JPH01169139A - ショックアブソーバ - Google Patents
ショックアブソーバInfo
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- JPH01169139A JPH01169139A JP62322895A JP32289587A JPH01169139A JP H01169139 A JPH01169139 A JP H01169139A JP 62322895 A JP62322895 A JP 62322895A JP 32289587 A JP32289587 A JP 32289587A JP H01169139 A JPH01169139 A JP H01169139A
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- Japan
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- liquid
- piston
- chamber
- casing
- pressure
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/36—Special sealings, including sealings or guides for piston-rods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、各種機械の可動部における停止或いは移送物
体の停止用として用いられるショックアブソーバに関す
る。
体の停止用として用いられるショックアブソーバに関す
る。
〈従来の技術〉
この種のショックアブソーバとして、アキュムレータを
用いることなく、液体室内に進入する作動ロッドの体積
分を吸収することのできるものが、本出願人により先に
提案されている(特願昭61−310167号参照)。
用いることなく、液体室内に進入する作動ロッドの体積
分を吸収することのできるものが、本出願人により先に
提案されている(特願昭61−310167号参照)。
これを、第3図に示すと、4oは金属製の中空ケーシン
グであり、その内部には液体室41と調圧室42とを有
している。43は液体室41内で往復動可能に装填され
たビストンであり、作動ロッド44の下端付近に固定さ
れている。45はピストン43の厚み方向即ちストロー
ク方向に貫通して形成された液体通孔である。46は調
圧室42内に配設された遊動ピストン、48は調圧室4
2の端部に取り付けられた軸受47との間に介装された
圧縮スプリング、49は遊動ピストン46の外周にリン
グ状に埋め込み配設された液体シール用のパツキン、5
0は遊動ピストン46の内周面にリング状に埋め込み配
設された液体シール用のパツキンである。
グであり、その内部には液体室41と調圧室42とを有
している。43は液体室41内で往復動可能に装填され
たビストンであり、作動ロッド44の下端付近に固定さ
れている。45はピストン43の厚み方向即ちストロー
ク方向に貫通して形成された液体通孔である。46は調
圧室42内に配設された遊動ピストン、48は調圧室4
2の端部に取り付けられた軸受47との間に介装された
圧縮スプリング、49は遊動ピストン46の外周にリン
グ状に埋め込み配設された液体シール用のパツキン、5
0は遊動ピストン46の内周面にリング状に埋め込み配
設された液体シール用のパツキンである。
尚、これらのパツキン49.50は、図示のように夫々
横断面略U字形状のリング状に形成されている。
横断面略U字形状のリング状に形成されている。
前記液体室41はピストン43を境として下液体室41
aと蓄液室としての主液体室41bの2室に分割されて
おり、遊動ピストン46の下面が主液体室41bにおけ
る可動隔壁を形成している。
aと蓄液室としての主液体室41bの2室に分割されて
おり、遊動ピストン46の下面が主液体室41bにおけ
る可動隔壁を形成している。
今、作動ロッド44が上方から外力Wを受けて下降する
と、ピストン43を押し下げるので、下液体室41a内
の液体は液体通孔45を通って主液体室41bに移入す
る。
と、ピストン43を押し下げるので、下液体室41a内
の液体は液体通孔45を通って主液体室41bに移入す
る。
コノ時、ピストン43のストローク長がSlであるとす
れば、その長さだけ作動ロッド44が液体室2内に進入
することになる。この作動ロッド44が進入した部分の
体積分だけ液体が排除されて液圧が高(なり、遊動ピス
