JPH01193331A - コロナ放電による表面処理装置 - Google Patents
コロナ放電による表面処理装置Info
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- JPH01193331A JPH01193331A JP1716388A JP1716388A JPH01193331A JP H01193331 A JPH01193331 A JP H01193331A JP 1716388 A JP1716388 A JP 1716388A JP 1716388 A JP1716388 A JP 1716388A JP H01193331 A JPH01193331 A JP H01193331A
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- JP
- Japan
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- plate
- electrode
- wire electrode
- insulation plate
- corona discharge
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Links
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Landscapes
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、プラスチック成型品等の表面の水分濡れ性（
親水性）や印刷性や接着性等を向上させるために、その
表面をコロナ放電によって処理（活性化）する表面処理
装置に関する。
親水性）や印刷性や接着性等を向上させるために、その
表面をコロナ放電によって処理（活性化）する表面処理
装置に関する。
「従来の技術」
従来のこの種の装置は、表面処理しようとするプラスチ
ック成型品の表面に、高周波高電圧を印加されている棒
状または針状の電極を接近させ、これらの間で直接にコ
ロナ放電を生じさせながら、電極またはプラスチック成
型品を移動させてその表面をコロナで走査するようにし
て表面処理するものであった。
ック成型品の表面に、高周波高電圧を印加されている棒
状または針状の電極を接近させ、これらの間で直接にコ
ロナ放電を生じさせながら、電極またはプラスチック成
型品を移動させてその表面をコロナで走査するようにし
て表面処理するものであった。
「発明が解決しようとする問題点」
しかし、これによると、プラスチック成型品の表面との
間で直接にコロナ放電を生じさせるため、中空なプラス
チック成型品の場合には、その中空内部にアース電極を
配置しなければならなく、しかも中空でない成型品の場
合、その内部にアース電極を配置できないため、処理で
きる形状に限りがあった。また、局部的に集中放電しや
すく、均一に処理できないばかりでなく、成型品の表面
にコロナ放電による焼損傷がつくことが多かった。
間で直接にコロナ放電を生じさせるため、中空なプラス
チック成型品の場合には、その中空内部にアース電極を
配置しなければならなく、しかも中空でない成型品の場
合、その内部にアース電極を配置できないため、処理で
きる形状に限りがあった。また、局部的に集中放電しや
すく、均一に処理できないばかりでなく、成型品の表面
にコロナ放電による焼損傷がつくことが多かった。
本発明の目的はこのような問題点を一掃できる表面処理
装置を提供することにある。
装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」
本発明の表面処理装置は、ワイヤー電極と一定の厚さの
絶縁板とを所要の間隔をおいて対向させ、この絶縁板の
裏側にアース板を重合してなることを特徴とする特 ｆ作 用」 ワイヤー電極に高周波高電圧を印加すると、それから絶
縁板の表面に向かって湾状のコロナ放電が生じる。この
場合、高周波高電圧を印加される電極がワイヤーである
こと、絶縁板の裏側にアース板が重合され、アースがワ
イヤー電極に対して平面的に広がりをもった板状になっ
ているとともにそれとワイヤー電極との間に一定の厚さ
の絶縁板が介在されていることにより、ワイヤー電極と
絶縁板の表面との間隙には平等電界が生じ、コロナ放電
はワイヤー電極の長さ方向に均一に生じる。
絶縁板とを所要の間隔をおいて対向させ、この絶縁板の
裏側にアース板を重合してなることを特徴とする特 ｆ作 用」 ワイヤー電極に高周波高電圧を印加すると、それから絶
縁板の表面に向かって湾状のコロナ放電が生じる。この
場合、高周波高電圧を印加される電極がワイヤーである
こと、絶縁板の裏側にアース板が重合され、アースがワ
イヤー電極に対して平面的に広がりをもった板状になっ
ているとともにそれとワイヤー電極との間に一定の厚さ
の絶縁板が介在されていることにより、ワイヤー電極と
絶縁板の表面との間隙には平等電界が生じ、コロナ放電
はワイヤー電極の長さ方向に均一に生じる。
プラスチック成型品等の被処理物は、コロナの滝のなか
を通過させることによって、形状に制限なく連続して表
面処理できる。
を通過させることによって、形状に制限なく連続して表
面処理できる。
「実 施 例」
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明による表面処理装置の一部切欠側面図、
第２図はその斜視図である０図において、絶縁板１が支
