JPH0117450Y2 - - Google Patents

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JPH0117450Y2
JPH0117450Y2 JP1983178456U JP17845683U JPH0117450Y2 JP H0117450 Y2 JPH0117450 Y2 JP H0117450Y2 JP 1983178456 U JP1983178456 U JP 1983178456U JP 17845683 U JP17845683 U JP 17845683U JP H0117450 Y2 JPH0117450 Y2 JP H0117450Y2
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transmission
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は機体前後方向での一端部上にエンジ
ンを塔載すると共に、油圧クラツチ式変速装置を
内装するミツシヨンケースを機体の前後方向の中
間部に、該ミツシヨンケースの下端部を機体下面
側に突出させて設置してある走行作業車のパワー
トランスミツシヨン装置に、関するものである。
このようなパワートランスミツシヨン装置は例
えば特開昭52−97521号公報等から周知であり、
上記のように下端部を機体下面側に突出させて機
体前後方向の中間部に設置されるミツシヨンケー
スは、ケース下端部が後輪車軸及び前輪車軸のレ
ベルに対応した低レベルに位置していることか
ら、該ケース下端部から車輪駆動力を取出して後
輪車軸ケース内または前輪車軸ケース内へ、或は
これらの両車軸ケース内へ導き作業車の2輪駆動
或は4輪駆動を行なわせるための伝動機構を、機
体下面側にほぼ直線状の配置で簡単に設置できる
こととする。
ところで従来のこの種のパワートランスミツシ
ヨン装置は上記した特開昭52−97521号公報にも
開示されているように、ミツシヨンケースの入力
軸及び油圧クラツチ式変速装置における油圧クラ
ツチに対し油圧を供給するための油圧ポンプをそ
れぞれ、エンジンにより伝動軸機構を介して駆動
する構造のものとされて来ている。
このため従来はミツシヨンケースの上端部を機
体一端部上のエンジンの出力軸レベルに対応させ
た高レベルに位置させ、エンジン出力軸からミツ
シヨンケースの入力軸に対し入力伝導する伝動軸
機構を機体の上面側に配置していた。したがつて
ミツシヨンケースの上端部が機体上面側にかなり
大きく突出しており、作業車に附設されるローダ
機構等の作業機構、各種の操作機構といつた他機
構の配置に一定の制約を与える不具合と操縦者の
足まわりを不良とする不具合とがあつた。また機
体上面側に配置された上記伝動軸機構も、他機構
の配置に制約を与え作業車の設計を困難とする原
因となつていた。
次に油圧クラツチ式変速装置における油圧クラ
ツチは周知のように、例えば実公昭58−3936号公
報に開示されているような油圧漸増型の調圧弁を
用いて、クラツチ作用油圧を徐々に高めシヨツク
の無いエンゲージングを得るように、作用油圧を
制御されるが、走行作業車のエンジンは負荷変動
等に基づいて回転数を変動しがちであり、これよ
り油圧クラツチ用油圧ポンプの駆動回転数の変動
によりポンプ吐出油量が一定しないことから従来
は、上記のようなクラツチ作用油圧の制御が困難
となつていた。
そこでこの考案はエンジンからミツシヨンケー
ス内へ入力伝導するための伝動軸機構を無くし、
機体上面側へ大きく突出させるような上下幅大の
ミツシヨンケースを不要として走行作業車の設計
を容易とすると共に、油圧クラツチ用油圧ポンプ
の駆動回転数を一定に調整してクラツチ作用油圧
の制御を容易とする、冒頭記載タイプの走行作業
車の新規なパワートランスミツシヨン装置を、提
供しようとするものである。
そのためにこの考案は、第1,2図に例示する
ように機体の前後方向での一端部上(図例では後
端部上)にエンジン6を塔載すると共に、油圧ク
ラツチ式変速装置12を内装するミツシヨンケー
ス7を機体の前後方向の中間部に、該ミツシヨン
ケース7の下端部を機体下面側に突出させて設置
してある走行作業車において、次のような技術的
手段を講じた。