トン46をスプリング48の弾発力及びパ、:、キン4
9.50における摩擦抵抗に抗して上方へ押圧して摺動
移動せしめる。
れば、その長さだけ作動ロッド44が液体室2内に進入
することになる。この作動ロッド44が進入した部分の
体積分だけ液体が排除されて液圧が高(なり、遊動ピス
トン46をスプリング48の弾発力及びパ、:、キン4
9.50における摩擦抵抗に抗して上方へ押圧して摺動
移動せしめる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、このようなショックアブソーバにおいては、
液体シール用のパツキン49゜50の作用・効果におい
て、次のような不都合があった。
液体シール用のパツキン49゜50の作用・効果におい
て、次のような不都合があった。
即ち、上述のように、ピストン43の作動ロッド44が
液体室41内に進入して高圧で遊動ピストン46を押し
上げる際に、ピストン43の下降が停止して液体が主液
体室41bに移入し終わっても、遊動ピストン46は慣
性力が作用するため止まりきれず、更に、図の上方へと
移動しようとする。即ち、遊動ピストン46が上方へと
オーバーランの状態となる。
液体室41内に進入して高圧で遊動ピストン46を押し
上げる際に、ピストン43の下降が停止して液体が主液
体室41bに移入し終わっても、遊動ピストン46は慣
性力が作用するため止まりきれず、更に、図の上方へと
移動しようとする。即ち、遊動ピストン46が上方へと
オーバーランの状態となる。
これによって、上液体室41b側の体積は増えようとす
るため、その上方の調圧室42(略大気圧)よりも負圧
となり、同時に遊動ピストン46外周面と中空ケーシン
グ40内周面間の摺動接触面、および遊動ピストン46
内周面と作動ロッド44外周面間の摺動接触面も夫り負
圧となってしまい、パツキン49゜50は調圧室42か
らの加圧を受けてその外形が凹む方向に変形する。
るため、その上方の調圧室42(略大気圧)よりも負圧
となり、同時に遊動ピストン46外周面と中空ケーシン
グ40内周面間の摺動接触面、および遊動ピストン46
内周面と作動ロッド44外周面間の摺動接触面も夫り負
圧となってしまい、パツキン49゜50は調圧室42か
らの加圧を受けてその外形が凹む方向に変形する。
この結果、前記両槽動接触面の間隙を介して調圧室42
内のエアが上液捧呈41b内に流入し、液体にエアが混
入してしまう。
内のエアが上液捧呈41b内に流入し、液体にエアが混
入してしまう。
このように液体にエアが混入してしまうと、作動ロッド
44の待機位置が変化してしまい、該作動ロッド44に
連結される各種機械の可動部や移送物体の停止位置が変
化してしまうという問題点が生じる。
44の待機位置が変化してしまい、該作動ロッド44に
連結される各種機械の可動部や移送物体の停止位置が変
化してしまうという問題点が生じる。
更にエアの混入により緩衝力が著しく低下して正常な作
動ができなくなるものでる。
動ができなくなるものでる。
このような問題点を解決するには、パツキン49.50
のシール効果を高めるべ(、パツキン49.5nと中空
ケーシング40内周面及び作動ロッド44外周面間の圧
着力を高めれば良いが、パツキン49.50が移動しつ
つシールを行う箇所であるから、圧着力増大によるパツ
キン49.50の摩擦抵抗の増大は、遊動ピストン46
のスムーズな摺動移動を阻害しショックアブソーバとし
ての通用範囲が制約されることとなり、また、パツキン
49.50の摩擦力増大による摩耗や損傷の発生も促す
。
のシール効果を高めるべ(、パツキン49.5nと中空
ケーシング40内周面及び作動ロッド44外周面間の圧
着力を高めれば良いが、パツキン49.50が移動しつ
つシールを行う箇所であるから、圧着力増大によるパツ
キン49.50の摩擦抵抗の増大は、遊動ピストン46
のスムーズな摺動移動を阻害しショックアブソーバとし
ての通用範囲が制約されることとなり、また、パツキン
49.50の摩擦力増大による摩耗や損傷の発生も促す
。
そこで、本発明は以上のような従来の実情に鑑み、パツ
キンによる液体シールの改善により、液体内へのエアの
混入を防止し、もって各種機械の可動部や移送物体の停
止を確実に行うことのできるショックアブソーバを提供
することを目的とする。
キンによる液体シールの改善により、液体内へのエアの
混入を防止し、もって各種機械の可動部や移送物体の停
止を確実に行うことのできるショックアブソーバを提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するだめの手段〉
