JPH01192420A - 長尺な金属部材の軸線曲げ矯正方法 - Google Patents

長尺な金属部材の軸線曲げ矯正方法

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JPH01192420A
JPH01192420A JP1565688A JP1565688A JPH01192420A JP H01192420 A JPH01192420 A JP H01192420A JP 1565688 A JP1565688 A JP 1565688A JP 1565688 A JP1565688 A JP 1565688A JP H01192420 A JPH01192420 A JP H01192420A
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JP
Japan
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correction
bending
value
axial
metal member
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JP1565688A
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English (en)
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Motohiko Kitsukawa
橘川 元彦
Atsuo Suzuki
鈴木 淳男
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のドアサツシュやガイドレール等の長
尺な金属部材の軸線方向を所定形状に折曲成形すること
に適用する長尺な金属部材の軸線曲げ矯正方法に関する
ものである。
従来の技術 従来、被加工部材の曲げ状態を矯正する手段としては自
動車用フレーム付きドアサブアッセンブリの製造工程で
ロウ付は後のドアフレームの鏡付位置を矯正するものが
知られている(実開昭61−92413号)。
この矯正手段は作業開始時にドアフレーム鏡付位置の矯
正部を測定原点位置まで駆動源で移動させ、それを測定
原点位置の検出センサで検知することにより停止させた
後、矯正部に設けた鏡付位置測定センサでドアフレーム
の鏡付位置を測定し、この測定信号に基づいてドアフレ
ームの矯正するべき曲げ量を算出し、その曲げ量に応じ
て矯正部の駆動源を作動させ、この矯正部でドアフレー
ムを曲げ量だけ押し曲げて矯正した後、矯正部を復帰さ
せて鏡付位置測定用センサでドアフレームの鏡付位置を
再度測定し、その測定信号をコントローラに送って次の
ドアフレームの曲げ量を算出すると共に、この曲げ量に
応じて矯正部を移動することにより曲げ量がゼロになる
まで矯正部を繰返し動作させるものである。
その矯正手段を適用し、例えば第20図で示すような横
断面形状を有ししかも第21図で示す如き軸線曲げ形状
を有する自動車用ドアサツシュS0を矯正するときには
軸線部分50−1を固定し、それから延長する軸線部分
50−2またはS O−Sが所定の曲げ形状基準点0に
対してプラス側或いはマイナス側に位置するか、また、
この位置が第22図にも示すような許容範囲を越えてど
の程度であるか等を作業開始の初回データとじて測定し
、その上で測定データに基づいて矯正部を移動させた後
は測定原点と現在の軸線部分50−2または50−5の
位置との間で次の曲げ量を測定して曲げ量がねらい値ゼ
ロになるまで矯正部を繰返し動作させる手順で行わねば
ならないことになる。
発明が解決しようとする課題 然し、上述した矯正手段を自動車用ドアサツシュ等の軸
線曲げ部材に適用するときには矯正ねらい値に対してプ
ラス、マイナス側の両方より矯正を行うとこらからデー
タ類が多量になって取扱いが困難であるばかりでなく、
材質のバラ付き、ワークの種類、矯正個所、初期セット
位置等も考慮して曲げ量を求めなけらばならないからデ