すなわち第6図に例示するように前記エンジン
6により駆動される第1の油圧ポンプ38及び第
2の油圧ポンプ39と、前記ミツシヨンケース6
の入力軸13を回転駆動する第1の油圧モータ4
0と、前記油圧クラツチ式変速装置12における
油圧クラツチ21,22,23,24に対し油圧
を供給するための油圧クラツチ用油圧ポンプ37
を駆動する第2の油圧モータ42と、をそれぞれ
設けて、上記第1の油圧ポンプ38により上記第
1の油圧モータ40を油圧駆動するように構成す
ると共に、上記第2の油圧ポンプ39の油吐出回
路43に接続して分流弁44を設け、この分流弁
44の調整流吐出回路45を上記第2の油圧モー
タ42用の給油回路に構成する。
そして第1の油圧モータ40について第2,4
図に、また油圧クラツチ用油圧ポンプ37及び第
2の油圧モータ42について第4,5図に、それ
ぞれ例示したように、上記第1の油圧モータ40
と上記した油圧クラツチ用油圧ポンプ37及び第
2の油圧モータ42とをそれぞれ、前記ミツシヨ
ンケース7の外面上に設置するのである。
以上に述べた構成のパワートランスミツシヨン
装置において、エンジン6にて駆動させる第1及
び第2の油圧ポンプ38,39はエンジン6に直
結した形で配置でき、これらの油圧ポンプ38,
39により油圧駆動させる第1及び第2の油圧モ
ータ40,42は油圧配管を用いて油圧ポンプ3
8,39に接続されることになる。油圧クラツチ
用油圧ポンプ37とそれを駆動する第2の油圧モ
ータ42は互い間を直結したユニツトに形成で
き、第4,5図に例示するようにそのようなユニ
ツトの形でミツシヨンケース7の外面上に装着で
きる。
ミツシヨンケース7の外面上に設置されて該ケ
ース7の入力軸13を駆動する第1の油圧モータ
40を設けたことから、エンジン6からミツシヨ
ンケース7内に入力伝導するための伝動軸機構が
無くされ、このためミツシヨンケース7の上端部
をエンジン出力軸レベルに対応する高レベルに位
置させる必要がなくなつて、第1図に例示するミ
ツシヨンケース7のように、機体上面側には全く
突出せず破線図示のエンジン6の下端と上下方向
での段差を有する配置のミツシヨンケース7を用
いることができる。
したがつてこの考案によればミツシヨンケース
7を他機構の配置に制約を与えないように、且
つ、操縦者の足まわりを良くするように設置する
ことができ、この事実と従来のもので機体上面側
に配置されていてミツシヨンケースと共に他機構
の配置に制約を与えていた伝動軸機構が無くされ
たことから、走行作業車の設計の自由度が大きく
高められて同設計が容易となる。ミツシヨンケー
ス7も、その上下幅を圧縮したコンパクトなもの
とできる。
またこの考案のパワートランスミツシヨン装置
はエンジン6にて駆動される第2の油圧ポンプ3
9の油吐出回路43から、分流弁44の調整流吐
出回路45によつて油圧を供給されて駆動を受け
回転数を一定に調整される第2の油圧ポンプ42
により、油圧クラツチ21−24用の油圧ポンプ
37を駆動させるものに構成されているから、負
荷変動等によりエンジン6の回転数が変動しても
油圧クラツチ用油圧ポンプ37の駆動回転数、し
たがつて同ポンプ37の吐出油量が変動すること
なく常に一定に維持されることとする。
したがつてこの考案によれば、ミツシヨンケー
ス7内の油圧クラツチ式変速装置12の油圧クラ
ツチに対する給油回路の油流量がエンジン回転数
の変動に拘わりなく一定に維持されて、各油圧ク
ラツチ21,22,23,24をシヨツク無くエ
ンゲージングさせるための油圧制御が容易とな
る。
以上のようにこの考案は前述した考案課題を解
決した通りの効果を奏し、併せてミツシヨンケー
スの上下幅を圧縮して同ケースをコンパクトなも
のにする効果も奏する。
以下、この考案を具体化した図示実施例につい
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例を装備した全旋回
ホイル式バツクホーを示し、同バツクホーは、左
右2輪宛の前輪1及び後輪2を装備している台枠
3上に、運転部4と作業部5とを360度、旋回可
能に設置してあるものに構成され、同旋回は油圧
により行なわれることとされている。エンジン6
は機体後部上に固定設置されており、また車速変
速用のトランスミツシヨン機構を内装するミツシ
ヨンケース7は、機体の前後方向中央部よりやや