、=のため本発明は、液体室内で往復動可能なピストン
に液体の抵抗を作用させることにより、ケーシング外に
突出した作動ロッドへの衝撃を緩和するように設けたシ
ョックアブソーバにおいて、前記液体室内の液体を液体
通路を介して一時的に貯留するケーシング内に設けられ
た蓄液室と、該蓄液室に貯留された液体圧力によってケ
ーシング内を液密に押圧移動される遊動ピストンと、を
含んで構成される一方、前記遊動ピストンのケーシング
内における摺動部に介装される横断面略U字形状のリン
グ状パツキンの凹状空間部と液体室とを連通ずる液体導
入路を設けた。
に液体の抵抗を作用させることにより、ケーシング外に
突出した作動ロッドへの衝撃を緩和するように設けたシ
ョックアブソーバにおいて、前記液体室内の液体を液体
通路を介して一時的に貯留するケーシング内に設けられ
た蓄液室と、該蓄液室に貯留された液体圧力によってケ
ーシング内を液密に押圧移動される遊動ピストンと、を
含んで構成される一方、前記遊動ピストンのケーシング
内における摺動部に介装される横断面略U字形状のリン
グ状パツキンの凹状空間部と液体室とを連通ずる液体導
入路を設けた。
〈作用〉
係る構成では、作動ロッドが液体室内に進入することに
より、高圧で遊動ピストンを押す際に、蓄液室の高圧の
液体がリング状パツキンの凹状空間部に速かに導入され
る。これによって、パツキンの凹状空間部には蓄液室と
同等の液圧が加えられ、該パツキンは外形すなわち外、
内周の方向へ膨らむように変形し、パツキン外周面とケ
ーシング内周面、および/又は作動ロッドとの間の圧接
力が高まる。
より、高圧で遊動ピストンを押す際に、蓄液室の高圧の
液体がリング状パツキンの凹状空間部に速かに導入され
る。これによって、パツキンの凹状空間部には蓄液室と
同等の液圧が加えられ、該パツキンは外形すなわち外、
内周の方向へ膨らむように変形し、パツキン外周面とケ
ーシング内周面、および/又は作動ロッドとの間の圧接
力が高まる。
このように圧接力が高まると、液体が蓄液室に移入し終
わった場合に慣性による遊動ピストンがオーバーランし
て前記の負圧現象が生じても、パツキンによる気密性が
高くなるので調圧室から液体室へのエア流入が阻止され
る。
わった場合に慣性による遊動ピストンがオーバーランし
て前記の負圧現象が生じても、パツキンによる気密性が
高くなるので調圧室から液体室へのエア流入が阻止され
る。
また、パツキンの圧接力が大きくなるので遊動ピストン
のオーバーラン自身も抑制されるので液体室側が負圧と
なることが阻止され、エアが液体室内に流入するのを防
止できる。
のオーバーラン自身も抑制されるので液体室側が負圧と
なることが阻止され、エアが液体室内に流入するのを防
止できる。
尚、パツキン外周面とケーシング内周面との間の圧接抵
抗力は作動ロッドへの外力の大きさに連動して増減する
から、外力の大きさに応じた遊動ピストンのスムーズな
移動が保証されるとともに、パツキンの摩擦力増大によ
る摩耗や損傷等の不都合も生じることはない。
抗力は作動ロッドへの外力の大きさに連動して増減する
から、外力の大きさに応じた遊動ピストンのスムーズな
移動が保証されるとともに、パツキンの摩擦力増大によ
る摩耗や損傷等の不都合も生じることはない。
〈実施例〉
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図に基づいて本発明の第1実施例を説明する
。
。
なお、この図において、第3図と同一要素のものには同
一符号を付して説明を而単にする。
一符号を付して説明を而単にする。
遊動ピストン46における中空ケーシング40内の摺動
部に介装されるパツキン49゜50の凹状空間部49a
、50aと上液捧呈41bとを夫々連通する液体導入路
51.52が遊動ピストン46に形成されている。
部に介装されるパツキン49゜50の凹状空間部49a
、50aと上液捧呈41bとを夫々連通する液体導入路
51.52が遊動ピストン46に形成されている。
そして、かかる構成によると、作動ロッド44が上液捧
呈41a内に進入することによって上液捧呈41bに流
入した高圧の流体で遊動ピストン46を押し上げる際に
、上液捧呈41bの高圧液体の一部がパツキン49゜5
0の凹状空間部49a、50aに夫々導入される。これ
によって、凹状空間部49a。
呈41a内に進入することによって上液捧呈41bに流
入した高圧の流体で遊動ピストン46を押し上げる際に
、上液捧呈41bの高圧液体の一部がパツキン49゜5
