潤滑
油に少量加えることによって効果が発揮されることが本
発明の特徴であり、このようにして得られた潤滑組成物
は優れた特性を有することが見出すことができる。
本発明方法によって処理することができる潤滑油として
は、自動車、鉄道、船舶、航空機相等;火花点火又は圧
縮点火用;夏用又は冬用;高耐久性又は低耐久性等のも
のにおいて用いることを意図する油を挙げることができ
る。該油は、炭化水素、エステル又はシリコーン等の組
成物であってよい。
本発明のポリマーを存在させてよい具体的な潤滑油は、
以下の組成を有する標準SAE  5W−30Ji化水
素工ンジンオイル配合物である。
−人一 重址% 粘度指数改良剤            11スルホン
酸カルシウム(洗浄剤); ジチオリン酸亜鉛(摩耗防止剤); ジ−ノニルジフェニルアミン (酸化防止剤); (酸化防止剤); ポリエトキシフェノール(摩耗防止剤);該新規ポリマ
ーを多機能潤滑油用添加剤として用いることができるこ
とが本発明の特徴である。概して、添加剤は0.005
fi量%という夕景から1例えば15部程度までの範囲
の量で存在させてよい、量をより少なくすると所望の改
良がより低い程度しか与えられず、より多い量は概して
推められない。
単独の分散剤として用いる場合には2〜10重量%、例
えば約10重量%の有効量で存在していてよい、単独の
粘度指数改良剤として用いる場合には2〜10重量%、
例えば約10重量%の有効量で存在していてよい、流動
点降下剤として用いる場合には、0.005〜2重量%
、例えば約0.5重量%の量で存在していてよい。
標準系に対する助剤として添加ポリマーを用いてこれら
の機能をすべて与えるようにする場合は、有効量は全潤
滑組成物を基準として0.005〜15重量%、例えば
約10重量%である。このようにして用いると、従来の
粘度指数改良剤・分散剤系の品質を向上させるために用
いることができる。
このポリマーの分散添加剤として作用する能力をベンチ
VC試験(B V CT)によって測定することができ
る。この方法においては、合成ブローパイを加えた後に
油の濁りを測定する。
ベンチVC試験の標準値(優秀、良、不良)と比較する
と、本発明の添加剤を含有する潤滑油は、比較用配合物
の程度をはるかに超える高い性能特性を定常的に示す。
こ′のポリマーの粘度指数添加剤として作用する能力は
ASTM試験D−445によって測定することができる
本発明の生成物を含有する潤滑組成物はASTM試験D
97−79によって試験すると。
満足できる(すなわち低い)流動点によって特徴付けら
れることが判る。
概して、本発明の添加剤を用いることによって、粘度指
数、流動点の改良を与え、これを用いない場合は望まし
くないレベルの分散性を特徴とする油の分散性を改良す
ることができる。
、  雷 本発明方法の実施は以下の実施例から当業者に明らかと
なろう、ここで、明細書の他の部分と同様、部は、他に
示していない限りすべて重量部である。対照例は木によ
って示した。
実」1例」2 本発明方法の第一段階を実施するための知られている最
良方法を示す本実施例においては、原料  ゛ポリマー
は、エチレンから誘導された単位60モル%及びプロピ
レンから誘導された単位40モル%を含み、分子量Fa
n:140,000及び多分散指数的1.6を有する。
 Copolymer Rubber andChem
ical Carp、からEpsynの商品名で市販さ
れているEPMコポリマーである。145PPTS−H
F油(高精製145パラフイン系ベールタービン油原料
)中のこのポリマーの19.6重量%溶液を、反応容器
中で窒素でパージし、155℃に加熱した。
ポリマー100重量部あたり4.86部の量のアクリル
酸二量体(分子量144)を加え、次に、145 PP
TS−HF油中のジクミルペルオキシド50重量%溶液
1.2部(ポリマー100部あたりペルオキシド1.2
部に相当する)を加えた0反応混合物を155℃で1時
間撹拌し、溶媒中性油(Solvent Neutra
l Oil)(SNO−100)を加え(1076部)
、グラフトポリマ、−8,5重量%を含有する溶液を得
た。
原料ポリマーを以下のようにすると、実施例1と同様の
結果が得られた。
LIL/s       区社ヱユ二二2    エチ
レンから誘導された単位50モル%及びプロピレンから
誘導され た単位50モル%を含み、分子量 Fa n : 25 、000及び多分散指数mw/n
n : 2.5を有する、B、F。
Goodrich Co、からEpcar505の商品
名で市販されているEPM。
3    エチレンから誘導された単位60モル%及び
プロピレンから誘導さ れた単位40モル%を含み、分子 量Rn:140,000及び多分散 指数Fi’1w/Fi’! n : 1 、6を有する
、(:opo17mer  Rubber  andc
hemicalCarp、からEpsynの商品名で市
