JPH01173502A - 自動車用前照灯の傾斜測定器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明自動車用前照灯の傾斜測定器を以下の項目に従っ
て説明する。

Ａ、産業上の利用分野 Ｂ０発明の概要 Ｃ５従来技術 り３発明が解決しようとする問題点 Ｅ１問題点を解決するための手段 Ｆ、実施例［第１図乃至第４図］ ００反射鏡の支持手段［第５図乃至第７図］Ｈ１発明の
効果 （Ａ、産業上の利用分野） 本発明は新規な自動車用前照灯の傾斜測定器に関する。

詳しくは、自動車用前照灯内に配置された電球の前照灯
後部から突出した口金部に装着して自動車用前照灯の傾
斜を測定するための傾斜測定器を提供しようとするもの
である。

（Ｂ、発明の概要） 本発明自動車用前照灯の傾斜測定器は、自動車用前照灯
内に配置された電球のランプボディ後部から突出した口
金部に着脱自在に装着される本体に水準器を支持したも
ので、これによって、前照灯の向きを合わせるときは本
発明自動車用前照灯の傾斜測定器の本体を電球の口金部
に取着し、そこに支持された水準器を見ながら傾きを調
整することができるようにして、自動車用前照灯の向き
を正しく調整することを可能にしたものである。

（Ｃ，従来技術） 自動車用前照灯にあっては、車体に対して正しい向きで
取り付けられている必要があり、そのために、ランプボ
ディやランプボディに取着されたレンズ等に姿勢を決め
るための基準となる基準部を設け、該基準部の向きを適
当な調整用治具等によって測りながらランプボディが車
体に正しい向きで取り付けられるようにしている。　　
　゛（Ｄ、発明が解決しようとする問題点）しかしなが
ら、上記基準部を測定治具によるものはこれらの精度が
測定精度にかかわって来てしまうという問題がある。

（Ｅ、問題点を解決するための手段） 本発明自動車用前照灯の傾斜測定器は、上記した問題点
を解決するために、自動車用前照灯の後部から突出した
電球の口金部に着脱自在に装着される本体に水準器を支
持したものである。

従って、本発明自動車用前照灯の傾斜測定器に　　　−
あっては、本体を電球の口金部に取着し、そこに支持さ
れた水準器を視れば、自動車用前照灯の水平度を確認す
ることができるので、上記水準器を見ながら自動車用前
照灯の姿勢を調整することによって、車体に対する自動
車用前照灯の向きを正しく設定することが可能となる。

（Ｆ、実施例）［第１図乃至第４図］ 以下に、本発明自動車用前照灯の傾斜測定器の詳細を図
示した実施例に従って説明する。

先ず、反射鏡可動タイプの自動車用前照灯の概略につい
て説明する。

図中１が反射鏡可動タイプの自動車用前照灯である。

図中２は合成樹脂、強化合成樹脂等で型成形されたラン
プボディであり、前面が開口した容器状をしている。ま
た、該ランプボディ２の後部中央には挿通孔２ａが形成
されている。

３は透明な合成樹脂から成るレンズであり、ランプボデ
ィ２にその前面開口を覆うように被着されている。

４は反射鏡であり、ランプボディ２とレンズ３とによっ
て画成された灯室５内に傾動可能に支持されている。尚
、反射鏡４を支持する手段については後述する。

反射鏡４は前方に向いた回転放物面状の内面を有する反
射部４ａと該反射部４ａの周縁から前方へ向って略水平
に延びる周壁部４ｂとが一体に形成されて成る。

反射鏡４の反射部４ａの中央には電球取付筒６が後方に
向って一体に突設されている。

７は電球である。該電球７は口金部８と該口金部８に支
持されたガラス球９とから成り、ガラス球９内にフィラ
メント１０．１０が封入されている。

口金部８の軸方向における略中間の位置からフランジ１
１が突設されており、口金部８のうち該フランジ１１か
ら前の部分がガラス球保持部８ａとされ後の部分がコネ
クタ部８ｂとされている。そして、コネクタ部８ｂ内に
は複数の端子片１２．１２．１２が配置されている。

１３は自動車用前照灯の傾斜測定器である。該傾斜測定
器１３は本体１４と該本体１４に支持された水準器１５
とから成る。本体１４は主部１６と該主部１６の前端か
ら前方へ向けて突出された挿入部１７とが一体に形成さ
れて成る。そして、挿入部１７はその外径が前記電球７
のコネクタ部８ｂ内に内嵌され得る大きさとされ、かつ
、端子片１２．１２．１２が受は入れられる凹部１７ａ
を備えている。

