JPH01188532A - 複合材料 - Google Patents
複合材料Info
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- JPH01188532A JPH01188532A JP63012037A JP1203788A JPH01188532A JP H01188532 A JPH01188532 A JP H01188532A JP 63012037 A JP63012037 A JP 63012037A JP 1203788 A JP1203788 A JP 1203788A JP H01188532 A JPH01188532 A JP H01188532A
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- axis
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、複合材料としての弾性率・熱膨張率等の熱
機械特性に等方性から顕著な異方性までの間の任意の性
質を付与できる補強材を使用した複合材料に関するもの
である。
機械特性に等方性から顕著な異方性までの間の任意の性
質を付与できる補強材を使用した複合材料に関するもの
である。
繊維強化プラスチックに代表される複合材料は、主とし
て薄肉面材として用いられてきた。この場合の補強材と
しては、一方向ひきそろえ材や平面布をブリプレーグ化
尼たものて、肉厚が0.1+++n+程度の薄物か用い
られ、上記複合材料は、これらを積層した後台浸させた
樹脂を硬化させることにより構成される。このように積
層した薄物は配向角の分布を任意に変えることが可能な
ため、面内特性に関しては自由度の大きい異方性複合材
料を設計てきる しかし、面外特性である面外方向の強度や層間強度に関
してはその補強効果が期待できず、制御不能であった。
て薄肉面材として用いられてきた。この場合の補強材と
しては、一方向ひきそろえ材や平面布をブリプレーグ化
尼たものて、肉厚が0.1+++n+程度の薄物か用い
られ、上記複合材料は、これらを積層した後台浸させた
樹脂を硬化させることにより構成される。このように積
層した薄物は配向角の分布を任意に変えることが可能な
ため、面内特性に関しては自由度の大きい異方性複合材
料を設計てきる しかし、面外特性である面外方向の強度や層間強度に関
してはその補強効果が期待できず、制御不能であった。
複合材料が薄肉面材であれば、これら面外特性は実用上
無視しうるものであるが、肉厚部材や複雑形状物になる
と層間に生ずる応力や面外方向の応力が無視できなくな
るので、いくつかの層間あるいは面外方向の補強方法が
考えられてきた。その最も確実な補強方法が3次元織物
を利用する方法である。
無視しうるものであるが、肉厚部材や複雑形状物になる
と層間に生ずる応力や面外方向の応力が無視できなくな
るので、いくつかの層間あるいは面外方向の補強方法が
考えられてきた。その最も確実な補強方法が3次元織物
を利用する方法である。
3次元織物に関しては、3軸3次元織物が、その製造方
法と織物組織を含めて特開昭61−245335号公報
をはじめ多数の文献に発表されている。その他の繊維配
向のものでは、−面内に0°±60°の3軸を配置した
ものに面外の1軸を加えた4軸織物が公表されている。
法と織物組織を含めて特開昭61−245335号公報
をはじめ多数の文献に発表されている。その他の繊維配
向のものでは、−面内に0°±60°の3軸を配置した
ものに面外の1軸を加えた4軸織物が公表されている。
また、この他に構想段階のものではあるが、4,5,6
,7,9,10,11.13軸を有する3次元織物が提
案されている。これらの織物の組織は、いずれも第5図
の立方体の単位胞によって、その繊維配向を定義できる
もので、3軸3次元織物はX、Y、Z軸、4軸3次元織
物はT。
,7,9,10,11.13軸を有する3次元織物が提
案されている。これらの織物の組織は、いずれも第5図
の立方体の単位胞によって、その繊維配向を定義できる
もので、3軸3次元織物はX、Y、Z軸、4軸3次元織
物はT。
U、V、W軸、6軸3次元織物はに、L、M。
N、R,S軸、7軸3次元織物は上記3軸と4Ithを
合わせたもの、9軸3次元織物は上記3軸と6軸を合わ
せたもの、10軸3次元織物は上記4軸と6軸を合わせ
たもの、11軸3次元織物は上記4軸と7軸を合わせた
もの、1311iI113次元織物は上記6軸と7軸を
合わせたものがそれぞれm維配向角となフている。
合わせたもの、9軸3次元織物は上記3軸と6軸を合わ
せたもの、10軸3次元織物は上記4軸と6軸を合わせ
たもの、11軸3次元織物は上記4軸と7軸を合わせた
もの、1311iI113次元織物は上記6軸と7軸を
合わせたものがそれぞれm維配向角となフている。
現在までに実現されている3次元織物は、以上のように
3軸3次元織物に限定されているが、これを用いた複合
材料は、3軸のみで補強されているため、異方性が顕著
で、極端に弱い方向が残されたものにしかならなかった
。例えば、補強方向をx、y、zの3軸とすれば、これ
らの軸を等分割する(1/fゴ、1/F丁、1/(N)
の方向には弾性率や強度が著しく低いことが明らかにさ
れている。
3軸3次元織物に限定されているが、これを用いた複合
材料は、3軸のみで補強されているため、異方性が顕著
で、極端に弱い方向が残されたものにしかならなかった
。例えば、補強方向をx、y、zの3軸とすれば、これ
らの軸を等分割する(1/fゴ、1/F丁、1/(N)
の方向には弾性率や強度が著しく低いことが明らかにさ
れている。
また、すでに発表されている3軸以上の軸数を持つ3次