販されているEPM。
4    エチレンから誘導された単位58モル%、プ
ロピレンから誘導され た単位40モル%及びエチリデ ンノルボルネンから誘導された 単位2モル%を含み、分子量Mn: 120.000及び多分散指数Mw /!i;!n:2.2を有する、 Copolymer
Rubber and Chmical Carp、か
らEpsyn 4006の商品名で市販されているEF
T。
5    エチレンから誘導された単位62モル%、プ
ロピレンから誘導された 単位36モル%及び1.4−へキサ ジエンから誘導された単位2モル% を含み、分子量nnニア−5,000 及び多分散指数F1w/?1n : 2を有する、Du
pont社からOrtholeum5655の商品名で
市販されている EPT。
以下のグラフトモノマーをアクリル酸二量体のかわりに
(同モル量で)用いると、実施例1と同様の結果が得ら
れた。
一天一 実施例     グラフトモノマー H3 6o2c=c−coocn2cH2cooH7H2C冨
C−C00C)12cHcOOHu3 ■ 8      H2C昭C)l−COOCH2CHCO
OHH3 ■ 9      )12cmC−C00(:H2CH2C
0OC2)1510      H2C冨CHCOOC
H2CH2COOC2H5火立1ユ」 本発明の第二段階の実施の現在知られている最良の態様
の実施において、実施例1において得られた生成物を、
5NO−100を加える前に、それにジエチレントリア
ミン0.03モル部(ポリマー100部あたり2.75
部、すなわち遊離カルボン酸1モルあたり1モルに相当
する)を加えることによってアミド化した0反応混合物
を140℃で2時間保持し、次に、5NO−100で8
.5重量%に希釈し冷却した後に直接潤滑油試験に用い
た。
爽五負ユ」 実施例4において得られた溶液を実施例11に示した手
順によってアミド化した。
以下のアミンをジエチレントリアミンのかわりに同モル
量で用いると、実施例11と同様の結果が得られた。
実−施一例        Lユ2 13   、  Nl2(CH2CH2NH)2CH2
C:H2NH2丈1目11」2 本比較例においては、実施例1の原料ポリマーを145
PPTS−HF油中の20重量%溶液とし、グラフト重
合又は官能化を行なわなかった。
実1111」2 本比較例においては、実施例4の原料ポリマーを145
PPTs−)IF抽油中20重量%溶液とし、グラフト
重合又は官能化を行なわなかった。
実l百生ス」コ 本比較例においては実施例1の原料ポリマーにアクリル
酸二量体をグラフトし、ベンゾトリアゾールで官能化し
た。
支蔦1」」コ 本比較例においては実施例4の原料ポリマーにアクリル
酸二量体をグラフトし、ベンゾトリアゾールで官能化し
た。
X墓1」」コ 本比較例においては実施例1の原料ポリマーにアクリル
酸二量体をグラフトし、モルホリンで官能化した。
支り九りと 本比較例においては実施例4の原料ポリマーにアクリル
酸二量体をグラフトし1モルホリンで官能化した。
実施例11〜12及び18〜23の生成物をベンチVC
試験(BVCT)にかけた、この試験においては、添加
剤の分散剤として作用する能力を合成ブローバイの添加
後の油の濁りを測ることによって判定した。油は次の三
つの標準値ニーつは優秀な分散性によって特徴付けられ
るもの;一つは良好な分散性によって特徴付けられるも
の;そして一つは不良な分散性によって特徴付けられる
ものに対比して評価した。評価は0〜100のスケール
で行なった。良好な分散性を有する油に対して与えられ
た値、又はそれよりFの低い値は、添加剤が分散用添加
剤として用いるのに適していることを示している。
この試験においては、それぞれの添加剤を、以下の組成
を有する低コス)SE潤滑油基剤配合物に加えた(io
重量%)。
5NO−7油         75.255NO−2
0油        21.64ジチオリン酸亜鉛(摩
耗防止剤)    1.22(酸化防止剤)     
      0.39(発泡防止剤)        
   150 ppmこの基剤配合物は下記の特性を有
していた。
−表一 動粘度  40℃ cSt      30 、041
00℃ cSt          5  、 33流
動点      +lO°F(−12,2℃)硫酸化灰
分9%(ASTM D−874)    0 、88リ
ン、%(X線)          0.12イオウ、
%(X線)全量      0.32亜鉛0%(X線)
          0.12マグネシウム、%   
      0.15模擬冷間割れ(cPニー18°O
)    1400これらの試験の結果を以下に示す。
−人一 241    18本     99.3   9.0
/3f1.5/68.425*     19本   
  99.3   9.0/36.5/138.42G
      11      31.8   113.
