JPH0117870Y2 - - Google Patents

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JPH0117870Y2
JPH0117870Y2 JP1982149482U JP14948282U JPH0117870Y2 JP H0117870 Y2 JPH0117870 Y2 JP H0117870Y2 JP 1982149482 U JP1982149482 U JP 1982149482U JP 14948282 U JP14948282 U JP 14948282U JP H0117870 Y2 JPH0117870 Y2 JP H0117870Y2
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JP
Japan
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voltage
magnetron
circuit
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power supply
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JP1982149482U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レーダ装置のマグネトロン変調回
路に関する。
マグネトロン変調回路は高圧の定電圧電源から
電荷を受け蓄積する回路と上記蓄積電荷を急激に
放電する回路とから構成され、この放電電力によ
りマグネトロンが励振されて所定巾且つ所定パワ
ー電波パルスが生成送波される。しかし、負荷変
動、マグネトロンの経年変化、又送信パルス巾の
長短による放電時の効率の違い等から送波電力が
常に適正値であるとは言い難く、このため送信パ
ワーの低下による探知性能の低下や逆に過大によ
るマグネトロンの短寿命化を招いていた。
この考案は上記に鑑みてなされたもので、送信
時のピーク電力値を一定保持するように上記定電
圧電源の出力電圧レベルを制御する装置を提供す
るものである。
以下、図面の実施例に基づいてこの考案を説明
する。
第1図において、1は後で詳述する高圧の電源
である。上記電源1から高インダクタンスのチヨ
ークコイル2、逆流防止用のダイオード3、コイ
ル4を経てコンデンサ5に電荷が充電される。尚
コイル4及びコンデンサ5は、図には示していな
いが複数個の素子から成り、パルス巾切換段に等
しい数の発振周期が得られるよう切換接続され
る。このようにして充電された電荷はサイリスタ
6のゲートへ送信トリガパルスが送入されること
により放電される。上記電荷の放電はコイル4、
サイリスタ6を経てトランス7を形成する1次パ
ルスL1を流れることによりなされる。上記放電
時間、すなわち送信パルス巾はコイル4及びコン
デンサ5に基づく発振周期により決定される。こ
の急激な放電によりトランス7の2次、3次コイ
ルL2,L3(巻数は等しい)は高電位にされてマグ
ネトロン8をその間励振する。マグネトロン8は
陽極が接地されており、上記コイルL2,L3に発
生する高電圧はマグネトロン8の陰極に負電圧で
印加される。この電圧はマグネトロンの特性上ほ
ぼ完全なパルス状の定高圧性を有する。そして、
この間陰極を流れる電流は抵抗9を介してアース
(マグネトロンの陽極)に流れる。又、これとは
別に陰極には熱電子放出のため通常6.3Vのヒー
ター電圧が印加されている。
ここにおいて、マグネトロン8の送信電力は上
記高電圧と流れる電流の積により決定され、従つ
て送信電力のピーク値を一定に保つためには高電
圧の定電圧性より電流のピーク値を一定に保持す
れば良い。ダイオード10、コンデンサ11、抵
抗12は電流のピーク値を抽出するピークホール
ド回路である。すなわち、各送信毎にピーク電流
に対応する電圧がコンデンサ11の両端に発生す
る。尤も送信の数回分という如き比較的短い時間
内においてはピーク電流値の変化もほとんどない
ということから、放電のための抵抗12とコンデ
ンサ11により定まる時定数は送信数回分程度若
しくはそれ以上の時間に設定してあり、応答性と
しては比較的緩やかである。又、このことは一送
信周期の間にピークホールド値が放電により変化
するという不都合をも防止する役目を果してい
る。
上記ピークホールド値は比較回路13で予め定
められた基準電圧と比較され、更に後述する如き
その差電圧に対応する電圧e(v)が制御用電圧
として送出される。そして、上記制御用電圧e
(v)は電源1に導かれて後述する比較レベルと
して作用し、出力電圧レベルを変化させる。上記
電源1は、例えば三角波状(第2図a参照)の電
圧を発生し、これと特定レベルをレベル比較して
所定パルス巾のパルス波(第2図b)を生成する
スイツチングレギユレーター(図示せず)を有
し、この出力パルスを平滑することにより直流電
圧を出力している。
さて、今、マグネトロン送信電力が予め設定さ
れた値、すなわちピークホールド値がE(v)と
なるための電源1の出力電圧、すなわち所定巾の
パルス波bを得るべく比較レベルをV(v)とす
ると、この時の比較回路13からの比較レベルで
ある制御用電圧がV(v)となれば良い。従つて、
制御用電圧e(v)はV(v)一差電圧として表わ
すことができる。
この結果、マグネトロン8の送信電力若しくは
放電回路の放電効率が低下してピークホールド値
が減少すると正の差電圧が生じて制御用電圧e
(v)すなわち比較レベルが低下し、パルスbの
パルス巾を広くして平滑電圧値を上昇させるか
ら、マグネトロンへの供給電力が増加し、所定の
送信電力が得られるようになる。又、逆にピーク
ホールド値が増加した場合は負の差電圧により比
較レベルが上昇してパルスbのパルス巾を狭くし
平滑電圧値を下げる方向に働く。
以上説明したように、本考案によれば、常に一
定の送信エネルギーを得ることができるから、レ
ーダ探知信号の信頼性の向上、又前述した送信パ
ルス巾の長短による放電効率の相違による不都合
の解消、マグネトロンの定常使用による長寿命化
を達成することができる。
尚、本実施例では、制御用電圧e(v)が低下
すると電源電圧が上昇するようになされている
が、これは制御用電圧e(v)の生成方法並びに
電源電圧の設定方式によるものであるから、実施
例に限定されることなくe(v)=V(v)+差電圧
としてe(v)の低下に伴つて電源電圧が低下す
るようにしても良い。又、本実施例では比較回路
13の基準電圧をE(v)としたが、これをE
(v)+V(v)としても同一の結果が得られるこ
とは言及するまでもない。
更に、本実施例では、説明の便宜上、比較回路
13は利得1としているが、比較回路に比較的大
きい利得を持たせて、制御用電圧e(v)を形成
することにより感度をより良好にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す回路図
で、第2図は電源1の動作を説明するための波形
図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高圧電源1からの電荷をコンデンサ5に蓄積し
    て該蓄積した電荷を急激に放電することによりマ
    グネトロンを励振して電波パルスを送信するレー
    ダ装置のマグネトロン変調回路において、 上記放電時の上記マグネトロンの陰極電流のピ
    ーク値を保持するピークホールド回路と、 基準レベルと上記ピークホールド値を比較する
    比較回路と、 上記比較回路出力に基づいて上記ピークホール
    ド値が一定に保持される方向に上記高圧電源の電
    圧レベルを変化させる回路とを具備してなるレー
    ダ装置のマグネトロン変調回路。
JP14948282U 1982-09-30 1982-09-30 レ−ダ装置のマグネトロン変調回路 Granted JPS5956849U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5956849U JPS5956849U (ja) 1984-04-13
JPH0117870Y2 true JPH0117870Y2 (ja) 1989-05-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323289A (en) * 1976-08-13 1978-03-03 Raytheon Co Radar

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323289A (en) * 1976-08-13 1978-03-03 Raytheon Co Radar

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JPS5956849U (ja) 1984-04-13

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