JPH01209359A - 高周波焼入の割れ検出方法 - Google Patents
高周波焼入の割れ検出方法Info
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- JPH01209359A JPH01209359A JP3440288A JP3440288A JPH01209359A JP H01209359 A JPH01209359 A JP H01209359A JP 3440288 A JP3440288 A JP 3440288A JP 3440288 A JP3440288 A JP 3440288A JP H01209359 A JPH01209359 A JP H01209359A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は強制冷却および強制冷却を行わない高周波焼入
におけるワークの割れを検出する方法に関する。
におけるワークの割れを検出する方法に関する。
(従来の技術)
高周波焼入は高周波電流をワークの表面に誘導し、その
抵抗熱により急速に焼入温度まて上昇させたのち、ワー
クを冷却するものである。
抵抗熱により急速に焼入温度まて上昇させたのち、ワー
クを冷却するものである。
この冷却方法には水、油などの冷却媒体を介してワーク
に強制冷却を施すものと、強制冷却を施すことなくワー
クを自然に冷却させるものとかある。高周波焼入時には
ワークに割れを発生させることがあるが、この割れは上
記2種の高周波焼入ともに冷却工程て発生する。また、
ワークの割れは焼入温度か高く、ワークのマルテンサイ
ト変態開始温度が低く、ワークの炭素含有料が多く、ま
た冷却媒体の温度か低いほど発生し易い。
に強制冷却を施すものと、強制冷却を施すことなくワー
クを自然に冷却させるものとかある。高周波焼入時には
ワークに割れを発生させることがあるが、この割れは上
記2種の高周波焼入ともに冷却工程て発生する。また、
ワークの割れは焼入温度か高く、ワークのマルテンサイ
ト変態開始温度が低く、ワークの炭素含有料が多く、ま
た冷却媒体の温度か低いほど発生し易い。
L記の割れは加熱を終了したワークが冷却され、ワーク
の温度かM s (Martensite−マルテンサ
イト変態)点温度以下まで低下したのちに発生する。こ
のため、強制冷却を施す高周波焼入の場合にはワークの
温度が短時間でMs点まで降下したのち、即座に割れの
発生温度まで冷却される。そして、冷却水を冷却媒体と
して焼入加熱か終了したワークに強制冷却を施した場合
、冷却水の噴出作業中に前記割れが発生する。また、上
記ワークの温度がMs点に達したとき、および割れか発
生したときにはワークから割れA E (Acoust
ic E+5ission−音響放射)波か発生する。
の温度かM s (Martensite−マルテンサ
イト変態)点温度以下まで低下したのちに発生する。こ
のため、強制冷却を施す高周波焼入の場合にはワークの
温度が短時間でMs点まで降下したのち、即座に割れの
発生温度まで冷却される。そして、冷却水を冷却媒体と
して焼入加熱か終了したワークに強制冷却を施した場合
、冷却水の噴出作業中に前記割れが発生する。また、上
記ワークの温度がMs点に達したとき、および割れか発
生したときにはワークから割れA E (Acoust
ic E+5ission−音響放射)波か発生する。
したかって、高周波焼入時に上記割れが発生したか否か
は、冷却水を強制冷却させるためワークに噴出した直後
に、シーケンス回路を構成するリレーなどによって、前
記割れAE波の発生を検知するセンサを作動させ、所定
時間だけ前記割れAE波発生の有無を検出していた。
は、冷却水を強制冷却させるためワークに噴出した直後
に、シーケンス回路を構成するリレーなどによって、前
記割れAE波の発生を検知するセンサを作動させ、所定
時間だけ前記割れAE波発生の有無を検出していた。
(特開昭60−.1:15861号公報参照)。
他方、ワークを上記のように自然冷却させる高周波焼入
の場合には、Ms点温度がワークの形状、材質に依存す
るため、前記割れAE波の発生期間は不定である。
の場合には、Ms点温度がワークの形状、材質に依存す
るため、前記割れAE波の発生期間は不定である。
(発明か解決しようとする課題)
このため、ワークを自然冷却させる高周波焼入に、特開
昭60−135861号公報に開示された技術を適用し
た場合には、前記割れAE波の検出を長時間にわたって
行う必要かあるため、前記シーケンス回路に設けたリレ
ーのチャタリング現象、ノイズなどが発生し、前記割れ
AE波の検出が困難になり信頼度が劣化するという問題
があった。
昭60−135861号公報に開示された技術を適用し
た場合には、前記割れAE波の検出を長時間にわたって
行う必要かあるため、前記シーケンス回路に設けたリレ
ーのチャタリング現象、ノイズなどが発生し、前記割れ
AE波の検出が困難になり信頼度が劣化するという問題
があった。
そこで、本発明は強制冷却および強制冷却を行わない高
周波焼入の際に、ワークの材質、形状に依存することな
く、良好な作業性と信頼度を得るためのワークの割れ検
出方法を提供することを目的とする。
周波焼入の際に、ワークの材質、形状に依存することな
く、良好な作業性と信頼度を得るためのワークの割れ検
出方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するために、加熱後のワーク2
がマルテンサイト変m(Ms)する際に発生する音響放
射波(AE波)を検出し、この音響放射波の発生時点を
割れ検出の計測区間の起点とすることを特徴とするもの
である。
がマルテンサイト変m(Ms)する際に発生する音響放
射波(AE波)を検出し、この音響放射波の発生時点を
割れ検出の計測区間の起点とすることを特徴とするもの
である。
(作用)
本発明は上記のように構成したので、マルテンサイト変
態時のAE波か発生した時、割れ検出の計測区間の起点
とするのて、ワーク2の材質、形状に依存することなく
割れ発生の計測区間か定まる。
態時のAE波か発生した時、割れ検出の計測区間の起点
とするのて、ワーク2の材質、形状に依存することなく
割れ発生の計測区間か定まる。
(実施例)
以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の方法を実施する高周波焼入の割れ検出
装置lの要部の構成を表わしている。
装置lの要部の構成を表わしている。
本装置lはワー・り2の高周波焼入時に割れを検出する
もので、高周波焼入Ja3、センサ4および第3図に示
す制御回路5を主構成としである。高周波焼入機3の上
方と下方とにはそれぞれにはワーク2を装着するための
チャック6.6か配設してあり、上方のチャック6は中
空状に形成しである。7は環状の焼入コイルであり、ワ
ーク2がチャック6に装着された状態で、焼入コイル7
の軸線はワーク2の軸線に一致するように配置しである
。なお、焼入コイル7を支持するための支持部材は図示
を省略しである。
もので、高周波焼入Ja3、センサ4および第3図に示
す制御回路5を主構成としである。高周波焼入機3の上
方と下方とにはそれぞれにはワーク2を装着するための
チャック6.6か配設してあり、上方のチャック6は中
空状に形成しである。7は環状の焼入コイルであり、ワ
ーク2がチャック6に装着された状態で、焼入コイル7
の軸線はワーク2の軸線に一致するように配置しである
。なお、焼入コイル7を支持するための支持部材は図示
を省略しである。
上方のチャック6の中空部8に配置したセンサ4で、セ
ンサ4は一端が上方のチャック6の前記中空部内壁に固
定されたスプリング9の他端に弾性支持されている。セ
ンサ4はワーク2のAE波の検出をするものであり、こ
の検出信号は信号線10を介して制御回路5に入力され
る。第2図はセンサ4から得られるワーク2のAE波の
形状を示している。
ンサ4は一端が上方のチャック6の前記中空部内壁に固
定されたスプリング9の他端に弾性支持されている。セ
ンサ4はワーク2のAE波の検出をするものであり、こ
の検出信号は信号線10を介して制御回路5に入力され
る。第2図はセンサ4から得られるワーク2のAE波の
形状を示している。
図中、11に示すAE波は焼入コイル7によってワーク
2を加熱したとき、12は加熱を終了したワーク2の温
度が下降してMs点に達したとき、そして13はワーク
2に割れが発生したときに、それぞれセンサ4から得ら
れるものである。なお、これらの11ないし13に示し
た波形は、制御回路5のプリアンプ14、メインアンプ
15およびバンドパスフィルタ16を経たのちに得られ
たもので、不要な信号(ノイズ)を削除しである。
2を加熱したとき、12は加熱を終了したワーク2の温
度が下降してMs点に達したとき、そして13はワーク
2に割れが発生したときに、それぞれセンサ4から得ら
れるものである。なお、これらの11ないし13に示し
た波形は、制御回路5のプリアンプ14、メインアンプ
15およびバンドパスフィルタ16を経たのちに得られ
たもので、不要な信号(ノイズ)を削除しである。
バンドパスフィルタ16の出力側は検波回路17とリミ
・ンタ18との各入力側に接続しである。この検波回路
17の出力側はリミッタ19に設けた2つの入力のうち
の一方に接続しである。リミッタ19の他の入力には基
準電圧11の出力が接続しであるため、リミッタ19の
出力側から基準電圧11に基いてパルス信号が出力され
る。
・ンタ18との各入力側に接続しである。この検波回路
17の出力側はリミッタ19に設けた2つの入力のうち
の一方に接続しである。リミッタ19の他の入力には基
準電圧11の出力が接続しであるため、リミッタ19の
出力側から基準電圧11に基いてパルス信号が出力され
る。
また、リミッタ19の出力側には集積回路であるカウン
タ20のパルス(クロック)入力端子に接続しである。
タ20のパルス(クロック)入力端子に接続しである。
カウンタ20には所定の出力を得るために設定部21か
設けてあり、設定部21に抵抗器、コンデンサなど各種
の電子部品を接続して、2個目のパルスか入力されたと
きに、出力端子から信号か出力されるように調整しであ
る。カウンタ20の出力端子はゲート形成回路22の入
力側に接続しである。
設けてあり、設定部21に抵抗器、コンデンサなど各種
の電子部品を接続して、2個目のパルスか入力されたと
きに、出力端子から信号か出力されるように調整しであ
る。カウンタ20の出力端子はゲート形成回路22の入
力側に接続しである。
ゲート形成回路22は、カウンタ20の出力端子の入力
信号立ち上かりでトリガされ、出力な1rLJからf”
HJにして所定時間経過ののち、fLJに戻す。なお、
ゲート形成回路22のFHJの出力時間は図示を省略し
た、タイマ回路を操作して任意に設定することができる
。
信号立ち上かりでトリガされ、出力な1rLJからf”
HJにして所定時間経過ののち、fLJに戻す。なお、
ゲート形成回路22のFHJの出力時間は図示を省略し
た、タイマ回路を操作して任意に設定することができる
。
他方、バンドパスフィルタ16の出力側はリミッタ19
に設けた2つの入力のうちの一方に接続しである。リミ
ッタ18の他の入力には基準電圧11の出力が接続しで
あるため、リミッタ18の出力側から基準電圧i1に基
いてパルス信号か出力される。また、リミッタ18の出
力側には2人力のAND回路23の一方の入力側に接続
しである。AND回路23の他の入力側にはゲート形成
回路22の出力側が接続してあり、AND回路23の出
力側には、集積回路であるカウンタ24のパルス入力端
子に接続しである。
に設けた2つの入力のうちの一方に接続しである。リミ
ッタ18の他の入力には基準電圧11の出力が接続しで
あるため、リミッタ18の出力側から基準電圧i1に基
いてパルス信号か出力される。また、リミッタ18の出
力側には2人力のAND回路23の一方の入力側に接続
しである。AND回路23の他の入力側にはゲート形成
回路22の出力側が接続してあり、AND回路23の出
力側には、集積回路であるカウンタ24のパルス入力端
子に接続しである。
25はカウンタ24の設定部で、設定部25は割れが発
生したか否かの判定表示をする判定表示器26に、予め
設定された判定表示器26の制御内容に基く信号を出力
するために、前記電子部品を接続する。カウンタ24の
出力端子は2人力のAND回路27の一方の入力側に接
続しである。
生したか否かの判定表示をする判定表示器26に、予め
設定された判定表示器26の制御内容に基く信号を出力
するために、前記電子部品を接続する。カウンタ24の
出力端子は2人力のAND回路27の一方の入力側に接
続しである。
AND回路27の他の入力側にはゲート形成回路22の
出力側が接続してあり、AND回路27の出力側には判
定表示器26の入力側が接続しである。判定表示器26
はAND回路27の出力側かrHJのときNGを表示し
、高周波焼入が開始後、所定時間継続してAND回路2
7の出力側がFLJである時、タイマ(図示省略)の出
力信号に基いて「OK」を表示する。
出力側が接続してあり、AND回路27の出力側には判
定表示器26の入力側が接続しである。判定表示器26
はAND回路27の出力側かrHJのときNGを表示し
、高周波焼入が開始後、所定時間継続してAND回路2
7の出力側がFLJである時、タイマ(図示省略)の出
力信号に基いて「OK」を表示する。
28はリセットスイッチ、29はカウンタ20.24の
リセット端子R,Rおよび判定表示器26のリセット端
子にリセット信号を入力するリセット回路である。
リセット端子R,Rおよび判定表示器26のリセット端
子にリセット信号を入力するリセット回路である。
つぎに、上記構成に係る装置lによって本発明の方法を
以下に説明する。
以下に説明する。
まず、リセットスイッチ28を閉じてカウンタ20.2
4および判定表示器26をリセッ1〜する。
4および判定表示器26をリセッ1〜する。
AE波の発生について説明する。焼入時には、チャック
6を操作して高周波焼入機3にワーク2を装着してワー
ク2に焼入加熱を施すと、センサ4はワーク2の加熱A
E波を検知するとともに、この検知信号をプリアンプ1
4に入力する一方、バンドパスフィルタ16の出力側か
ら波形11を得る。そして、ワーク2に所定の焼入加熱
が施されたのち、ワーク2を冷却するとワーク2の温度
が徐々に下降してMs点に到達する。
6を操作して高周波焼入機3にワーク2を装着してワー
ク2に焼入加熱を施すと、センサ4はワーク2の加熱A
E波を検知するとともに、この検知信号をプリアンプ1
4に入力する一方、バンドパスフィルタ16の出力側か
ら波形11を得る。そして、ワーク2に所定の焼入加熱
が施されたのち、ワーク2を冷却するとワーク2の温度
が徐々に下降してMs点に到達する。
このとき、ワーク2はM s A E波を発生させ、上
記同様にセンサ4はMsAE波を検知するので、バンド
パスフィルタ16の出力側から波形12を得る。波形1
2に示すMsAE波は、ワーク2の割れ検出の計測区間
の起点とするためのものである。しかるのち、ワーク2
に割れが生じたときには割れAE波を発生させ、バンド
パスフィルタ16の出力側から波形13を得る。
記同様にセンサ4はMsAE波を検知するので、バンド
パスフィルタ16の出力側から波形12を得る。波形1
2に示すMsAE波は、ワーク2の割れ検出の計測区間
の起点とするためのものである。しかるのち、ワーク2
に割れが生じたときには割れAE波を発生させ、バンド
パスフィルタ16の出力側から波形13を得る。
つぎに、制御回路5の動作を第3図および第4図に基い
て説明する。
て説明する。
まず、リセットスイッチ28を閉じてカウンタ20.2
4および判定表示器26をリセットする。
4および判定表示器26をリセットする。
そして高周波焼入を開始すると、発生した上記各AE波
かリミッタ18に入力される一方、バントパスフィルタ
16から波形11ないし13として出力され、検波回路
17から(第4図B −・・波形11’ 、 12’参
照)リミッタ19を経て第4図C・・・波形11” 、
12”に示すパルス信号を得る。
かリミッタ18に入力される一方、バントパスフィルタ
16から波形11ないし13として出力され、検波回路
17から(第4図B −・・波形11’ 、 12’参
照)リミッタ19を経て第4図C・・・波形11” 、
12”に示すパルス信号を得る。
そして、リミッタ19から出力されたパルス信号は、カ
ウンタ20のパルス入力端子に入力され、カウンタ20
はマルテンサイト変態時に生じる2つめのパルス(波形
12”)か入力されたときに、出力端子から第4図りに
示す信号を発生させる。これにより、ゲート形成回路2
2はマルテンサイト変態時に、第4図Eに示す信号を発
生させる。
ウンタ20のパルス入力端子に入力され、カウンタ20
はマルテンサイト変態時に生じる2つめのパルス(波形
12”)か入力されたときに、出力端子から第4図りに
示す信号を発生させる。これにより、ゲート形成回路2
2はマルテンサイト変態時に、第4図Eに示す信号を発
生させる。
他方、バンドパスフィルタ16からリミッタ18に入力
されたAE波(波形11ないし13)は、第4図B′に
示すパルス信号として出力され、AND回路23に入力
される。また、AND回路23の他の入力はゲート形成
回路22の出力に接続されているので、AND回路23
はゲート形成回路22の出力かfHJである間(第4図
E参照)、第4図Fに示す信号か得られる。
されたAE波(波形11ないし13)は、第4図B′に
示すパルス信号として出力され、AND回路23に入力
される。また、AND回路23の他の入力はゲート形成
回路22の出力に接続されているので、AND回路23
はゲート形成回路22の出力かfHJである間(第4図
E参照)、第4図Fに示す信号か得られる。
ここで、カウンタ24の設定部25を2個目のパルスが
入力された時、fHJを出力するように調整することに
よって、ゲート形成回路22の出力がIrHJである間
、AND回路23は出力を「HJにする。これにより、
判定表示器26は割れAE波の発生に基いてrNGJ表
示をする。
入力された時、fHJを出力するように調整することに
よって、ゲート形成回路22の出力がIrHJである間
、AND回路23は出力を「HJにする。これにより、
判定表示器26は割れAE波の発生に基いてrNGJ表
示をする。
また、AND回路23の出力が所定時間継続して1i”
lJである時、判定表示器26は前記タイマに基いてf
OKJを表示する。
lJである時、判定表示器26は前記タイマに基いてf
OKJを表示する。
また、本実施例はリセットスイッチ28を人手によって
開閉していたが、第5図に示す他の実施例として、メイ
ンアンプ15の出力を加熱信号検出回路30の入力端子
に接続し、加熱信号検出回路30の出力端子をリセット
回路29に接続することによって、制御回路5の初期化
の自動ができる。このため、高周波焼入の割れ検出の自
動化は容易になる。なお、加熱信号検出回路30はセン
サ4から加熱時に得られる信号(波形11)の周波数、
発生時間を計測して、高周波焼入機3に予め設定された
数値とを比較し、両者の相対関係に基いてリセット回路
29を制御するものである。
開閉していたが、第5図に示す他の実施例として、メイ
ンアンプ15の出力を加熱信号検出回路30の入力端子
に接続し、加熱信号検出回路30の出力端子をリセット
回路29に接続することによって、制御回路5の初期化
の自動ができる。このため、高周波焼入の割れ検出の自
動化は容易になる。なお、加熱信号検出回路30はセン
サ4から加熱時に得られる信号(波形11)の周波数、
発生時間を計測して、高周波焼入機3に予め設定された
数値とを比較し、両者の相対関係に基いてリセット回路
29を制御するものである。
(発明の効果)
本発明は以上説明したように、マルテンサイト変態時の
AE波を検出することによって、ワークの割れ検出の計
測区間の起点とするので、ワークの材質、形状に依存す
ることなく割れ発生の計測区間が定まる。これにより、
割れ発生の計測作業は容易になるので、作業性とデータ
の信頼度とが向上する。
AE波を検出することによって、ワークの割れ検出の計
測区間の起点とするので、ワークの材質、形状に依存す
ることなく割れ発生の計測区間が定まる。これにより、
割れ発生の計測作業は容易になるので、作業性とデータ
の信頼度とが向上する。
第1図は、本発明の方法を実施するための装置要部の構
成を表わしたブロック図 第2図は、第1図に示すバンドパスフィルタから得られ
るAE波を示す図、 第3図は、第1図に示す制御回路の構成を表わしたブロ
ック図 第4図は、第3図に示した制御回路の各部から得られる
信号を表わした図、 第5図は第3図と異る実施例を表わしたブロック図であ
る。 l・・・高周波焼入の割れ検出装置 2・・・ワーク 3・・・高周波焼入機4・・
・センサ 5・・・制御回路6・・・チャック
14−・・プリアンプ15・・・メインアンプ
16・・・バンドパスフィルタ特許出願人 ト
ヨタ自動車株式会社WJ1図 第3図 24図(c)−υ1]45で2′ 牙4図(F)−一一一一」lL−一
成を表わしたブロック図 第2図は、第1図に示すバンドパスフィルタから得られ
るAE波を示す図、 第3図は、第1図に示す制御回路の構成を表わしたブロ
ック図 第4図は、第3図に示した制御回路の各部から得られる
信号を表わした図、 第5図は第3図と異る実施例を表わしたブロック図であ
る。 l・・・高周波焼入の割れ検出装置 2・・・ワーク 3・・・高周波焼入機4・・
・センサ 5・・・制御回路6・・・チャック
14−・・プリアンプ15・・・メインアンプ
16・・・バンドパスフィルタ特許出願人 ト
ヨタ自動車株式会社WJ1図 第3図 24図(c)−υ1]45で2′ 牙4図(F)−一一一一」lL−一
Claims (1)
- (1)加熱後のワークがマルテンサイト変態(Ms)す
る際に発生する音響放射波(AE波)を検出し、この音
響放射波の発生時点を割れ検出の計測区間の起点とする
ことを特徴とする高周波焼入の割れ検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3440288A JPH01209359A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 高周波焼入の割れ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3440288A JPH01209359A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 高周波焼入の割れ検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01209359A true JPH01209359A (ja) | 1989-08-23 |
Family
ID=12413194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3440288A Pending JPH01209359A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 高周波焼入の割れ検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01209359A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131059A (en) * | 1980-12-22 | 1982-08-13 | Westinghouse Electric Corp | Method of and apparatus for generating acoustic wave |
JPS60135861A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-19 | Toyota Motor Corp | 高周波焼割れ検査方法およびその装置 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP3440288A patent/JPH01209359A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131059A (en) * | 1980-12-22 | 1982-08-13 | Westinghouse Electric Corp | Method of and apparatus for generating acoustic wave |
JPS60135861A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-19 | Toyota Motor Corp | 高周波焼割れ検査方法およびその装置 |
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