持台２上に水平に設置され、またその上方には電極取付
板３が水平に架設されている。
第２図はその斜視図である０図において、絶縁板１が支
持台２上に水平に設置され、またその上方には電極取付
板３が水平に架設されている。
絶縁板ｌは、比較的に厚い一定の厚さ（例えばほぼ１０
ｍｍ）のポリプロピレン等の合成樹脂の一枚の板であり
、その下面には、それより小さくかつ厚さも薄い金属製
のアース板４が重合されている。
ｍｍ）のポリプロピレン等の合成樹脂の一枚の板であり
、その下面には、それより小さくかつ厚さも薄い金属製
のアース板４が重合されている。
このアース板４はアースされている。
電極取付板３の下面には、複数本（図の例では３本）の
細くかつ丸い真っ直ぐなワイヤー電極５がそれぞれ一対
の碍子６を介して水平にかつ互いに平行に架設されてい
る。ワイヤー電極５は例えば直径１ｆｆＩ１１程度、長
さ５０ｍＩ！１〜２００ ｍｍはどの一本のステンレス
製ワイヤーで構成され、それぞれ両側の碍子６の下端間
に張架されており、絶縁板ｌの上面と所要の間隔をおい
て対向している。碍子６は、取付ボルト７とナツト８と
によって電極取付板３の下面に垂直に取り付けられ、ナ
ツト８による取付ボルト７の緊締位置を調整することに
よりワイヤー電極５の高さを調整することができる。
細くかつ丸い真っ直ぐなワイヤー電極５がそれぞれ一対
の碍子６を介して水平にかつ互いに平行に架設されてい
る。ワイヤー電極５は例えば直径１ｆｆＩ１１程度、長
さ５０ｍＩ！１〜２００ ｍｍはどの一本のステンレス
製ワイヤーで構成され、それぞれ両側の碍子６の下端間
に張架されており、絶縁板ｌの上面と所要の間隔をおい
て対向している。碍子６は、取付ボルト７とナツト８と
によって電極取付板３の下面に垂直に取り付けられ、ナ
ツト８による取付ボルト７の緊締位置を調整することに
よりワイヤー電極５の高さを調整することができる。
３本のワイヤー電極５は高圧ケーブル等を介して高周波
高圧電源に接続されており、例えば電圧３゜ＫＶ〜５０
ＫＶ、周波数２０Ｋ Ｈｚ 〜５０Ｋ Ｈｚの高周波の
高電圧を一斉に印加される。
高圧電源に接続されており、例えば電圧３゜ＫＶ〜５０
ＫＶ、周波数２０Ｋ Ｈｚ 〜５０Ｋ Ｈｚの高周波の
高電圧を一斉に印加される。
このようにワイヤー電極５に高周波の高電圧を印加する
と、絶縁板１の下面にアース板４が重合されているため
、ワイヤー電極５より絶縁板ｌの上面に向かってコロナ
放電が生じる。この場合、高周波高電圧を印加される電
極が細くかつ丸い真っ直ぐなワイヤーであること、絶縁
板１の裏側にアース板４が重合され、アースがワイヤー
Ｔｉ橿５に対して平面的に広がりをもった板状になって
いるとともにそれとワイヤー電極５との間に一定の厚さ
の絶縁板１が介在していることにより、ワイヤー電極５
と絶縁板１の上面との間隙には平等電界が生じ、コロナ
放電はワイヤー電極５の全長にわたって均一に生じ、コ
ロナがワイヤー電極５の全長より均一な流れをもって絶
縁板１の上面に湾状に落ちる。
と、絶縁板１の下面にアース板４が重合されているため
、ワイヤー電極５より絶縁板ｌの上面に向かってコロナ
放電が生じる。この場合、高周波高電圧を印加される電
極が細くかつ丸い真っ直ぐなワイヤーであること、絶縁
板１の裏側にアース板４が重合され、アースがワイヤー
Ｔｉ橿５に対して平面的に広がりをもった板状になって
いるとともにそれとワイヤー電極５との間に一定の厚さ
の絶縁板１が介在していることにより、ワイヤー電極５
と絶縁板１の上面との間隙には平等電界が生じ、コロナ
放電はワイヤー電極５の全長にわたって均一に生じ、コ
ロナがワイヤー電極５の全長より均一な流れをもって絶
縁板１の上面に湾状に落ちる。
従って、プラスチック成型品９を例えばベルトコンベヤ
ｌＯによって搬送してコロナの滝のなかを通過させれば
、そのコロナをプラスチック成型品９の凹部や中空部等
へも浴びせることができ、プラスチック成型品９の表面
を均一に連続してコロナ処理できる。この場合、プラス
チック成型品９は、複数本のワイヤー電極５による複数
のコロナの滝のなかを順次通過して繰り返しコロナ処理
されるため、−本のワイヤー電極５当たりのコロナ放電
の強さを弱くし、柔らかいコロナをもって綿密にコロナ
処理することができる。
ｌＯによって搬送してコロナの滝のなかを通過させれば
、そのコロナをプラスチック成型品９の凹部や中空部等
へも浴びせることができ、プラスチック成型品９の表面
を均一に連続してコロナ処理できる。この場合、プラス
チック成型品９は、複数本のワイヤー電極５による複数
のコロナの滝のなかを順次通過して繰り返しコロナ処理
されるため、−本のワイヤー電極５当たりのコロナ放電
の強さを弱くし、柔らかいコロナをもって綿密にコロナ
処理することができる。
コロナ放電の強さは、ワイヤー７ｉｌｔ極５の高さや絶
縁板ｌの厚さ等を変えることによって調整できる。アー
ス板４があるため、ワイヤー電極５と絶縁板１の表面と
の間隙を比較的広くとっても、コロナ放電は生じるので
、比較的高さの高いプラスチック成型品でも処理できる
。
縁板ｌの厚さ等を変えることによって調整できる。アー
ス板４があるため、ワイヤー電極５と絶縁板１の表面と
の間隙を比較的広くとっても、コロナ放電は生じるので
、比較的高さの高いプラスチック成型品でも処理できる
。
なお、プラスチック成型品９を静止し、これに対しワイ
ヤー電極５を移動させてコロナ処理してもよい。ワイヤ
ー電極５は直径０．５〜２０ｍｍの丸い全長が同じ太さ
のものがよいが、撚線でもかまわない。また、直線状に