ータが不明確なものになってしまう。
課題を解決するための手段 本発明に係る長尺な金属部材の軸線曲げ矯正方法におい
ては、長尺な直線状の金属素材を曲げ加工機で曲げ基準
角度に対して基準角度を越えた小さい範囲の曲げ角度ま
たは基準角度に達しない大きな範囲のまげ角度のいずれ
か一方に軸線曲げした後、その金属部材の所定な軸線部
分を固定して延長方向の軸端側を偏位自在にセットし、
この偏位自在な軸端側を曲げ基準角度側となる矯正ねら
い値に向けて予め定められた比較値に応じた数回に亘る
移動で所定の軸線形状に変形するのに加え、矯正ねらい
値と金属部材の位置関係から矯正量或いは矯正許容範囲
を設定2判別する比較値群を補正変更するべく外部より
補正値を設定し、それをサムスイッチ等の設定器を介し
てコンピュータに読込み記憶させて補正変更に必要な演
算を行わせ、この演算結果に応じて当該金属部材の矯正
に必要な比較値を選定して矯正作業を行うようにされて
いる。
作用 この長尺な金属部材の軸線曲げ矯正方法では曲げ基準角
度に対して小さいか或いは大きい曲げ角に予め長尺な直
線状の金属部材を軸線曲げし、そのいずれか−万態から
のみ矯正変形を行うから矯正量の演算並びに手段を簡略
化できるばかりでなく、予め定められた比較値に応じた
矯正作業以外に外部から与えられる各種のデータに応じ
て補正変更する比較値に基づいて迅速に的確な軸線曲げ
作業を行うことができる。
実施例 以下、第1〜19図を参照して説明すれば、次の通りで
ある。
この軸線曲げ矯正方法は自動車用のドアサツシュやガイ
ドレール等の長尺な金属素材を所定形状に軸線曲げする
に適用するものであり、その具体例として第1図で示す
ドアサツシュを例示すると、このドアサツシュは金属部
材Slから中間辺の軸線部分51−3を中心に左右に延
長する軸線部分5I−2+ S L−3を曲げ加工機(
図示せず)で曲げ加工する。その際に、所定の曲げ基準
角線0に対して基準角度αを越えた小さな範囲の曲げ角
度βi、β2・・・または基準角度αに達しない大きな
範囲のいずれか一方にまとめて各軸線部分5L−2+ 
S I−3を軸線曲げする。この軸曲げ加工に従って、
第1図中には軸線部分51−2が基準角度αを越えた小
さな範囲の曲げ角度β1.β2・・・、即ちマイナス側
に曲げて示されている。このマイナス側に超加軸線曲げ
された金属部材slは第2図のヒストグラムで示すよう
に矯正ねらい値0よりもマイナス側に分布しており、マ
イナス側に超加軸線曲げされた状態から矯正ねらい値0
に向けて軸線曲げを行う。
この曲げ矯正加工は、第3〜5図で示す矯正装置を適用
することにより金属部材sIの軸線部分51−2または
51−3の曲げ矯正を行、うことができる。その矯正装
置は金属部材SIをいずれも同じ位置にセットするべく
軸線部分51−3に付けた基準点1やこれと共に金属部
材s1の曲げ加工前に先端部より一定長さ位置に付着す
るマークに合せて金属部材SIを挟持するクランプ2を
備えるものであり、このクランプ2はエアー圧または油
圧等の駆動シリンダ2aで金属部材S、の軸線部分51
−1を長手方向に沿って挟持できるようになっている。
そのセット位置から金属部材Slの軸線部分5l−21
31−3の左右に突出する位置にはサーボ、パルス、ス
テッピング等の駆動モータ3を動作する駆動機構部が配
置されており、この駆動モータ3はカップリング4aで
連結したボールねじ軸4を回動し、ガイドレール5に沿
って矯正部テーブル6を所定方向に6動させるようにな
っている。ボールねじ軸4は受は台4b、4cで軸支さ
れ、また、ガイドレール5は左右端をブラケット5a、
5bに夫々固定支持し或いはボルトで基板に直接固定す
ることにより取付けられている。
矯正部テーブル6の穆動路側部には原点検出及びオーバ
ーラン防止用のアクチュエータドッグ6aが装備され、
また、反対側の側部にはパルスジェネレータフが配置さ
れている。このパルスジェネレータ7は矯正部テーブル
6に取付けた金具6bと端末を連結したワイヤーフaの
穆勤量が摺接駒7bを介して伝達されることによりワイ