0の凹状空間部49a、50aに夫々導入される。これ
によって、凹状空間部49a。
50aには上液捧呈41bと同一の液圧が加えられるの
で、これらパツキン49.50は外形が膨らむ方向すな
わち径の内・外の方向に変形し、パッキン49外周面と
中空ケーシング40内周面間及びパッキン50内周面と
作動ロッド44外周面間の圧接力および抵抗力が夫々高
まる。
で、これらパツキン49.50は外形が膨らむ方向すな
わち径の内・外の方向に変形し、パッキン49外周面と
中空ケーシング40内周面間及びパッキン50内周面と
作動ロッド44外周面間の圧接力および抵抗力が夫々高
まる。
このように圧接抵抗力が高まると、液体が上液捧呈41
bに移入し終わった場合に慣性による遊動ピストン46
のオーバーランが防止されるので上液捧呈41bが負圧
となるのが抑制されるだけでな(、たとえオーバーラン
して負圧現象が生じても、パツキン49゜50の強い圧
接力によりシール力が増大して調圧室42内のエアが上
液捧呈41b内に流入するのを防止できる。
bに移入し終わった場合に慣性による遊動ピストン46
のオーバーランが防止されるので上液捧呈41bが負圧
となるのが抑制されるだけでな(、たとえオーバーラン
して負圧現象が生じても、パツキン49゜50の強い圧
接力によりシール力が増大して調圧室42内のエアが上
液捧呈41b内に流入するのを防止できる。
この結果、作動ロッド44の待機位置が変化することが
なく、作動ロッド44に連結される各種機械の可動部や
移送物体の停止位置が変化してしまうことがない。
なく、作動ロッド44に連結される各種機械の可動部や
移送物体の停止位置が変化してしまうことがない。
また、エア混入による緩衝力の低下を生じることもない
。
。
尚、パッキン49外周面と中空ケーシング40内周面間
及びパッキン50内周面と作動ロッド44外周面間の圧
接抵抗力は作動ロッド44に対する外力の大きさに連動
して増減することとなるので、その外力に応じた遊動ピ
ストン46のスムーズな移動が保証されるとともに、パ
ツキン49.50の摩擦力増大による摩耗や損傷の発生
も促すことはない。
及びパッキン50内周面と作動ロッド44外周面間の圧
接抵抗力は作動ロッド44に対する外力の大きさに連動
して増減することとなるので、その外力に応じた遊動ピ
ストン46のスムーズな移動が保証されるとともに、パ
ツキン49.50の摩擦力増大による摩耗や損傷の発生
も促すことはない。
次に、本発明の他の実施例を第2図に基づいて説明する
。
。
図において、ショックアブソーバのアウターチューブ1
の一端からは作動ロッド2が突出している。
の一端からは作動ロッド2が突出している。
アウターチューブ1の内部にはインナーチューブ3が収
納されており、このインナーチューブ3の一端は部材4
により閉止され、他端は隔壁5により閉止されて液体室
としてのシリンダ6が形成されている。シリンダ6内に
は、作動ロッド2の一端に固定されたピストン7がイン
ナーチューブ3の内周面に摺動可能に配設される。イン
ナーチューブ3の外径はアウターチューブ1の内径より
小径で、これによりアウタ−チューブ1内周壁とインナ
−チューブ3外周面間に筒状の流路9が形成される。ま
た、インナーチューブ3の長手方向略中央部の周壁には
複数のオリフィス3aが穿設され、シリンダ6内室と流
路9と連通している。
納されており、このインナーチューブ3の一端は部材4
により閉止され、他端は隔壁5により閉止されて液体室
としてのシリンダ6が形成されている。シリンダ6内に
は、作動ロッド2の一端に固定されたピストン7がイン
ナーチューブ3の内周面に摺動可能に配設される。イン
ナーチューブ3の外径はアウターチューブ1の内径より
小径で、これによりアウタ−チューブ1内周壁とインナ
−チューブ3外周面間に筒状の流路9が形成される。ま
た、インナーチューブ3の長手方向略中央部の周壁には
複数のオリフィス3aが穿設され、シリンダ6内室と流
路9と連通している。
隔壁5は、その一端がインナーチューブ3の他端内周面
に嵌合しており、他側はアウターチューブlの内周面に
Oリング10を介して液密に嵌合している。また、隔壁
5の長手方向中央部には段部5aが形成されている。
に嵌合しており、他側はアウターチューブlの内周面に
Oリング10を介して液密に嵌合している。また、隔壁
5の長手方向中央部には段部5aが形成されている。
段部5aの外径はインナーチューブ3の外径と路間−で
、この段部5aの外周面と、咳段部5aに対応する位置
で拡径されたアウターチューブlの内周面とにより環状
の空間11が形成され、この空間11に流路9が連通し
ている。また、段部5aにはその軸心と略直交する流路
12が貫通形成され、両端が前述の空間11に開口して
いる。
、この段部5aの外周面と、咳段部5aに対応する位置
で拡径されたアウターチューブlの内周面とにより環状
の空間11が形成され、この空間11に流路9が連通し
ている。また、段部5aにはその軸心と略直交する流路
12が貫通形成され、両端が前述の空間11に開口して
いる。
隔壁5の中心部には流路12と略直交する流路13が貫
通形成されている。この流路13における流路12との
交差部13Cより下方の流路13Bは流路12と略同径
であり、また、交差部13Cより上方の流路13Aには
逆止弁14が介装されている。逆止弁14は球状の弁体
15と、この弁体15がシリンダ6内へ放出されるのを
防止するビン16とからなる。
通形成されている。この流路13における流路12との
交差部13Cより下方の流路13Bは流路12と略同径
であり、また、交差部13Cより上方の流路13Aには
逆止弁14が介装されている。逆止弁14は球状の弁体
15と、この弁体15がシリンダ6内へ放出されるのを
防止するビン16とからなる。
隔壁5の下方には液体が貯留される蓄液室31が形成さ
れ、蓄液室31の下方には遊動ピストン32が配設され
ている。この遊動ピストン32はアウターチューブ1の
内周面に嵌合固定されたライナー33に摺動自由に嵌挿
されている。遊動ピストン32の外周面中央部にはシー
ル用のパツキン34が装着されており、蓄液室31内の
液体の漏洩を防止している。このパツキン34は、図示
のように横断面略U字形状のリング状に形成されている
。
れ、蓄液室31の下方には遊動ピストン32が配設され
ている。この遊動ピストン32はアウターチューブ1の
内周面に嵌合固定されたライナー33に摺動自由に嵌挿
されている。遊動ピストン32の外周面中央部にはシー
ル用のパツキン34が装着されており、蓄液室31内の
液体の漏洩を防止している。このパツキン34は、図示
のように横断面略U字形状のリング状に形成されている
。
また、遊動ピストン32とアウターチューブ1の他端に
加締め固定された閉止部材36にはエアロ35が開設さ
れている。該エアロ35には、遊動ピストン32の摺動
空間33aに圧縮エアを供給する機能と該空間33aか
らエアを排出する機能とを有するエア供給・排出装置の
端末(図示せず)が接続される。
加締め固定された閉止部材36にはエアロ35が開設さ
れている。該エアロ35には、遊動ピストン32の摺動
空間33aに圧縮エアを供給する機能と該空間33aか
らエアを排出する機能とを有するエア供給・排出装置の
端末(図示せず)が接続される。
ここで、パツキン34における凹状空間部39と蓄液室
31とを連通ずる液体導入路38が遊動ピストン32に
形成されている。
31とを連通ずる液体導入路38が遊動ピストン32に
形成されている。
かかる構成において、作動ロッド2が外力を受けた時に
、オリフィス3a及び流路9゜12.13Bを介して圧
送されたシリンダ6内の液体はM液室31に導入し、遊
動ピストン32を図中下方に押圧する。
、オリフィス3a及び流路9゜12.13Bを介して圧
送されたシリンダ6内の液体はM液室31に導入し、遊
動ピストン32を図中下方に押圧する。
そして、かかる構成によると、蓄液室31に流入した高
圧の流体で遊動ピストン32を押し下げる際に、高圧液
体の一部が液体導入路38を介してリング状パツキン3
4の凹状空間部39に導入される。これによって、パツ
キン34の凹状空間部39に液圧が加えられ、該パツキ
ン34は外形が膨らむ方向に変形し、パッキン34外周
面とライナ−33内周面との間の抵抗力が高まる。
圧の流体で遊動ピストン32を押し下げる際に、高圧液
体の一部が液体導入路38を介してリング状パツキン3
4の凹状空間部39に導入される。これによって、パツ
キン34の凹状空間部39に液圧が加えられ、該パツキ
ン34は外形が膨らむ方向に変形し、パッキン34外周
面とライナ−33内周面との間の抵抗力が高まる。
このように圧接力・抵抗力が高まると、作動ロッ]・′
2が停止して液体の蓄液室31移入が終わった場合に、
慣性による遊動ピストン32のオーバーランを抑制でき
るだけでなく、たとえオーバーランして蓄液室31が空
間33aよりも負圧になっても、遊動ピストン32の摺
動接触面の間隙を介してエアが蓄液室31内に侵入する
ことが阻止される。
2が停止して液体の蓄液室31移入が終わった場合に、