元織物に関しては、これらを補強材とする複合材料の特
性が明らかにされておらず、これらを利用するにしても
、どのような材料特性が得られるのか、また、とのよう
な材料設計を行うのかについての指針は明らかにされて
いなかった。
元織物に関しては、これらを補強材とする複合材料の特
性が明らかにされておらず、これらを利用するにしても
、どのような材料特性が得られるのか、また、とのよう
な材料設計を行うのかについての指針は明らかにされて
いなかった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、熱機械特性に等方性がら一方向補強の顕著
な異方性までの間の任意の性質を有する複合材料を得る
ことを目的としている。
れたもので、熱機械特性に等方性がら一方向補強の顕著
な異方性までの間の任意の性質を有する複合材料を得る
ことを目的としている。
この発明に係る複合材料は、立方体あるいは直方体の最
遠対角線て構成される4@と立方体あるいは直方体の辺
で構成される3軸とを繊維配向角とする3次元7軸織物
を補強材として用いたものである。
遠対角線て構成される4@と立方体あるいは直方体の辺
で構成される3軸とを繊維配向角とする3次元7軸織物
を補強材として用いたものである。
(作用〕
上記織物の7軸全ての繊維含有率を等しぐずれば、複合
材料の全ての方向の弾性率が実用上等方性と見なせる程
度に等しくなる。また、7軸のうちの任意の1軸を選び
、この繊維軸の繊維含有率のみを増加または減少させれ
ば、弾性率が等方性から一方向補強の極端な異方性まで
の間の任意の性質を有する複合材料が得られる。この任
意の性質を有する複合材料の設計は、7軸のうち立方体
または直方体の最遠対角線より成る4軸の繊維配向角を
他の3つの辺より成る3軸のうちの1軸に対し対称に変
化させることによっても可能である。さらに、7Ili
!lIのうち前記4軸の繊維含有率を増減させれば、前
記3軸のうちの2軸で決まる複合材料の面内のせん新開
性の制御が可能になる。
材料の全ての方向の弾性率が実用上等方性と見なせる程
度に等しくなる。また、7軸のうちの任意の1軸を選び
、この繊維軸の繊維含有率のみを増加または減少させれ
ば、弾性率が等方性から一方向補強の極端な異方性まで
の間の任意の性質を有する複合材料が得られる。この任
意の性質を有する複合材料の設計は、7軸のうち立方体
または直方体の最遠対角線より成る4軸の繊維配向角を
他の3つの辺より成る3軸のうちの1軸に対し対称に変
化させることによっても可能である。さらに、7Ili
!lIのうち前記4軸の繊維含有率を増減させれば、前
記3軸のうちの2軸で決まる複合材料の面内のせん新開
性の制御が可能になる。
なお、この発明で3次元7軸織物に注目したのは、弾性
率が等方化するからであるか、それだけが理由ではない
。この織物は配向繊維の幾何学的配置から決まる最大繊
維含有率(繊維束を円柱と仮定して求める)が体積比で
56,4%と高く高度な複合材料特性が期待できること
も理由の−っである。このときの繊維含有率は最遠対角
線から成る4軸で1軸当たり7.56%、3辺から成る
軸で1軸当り8.73%である。
率が等方化するからであるか、それだけが理由ではない
。この織物は配向繊維の幾何学的配置から決まる最大繊
維含有率(繊維束を円柱と仮定して求める)が体積比で
56,4%と高く高度な複合材料特性が期待できること
も理由の−っである。このときの繊維含有率は最遠対角
線から成る4軸で1軸当たり7.56%、3辺から成る
軸で1軸当り8.73%である。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。この
実施例の複合材料は、エポキシ樹脂に、その補強材とし
て炭素繊維T300を素材とする3次元7軸織物を使用
したものである。
実施例の複合材料は、エポキシ樹脂に、その補強材とし
て炭素繊維T300を素材とする3次元7軸織物を使用
したものである。
第1図は、この3次元7軸織物の繊維配向軸を示したも
のであり、第3図は、第1図でZ軸に注目し、総繊維含
有率■、を0.4 (40%)に固定してZ軸の同含有
率Vfに対する相対充填率N2を2/8,3/9,4/
10と増加させたときの複合材料のヤング率Eの評価結
果を示したものである。第3図の横軸θは観測角を示し
、この定義は第2図に示しである。すなわち、θはZ軸
を含みヤング率の最低値を含む面内でZ軸から測定した
角度である。
のであり、第3図は、第1図でZ軸に注目し、総繊維含
有率■、を0.4 (40%)に固定してZ軸の同含有
率Vfに対する相対充填率N2を2/8,3/9,4/
10と増加させたときの複合材料のヤング率Eの評価結
果を示したものである。第3図の横軸θは観測角を示し
、この定義は第2図に示しである。すなわち、θはZ軸
を含みヤング率の最低値を含む面内でZ軸から測定した
角度である。
第3図に示したようにZ軸(θ−0°)の特性は大幅に
向−トするが、X軸とY軸の両方向(θ=90°)の特
性の減少はわずかである。しかも、この図には示せなか
ったが、X、Y面内の等方性はほぼ維持されている。こ
のような特性を有するものを従来の複合材料で製作する
ことは困難である。
向−トするが、X軸とY軸の両方向(θ=90°)の特
性の減少はわずかである。しかも、この図には示せなか
ったが、X、Y面内の等方性はほぼ維持されている。こ
のような特性を有するものを従来の複合材料で製作する
ことは困難である。
次に、複合材料のある1軸方向の特性を制御する場合は
、単位胞を構成する立方体の1軸を伸縮させて直方体と
し、T、U、V、Wの4軸繊維配合角を変化させること
によっても得られる。ただし、この場合は立方体の伸縮