した方が汎用性があるが、必ずしもその必要はなく、処
理しようとするブラスナック成型品の形状が特定されて
いる場合には、その表面形状に応じた線形状にするのが
好ましい。
ヤー電極５を移動させてコロナ処理してもよい。ワイヤ
ー電極５は直径０．５〜２０ｍｍの丸い全長が同じ太さ
のものがよいが、撚線でもかまわない。また、直線状に
した方が汎用性があるが、必ずしもその必要はなく、処
理しようとするブラスナック成型品の形状が特定されて
いる場合には、その表面形状に応じた線形状にするのが
好ましい。
「発明の効果」
本発明によれば、コロナをワイヤー電極の全長より絶縁
板の表面に向かって均一な流れをもった滝のように生じ
させることができるため、次のような効果がある。
板の表面に向かって均一な流れをもった滝のように生じ
させることができるため、次のような効果がある。
■ プラスチック成型品等の処理対象物の中空内部にア
ース電極を配置しなくともコロナ処理できる。
ース電極を配置しなくともコロナ処理できる。
■ 処理対象物の形状や寸法による制限が従来に比べ少
ない。
ない。
■ 中空な処理対象物に対しても処理可能である。
■ 集中放電しにくいため、処理対象物の表面にコロナ
による焼損傷がつかない。
による焼損傷がつかない。
■ 柔らかいコロナを当てることができるため、表面の
仕上がり光沢は処理前とほとんど変わらず、ガスバーナ
等の炎を当てて処理するフレーム法のように光沢がなく
なるようなことはない。
仕上がり光沢は処理前とほとんど変わらず、ガスバーナ
等の炎を当てて処理するフレーム法のように光沢がなく
なるようなことはない。
■ 処理対象物をコンベヤ搬送によって連続処理できる
。
。
■ 発泡材質の処理対象物に対しても、従来のように孔
をあけることなく処理できる。
をあけることなく処理できる。
第１図は本発明の表面処理装置の一例の一部切欠側面図
、第２図はその斜視図である。 ｌ・・・・・・絶縁板、４・・・・・・アース板、５・
・・・・・ワイヤー電極。
、第２図はその斜視図である。 ｌ・・・・・・絶縁板、４・・・・・・アース板、５・
・・・・・ワイヤー電極。
Claims (1)
- １、ワイヤー電極と一定の厚さの絶縁板とを所要の間隔
をおいて対向させ、この絶縁板の裏側にアース板を重合
してなることを特徴とするコロナ放電による表面処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1716388A JPH01193331A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | コロナ放電による表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1716388A JPH01193331A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | コロナ放電による表面処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01193331A true JPH01193331A (ja) | 1989-08-03 |
Family
ID=11936294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1716388A Pending JPH01193331A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | コロナ放電による表面処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01193331A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297416A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Unitika Uji Products Kk | 表面改質されたポリアミドフィルムおよびその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53101069A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Ebauches Sa | Preparation of plastic base plate for plating |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1716388A patent/JPH01193331A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53101069A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Ebauches Sa | Preparation of plastic base plate for plating |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297416A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Unitika Uji Products Kk | 表面改質されたポリアミドフィルムおよびその製造方法 |
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