慣性による遊動ピストン32のオーバーランを抑制でき
るだけでなく、たとえオーバーランして蓄液室31が空
間33aよりも負圧になっても、遊動ピストン32の摺
動接触面の間隙を介してエアが蓄液室31内に侵入する
ことが阻止される。
この結果、作動ロッド2の待機位置が変化することがな
く、作動ロッド2に連結される各種機械の可動部や移送
物体の停止位置が変化してしまうことがない。
く、作動ロッド2に連結される各種機械の可動部や移送
物体の停止位置が変化してしまうことがない。
また、蓄液室31やシリンダ6内の液体室中にエアが混
入することがないので、緩衝力の低下を来たすことがな
い。
入することがないので、緩衝力の低下を来たすことがな
い。
尚、かかる実施例においても、パッキン34外周面とラ
イナ−33内周面との間の摩擦抵抗は蓄液室31に移入
する液体圧力に連動して変化するので、外力の大きさに
応じた′iFi動ピストン32のスムーズな移動が保証
されるとともに、パツキン34の摩擦力増大による摩耗
や損傷の発生も促すことはない。
イナ−33内周面との間の摩擦抵抗は蓄液室31に移入
する液体圧力に連動して変化するので、外力の大きさに
応じた′iFi動ピストン32のスムーズな移動が保証
されるとともに、パツキン34の摩擦力増大による摩耗
や損傷の発生も促すことはない。
(発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、遊動ピストンのケ
ーシング内における摺動部に介装される断面略U字形状
のリング状パツキンの凹状空間部に液体を導入させるよ
うにした構成により、パツキン外周面とケーシング内周
面との間および/又はパツキン内周面と作動ロッドとの
間の圧接力を高めることができるので、液体が遊動ピス
トン側の液体室に移入し終わった場合に慣性による遊動
ピストンのオーバーランを防止できるとともに、たとえ
オーバーランがあってもシール性を保持できる。従って
エアが液体室内に流入するのを防止でき、作動ロッドの
待機位置が変化することがなく、作動ロッドに連結され
る各種機械の可動部や移送物体の停止位置が変化してし
まうことがないとともに、エア混入による緩衝力の低下
を防止することができる。
ーシング内における摺動部に介装される断面略U字形状
のリング状パツキンの凹状空間部に液体を導入させるよ
うにした構成により、パツキン外周面とケーシング内周
面との間および/又はパツキン内周面と作動ロッドとの
間の圧接力を高めることができるので、液体が遊動ピス
トン側の液体室に移入し終わった場合に慣性による遊動
ピストンのオーバーランを防止できるとともに、たとえ
オーバーランがあってもシール性を保持できる。従って
エアが液体室内に流入するのを防止でき、作動ロッドの
待機位置が変化することがなく、作動ロッドに連結され
る各種機械の可動部や移送物体の停止位置が変化してし
まうことがないとともに、エア混入による緩衝力の低下
を防止することができる。
また、パツキン外周面とケーシング内周面との間の圧接
力は液体が蓄液室に移入する際の圧力に連動して変化す
るので、外力の大きさに適応した摩擦抵抗となり遊動ピ
ストンのスムーズな移動が保証されるとともに、パツキ
ンの摩擦力増大による摩耗や損傷の発生も防止できるも
のである。
力は液体が蓄液室に移入する際の圧力に連動して変化す
るので、外力の大きさに適応した摩擦抵抗となり遊動ピ
ストンのスムーズな移動が保証されるとともに、パツキ
ンの摩擦力増大による摩耗や損傷の発生も防止できるも
のである。
第1図は本発明に係るショックアブソーバの一実施例を
示す縦断面図、第2図は他の実施例を示す縦断面図、第
3図は従来のショックアブソーバを示す縦断面図である
。 2.44・・・・・・作動ロッド 3a・・・オリフィス 6・・・・・・シリンダ 7・・・・・・ピストン 9.11.12.13・・・・・・流路31・・・・・
・蓄液室 32.46・・・・・・遊動ピストン 34.49.50・・・・・・パツキン38.51.5
2・・・・・・液体導入路39.49a、50a・・・
・・・凹状空間部41・・・・・・液体室 41b・・・主液体室 45・・・・・・液体通孔
示す縦断面図、第2図は他の実施例を示す縦断面図、第
3図は従来のショックアブソーバを示す縦断面図である
。 2.44・・・・・・作動ロッド 3a・・・オリフィス 6・・・・・・シリンダ 7・・・・・・ピストン 9.11.12.13・・・・・・流路31・・・・・
・蓄液室 32.46・・・・・・遊動ピストン 34.49.50・・・・・・パツキン38.51.5