を激しく行うと繊維配向角に偏りが生じ、特性が低下す
る方向が生じるのて注意が必要である。
、単位胞を構成する立方体の1軸を伸縮させて直方体と
し、T、U、V、Wの4軸繊維配合角を変化させること
によっても得られる。ただし、この場合は立方体の伸縮
を激しく行うと繊維配向角に偏りが生じ、特性が低下す
る方向が生じるのて注意が必要である。
また、X、Y、Zの3軸のうち2軸の剛性を向上させる
設計も可能である。例えば、T、U。
設計も可能である。例えば、T、U。
V、Wの各軸の繊維含有を変化させることにより、x、
y、zの3軸うち2軸で構成される面内のせん断弾性率
を制御することが可能である。
y、zの3軸うち2軸で構成される面内のせん断弾性率
を制御することが可能である。
第1表は第4図から求まる3次元織物の最大繊維含有率
を示したものである。第3図は繊維配向軸数Nが3.4
,6,7.9の複合材料のヤング率Eを、第1表の最大
繊維含有率V f−maxを用いて比較したもので、θ
はZ軸を含みヤング率の最低値を含む面内でZ軸から測
定した角度である。
を示したものである。第3図は繊維配向軸数Nが3.4
,6,7.9の複合材料のヤング率Eを、第1表の最大
繊維含有率V f−maxを用いて比較したもので、θ
はZ軸を含みヤング率の最低値を含む面内でZ軸から測
定した角度である。
この図から3次元7軸織物を用いた複合材料が他の織物
を用いた複合材料に比較して優れた特性を発揮すること
が判る。
を用いた複合材料に比較して優れた特性を発揮すること
が判る。
なお、上記実施例では、できる限り各軸の繊維含有率を
そろえるような材料設計を行ったが、各軸の繊維含有率
をばらばらに行えば、より広範な材料設計が可能になる
。
そろえるような材料設計を行ったが、各軸の繊維含有率
をばらばらに行えば、より広範な材料設計が可能になる
。
以上のように、この発明によれば、補強材として3次元
7軸織物を使用するので、最適設計された7軸を繊維配
向角とすることができ、したがって、弾性率9強度等の
熱機械特性に等方性から顕著な異方性まての間の任意の
性質を有する複合材料を得ることができる。
7軸織物を使用するので、最適設計された7軸を繊維配
向角とすることができ、したがって、弾性率9強度等の
熱機械特性に等方性から顕著な異方性まての間の任意の
性質を有する複合材料を得ることができる。
第1図はこの発明の実施例において補強材として使用す
る7軸3次元織物の繊維配向を模式的に示した説明図、
第2図は後述する第3図における観測角θの定義の説明
図、第3図は7軸3次元織物を用いた複合材料の各種設
計例におけるヤング率を示したグラフ、第4図は多軸3
次元織物を補強材とする各種複合材料のヤング率を軸数
をパラメータとして比較したグラフ、第5図は多軸3次
元織物の繊維配向を模式的に示した説明図である。 図において、x、y、zは立方体あるいは直方体の最遠
対角線て構成される軸、U、V、W、Tは立方体あるい
は直方体の辺で構成される軸である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
る7軸3次元織物の繊維配向を模式的に示した説明図、
第2図は後述する第3図における観測角θの定義の説明
図、第3図は7軸3次元織物を用いた複合材料の各種設
計例におけるヤング率を示したグラフ、第4図は多軸3
次元織物を補強材とする各種複合材料のヤング率を軸数
をパラメータとして比較したグラフ、第5図は多軸3次
元織物の繊維配向を模式的に示した説明図である。 図において、x、y、zは立方体あるいは直方体の最遠
対角線て構成される軸、U、V、W、Tは立方体あるい
は直方体の辺で構成される軸である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 立方体あるいは直方体の最遠対角線で構成される4軸と
立方体あるいは直方体の辺で構成される3軸とを繊維配
向角とする3次元7軸織物を補強材として用いた複合材
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012037A JPH0791401B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012037A JPH0791401B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 複合材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01188532A true JPH01188532A (ja) | 1989-07-27 |
JPH0791401B2 JPH0791401B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=11794407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63012037A Expired - Fee Related JPH0791401B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791401B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP63012037A patent/JPH0791401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791401B2 (ja) | 1995-10-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |