JPH01210014A - 酸素富化空気の製造方法 - Google Patents

酸素富化空気の製造方法

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JPH01210014A
JPH01210014A JP63034982A JP3498288A JPH01210014A JP H01210014 A JPH01210014 A JP H01210014A JP 63034982 A JP63034982 A JP 63034982A JP 3498288 A JP3498288 A JP 3498288A JP H01210014 A JPH01210014 A JP H01210014A
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JP
Japan
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adsorbent
air
enriched air
cooling
exhaust gas
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Pending
Application number
JP63034982A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Inoue
井上 衛
Tadashi Sato
正 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼排ガスなどの顕熱を利用して燃焼用の酸素
富化空気を製造する方法に関する。
従来の技術 燃焼空気中の窒素および湿分は燃焼上好ましくない、な
ぜなら排ガスボリュームを増加させて系外へ熱を散逸す
るばかりでなく、火炎温度を低下させるので加熱効率も
悪化するからである。
したがって従来より排ガスの顕熱を予熱空気として回収
する方法や酸素富化方法が種々提案されている1例えば
特開昭58−135108号公報にはPSA法(Pre
ssure−Swing−Adsorption圧カス
イング法)による酸素濃縮法が提案されている。一方特
開昭55−8803.5B−5121,5B−2135
08号公報などに示される酸素富化膜についても最近研
究が進んでいるが民生用が中心で、大規模に実施された
例はない。
特開昭54−82994号公報には燃焼排ガスを利用し
た酸素富化空気製造方法が提案されているが、熱伝導の
悪い吸着剤をすみやかに加熱・冷却することは困難であ
り、設備規模が大きくなりすぎて経済的に成立しにくい
可能性があった。
発明が解決しようとする課題 一般に窒素−湿分の吸着に用いられるゼオライト系の吸
着剤は低温はど吸着量が増加し、常温以下に冷却してや
ることが望ましい。しかるに再生のため加熱された吸着
剤を常温、20〜30℃のガスで冷却して常温、20〜
30℃まで低下させるには膨大なガス量と冷却時間がか
かり実用的でない0本発明は以上の冷却工程の効率を狙
って冷媒を使用して吸着剤を短時間で冷却せしめること
をポイントに置いている。
本発明は空気中の窒素および湿分を吸着剤で吸着した後
、吸着剤を再生するために、加熱、冷却を行なうが、従
来法のガス冷却では冷却時間が長い等、実用的でない問
題があったが、本発明は短時間で効率的な冷却法を取り
入れて酸素富化空気を製造するようにしたものである。
課題を解決するための手段 本願発明の要旨は空気中の窒素および湿分を吸着して、
燃焼用の酸素富化空気を製造するに際し、空気を吸着剤
に接触させて、空気中の窒素および湿分を吸着し、次い
で、燃焼排ガスにより吸着剤を加熱して脱着を行ない、
次いで、吸着剤を酸素富化空気でガス冷却した後、吸着
剤に冷却媒体を、直接接触させて冷媒冷却することを特
徴とする酸素富化空気の製造方法である。
作用 吸着剤を利用したガスの分離方法として、圧力差によっ
て吸着と脱着を行なう前述のPSA法と温度差によって
吸着と脱着を行なうTJA法(ThermalSwin
g Adsorpion)があげられる0本発明は排ガ
ス中の顕熱を利用して吸着剤の再生を行なうTSA法に
関するものである。
第2図に代表的なゼオライト系吸着剤の窒素吸着量を温
度に対してプロットしたものを示した。
湿分なと他の吸着成分も同様の挙動を示すので、吸着時
には低温はど良いことがわかる。
加熱用の排ガス温度は一般に200℃以上と十分高温の
ため加熱再生には大きな問題はない、しかしながら常温
(20〜30℃)の酸素富化空気を利用して冷却しても
温度差が小さいためなかなか常温(20〜30℃)まで
冷却しない、さらに冷却を進める目的でヒートポンプな
どを利用して冷却する方法も考えられるが、効率が悪く
経済的でない。
なぜなら吸着剤として用いられるゼオライトの熱伝導率
は約0.042Kcal/履hr℃と低く、ガスと吸着
