JPH01207424A - 紡機用回転リング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紡績工程に用いるリング精紡機の積極駆動方式
の紡機用回転リングに関するものである。

〔従来の技術とその課題〕

従来の積極駆動式回転リングにおいては、リングＯ自重
等によるスラスト荷１１に対し、ボールベアリングある
いは低摩擦係数のテフロンなどを使用したプレー／ベア
リング等で支持し、又気流によシ浮上させて、機械的又
は気流により回転させている。

しかし、ベアリングの支持は３万回転以上の高速回転で
は困難であり、磁気ベアリングなどが研究されているが
、機構が複雑で高価なため使用されていない。という問
題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記従来の欠点を除去するためになされたもの
であ夛、リング回転体とリング固定体よりなる回転リン
グにおいて、リング回転体の一部又は全部を超電導材料
で構成し、リング固定体の所定位置に設けた永久磁石又
は電磁石によりリング回転体を浮上させ、リング固定体
から吹きつける気流によりリング回転体を回転させるよ
うなした紡機用回転リングを提供するものである。

〔実施例〕

以下本発明の１実施例？図面に基づいて説明する。

図に示すように、本発明の回転リングはリング回転体＋
１１とリング固定体（りとから構成される。

リング回転体（ｒ）は中空体よりなる弼部（３）の上部
外周に鍔部（４）ヲ設け、上記胴部（３）の上部にリン
グ本体＋５１　＆嵌装すると共に、胴部（３１の外周に
は羽根（８）が配置されて構成される。

上記リング回転体の一部又は全部は常温又は低温におい
て超電導体となる材料例えばランタン系や、イツトリウ
ム系の酸化物、超電導体や高分子電導体などにより構成
される。

なお、超電導材料はリング固定体に配設する磁石に対向
する位置に設ければよく、少くとも鍔部の一部が超電導
材料で形成されておればよい。

次ニリングレール（７）Ｋボルト等で以て固定したリン
グ固定体（りには、上記リング回転体（１）の超電導材
料と対向するリング固定体の位置、側光ば上部に永久磁
石又は電磁石等よりなる磁石（３）を配設すると共に、
気流吹付は用の空気孔（９）を設けて本発明の紡機用回
転リングを構成する。

なおリング固定体の下部内面にも磁石を設けて、リング
固定体の軸心を中心として、リング回転体が回転するよ
うにしてもよい。

〔作用〕

上記リング回転体はその超電導状態になる温度に設定さ
れたとき、リング固定体に設けられた磁石の磁気に反発
して浮上する。

す／グ固定体の周辺に設けた空気孔（９）より吹出す気
流がリング回転体の羽根（６）に吹きつけられてリング
回転体は高速回転することができるものである。

〔発明の効果〕

本発明による紡機用回転リングは以上のような構成より
なるものであり、ベアリングがないので、高速回転して
も発熱、騒音を生じず、リング固定体より吹き出す気流
により容易に、かつ少ないエネルギーで、リング回転体
？回転させることができ、８万回転以上の超高速回転も
可能である。

また、超電導材料が室温以下の低温の場合、気流を冷却
することにより、リング回転体の冷却も兼用できる。

また、リング固定体の下部内面にも永久磁石又は電磁石
等の磁石を設けた場合は、リング回転体を軸中心に回転
させることもできる。

さらに、電磁石を使用するときは、電流を切ることによ
り、浮上刃を瞬時になくすることができるので、リング
回転体とリング固定体の接する面の摩擦係数を大きくし
ておけば急ブレーキを掛けることになり、短時間に回転
リングを停止させることができるなど優れた効果？有す
る発明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例金示す断面図である。 ｍ・・・リング回転体 （２）・・・リング固定体 （３）・・・胴部　　　　　（４）・・・鍔部（５）・
・・リング本体　　（６）・・・羽根（７）・・・リン
グレール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リング回転体およびリング固定体よりなる回転リングに
   おいて、リング回転体の一部又は全部を超電導材料で構
   成し、上記超電導材料と対向するリング固定体の所定位
   置に磁石を配設すると共に、リング固定体より吹きつけ
   る気流によりリング回転体を回転させることを特徴とす
   る紡機用回転リング。