ヤー78の穆動量を検知するものであり、ワイヤー7a
は溝付きの案内駒7c、7dで回転可能に張設支持され
ている。また、アクチュエータドッグ6aを装備した側
には原点検出アクチュエータ8とオーバーラン防止用ア
クチュエータ9a、9bが配設されている。テーブル6
上に搭載する矯正部10は第4.5図で示すように金属
部材S1の軸線部分S l−2* 5l−3を受止め載
置可能な略し字状のものでなり、下部側はスラストベア
リングllaを有するカムフォロア11をセットボルト
fib、11Cで固定することにより矯正部テーブル6
に取付けられている。その矯正部10には垂直部分の上
下端側に投光器、受光器等の位置検出用センサー12a
、12bを備えて、ボールねじ軸4を軸受けする保持具
13の位置を検出できるよう構成されている。
この矯正装置を用いては基準点1に合せてクランプ2で
軸線部分S I−1を挟持して金属部材S1を固定した
後、軸線部分S I−2* S I−3を矯正部10で
数回に亘って移動変形させることにより所定の曲げ基準
角線まで矯正する。その矯正にあたっては第6図で示す
ようにエアー押しトライ(試験的に簡便なエアシリンダ
ーを使用したトライアル)で試験的に求めた値区分に応
じて初期セット位置と曲げ基準角度の所定位置との間を
第7図で示すように複数の区域A+ 、A2 、A3・
・・A。
(以下、rAV値」と略称する。)に区分し、この区分
毎に初回矯正量(以下、rBV値」と略称する。)を設
定すると共に、粗ねらい値に機械的原点側に近い方から
設定されたC値を一段づつ通過するに従って少しづつ矯
正量の加算値を減少する矯正量(以下、rcv値」と略
称する。)を設定する。但し、C値は位置検出サンサー
12a、12bが検知する上または下限のねらい値の(
±)方向に設定し、それが(±)の範囲内にあるときに
はCV値は適用されない。これらは第7図でも示す如く
曲げ基準角度の所定位置(以下、「矯正ねらい値」と略
称する。)をAV値−Al1と設定し、それに対して第
6図で示すようにCV値は軸線部分S l−2+ S 
+−3をプラス方向に曲げ加工した場合、即ち矯正オー
バーに対する公差値=C5−Al1に、またマイナス方
向に曲げ加工した場合、矯正不足に対する公差値=C2
−A12になるよう設定する。また、その設定された各
BV値に対し矯正量の増加分を設定する(以下、rBV
D値」と略称する。)。また、各CV値に対して矯正量
の増加分を設定する(以下、rDV値」と略称する。)
、この際にBVD値>DV値であり、しかもDV値は対
応するCV値が原点側に向うほど大きくして矯正ねらい
値に近くなるほど小さい値に設定する。これらAV、B
V、BVD。
DV、CV値を整理すると第7図で示すような折線グラ
フとして表わすことができ、それを矯正データとして用
いる。この矯正データを用いるに際し、原点検出アクチ
ュエータ8が金属部材S1の軸線部分S I−2+ S
 l−3を感知した距離と矯正ねらい値との位置関係を
比較するときはAV値による比較部とCV値による比較
部の2系列を設定する。
その作動系統は第8図に示されており、初回矯正に先立
ってAV値による比較を開始する前に初回であるか2回
目以降かを判定させ、AV値による比較またはCV値に
よる比較かを選択する。原点より矯正部10が移動開始
して位置検出センナ−12a、12bが軸線部分5I−
2r S l−3を感知する(以下、rFRc」と略称
する。)と、その位置を記憶して比較部へ移る比較部で
は初回の比較か或いは2回以降の比較かを判定してAV
値(またはCV値)を比較選択して金属部材を矯正した
ときに発生する矯正ねらい値に対する矯正オーバーを事
前に防止する。この比較操作はA1≧FRCを満足しな
い場合に、次のA2≧FRC。
&  A3≧FRC・・・と順次に進む。また、満足し
た場合にはAV値比較部に初回を通過したことを記憶さ
せてフラグセットする。この際にFRCはAV値のAK
−1<FRC≦A、を満足する位置関係にあるから、そ
れに対応する初回矯正量BV値が選択される。また、2
回目よりCV値のC,に向って矯正を進めるために矯正