体との伝熱が極めて緩慢にしか進まないからである。し
たがって前述したヒートポンプを利用して冷却するため
には非常に大きな伝熱面積とガス流量を必要とすること
になり、十分な効果を上げるとは考えにくい、本発明は
この問題点を鑑み。
吸着体の効率的な冷却方法を取り入れることを提案する
ものである。
吸着剤の冷却には前述したヒートポンプなどを利用する
間接冷却法と吸着剤と冷媒を直接接触させる直接冷却法
とが考えられる0間接冷却の場合、フィンなど付けても
伝熱係数は10〜50Kca l/■2hr’cと大き
くとれないため、ヒートポンプを利用するときは大きな
伝熱面積が必要となってあまり経済的でない、直接冷却
の場合は固−液熱伝達となるため伝熱係数は100〜5
000Kcal/m2hr℃と大きくとれる。
冷媒としては吸着剤に吸着するものは不適である0例え
ば5Aと呼ばれる合成ゼオライトにおいては有効直径が
5Å以上の分子(iso−化合物、4員環化合物)は吸
着されないが、5λ以下のn −パラフィンなどは吸着
されるため用いることはできない。
第1図に示した具体的な概略図にもとづいて以下説明す
ることにする。
吸着塔1は少なくとも2塔以上で、望ましくは4塔以上
を交互にくり返すことによって連続的に酸素富化空気を
製造することができる。基本サイクルは第3図に示した
如く、吸着→脱着→ガス冷却→冷媒冷却のくり返しを、
吸着塔1−a−1−dで順ぐりに行なうことによって連
続的に製造可能となる。第3図のサイクル■では、燃焼
用空気2はブロアー3によって吸着塔1− (a)に導
入され、窒素と湿分が吸着されて上部から排出され、吸
着塔1−(c)を通ることによって予熱され、酸素富化
空気4として燃焼装置へ供給される。
吸着塔1−(a)は吸着工程が終了すると、燃焼系から
排出される排ガス5によって加熱され、吸着した窒素と
湿分を脱着し、排ガスと一緒にブロアー6によって系外
に排出7される。続いて吸着塔1− (a)には吸着塔
1−(c)で酸素富化された空気が導入されて空気を予
熱すると同時に吸着剤は若干冷却される。さらに吸着剤
を冷却するためにサイクル■では冷媒を上部の噴射ノズ
ル8−aから吹き付けることによって、次の吸着工程で
窒素および湿分を十分吸着できるように冷却する。
冷媒は吸着塔1−aの下から回収しポンプ9によって循
環させ熱交換器IQで低温に保持する。冷媒としてはオ
ルンージクロロベンゼンなどノ吸着剤に対して難吸着性
で低粘度・高沸点のものが望ましい、もちろんフロン系
の冷却媒体や液体アルゴンなどを冷媒として利用するこ
ともでき、蒸発槽熱分を大きくとれるので非常に効果的
であるが、回収装置が複雑となりあまり経済的でないと
考えられる。
実施例 本発明を鉄鋼製造における熱延加熱炉に適用した実施例
について以下に説明する。
熱延加熱炉の燃焼用空気は54000 )1m3/hr
で20→80℃の予熱と、21→25%の酸素富化を目
標にした。第1図に示した4塔方式で第3図の工程をサ
イクルタイム5分で切り換えて連続的に酸素富化空気を
製造できるように設計した0表1に種々の操業条件に対
して得られた結果を示す。
(以下余白) 発明の詳細 な説明した如く、本発明によれば、排ガスの顕熱を利用
して燃焼用の空気を予熱すると同時に酸素富化すること
が、他の大きな動力を必要とせず連続的に可能となる。
したがって従来の燃焼装置の排ガス系と燃焼空気系に本
発明を組み込むことによって、火炎の高温化と排ガスボ
リュームの低減が図れ、著しく熱効率が向上して燃焼原
単位の低減につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の1例を示ti略図
、第2図はゼオライト系吸着剤の温度による窒素吸着量
変化を示した図、第3図は本発明の工程サイクルの1例
を示す説明図である。 1・・・吸着塔、2拳・・燃焼用空気、3・・・ブロア
ー、4・・・酸素富化空気、5・・・排ガス、611・
・ブロアー、7・・・排ガス排出、8・−・冷媒噴射ノ
ズル、9・・・ポンプ、10・・・熱交換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 空気中の窒素および湿分を吸着して、燃焼用の酸素富化
    空気を製造するに際し、空気を吸着剤に接触させて、空
    気中の窒素および湿分を吸着し、次いで、燃焼排ガスに
    より吸着剤を加熱して脱着を行ない、次いで、吸着剤を
    酸素富化空気でガス冷却した後、吸着剤に冷却媒体を直
    接接触させて、冷媒冷却することを特徴とする酸素富化
    空気の製造方法。
JP63034982A 1988-02-19 1988-02-19 酸素富化空気の製造方法 Pending JPH01210014A (ja)

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