前方位置に固定設置されている。作業部5はバケ
ツト8を備えていて、このバケツト8に関連させ
てある油圧シリンダとして、バケツト8を昇降さ
せるためのリフトシリンダ9とダンプ回動させる
ためのダンプシリンダ10とチルト回動させるた
めのチルトシリンダ11とが、それぞれ通常の態
様で設けられている。
前記ミツシヨンケース7内には第2図に示すよ
うに、車速変速用の油圧クラツチ式変速装置12
を設置してある。同変速装置12の構成を説明し
て行くと、第2,3図に示すようにミツシヨンケ
ース7内には車輌前後方向に沿わせ、入力軸13
と2本のパワーシフト軸14,15と出力軸16
とを設けてあり、出力軸16が第1図に示すフレ
キシブル伝動軸機構17により、駆動車輪である
後輪2方向へと走行動力を出力することとされて
いる。入力軸13と両パワーシフト軸14,15
とは、入力軸13上に固定設置した歯車18を各
パワーシフト軸14,15上に固定設置した歯車
19,20に対し、第6図に図示のように噛合せ
ることで、連動連結されている。各パワーシフト
軸14,15上には、それぞれ多板式の油圧クラ
ツチ21,22,23,24により選択的に各パ
ワーシフト軸14,15へと結合される2個宛の
歯車25,26,27,28を、遊嵌設置してあ
る。このうち歯車25は第2図に示すように、出
力軸16上に遊嵌設置した一体的な2個の歯車2
9,30と、パワーシフト軸14上に遊嵌設置し
た一体的な2個の歯車31,32と、出力軸16
上に固定設置した歯車33と、から成るギヤレー
ンにより大巾に減速して出力軸16への連動連結
されている。また歯車26は同様に第2図に示す
ように、該歯車26を出力軸16上に固定設置し
た歯車34へと噛合せることで、出力軸16へと
連動連結されている。また他方のパワーシフト軸
15上の歯車27,28はそれぞれ、該歯車2
7,28を出力軸16上に固定設置した歯車3
5,36へとそれぞれ噛合せることで、出力軸1
6へと連動連結されている。
以上のような複数組のギヤトレーンを設けるこ
とにより油圧クラツチ式変速装置12は入力軸1
3と出力軸16間を、油圧クラツチ21の作動に
より歯車25をパワーシフト軸14に結合するこ
とによつてはクリープ変速比で、また油圧クラツ
チ22の作動により歯車26をパワーシフト軸1
4に結合することによつては1速の変速比で、さ
らに油圧クラツチ23の作動により歯車27をパ
ワーシフト軸15に結合することによつては2速
の変速比で、そして油圧クラツチ24の作動によ
り歯車28をパワーシフト軸15に結合すること
によつては3速の変速比で、それぞれ選択的に連
動連結するものとされている。なお前記各油圧ク
ラツチ21,22,23,24は第2,3図から
明らかなように、各パワーシフト軸14,15上
に固定設置したクラツチハウジングと各歯車2
5,26,27,28とにそれぞれ、複数枚宛の
摩擦エレメントを摺動のみ自在に支持させ、油圧
作用によるピストンの前進で摩擦エレメント間を
圧接させてクラツチ作動を得る、周知の構造のも
のとされている。
油圧クラツチ式変速装置12における前記油圧
クラツチ21−24に対し油圧を供給するための
油圧ポンプ37は第4,5図に示すように、ミツ
シヨンケース7の一側壁外面上に設置されている
が、前記入力軸13と上記油圧ポンプ37とは、
従来のようにエンジン6により伝動軸機構を介し
てではなく、次のように駆動されることとしてあ
る。
すなわち第6図に示すように、エンジン6によ
り駆動される第1の油圧ポンプ38及び第2の油
圧ポンプ39が設けられていて、先ず入力軸13
は、該入力軸13を回転駆動する第1の油圧モー
タ40を設けて第1の油圧ポンプ38から給油回
路41により同第1の油圧モータ40に油圧を供
給するようにすることで、第1の油圧ポンプ38
により第1の油圧モータ40を介し駆動すること
とされている。上記第1の油圧モータ40は第
2,4図に示すように、ミツシヨンケース7の背
面上に設置されて、モータ軸40aを入力軸13
へと連動連結されている。
また油圧クラツチ用の油圧ポンプ37を駆動す
るために第4−6図に図示の第2の油圧モータ4
2が設けられていて、この第2の油圧モータ42
を第2の油圧ポンプ39により、次のように駆動
させることとしてある。すなわち第6図に示すよ
うに、第2の油圧ポンプ39の油吐出回路43に
接続して分流弁44が設けられている。この分流
弁44は、油吐出回路43を第2の油圧ポンプ4
2へと接続する回路45に挿入設置された絞り4
6と、油吐出回路43を前記作業部5方向へ接続
する回路47に挿入設置されたリリーフ弁48
と、を組合せて構成されており、絞り46二次側
の油圧を背圧としてリリーフ弁48に対し作用さ
せてある。したがつて同分流弁44は、絞り46
の一次側と二次側との油圧差が高められるとリリ
ーフ弁48のリリーフ油量が増大し同油圧差が低
められるとリリーフ弁48のリリーフ油量が減少
することで、絞り46の一次側と二次側との油圧
差を一定とするように制御し、もつて絞り46を
通つて流れる油量を一定に調整する。すなわち絞
り46側の回路45を分流弁44の調整流吐出回
路とし、リリーフ弁48側の回路47を分流弁4
4の余剰流吐出回路として、分流弁44が設けら
れているのであり、上記のように調整流吐出回路
である回路45を第2の油圧モータ42へと接続
して、同回路45を第2の油圧モータ42用の給
油回路に構成しているのである。
分流弁44の余剰流吐出回路である上記回路4
7は、作業部5の前記油圧シリンダ9,10,1
1ないしそのコントロールバルブ機構へと接続さ
れていて、分流弁44の余剰流を作動油として油
圧シリンダ9,10,11を伸縮動作させるよう
に、図られている。
第6図おいて49は、油圧クラツチ式変速装置
12の変速制御を行なうコントロールバルブで、
前記油圧クラツチ21−24の全てから作動油を
排出させて油圧クラツチ式変速装置12を中立状
態とする中立位置Nと、油圧ポンプ37の吐出回
路50から油を、前記した実公昭58−3936号公報
に開示されているような油圧漸増型の調圧弁51
により設定される油圧でもつて、何れか1個の油
圧クラツチ21,22,23もしくは24へと供
給し油圧クラツチ式変速装置12を変速伝動状態
とする作用位置、つまりクリープ位置C,1速位
置,2速位置,3速位置を、備えている。
同様に第6図において、52は第1及び第2の油
圧ポンプ38,39にて給送される作動油を収容
する油タンク、53は油圧クラツチ21−24用
の作動油を収容する油タンクで前記ミツシヨンケ
ース7と兼用させてあるもの、54は上記コント
ロールバルブ49のタンクポートから油タンク5
3へと油を排出する排油回路、55は作業部5の
油圧シリンダ9,10,11ないしそのコントロ
ールバルブ機構のタンクポートから油タンク52
へと油を排出する排油回路、56は第2の油圧モ
ータ42から油タンク52へと油を戻す排油回路
である。
また第2−5図において57は、ミツシヨンケ
ース7の一側壁外面上に装置されて油圧クラツチ
式変速装置12用の油路を形成する油路形成坂
で、油圧クラツチ用の油圧ポンプ37は該油路形
成坂57上でミツシヨンケース7の一側壁外面上
に設置され、また前記したコントロールバルブ4
9と調圧弁51も該油路形成板57上に設置され
ている。58は、ミツシヨンケース7の前面上に
設置されて前記出力軸16を選択的に制動するブ
レーキである。
この考案に係る図示のパワートランスミツシヨ
ン装置は、以上に説明して来たように構成されて
いて、第1の油圧ポンプ38により油圧駆動され
る第1の油圧モータ40にてミツシヨンケース6
の入力軸13がエンジン6回転数に見合つた速度
で回転駆動され、同入力軸13の回転が油圧クラ
ツチ式変速装置12により適宜に変速されてミツ
シヨンケース6の出力軸16へと伝達され、同出
力軸16から伝動を受ける左右の後輪2の回転駆
動により車輌が走行せしめられる。
そしてエンジン6にて駆動される第2の油圧ポ
ンプ39の回転数がエンジン6の回転数変動によ
り変動し、同ポンプ39の油吐出量が変動して
も、分流弁44の調整流吐出回路45に吐出され
第2の油圧モータ42へと供給される油流量は一
定に調整されるから、同第2の油圧モータ42の
回転数が一定に調整されることになり、この第2
の油圧モータ42によつて駆動される油圧クラツ
チ用油圧ポンプ37の駆動回転数が一定して、吐
出回路50に吐出される油流量が一定に調整され
ることとなる。したがつて油圧漸増型の調圧弁5
1によるクラツチ作用油圧の立上り制御、つまり
コントロールバルブ49が一の作用位置C,,
またはへと変位せしめられるときに、調圧弁
51の油圧設定用スプリング51a端を受ける制
御ピストン51b背後への絞り51cを介しての
徐々の油流入でスプリング51a荷重が徐々に高
められて、クラツチ作用油圧が正規油圧にまで
徐々に立上ることとする制御が、負荷変動等に基
づくエンジン6の回転数変動に無関係に行なわれ
ることとなつて、同油圧制御がやり易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を装備した全旋回
ホイル式バツクホーの側面図、第2図は同バツク
ホーにおけるミツシヨンケースの縦断側面図、第
3図は同ミツシヨンケースの、第2図とは異なる
縦断面に沿う縦断側面部分図、第4図は同ミツシ
ヨンケースの平面図、第5図は同ミツシヨンケー
スの正面図、第6図は上記実施例の油圧回路の回
路図である。 1……前輪、2……後輪、4……運転部、5…
…作業部、6……エンジン、7……ミツシヨンケ
ース、12……油圧クラツチ式変速装置、13…
…入力軸、14,15……パワーシフト軸、16
……出力軸、21,22,23,24……油圧ク
ラツチ、25,26,27,28……歯車、37
……油圧ポンプ、38……第1の油圧ポンプ、3
9……第2の油圧ポンプ、40……第1の油圧モ
ータ、41……給油回路、42……第2の油圧モ
ータ、43……吐出回路、44……分流弁、45
……調整流吐出回路、46……絞り、47……余
剰流吐出回路、48……リリーフ弁、49……コ
ントロールバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機体の前後方向での一端部上にエンジン6を塔
    載すると共に、油圧クラツチ式変速装置12を内
    装するミツシヨンケース7を機体の前後方向の中
    間部に、該ミツシヨンケース7の下端部を機体下
    面側に突出させて設置してある走行作業車におい
    て、 前記エンジン6により駆動される第1の油圧ポ
    ンプ38及び第2の油圧ポンプ39と、前記ミツ
    シヨンケース6の入力軸13を回転駆動する第1
    の油圧モータ40と、前記油圧クラツチ式変速装
    置12における油圧クラツチ21,22,23,
    24に対し油圧を供給するための油圧クラツチ用
    油圧ポンプ37を駆動する第2の油圧モータ42
    と、をそれぞれ設けて、上記第1の油圧ポンプ3
    8により上記第1の油圧モータ40を油圧駆動す
    るように構成すると共に、上記第2の油圧ポンプ
    39の油吐出回路43に接続して分流弁44を設
    け、この分流弁44の調整流吐出回路45を上記
    第2の油圧モータ42用の給油回路に構成し、 上記第1の油圧モータ40と上記した油圧クラ
    ツチ用油圧ポンプ37及び第2の油圧モータ42
    とをそれぞれ、前記ミツシヨンケース7の外面上
    に設置したことを特徴とする、走行作業車のパワ
    ートランスミツシヨン装置。
JP17845683U 1983-11-18 1983-11-18 走行作業車のパワ−トランスミツシヨン装置 Granted JPS6086663U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413131A (en) * 1977-06-29 1979-01-31 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd Device of transmitting travelling power in transfer agricultural machine* etc*

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413131A (en) * 1977-06-29 1979-01-31 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd Device of transmitting travelling power in transfer agricultural machine* etc*

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