量の加算値となるBVD値を選択する。これにより初期
に設定された補正量を含めて矯正量が決定される。即ち
、Aに一、<FRC≦Ak区分を満足するFRCに対す
る矯正量=(BV値)+ (FRC)+ (補正量)が
決定される。その計算結果は、総和として記憶すると共
に更にプリセットする。また、矯正部10の移動は常に
パルスジェネレータフを介してチックされており、プリ
セット値まで駆動モータ3は作動し続ける。その作動で
移動距離がプリセットの値になると、駆動モータ3を停
止させて少し時間を持った後に戻り動作開始させる。こ
の際に矯正部10の位置を記憶するカウンターは矯正方
向へアップカウントされ、また戻り方向へダウンカウン
トされるようなっている。矯正部10が金属部材S1の
軸線部分S l−2、3l−3から離反したことを位置
検出センサー12a、12bが検出すると、戻り動作は
停止させて少し時間を持った後に再度矯正方向に移動を
開始する。それに伴って、矯正部10の位置を記憶する
カウンターはアップカウントされるようになる。
2回目からの矯正では位置検出センサー12a、12b
が金属部材S、の軸線部分5l−2+5l−3を感知す
ると、その位置(FRC)を記憶して比較部の選択を行
う。その選択は初回でフラグがセットされているので、
それで判別することができる。2回目ではDV値との比
較が開始されてC3≧FRCで条件が満足される場合に
、初回で選択されたBVD値が前回の総和(計算結果)
に加算されることにより総和として再び保存される。ま
た、2回目以降の矯正動作はDV値の01に向って条件
が合わなくなるまで、初回に選択されたBVD値を矯正
量の増加分として順次に加算されていくことになる。従
って、矯正量を変化させて直接に矯正ねらい値(AV値
のA12)に接近させるのではなく、粗の矯正ねらい値
DV値のCIに向って矯正動作を進めることになる。そ
のため、材質乃至特性のバラ付き、断面形状のバラ付き
、加工工程からのバラ付き等があって矯正量に対する矯
正結果に不確定要素からのバラ付きが含まれていても、
公差をオーバーせずにCt<FRC≦C2の条件を満足
するに十分な寸法位置関係に寄せられるようになる。な
お、金属部材の材質乃至特性のバラ付きによる矯正量の
増減は外部の転換器、サムスイッチ等を用いてコード化
された符号付きの補正量として設定し、それを初回矯正
量の演算時に演算要素として用いれば材質乃至特性のバ
ラ付きに伴う矯正量の変化を補正できることにより、ロ
フト毎に材質の特性が大きく変化しても矯正操作に用い
る種々のデータ(例えばAV、BV、CV・・・等の値
)を大幅に入れ換えずに済むようにできる。
前回の矯正動作でCI<FRC≦C2が条件を満足する
と、それ以降の比較はDV値の02と比較され、条件が
満足する場合には矯正量の増加分BVD値より小さい増
加分DV値がDV値に対応して選択されることにより矯
正量は(DV値)+(総和)となる。また、それ以降は
FRCにはC3≧FRCの条件に合わなくなるまでDV
値が加算されるので、矯正量の変化は第9図で示すよう
になる。その結果でC7≧FRCの条件に合わなくなる
と、次はDV値のC3と比較されることになるところか
ら第8図で示すようにC2<FRC≦C5の条件が満足
する場合にはOKとなり、また、F RC> Csの場
合にはプラス公差をオーバーしたことになるためNGと
する。従って、DV値の02がマイナス方向の公差を示
して03がプラス方向の公差となっている。また、第1
0図で示すように粗ねらい値に数区分したDV値を用い
ると(ct≧+C2≧、c3≧+C4≧)、矯正ねらい
値に近づくに従って少しづつ変化させることが可能とな
るため、金属部材Sが含む多くの条件のバラ付きに対し
て矯正精度を十分に維持できる。この場合、第8図で示
す作動系統図はDV値による比較部が拡張されるところ
から第11図に示す如き作動系統図となり、また、その
ときのAV、BV、BVD、DV、DV値は東12図に
示す通りとなる。この他に、精度を上げる目的から粗ね
らい値であるDV値の使用例としては第13図に示す作
動系統図を適用でき、この例では粗ねらい値の区分及び
加算量の関係を速度制御時に用いるスロープダウン方式
と同様に粗ねらい値の巾及び加算量を調整して徐々に減
することにより矯正ねらい値に接近させている。また、
プラス方向の公差はAV値のAl1が用いられている。
その際DV、CV値(他の関係は変化なしとする)は第
14図で示すように設定されている。このようにすれば
、矯正ねらい値に対する精度を更に確実にして精度を倍
化できると同時に、同じロット内での材買、特性の小さ
なバラ付きで生ずる第7図で示すX−Y軸関係の変化を
十分に吸収して安定した矯正結果が得られるようになる
これまでの矯正並びに補正機構は金属部材Slの材質的
なバラ付き等に対応するものであるが、それ以外に第1
5図で示す金属部材S2のように軸線部分S 2−2 
* 32−3の曲げR形状は同じでも中間部分S 2−
1の長さが異なるもの、或いは第16図で示す金属部材
S、の如く全体の長さは同じでも曲げR形状を変えたい
もの等の外的要素で軸線臼げの矯正値を変更しなければ
ならないこともある。
これに対応するべく上述した矯正値を全て人為的に変更
するならば、比較値群AV値、CV値の一つづつについ
て士補正値のリストを作成し、モードを選定して補正変
更する比較値群からAV値或いはDV値を選定し、士補
正値のリストに応じてAV値並びにCV値を−っづつ「
キー」の打ち込み操作で数字として書き込んで準備をす
ると共に「キー」書き込み操作でAV値並びにCV値を
補正変更する操作を繰返さねばならない。然し、これで
は補正変更に時間が掛って単純操作の繰返しが続くため
に誤りが生じ易く、補正変更後のチエツクにも時間が掛
ってしまう。
この外的要素に対応し、キースイッチ、転換器、サムス
イッチ等を用いて外部より補正値を設定し、自動的に比
較値群を補正変更させる機能が付加されている。
この自動補正は上述した第15図で示す具体例で説明す
ると、金属部材S1が金属部材S2と中間の軸線部分S
+−1: 52−1で長さ2、;2□伺と異なるため、
中間点と各軸線曲げ部分5L−2:S 2−2 *  
S I−3’ 52−3 との長さjZ2:jZ2−2
+JZ3:u2−3も異なる。その差n4. fl、を
補正値とし金属部材S2の軸線曲げ矯正値を補正変更し
なければならない。これと同様に第16図で示す場合も
、金属部材S、、S、相互の曲げ形状が異なるから、中
間の軸線部分51−r  : 53−1の長ざfilが
共通でも中間点と各軸線曲げ部分S!−2: 53−2
 +  S +−3: 5s−s との長さI12:f
ls−x、λ=:fL3.が異なる。従って、その差1
6゜j2.を補正値として金属部材S3の軸線曲げ矯正
値を補正変更しなければならないことになる。
この補正値は、差f;L4.ILts側で実験的にとら
えた矯正装置の原点−矯正ねらいと矯正量との関係を表
わす第17図で示すグラフに依れば、第15図で示す場
合は金属部材S1の矯正装置の原点をY0軸とすると金
属部材S2の矯正装置の原点をY、軸に変更し、また第
16図で示す場合は金属部材S1の矯正装置の原点Y0
軸に対して金属部材S、の矯正装置の原点をY2軸に変
更すればよいことが判る。また、その結果でYo軸をY
1軸に或いはY0軸をY2軸に変更するだけで矯正ねら
い値までの数回に亘る矯正量の割合は変更しないでよい
ことになる。
蔵で、このデータに基づけば第18.19図で示す手順
で補正変更作業を行うことにより各金属部材S2.S、
に対応する矯正値の補正を行い得る。
まず、第18図で示す如く装置全体を初期化した後、金
属部材の種類に対応するデータを選定することにより次
に行うAV値、CV値の補正変更に要する変更モードを
設定する。その選択されたモードはデイスプレーに表示
され、AV値、CV値補正変更の開始入力信号を待つ。
この入力信号がない場合にはモード変更をチエツクし、
変更無しであるときはAV値、CV値補正変更の開始入
力待ちを行う。変更有りの場合には、出発点Aに戻る。
その人力信号有りの場合にはAV値、CV値を変更する
