JPH0120125Y2 - - Google Patents

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JPH0120125Y2
JPH0120125Y2 JP12389682U JP12389682U JPH0120125Y2 JP H0120125 Y2 JPH0120125 Y2 JP H0120125Y2 JP 12389682 U JP12389682 U JP 12389682U JP 12389682 U JP12389682 U JP 12389682U JP H0120125 Y2 JPH0120125 Y2 JP H0120125Y2
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needle
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JP12389682U
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JPS5929243U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 この考案は、情報処理装置のプリンタに使用さ
れるニードルドツトマトリツクス型印刷ヘツドの
ニードル保持アームの構造に関するものである。
(2) 技術の背景 従来比較的高価であつた情報処理装置が一般家
庭にも普及し始め、多数の端末装置が接続される
ことを前提とした各種情報処理システムが稼動し
始めたことに伴い、情報処理装置、特に入出力装
置の低価格化と量産性とが強く要請される様にな
つてきている。そして従来は主として印刷の高品
質化、高速度化が追求されていたプリンタの印刷
ヘツドにおいても、その量産性と製造コストの低
減を目的とした構造が強く要求される様になつて
きている。
(3) 従来技術と問題点 第1図は従来のニードルドツトマトリツクス型
印刷ヘツドにおけるニードル駆動機構の一例を示
したものである。第1図において、1,2は図示
しない不動部材に固装された固定鉄心、3は固定
鉄心1,2間に挟着された永久磁石、4は固定鉄
心1に巻装された電磁コイル、5はその基端を固
定鉄心2に固定されている板バネ、6は板バネ5
の先端に固着された可動鉄心、7は可動鉄心6に
固着されたアーム、8はアーム7の先端に装着さ
れたニードルであり、固定鉄心1の突端1aと可
動鉄心6との間の遊隙aおよび固定鉄心2と可動
鉄心6との間の細隙bを介して、固定鉄心1、永
久磁石3、固定鉄心2および可動鉄心6により永
久磁石3および電磁コイル4の磁路が形成されて
いる。
図示釈放型の印刷機構においては、可動鉄心6
が永久磁石3の磁力で固定鉄心1の突端1aに吸
着した状態でニードル8が待機しており、電磁コ
イル4に通電して永久磁石3の磁力を打ち消して
アーム7を板バネ6の弾力でスイングさせ、アー
ム7の先端に固設されているニードル8の先端を
図示しないプラテンに打刻させてドツトの印刷を
行う様になつている。図示従来構造においては、
アーム7は薄い金属板で断面箱形に形成されてお
り、その重量をより軽減させるために側壁部に多
数の透孔9を設けている。そしてこのアーム7
は、可動鉄心6および板バネ5とは別個に製作さ
れ、これらを溶接等によつて接合することにより
アーム7、可動鉄心6および板バネ5からなる可
動部分を形成している。
この様なニードル保持構造は、アーム7の重量
を小さくすることができてニードルの作動速度を
高めることができ、印刷速度を高速化することが
できるのであるが、アーム7、可動鉄心6および
板バネ5が各別に製作されてこれらを正確に接合
してやらねばならないので、製造コストが高くな
り、量産化も困難であるという問題があつた。
(4) 考案の目的 この考案は、安価で大量生産が可能な印刷ヘツ
ドを得ることを目的とした研究の一環としてなさ
れたもので、構造が簡単で安価に製作することが
でき、大量生産も極めて容易にできるニードル保
持アームを得ることを目的としてなされたもので
ある。
(5) 考案の構成 この考案のニードルドツトマトリツクス型印刷
ヘツドにおけるニードル保持アームは、1枚のバ
ネ材の板材からなり、ニードルが装着される先端
と不動部材に固定される基端との間の略中央部を
境としてその先端側が両縁を各々屈曲させた断面
コ字形に形成されてこのコ字形部の基端側端部に
抱持されるごとく可動鉄心が固定されており、前
記基端が直接固定鉄心その他の不動部材に固定さ
れることを特徴とするものである。
(6) 考案の実施例 第2図はこの考案のニードル保持アームの第1
実施例を示す図、第5図は第2実施例を示す図
で、第2図示のアームを用いたニードル駆動機構
が第4図に、第5図示のアームを用いたニードル
駆動機構が第6図にそれぞれ示されている。第2
実施例のものは、いわゆるクロスバネを採用した
ものである。クロスバネはアームの自励振動数を
高める作用を有するものであり、クロスバネを採
用することによつて印刷速度を高速化できること
が知られている。
第2図および第5図において、10,10aは
アーム主体で、このアーム主体は1枚のバネ材の
板材からなり、その先端11と基端12との間の
略中央部を境としてその先端11側が第3図に示
す様な断面コ字形に形成されている。そしてこの
コ字形部13の基端側端部14にブロツク状の可
動鉄心15がアーム主体10,10aに抱持され
てろう付けまたは溶接等によつて固着されてい
る。16はニードル取着孔、17,18はアーム
10,10aを不動部材に固定するための取着孔
である。コ字形部13の基端側端部14と取着孔
17との間の部分19は、ニードルをスイングさ
せる板バネとして機能する部分である。第5図に
示す第2実施例のものでは、コ字形部13の基端
側端部14の両側縁を更に外方に屈曲させ、当該
屈曲部20からクロスバネ21が延設されてお
り、クロスバネ21を含むアーム主体10a全体
が1枚の板材を屈曲させて形成されている。
以上の様に構成されたニードル保持アーム1
0,10aは、第4図および第6図に示す様に、
その基端12を固定鉄心22その他の不動部材に
直接固定して装着される。ここで、第4図および
第6図において、22,23,24は固定鉄心、
25は永久磁石、26は電磁コイル、27はアー
ム10,10aと固定鉄心22とを固着している
リベツト、28はアーム10,10aと固定鉄心
22および23を固着しているボルト、29は座
金、30はニードルであり、ニードル30を打刻
させる作用は第1図に示す従来構造のものと異な
るところはない。
(7) 考案の効果 以上の説明より理解される様に、この考案のニ
ードル保持アームは、不動部材に固着される基端
からニードルが装着される先端までを1枚のバネ
材よりなる板材で一体に形成したもので、可動鉄
心装着部からニードル装着部までの間を断面コ字
形に屈曲させることによつて剛性を付与し、これ
より基端側へと延びる部分をアームをスイングさ
せるための板バネ部としたものであり、プレス作
業によつて安価に量産することができ、ニードル
ドツト型の印刷ヘツドを安価に提供するうえで極
めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のニードル駆動機構の一例を示す
側面図、第2図ないし第4図はこの考案の第1実
施例を示す図、第5図および第6図はこの考案の
第2実施例を示す図であり、第2図および第5図
はニードル保持アームの斜視図、第4図および第
6図は本考案のアームを用いたニードル駆動機構
を示す側面図、第3図はニードル保持アームのコ
字形部の断面を示す図である。 図中、10,10aはアーム主体、11は先
端、12は基端、13はコ字形部、15は可動鉄
心、16はニードル取着孔、17,18は取着
孔、19は板バネ部、21はクロスバネ部、2
2,23,24は固定鉄心、25は永久磁石、2
6は電磁コイル、27はリベツト、28はボル
ト、30はニードルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1枚のバネ材の板材からなり、ニードルが装着
    される先端と不動部材に固定される基端との間の
    略中央部を境としてその先端側が両縁を各々屈曲
    させた断面コ字形に形成されてこのコ字形部の基
    端側端部に抱持されるごとく可動鉄心が固定され
    ており、前記基端が直接固定鉄心その他の部材に
    固定されることを特徴とする、ニードルドツトマ
    トリツクス型印刷ヘツドのニードル保持アーム。
JP12389682U 1982-08-16 1982-08-16 ニ−ドル保持ア−ム Granted JPS5929243U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12389682U JPS5929243U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 ニ−ドル保持ア−ム

Applications Claiming Priority (1)

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JP12389682U JPS5929243U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 ニ−ドル保持ア−ム

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Publication Number Publication Date
JPS5929243U JPS5929243U (ja) 1984-02-23
JPH0120125Y2 true JPH0120125Y2 (ja) 1989-06-13

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ID=30282637

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JP12389682U Granted JPS5929243U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 ニ−ドル保持ア−ム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61258775A (ja) * 1985-05-14 1986-11-17 Oki Electric Ind Co Ltd 通帳証書発行機

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JPS5929243U (ja) 1984-02-23

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