JPH01199019A - 平面ころ軸受 - Google Patents

平面ころ軸受

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JPH01199019A
JPH01199019A JP2148088A JP2148088A JPH01199019A JP H01199019 A JPH01199019 A JP H01199019A JP 2148088 A JP2148088 A JP 2148088A JP 2148088 A JP2148088 A JP 2148088A JP H01199019 A JPH01199019 A JP H01199019A
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JP
Japan
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cage
sliding
jib
windows
roller bearing
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JP2148088A
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English (en)
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JPH0641772B2 (ja
Inventor
Toyohisa Ishihara
豊久 石原
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Nippon Thompson Co Ltd
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Nippon Thompson Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本願発明は相対向する2つの平面を軌道面として、この
軌道面間の長手方向にころを平行に並べて有限の直線運
動をする平面ころ軸受に関する発明である。
・従来の技術 平面ころ軸受はころと保持器という軸受として最も単純
な構成となっているため、直動精度が高(、超精密なサ
ブミクロン精度の工作機械(例えば、マシニング セン
ター等)の摺動部分に使用されることが多い。
ころ用保持器の役目はころ同士の接触を防止して摺動抵
抗を少な(したり、ころのスキューを防止するなどが挙
げられるが、使用条件が厳しくなるにしたがって、軌道
面と保持器の接触による滑り摩擦抵抗も無視することが
できない状況が多(なってきた。
保持器を軌道面に接触させない技術としては、保持器が
自重によって軌道面と接触する前に、ころと保持器を接
触させる方法(通称:ローラー持たせ)が実施されてい
た。
この方法は保持器の精度がよい場合は、保持器はころと
接触して、軌道面とは接触しないようになったが、保持
器の精度が多少悪くなると軌道面と接触して摩耗すると
いったことも発生した。
・発明が解決しようとする課題 本願発明は軌道面と保持器の接触を防止して、ころの円
滑な転がり運動を推進すると共に、ころの中央付近で案
内させてころのスキューを極力押さえた保持器を育する
平面ころ軸受を安価に提供することを目的としている。
・課題を解決するための手段 本願発明はこの要求に十分対応するために、次の構成を
有する。
(1)略長方形で板状の部材の長手方向に複数個の窓を
形成した保持器と、前記保持器の窓に嵌合されたころと
からなる平面ころ軸受において、前記保持器の複数個の
窓の内、2個以上の窓には少なくとも一部が窓よりも突
出した突出部を有すると共に、ころ直径よりもわずかに
小さな厚さに形成された略窓形状のすべりジブが嵌合・
固着されており、すべりジブは保持器の上下両面よりも
突出して、ころと接触する軌道面と接触できるようにな
っている平面ころ軸受。
(2)前記すべりジブは上下2部材から構成されて保持
器の窓枠付近を上下から挟み込むように嵌合・固着され
ている前記(1)の平面ころ軸受。
(3)前記すべりジブの上下部材の形成が異なっている
前記(2)の平面ころ軸受。
・作用 本願発明は保持器の2個以上の窓に保持器の上下両面か
ら突出し、且つころ径よりもわずかに小さいすべりジブ
を固着させることによって、保持器が軌道面に接触せず
、ころの中央部分で案内させるようにしたものである。
・実施例 第1図〜第7図の図面は本願発明の実施例を示すもので
、第1図は本願発明の第1の実施例を示す平面ころ軸受
の投影図、第2図は第1図の拡大図、第3図(a)はす
べりジブの構成を示す投影図、第3図(b)はすべりジ
ブの第1の変形例、第3図(C)はすべりジブの第2の
変形例、第4図は第1の実施例の側面図、第5図は断面
M形の保持器に本願発明を実施した第2の実施例を示す
正面図、第6図は第2の実施例のすべりジブを示す投影
図、第7図は第3の実施例を示す複列の平面ころ軸受の
正面図である。
第1図は最も一般的な平面ころ軸受に本願発明を実施し
た例を示すものである。薄板状の長方形形状の長手方向
に略等間隔にころ用の窓2aを複数個形成した保持器2
にころ1が嵌合・保持された平面ころ軸雲が示されてお
り、その保持器2の右端から二つ目の窓2aには保持器
2の表面から突出したすべりジブ3が嵌合・固着されて
いる。
図示は省略したが、保持器2の左端から二つ目の窓2a
も同様にすベリジブ3が嵌合・固着されており、すべり
ジブ3が保持器2を両端支持したようになっている。
第2図は第1図の拡大図である。すべりジブ3は窓2a
の長手方向の長さよりも両端で長(形成されて突出部を
形成し、2部材からなったものをリベット4で窓枠を上
下に挟みながら固着されている。
2つのすべりジブを固着する方法はリベット以外にもね
U等各種の技術を用いることができる。
第3図は第1図に示す断面長方形形状の保持器に実施さ
れるすベリジブ3の各種実施例を示す投影図である。
(a)図のAすべりジブ3aは上下同一な部材を使用し
て安価に製作できるようにしたもので、保持器2を挾む
ための突出部3eは窓の長手方向に突出している。
(b)図のBすべりジブ3bは窓から突出する突出部3
eが(a)図とは逆に保持器2の長手方向に延びて形成
されている形式もので、保持器2を挟む突出部3eの面
積を太き(して、保持力を増加させたものである。しか
し、ころ1を多数配列しようとすると突出部3eが邪魔
になる。
(C)図に示したCすベリジブ3Cは、軌道面と接触す
る部分を円弧面にして摺動抵抗を減少させたものである
これらの内のどれを単独で使用するか、又は組合わせて
使用するかは使用条件によって適便採用すればよい。
第4図は第1の実施例を示す側面図である。すべりジブ
3は、Aすべりジブ3aを2個使用している。二つのA
すべりジブ3aを用いて保持器2を上下から挟み込むた
め、すべりジブ間には隙間が形成されている。
保持器2はAすべりジブ3aによってほぼ軌道面間の中
央部分に位置するため、保持器が長平方向に多少うねっ
ていても軌道面とは接触せず、ころのほぼ中央付近で案
内することができる。
第5図は本願発明の第2の実施例を示す正面図である。
すべりジブ3は断面M形の保持器21の最端部の窓2a
に固着されている。すべりジブ3は第1の実施例と同様
に2部材で形成されているが、使用されている保持器が
断面形状がM字状で上下非対称となっているため、上と
下のすべりジブは異なる形状をしている。
第6図は第5図に示すすべりジブ3の投影図である。上
のものはAすべりジブ3aで、下のものはBすべりジブ
3bの突出部の中央部が切欠されたDすべりジブ3dと
なっている。
第7図は、第3の実施例で軌道部材が蟻溝状になってい
る複列の平面ころ軸受を示す正面図である。この第3の
実施例は保持器が自重などによってずれ落ち、軌道面と
接触し易い使用条件となっており、本願発明の効果が大
きく現れる事例である。
二つの断面M形の保持器21を接続具6で連結されてい
る。このような場合は傾斜面側の保持器21がずり落ち
ようとするため、従来のローラー持たせ方式の保持器で
は、保持器21と軌道面5とが接触して摩耗し、軸受寿
命を短くするという課題があったが、本願発明を実施す
ることにより、保持器21は軌道面5と接触しないため
、摺動抵抗と摩耗が減少させることができる。
本願発明のすべりジブ3の材質は、すべり軸受用金属材
料である銅合金や亜鉛合金ばかりでなく、PTFHなど
のグラスチック材を用いることもでき、図示したものと
は別に上下一体成形された弾性力に冨んだすべりジブを
形成し、その突出部を強制的に弾性変形させて窓に固着
することも可能である。
・発明の効果 本願発明は次の効果を有する。
■保持器の寸法精度が多少悪くても保持器と軌道面が接
触しないので、保持器と軌道面とによる摩耗がない。
■すベリジブを滑り軸受用材料で製作することにより、
すべりジブと軌道面とが円滑に移動でき、摺動抵抗を減
少させることができる。
■保持器をころのほぼ中央付近にセットすることができ
るため、保持器の中央で安定的にころを案内でき、スキ
ューを減少させることができる。
■安価に製作することができる。
■摩耗粉が減少するため、高精度が長期間維持できると
共に軸受寿命を廷長させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図の図面は本願発明の実施例を示すもので
、第1図は本願発明の第1の実施例を示す平面ころ軸受
の投影図、第2図は第1図の拡大図、第3図(a)はす
べりジブの構成を示す投影図、第3図(b)はすべりジ
ブの第1の変形例、第3図(C)はすべりジブの第2の
変形例、第4図は第1の実施例の側面図、第5図は断面
M形の保持器に本願発明を実施した第2の実施例を示す
正面図、第6図は第2の実施例のすべりジブを示す投影
図、第7図は第3の実施例を示す複列の平面ころ軸受の
正面図である。 1 :ころ 2 :保持器 21:断面M形保持器 2a:窓 3 :すべりジブ 3a:Aすべりジブ 3b:Bすべりジブ 3c :Cすべりジブ 3d:Dすべりジブ 3e:゛突出部 4 :リベット 5 :軌道面 6 :接続具 第1区 第2図 第30 第4図 第5因 /3α f 第614 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略長方形で板状の部材の長手方向に複数個の窓を
    形成した保持器と、前記保持器の窓に嵌合されたころと
    からなる平面ころ軸受において、前記保持器の複数個の
    窓の内、2個以上の窓には少なくとも一部が窓よりも突
    出した突出部を有すると共に、ころ直径よりもわずかに
    小さな厚さに形成された略窓形状のすべりジブが嵌合・
    固着されており、すべりジブは保持器の上下両面よりも
    突出して、ころと接触する軌道面と接触できるようにな
    っていることを特徴とする平面ころ軸受。
  2. (2)前記すべりジブは上下2部材から構成されて保持
    器の窓枠付近を上下から挟み込むように嵌合・固着され
    ていることを特徴する請求項1記載の平面ころ軸受。
  3. (3)前記すべりジブの上と下の部材の形状が異なつて
    いることを特徴とする請求項2記載の平面ころ軸受。
JP2148088A 1988-02-01 1988-02-01 平面ころ軸受 Expired - Lifetime JPH0641772B2 (ja)

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JP2148088A JPH0641772B2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 平面ころ軸受

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JP2148088A JPH0641772B2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 平面ころ軸受

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JPH01199019A true JPH01199019A (ja) 1989-08-10
JPH0641772B2 JPH0641772B2 (ja) 1994-06-01

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JP2148088A Expired - Lifetime JPH0641772B2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 平面ころ軸受

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JP (1) JPH0641772B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232175A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Isel Co Ltd 直動軸受装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008232175A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Isel Co Ltd 直動軸受装置

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JPH0641772B2 (ja) 1994-06-01

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