に必要な条件を外部から人力してレジスターまたはワー
キングエリヤにセットし、これで初回変更したAV値、
CV値をレジスターまたはワーキングエリヤにセットす
る。この際に補正値はキーボード、サムスイッチ、転換
器等を介して人力できる。その補正値は、(+)または
(−)の符号付きで設定することができる。これは第1
9図で示すようにAV値、CV値に対して和算または減
算されるので、その符号をチエツクして演算方法を選択
すると共に、符号に合フた演算を行ってAV値、CV値
を補正する。演算後は結果が(−)またはオーバーフロ
ーとなっていないかチエツクし、(−)またはオーバー
フローの場合には直ちにAV値、CV値の補正変更作業
を中止することによりアラームを出してオペレータに補
正値再検討の必要性を告知する。この場合、アラームリ
セット完了した後出発点Aに戻る。
(−)またはオーバーフローを発生しない場合には、補
正変更されたAV値、CV値が夫々と対応する番地に則
ってデータをキープするエリヤ内に戻される。この補正
変更作業は使用するAV値。
CV値の数だけ繰返すため、補正変更作業回数をチエツ
クして必要回数まで作業継続中であることを外部に表示
する。次に補正変更するAV値、CV値の番地を更新し
、再びAV値、CV値をレジスターまたiワーキングエ
リヤにセットする作業へ戻る。次に、例えばAV値全て
の補正変更が完了すると比較値群すべてについて補正変
更されたかをチエツクする。全てが完了している場合に
は出発点Aに戻り次のモードの選定が開始される。
そのモード選定は例えばAV値のみが完了した場合、次
にCV値に対して補正変更を行うべく必要な条件をレジ
スターまたはワーキングエリヤにセットし使用するCV
値の数だけ上述したAV値の補正変更と同様に行って補
正変更作業を繰返すことによりすべてが完了すると出発
点に戻る。
斯して補正作業が終了すると、金属部材S1で行フなと
同様に矯正装置を数回に分けて6動することにより第1
5.16図で示す如く各金属部材S、、S、に軸線曲げ
処理を施すことができる。
なお、上述した実施例は線形状の矯正動作のみを説明し
たが、矯正動作開始と同時に金属部材を部分的に支える
バーまたはクランプ部を面形状の矯正部位に面圧が加わ
るように上または下方向よりセットし、また、線形状の
矯正動作中にガイド可能にして線形状の矯正動作に合せ
て上下方向に6動制御することにより面圧を制御すれば
面形状も共に矯正できるようになる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る長尺な金属部材の軸線曲げ矯
正方法に依れば、金属部材の矯正する軸線部分を所定方
向に予め超加曲げするから矯正データを簡単に設定でき
、しかもその矯正データはねらい値の変化に対してプラ
ス方向またはマイナス方向に平行6動させることにより
他の被矯正物である金属部材の矯正データとして一部利
用できるばかりでなく、不確定要素によるバラ付きが金
属部材にあっても十分に満足できる精度で矯正が行え、
また、その他の物理的変化に対応して矯正値を補正変更
できるところから作業能率を極めて向上することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法で矯正する金属部材の軸線曲
げ形状を示す説明図、第2図は同超加軸線曲げ処理した
金属部材の分布を示す棒線グラフ、第3〜5図は本発明
に係る方法を実施する矯正装置の説明図、第6図は本発
明に係る方法で用いる矯正データの設定条件を図表化し
て示す説明図、第7図は同矯正データに基づく数回の矯
正量を連続させて示す折線グラフ、第8図は同データに
基づく演算動作の作動系統図、第9.10図は矯正によ
る変形量を微小範囲で行う量をストロークで示す説明図
、第11図はCV値の比較部を拡張した場合の拡張部の
みを示す作動系統図、第12図は第11図に示す作動系
統図を用いた場合のAV、BV、BVD、DV、CV値
を図表化シテ示す説明図、第13図は精度を上げる目的
からCV値の比較部変形使用例を変形した部分でのみ示