2・・・・・・液体導入路39.49a、50a・・・
・・・凹状空間部41・・・・・・液体室 41b・・・主液体室 45・・・・・・液体通孔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 液体室内で往復動可能なピストンに液体の 抵抗を作用させることにより、ケーシング外に突出した
作動ロッドへの衝撃を緩和するように設けたショックア
ブソーバにおいて、前記液体室内の液体を液体通路を介
して一時的に貯留するケーシング内に設けられた蓄液室
と、該蓄液室に貯留された液体圧力によってケーシング
内を液密に押圧移動される遊動ピストンと、を含んで構
成される一方、前記遊動ピストンのケーシング内におけ
る摺動部に介装される横断面略U字形状のリング状パッ
キンの凹状空間部と液体室とを連通する液体導入路を設
けたことを特徴とするショックアブソーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62322895A JPH01169139A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | ショックアブソーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62322895A JPH01169139A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | ショックアブソーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01169139A true JPH01169139A (ja) | 1989-07-04 |
Family
ID=18148811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62322895A Pending JPH01169139A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | ショックアブソーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01169139A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7011193B2 (en) * | 2004-02-13 | 2006-03-14 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Rod guide and seal system for gas filled shock absorbers |
JP2007255446A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Fuji Latex Kk | ショック・アブソーバ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629743B2 (ja) * | 1980-07-19 | 1987-03-02 | Suzuki Jidosha Kogyo Kk |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP62322895A patent/JPH01169139A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629743B2 (ja) * | 1980-07-19 | 1987-03-02 | Suzuki Jidosha Kogyo Kk |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7011193B2 (en) * | 2004-02-13 | 2006-03-14 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Rod guide and seal system for gas filled shock absorbers |
JP2007255446A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Fuji Latex Kk | ショック・アブソーバ |
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