そして、水準器１５は本体１４の主部１６の上面に固定
されている。該水準器１５はいわゆる気泡式のものであ
り、基台１８上に水平に載置された透明管１９内に適当
な液体２０を封入し、該液体２０と透明管１９の上面と
の間に小さな気泡２１が出来るようにしたものである。

そして、透明管１９の上面は中央が高くなるように緩や
かに湾曲しており、従って、透明管１９が水平に保たれ
ているときは、気泡２１が透明管１９の長手方向におけ
る中央に位置するようになっている。

２２．２２、・・・は透明管１９の上面に形成された目
盛であり、気泡２１の目盛２２．２２、・・・に対する
相対位置で透明管１９の傾斜角が読み取れるようになっ
ている。

しかして、このような自動車用前照灯の傾斜測定器１３
によって灯室５内にある反射鏡４の傾きを確認したいと
きは、本体１４の挿入部１７を反射ｉｔ４に支持された
電球７のコネクタ部８ｂに挿し込む。しかして、ランプ
ボディ２を車体に固定する際に水準器！５が水平を示す
ようにランプボディ２の向きを調整するなり、あるいは
また、ランプボディ２を車体に固定した後に反射鏡４を
傾動して水準器１５が水平を示すようにすることによっ
て、反射鏡４が車体に対して正しい向きとなるようにす
ることができる。

（Ｇ、反射鏡の支持手段）［第５図乃至第７図コ 反射鏡を灯室内に傾動可能に支持する手段としては既に
種々のものが提案され、かつ、実用に供されており、本
発明において支持手段を選ぶものではないが、ここにそ
の−例を参考のために第５図乃至第７図に示す。

反射鏡４はランプボディ２と３点で連結されている。即
ち、正面図（第５図）で見て、−側寄りの上方の点Ａで
固定支点部たる回動支点機構によって、Ａ点から水平に
延びる線上における他側に近い点Ｂ及びＡ点から垂直に
延びる線上の下端ニ近い点Ｃにおいて可動支点部たるエ
イミング機構によフてそれぞれ連結されている。

回動支点機構２３はランプボディ２から突設された球状
突起２４と反射鏡４に形成された球状凹部２５・とによ
って構成される。２６はロッドでその一端に球状突起２
４が、他端に蟻溝２７が形成され、該蟻溝２７がランプ
ボディ２に形成されたボス部２８に螺着され、これによ
ってロッド２６がランプボディ２に固定される。２９は
合成樹脂製のブロックで後方に開口した球状凹部２５を
有しており、そして、このブロック２９が反射鏡４の開
口縁後面に固定されたブラケット３０に固定され、更に
、このブロック２９の球状凹部２５に前記ロッド２６の
球状突起２４が嵌合され、ここに球継手状の回動支点機
構２３が構成される。

Ｂ点におけるエイミング機構３１はランプボディ２に回
転自在に支持されたアジャステインダスクリュー３２と
反射鏡４に支持されたナツト３３とから成る。ナツト３
３は合成樹脂により角ブロック状に形成されており、そ
の中央を前後に貫通する孔３４が形成されている。そし
て、ナツト３３の後面の貫通孔３４の周囲には環状の突
部３５が形成されている。又、ナット３３０両側面には
前記孔３４の軸方向と直交する方向に延びる係合溝３６
．３６が形成されており、この係合溝３６を構成してい
る２つの対向した面３７．３７は互いに溝３６が延びる
方向における中央で最も接近し両端部において最も離間
するような曲面とされている。３８は金属製のブラケッ
トで、反射鏡４の開口縁後面に溶接等により固着され、
後方へ延びる脚３９の後端から直角にしかも回動支点機
構２３の方へ折曲された支持片４０が一体に形成されて
いる。そして、支持片４０にはその先端に開口する長溝
状の係合切欠４１が形成されている。しかして、この係
合切欠４１の両側縁部をナツト３３の係合溝３６．３６
に係合することによって、ナツト３３がブラケット３８
の支持片４０に切欠４１に沿ってスライド可能なるよう
に支持される。４２はランプボディ２のナット３３取付
位置に対応した箇所に形成されたアジャステインダスク
リュー支承部で、後方へ突出した有底筒状体として形成
されている。このスクリュー支承部４２の底部相当部の
中央からは前方へ向けてボス部４３が一体に突設され、
このボス部４３にはこれを前後に貫通する挿通孔４４が
形成されている。そして、アジャステインダスクリュー
３２の中間部には鍔４５が形成されており、アジャステ
インダスクリュー３２はこの鍔４５がランプボディ２の
支承部４２後面と当接するまで支承部４２に形成された
挿通孔４４に後方から挿通され、その先端がナツト３３
の孔３４に螺合される。そして、ナツト３３の後面とス
クリュー支承部４２との間には圧縮コイルスプリング４
６がアジヤスティングスクリュー３２に外嵌された状態
で介挿される。このとき、コイルスプリング４６の前端
部はナツト３３に形成された環状突部３５に外嵌され、
又後端部は支承部４２に突設されたボス部４３に外嵌さ
れ、これによって、コイルスプリング４６の両端が安定
に位置決めされる。

しかして、エイミング機構３１におけるアジヤスティン
グスクリュー３２をナツト３３に対して捩じ込み又は捩
じ戻すと、ナツト３３の位置がアジヤスティングスクリ
ュー３２の軸方向に沿ってランプボディ２に対して前後
に移動することになる。尚、Ｃ点におけるエイミング機
構も上記エイミング機構３１と全く同じ構造を有してい
る。

従って、Ｂ、Ｃ点におけるアジヤスティングスクリュー
を適宜に操作することによって、反射鏡４を好みの方向
へと傾動することができる。即ち、反射鏡４を上下方向
に傾動させる場合は、Ｃ点におけるアジヤスティングス
クリューを操作すると良い。これによって、反射鏡４は
点ＡとＢとを結んだ線を軸として傾動する。又、反射鏡
４を左右方向に傾動させる場合は、点已におけるアジヤ
スティングスクリューを操作すれば良い。

尚、本発明自動車用前照灯の傾斜測定器を使用する自動
車用前照灯の反射鏡支持手段は第５図乃至第７図に示し
たものに限られるものではないことは言うまでもない。

（Ｈ，発明の効果） 以上に記載したところから明らかなように、本発明自動
車用前照灯の傾斜測定器は、自動車用前照灯の後部から
突出した電球の口金部に着脱自在に装着される本体と、
上記本体に支持された水準器とから成ることを特徴とす
る。

従って、本発明自動車用前照灯の傾斜測定器にあっては
、本体を電球の口金部に取着し、そこに支持された水準
器を視れば、自動車用前照灯の水平度を確認することが
できるので、上記水準器を見ながら自動車用前照灯の姿
勢を調整することによって、車体に対する自動車用前照
灯の向きを正しく設定することが可能となる。

尚、本発明自動車用前照灯の傾斜測定器は、反射鏡可動
タイプの自動車用前照灯ばかりでなく、ユニット可動タ
イプ、即ち、自動車用前照灯全体が車体に対して傾動す
るタイプの自動車用前照灯の傾斜を測定するのにも使用
することができることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明自動車用前照灯の傾斜測定器
の実施の一例を示すもので、第１図は一部を切り欠いて
示す垂直断面図、第２図は要部の斜視図、第３図は水準
器の側面図、第４図は水準器の平面図、第５図乃至第７
図は反射鏡を灯室に傾動可能に支持する手段の一例を示
すもので、第５図は正面図、第６図は第５図のＶｌ−Ｖ
ｌ線に沿う断面図、第７図は要部を示し、（Ａ）図は拡
大斜視図、（Ｂ）図は拡大分解斜視図である。 符号の説明 １・・・自動車用前照灯、　　７・・・電球、８・・・
口金部、 １３・・・自動車用前照灯の傾斜測定器、１４・・・本
体、　１５・・・水準器 ′ｇ　　ψ ・　・　　ゆ、ｎ唖 Ｐｒ＋の一一− ｒ−ｃｏ：ｌ！ツ９ ＫＰぐ１Ω 唖ぐい 第７図（Ａ） 拡大分解ｆＪｒ規図 ′：ｊＳ７図（Ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動車用前照灯の後部から突出した電球の口金部に着脱
   自在に装着される本体と、 上記本体に支持された水準器とから成る ことを特徴とする自動車用前照灯の傾斜測定器