す作動系統図、第14図は第13図に示す作動系統図を
用いた場合のDV、CV値(他の関係は変化なしとする
)を図表化して示す説明図、第15゜16図は金属部材
の軸線曲げ変形例を示す説明図、第17図は同変形例に
対応する補正変更データを実験的に求めたグラフ、第1
8.19図は同変形例に応じて矯正値を補正変更する手
順を示す作動系統図、第20図は長尺な金属部材を示す
断面図、第21図は従来例に係る方法で矯正する金属部
材の軸線曲げ形状を示す説明図、第22図は同金属部材
で生ずる軸線曲げのバラ付き分布を示す棒線グラフであ
る。 S、〜S3 :金属部材、S I−1+52−1 * 
33−1:位置決めセットする軸線部分、S l−2+
 S L−3s 52−2 * 5z−s 、S!−2
+ 5s−s  :矯正部げする軸線部分、α:曲げ基
準角度、β1.β2・・・:基準角度を越えまたは達し
ない範囲の曲げ角度。 特許出願人  橋本フオーミング工業株式会社第6図 AV有In−FFI、トライ ta、44fK4すNAV(f18V[8〜QXgLo
vイfloz4第8図 第9図 第10図 I     I  1  1 第13図 第14図 第19図 第20図 第22図 手  元売  ネ甫  正  書(方式)1、事件の表
示 昭和63年特許願第15656号 2、発明の名称 長尺な金属部材の軸線曲げ矯正方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 橋本フォーミング工業株式会社昭和63年3月
31日(全送日+ 63.4.26 )6、補正の対象

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺な直線状の金属素材を曲げ加工機で曲げ基準
    角度に対して基準角度を越えた小さい範囲の曲げ角度ま
    たは基準角度に達しない大きな範囲の曲げ角度のいずれ
    か一方に軸線曲げした後、その金属部材の所定な軸線部
    分を固定して延長方向の軸端側を偏位自在にセットし、
    この偏位自在な軸端側を曲げ基準角度側となる矯正ねら
    い値に向けて予め定められた比較値に応じた数回に亘る
    移動で所定の軸線形状に変形するのに加え、 上記矯正ねらい値と金属部材の位置関係から矯正量或い
    は矯正許容範囲を設定、判別する比較値群を補正変更す
    るべく外部より補正値を設定し、それをサムスイッチ等
    の設定器を介してコンピュータに読込み記憶させて補正
    変更に必要な演算を行わせ、この演算結果に応じて当該
    金属部材の矯正に必要な比較値を選定して矯正作業を行
    うようにしたことを特徴とする長尺な金属部材の軸線曲
    げ矯正方法。
  2. (2)上記補正値の設定を材質のバラ付きによる矯正量
    の補正値設定器で共に行い得るようにしたところ請求項
    1記載の軸線曲げ矯正方法。
  3. (3)上記比較値群の補正変更作業の進行を選定された
    モード表示のインジケータで点滅表示するようにしたと
    ころの請求項2記載の軸線曲げ矯正方法。
  4. (4)上記補正変更が完了するまで作業継続中であるこ
    とを外部に表示するようにしたところの請求項1記載の
    軸線曲げ矯正方法。
  5. (5)上記演算結果が負またはオーバーフローであると
    きには補正変更を中止し、外部より入力する補正値の検
    討を行わせるべく外部にエラー表示を出すようにしたと
    ころの請求項1記載の軸線曲げ矯正方法。
  6. (6)上記比較値群の補正変更に用いる補正値は符号を
    有する補正値によって選定するようにしたところの請求
    項1記載の軸線曲げ矯正方法。
  7. (7)上記比較値群を補正変更する演算開始時に補正値
    の符号を外部から設定して入力し、符号の判定により補
    正値の演算を開始するようにしたところの請求項6記載
    の軸線曲げ矯正方法。
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