7/39.2/85.427     12     
 31.8   1+1.7/39.2/E15.42
8本    20本     78.8   18.7
/39.2/135.429本    211    
  78.8   18.7/39.2/E15.43
0本    22准     97.4   18.7
/39.2/Ei5.431よ    23准    
 97.4   18.7/39.2/85.4上表よ
り次の結論を示すことができる。
(+)EPM又はEFTポリマーは三つの標準値の最悪
のものよりも悪いBVCT値を示し1分散性の見地から
は不満足なものであった(実施例24よ及び25本を参
照のこと)。
(11)本発明の生成物(実施例26及び27)は、十
分に低いBVCT分散値を示し、この生成物が更なる研
究に用いうるに十分に良好な特性を示した。
61i1ベンゾトリアゾールで官能化したグラフト生成
物は非常に高いBVCT分散値を示すので、潤滑油系中
の分散剤としては不満足なものであると考えられる(実
施例28よ及び29本)。
(ロ)モルホリンで官能化したグラフトポリマー(実施
例3(1〜31承)は1分散性についてBVCTによっ
て測定したところ、ベンゾトリアゾールで官能化したも
のよりも更に悪い結果を与えた。
本発明を特定の実施態様を参照して示したが、種々の変
更及び修正が、本発明の範囲内において行ないうること
は当業者には明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、グラフトモノマーとして、エチレン系不飽和炭素−
    炭素二重結合を有するカルボン酸のカルボキシ飽和炭化
    水素エステルから誘導されたグラフト基を有する炭素−
    炭素骨格を有する線状で実質的に油溶性のポリマー。 2、該グラフトモノマーが次式: R^*−COO−R″−COOR (式中、R^*は、アルケニル、シクロアルケニル、ア
    ルアルケニル及びアルケンアリールから選択される、エ
    チレン系不飽和炭素−炭素二重結合を有する炭化水素基
    であり;R″はアルキレン、アルクアリーレン、アルア
    ルキレン及びシクロアルキレンから選択される二価炭化
    水素基であり;Rは水素、又は、アルキル、アラルキル
    、アルカリール、シクロアルキル及びアリールから選択
    される炭化水素基である) のものである請求項1記載の線状で実質的に油溶性のポ
    リマー。 3、グラフト後に遊離カルボキシル基がアミンとの反応
    によってアミド化される請求項1又は2記載の線状で実
    質的に油溶性のポリマー。 4、該アミンが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R′は水素、又はアルキル、アルカリール、ア
    ラルキル、シクロアルキルもしくはアリール炭化水素基
    であり;R″はアルキレン、アルクアリーレン、アルア
    ルキレン、シクロアルキレン又はアリーレン炭化水素基
    であり;nは0又は1であり;aは1〜20であり;x
    は0又は1である) のものである請求項3記載の線状で実質的に油溶性のポ
    リマー。 5、炭素−炭素骨格を有するポリマーを反応混合物中に
    加え;グラフトモノマーとして、エチレン系不飽和炭素
    −炭素二重結合を有するカルボン酸のカルボキシ飽和炭
    化水素エステルを該反応混合物中に加え該反応混合物を
    、遊離基グラフト重合触媒の存在下でグラフト重合反応
    条件に保持し、それによつて、グラフト基としてカルボ
    キシ飽和炭化水素基(カルボキシ炭化水素基)を有する
    炭素−炭素骨格を有する線状ポリマーを包含するグラフ
    トポリマーを形成し; グラフト基としてカルボキシ飽和炭化水素基を有する炭
    素−炭素骨格を有する該線状ポリマーを回収することを
    特徴とする、炭素−炭素骨格を有し、グラフト基として
    カルボキシ飽和炭化水素基を有するポリマー組成物の製
    造方法。 6、グラフト基としてカルボキシ飽和炭化水素基を有す
    る炭素−炭素骨格を有する該線状ポリマーを、アミン類
    と反応させ、それによって、炭素−炭素骨格を有し、グ
    ラフト基としてカルボ(アミドヒドロカルボンオキシ)
    炭化水素基を有するポリマー組成物を形成する請求項5
    記載の方法。
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